2014年10月30日

熱狂の先に 〜 開口一番と登山 〜

2014-10-27-22-08-27開口一番、凄かったですねえ。10月27日の夜についてはこちらにじっくり書いたので是非、是非お読み下さい。これでもまだまだ足りないのですが。火曜のバイト帰り、自宅にPCが無いので吉祥寺のネカフェで終電間際まで書いてました。

本当に、ホストの私たちが手のつけられないイベントになってきて、これからどこへ行くんだろう?なんて思っちゃうのですが、同時にこれだけ進化して盛り上がっている今こそ、兜の緒を締めるわけじゃないですが、より多くの人を巻き込んで、先に進みたいという気持ちを強くしています。だって、あの空間はもうみんなに直に触れてもらうしかないし、触れてほしいから。

次回は年末12月29日です。爆発的な2014年の締めくくりにしましょう。そして、来年1月24日は大阪・心斎橋のライヴハウス、酔夏男(よかにせ)で開口一番初の関西公演をやります。東京からホスト、楽器隊、パフォーマー、お客さんみんなでハイエースを貸し切り弾丸ツアーの予定です。関西の皆さんも是非、開口一番の輪に入りましょう!

そう、先日のWest Word Worldツアーの最後、大阪の神社巡りの後に酔夏男に下見に行ってきたのですよ。

2014-10-27-21-13-05そしてごく個人的な視点で開口一番を振り返ってみると、私もこの日は弾き語りしないと前の記事で書いておきながら、やらずにはいられませんでした。それは、やはりサトマルさんの事があったからだと思います。あのHOMEの場でサトマルさんには見せれなかったし、もう見せられないけど、思いきり声を出せてよかったです。ヒエさんが「言葉は生き続ける」と言ったけど、言葉を先へ運ぶという決意を新たにできたし、良い機会になりました。

【2014年10月27日 開口一番@渋谷HOME セットリスト】
1.お疲れ様ドリンク様
2.鋼鉄川柳

(写真撮影:norikoさん感謝!)

絵レ氣ギターについて、ドラマーのジュンさんに「ギターとテキストが完全に一体化して、進化している」と言われたのが嬉しかったです。

2014-10-26-15-40-22さて、開口一番の前日は多摩の奥地・青梅市の御岳山に鎮座する武蔵御嶽神社へお参りしてきました。きっかけは先日の記事で紹介した、私が河内の丹比で存在を知ったメタルゴッド、蔵王権現こと安閑天皇がこの神社に祀られていると知ったこと。登山という運動にもなり一石二鳥と思い、行きは御嶽駅から歩いて、バスもケーブルカーも使わず1時間半ほどかけて足で山頂の神社まで行きました。結構勾配がきつくてしんどい部分もあったけど、やっぱり山の中って、神社とか関係なくそこを歩くだけで心が清浄になるようで、気持ちの切り換えにはもってこいの場所だなと思いました。大事な場所です。森林を登り続け、山頂に近づくとそこは小さな町。この展開も良いですね。そして武蔵御嶽神社はそれほど境内は広くないけど見所盛り沢山。まず宝物殿で国宝の赤糸威大鎧(日本三大鎧の一つ。畠山重忠が奉納) などを鑑賞。私には赤糸威大鎧も良かったのですが隣に展示されていた紫裾濃大鎧の方がカラフルかつ厳かで気に入りました。何でも「武蔵」の国名は日本武尊(ヤマトタケル)がこの山に武具を蔵したのが由来だと。そして参拝。メタルゴッドに守山ダダマと仮想音楽の繁栄を祈願。そして本殿の周りにある多数の摂社にもお参りして、いろんな願い事をしてきました。それぞれの社に祀られている祭神の記載が案内板とパンフレットで異なるのが気になりましたが。パワーは沢山貰えました。そして、参拝後に門前町で食したくるみそばが半端なく美味かった! 健康的な天下一品、そんな感じの蕎麦でした。炭火焼の団子も良かったなあ。

image帰りはケーブルカーとバスを使い、御嶽駅からホリデー快速に乗って熟睡すればあっという間に新宿の大都会。買い物をして、高円寺に引き返し、鈴木知文さんの企画・サケサケサミットを鑑賞。(写真は3月のもの) 赤城山のアンダーソンさんや上村隆さんも観れて良かった。そして何より、知文さんの歌声はいつも以上に力強く響いて、「人生ライブ」や「自問自答」、何度も聴いてる曲だけどこの時が最高に私の胸を打ち、泣きました。シンプルで、わかりきってるつもりのことでも、やはり声にし続けないと体得できない、刻まれない。本当にこの日の知文さんの歌には勇気付けられました。終演後にお話しもして、高円寺駅まで一緒に帰ったのですが、その話しぶりからも、この人に「侍」を感じました。11月29日、ますます楽しみになってきました。皆さんも是非知文さんの人生ライブに触れに来て下さい。

そういえば、サミットは山頂。私はこの日、御嶽と高円寺で、二つの偉大な山に登ったわけです。
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dadama2005 at 09:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0)想楽 | 日記

2014年10月25日

俺も弾き語りだ

2014-10-24-22-01-26

11月29日の『ムサシノシャオ』のフライヤー、カラー版を作りました。本当はイラストレーター(もしくはGIMP?)を使って印刷業者にデータ入稿して…という流れできちんとしたフライヤーを作りたかったのですが、いかんせん今は自宅にPCが無い、そしてお金も無いので、ネットカフェでWordを使ってのチープなカラーフライヤーとなりました。それでも我ながら良い感じの仕上がりじゃないかと思っています。私以外の出演者の写真は、私が以前に撮影したライヴ時のものを使わせて頂きました。断りを入れずにすみません。ただ、それぞれの姿を見て頂ければ、紹介もキャッチコピーもなくていいかなと思います。

このイベントのコンセプトは以前からお伝えしている通り、「言葉も音も同じだ!」ということです。表現スタイルは一見バラバラでも、根底(魂底)にあるものは一つであることを感じてほしい。

朗読も弾き語りも同じ。と言えば、11月16日に九州大分に私を呼んで下さったガットギター弾き語りのにしやまひろかずさんが、告知で私を他の出演者の皆さん同様「弾き語りの人」として紹介して下さっています。これは嬉しい!

枯山水の海も立派な海。私の絵レ氣ギターも立派なギターとして堂々と弾きます。朗読ですが。いや、朗読も弾き語りも一緒なのです。だから私は堂々と弾き語りをしたい。以前にはイベントによっては告知で自分の名前の所だけわざわざ横に(詩人)とか(詩の朗読)と書かれることがありましたが、正直良い思いはしなかった。実際に観て判断すればいいことですから。これからは音楽イベントでも普通に「弾き語り