2007年07月

2007年07月31日 12:00

第54回さっぽろ夏祭り・福祉協賛大通納涼ガーデン「THEサッポロビヤガーデン」会場(札幌市中央区大通8)で31日、「コンサドーレ札幌DAY」としてトークショーが行われる。午後6時30分から芳賀ら選手数人、午後8時から三浦監督が登場する。

(北海道新聞 引用)


2007年07月30日 11:47

 道内関係の比例代表候補では、共産党前職の紙智子さん(52)が早々と再選を確実にしたほか、自民党前職の橋本聖子さん(42)や各党の新人三候補が、札幌市内の事務所やホテルで開票状況を見守った。

 札幌市中央区にある紙さんの事務所には、午後八時すぎに当選確実の知らせが入った。紙さんは支持者らとともに万歳し、「こんなに早く当確が出るなんて」と、満面の笑みを浮かべた。

 「安倍政権を倒したいという有権者の思いが強かった」と、選挙戦を振り返る紙さん。支持者を前に護憲、格差解消、年金問題など直面する政治課題を挙げながら、「自民、民主の二大政党の流れの中、共産党としての役割を果たさなければ」と、口元を引き締めた。

 三選を目指す橋本さんは選挙期間中、道外へ一歩も出ずに道内を遊説した。比例候補としては大きな「かけ」だったが、与党に対する逆風にさらされて予想外の苦戦。三十日午前二時現在でも結果が判明せず、事務所に集まった約百人の支持者から「いつ決まるんだ」とため息が漏れた。橋本さんは市内のホテルで開票状況を見守った。

 社民党新人の山口たかさん(57)の選挙事務所には支持者ら約二十人が集まった。選対幹部は「民主党にばかり票が集まっている」と唇をかんだが、社民党道連の山内恵子代表は「山口さんの当選を期待している」と望みをつないだ。

 共産党新人の岡千陽さん(44)、国民新党新人の伊東秀子さん(63)も市内の事務所などで吉報を待ったが、当選は難しい情勢だ。

 北海道関連の候補では、民主党新人の相原久美子さん(60)と、三選を目指す公明党前職の渡辺孝男さん(57)が当選確実。自民党新人の義家弘介さん(36)は東京都で結果を待った。

(北海道新聞 引用)


2007年07月29日 12:23

洋菓子製造販売のきのとや(札幌、長沼昭夫社長)は、東京の有名カフェだけで販売している「北海道いちごプリン」を八月一日から道内でも売り出す。胆振管内豊浦町産のいちご、上川管内美瑛町産の牛乳を原料に使い、ヒット商品「酪農チーズプリン」と肩を並べる人気があることなどから、販売拡大を決めた。

 「いちごプリン」は東京都港区の「天現寺カフェ」の要望で作られた。食感なめらかで、果肉を多く残すいちごジャムが底に入っている。国内各地の人気店のスイーツを提供する同店でも「いちごプリンは一日百五十個売れる。ダントツの一番人気」(広報担当者)という。

 いちごは豊浦の農業生産法人「果夢里」から仕入れている。豊浦いちごの品質の高さに着目した長沼社長が今季二トンを確保。その後、天現寺カフェ向けの商品開発が決まり「道産いちごの知名度向上に」(長沼社長)とプリンを誕生させた。

 一個三百五十七円。札幌市内の直営四店で販売する。

 「先輩格」のチーズプリン(一個三百十五円)も発売から今年六月までの一年間で五十万個を売り上げる好調で、いちごプリンの追い風にも反映しているといえそうだ。

(北海道新聞 引用)


2007年07月28日 11:44

今年、創業百周年を迎える日本製鋼所室蘭製作所と九十周年の室蘭信用金庫がそれぞれ、二十八日の「室蘭ねりこみ」で使うみこしを節目の年に合わせて新調した。日鋼室蘭製作所は鉄の塊「鋼塊」をイメージし、室蘭信金はクジラの模型をみこしの中心に据えるなど工夫を凝らした。

 ねりこみは二十七日に開幕するむろらん港まつりのメーン行事。今年は職場や町会など十八グループが、みこしを担いで中央町地区を練り歩く。

 日鋼室蘭製作所がみこしを新調したのは十年ぶり。高さ三メートルで、社章の形に合わせ八角形。重さは約五百キロある。同製作所のグループ会社がデザインし、二カ月かけて完成させた。

 みこし本体は鉄鋼部品の材料となる巨大な鉄の塊「鋼塊」をイメージし、四方に白で社章を描いた。本体を囲うように小さな鳥居を前後左右に配し、「あらゆるお客さまの注文に高い技術で応えたい」との思いを込めた。

 一方、十二年ぶりに新調した室蘭信金のみこしは高さ三・八メートルで、重さ二百五十キロ。

 登別市の日本工学院北海道専門学校の学生がデザインした。

 海をイメージした直径二メートルの青色の円盤の上に室蘭のシンボルであるクジラの模型を設置。白鳥大橋の支柱を表現したやぐらで模型を囲った。クジラの背中からは九十周年のロゴマークが突き出て、電動で回るよう仕掛けを施した。電飾を多用し、同信金は「みこしの概念を打ち破る、かわいらしいみこしができた」と話している。
(北海道新聞 引用)


2007年07月27日 12:49

コンサドーレ札幌は二十八日、サガン鳥栖戦が行われる札幌厚別公園競技場で、来場者向けイベント「コンサドーレ夏祭りin厚別」を開く。

 夏休みに入って最初の土曜日のゲームを親子で楽しんでもらおうと企画した。開場を普段より一時間早い午後一時として、縁日を開設。ヨーヨー釣りや輪投げ、「キックターゲット」などを楽しんでもらう。

 浴衣姿の来場者には、プレー中の選手の写真を印刷したうちわをプレゼント(男性は甚平でも可)。マスコットのドーレくんも浴衣で登場し、希望者と記念撮影する。会場をチームカラーで染める「赤黒プロジェクト」もある。四月の東京ヴェルディ戦に続く今季の第二弾で、選手の入場時には広げ、組み立てるとサンバイザーになる赤と黒の紙を来場者全員に配る。

 キックオフは同四時。チケットなどの問い合わせは北海道フットボールクラブ(電)858・5310へ。

(北海道新聞 引用)


2007年07月25日 11:08

【美瑛】燃え盛る大たいまつを掲げた男たちが町を練り歩く「第十九回那智・美瑛火祭(ひまつり)」が二十四日夜、上川管内美瑛町で行われた。

 一九八八年の十勝岳噴火を機に、山の安全祈願と美瑛を開拓した先人への感謝の気持ちを込め、町民有志が八九年に始めた。和歌山県熊野地方出身者が美瑛の開拓に当たったことから、熊野神社の「那智火祭」にちなんだ。

 白装束にえぼし姿の若者約五十人が長さ約一・五メートル、重さ約三十キロの大たいまつ十二本を交代で担ぎ、市街地約五百メートルを練り歩いた。

 「おりゃ、おりゃ」と威勢の良い掛け声を上げて男たちが通り過ぎると、火の粉が夜空に飛び散り、沿道を埋めた人たちから歓声が上がった。

(北海道新聞 引用)


2007年07月24日 10:48

【湧別】浜の夏を彩る「ゆうべつ大漁みなとまつり」(実行委主催)が21、22の両日、湧別漁港特設会場で開かれた。22日は呼び物の水上むかでレースが同漁港内で行われ、夏の日差しの下、水しぶきを上げて競争する姿に、大勢の観客が声援を送った。

 二日続けて最高気温が二十五度を超え、夏本番。二十一日に約三千発を打ちあげた花火大会を含め、期間中、町内外から訪れた約八千人の観客でにぎわった。

 二十二日は湖陵中の湖陵太鼓で幕開け。漁船の海上パレードが開幕に花を添えた。水上むかでレースは小学生から大人まで合わせて三十四チームが参加。三人一組で、三つ連なった浮輪にまたがり、往復六十メートルを「背泳ぎ」するレースで、転覆したりコースから脱線するチームが出るたび、会場は大きな笑い声に包まれた。

 優勝賞金十万円とホッカイシマエビ十キロがかかった大人の部では、初出場の湖陵中教諭でつくる「湖陵シブがき隊」が五十三秒の好タイムで優勝した。

 会場内では百二十キロの毛ガニを使った鉄砲汁が一杯百円で提供されたほか、今が旬のホッカイシマエビや、カレイなどが普段より一割以上安い価格で並び、買い求める人たちの長い列ができていた。
(北海道新聞 引用)


2007年07月23日 11:15

<高校野球南北海道大会:駒大苫小牧15−0函館工>◇22日◇札幌円山◇決勝

 駒苫フィーバーで熱く燃えるスタンドの裏で、実は球場内も慌ただしかった。犯人は母校の応援に訪れた、駒大苫小牧卒の楽天・田中将大投手(18)。パニックを避けるための大包囲網が敷かれていた。

 “円山狂想曲”の始まりは前日21日の夜。北海道高等学校野球連盟(高野連)に「マー君が観戦にくる」という連絡が入った。「スタンド(観戦)も考えたんですが、やっぱり危険でしょ」と道高野連の坂本理事長。急きょバックネット裏の本部席に観戦席を設置した。

 この日は球場に到着するとすぐに用意された部屋へと入った田中。「(昨)秋に負けた試合も見ていたし、どう成長したかが楽しみ」と後輩の戦いぶりに熱い視線を送った。しかし試合中にも騒ぎは起きた。トイレに立つと、廊下ですれ違った食堂の職員から「キャー!」と叫声があがり、サインをねだられるハプニング。心休まる時はない。

 試合後は3分間の取材タイム。30人を超える報道陣に一斉に囲まれたが「打線もいい状態でつながって、走塁の意識も高い。甲子園も一致団結してやってほしい」と快勝での5連覇にニッコリ。最後は「後輩の試合を見て、僕もこれを励みにして頑張っていきたいです」。慌ただしい一日となったが、前日21日の球宴で6失点したショックは吹っ切れたようだ。
(日刊スポーツ 北海道版 引用)


2007年07月22日 11:27

<全パ5−11全セ>◇21日◇フルキャスト宮城

 野球場は戦いのリングだ! 日本ハム森本稀哲外野手(26)が「走攻守+笑」で観衆を魅了した。試合前の爆笑パフォーマンスに加え、3打数2安打1打点で優秀選手賞の100万円を獲得。「ダブルでうれしい。今日はばっちりだったでしょ」と自画自賛の「物まねショー」だった。

 試合前の選手紹介で戦士と化した。上半身裸にトレードマークの緑色のトランクスで、ムエタイボクサーになりきった。西武カブレラにキックも浴びたが、場違いな格闘家の出現に球場内がドッと沸いた。その姿のまま、君が代独唱も真剣に聞き入った。20日のとんがり頭には「ちょっと滑り感が…」と苦笑いしたが、この日は「喜んでもらえてホッとした」とやり遂げた表情に変わっていた。

 アイデアはとんがり頭と同じく2週間前に浮かんだ。ボクシンググローブ、パンツ、モンコンと呼ばれる頭飾りなどの衣装は、急きょ取り寄せた本格的なもの。「あれで本物の試合ができるらしいですよ」と胸を張った。テーマを「戦う男」と表現したように、1回表に守備に就く全パの選手たちをベンチ前で待ち構え、軽めのパンチなどでゲキを飛ばした。

 途中出場の試合でも魅せた。2打席目に今年の球宴初安打を放つと、続く打席には巨人内海から適時打も放った。マルチ安打に1盗塁も決め、6回の守備では中堅後方の大飛球をランニングキャッチし、大きな拍手をもらった。グラウンドでは真剣プレーで、初球宴だった昨年に続き、2年連続の優秀選手賞を実力でゲットした。

 「やってみたら自分が楽しむのが一番だった。本当は本塁打を打ちたかったけど、シーズン1本の力だからこんなもんでしょう」と笑った。この日の衣装は球団が札幌に運び、札幌ドーム内の展示コーナーに飾られる見込み。「後半戦にいい形で入れますね」。全パを鼓舞した森本が、今度は首位チームに闘魂を注入する。
(日刊スポーツ 北海道版 引用)


2007年07月21日 11:05

【旭川】第89回全国高校野球選手権(八月八日から15日間・甲子園)の北北海道大会は二十日、旭川スタルヒン球場で決勝を行い、駒大岩見沢(空知支部)が9−2で旭実(旭川支部)を破り、9年ぶり3度目の夏の甲子園出場を決めた。

 昨年まで南空知支部の代表は南北海道大会に出場してきたが、今春、北空知と統合されてできた空知支部は北北海道に編入されたため、同校は初めて北北海道代表として甲子園に出場することになる。

 駒大岩見沢は一回、打者一巡の猛攻で4点を奪って流れをつかむと、六回と七回にも2点ずつを加えて試合を決めた。先発の白崎は得意のスライダーを効果的に使って的を絞らせず、旭実打線を2点に抑えた。

 旭実は元からの北北海道地区の強豪として意地を見せたかったが、初回の4失点が最後まで重くのしかかった。

 南北海道大会は二十一日に準決勝、二十二日に決勝を行う予定。


(北海道新聞 引用)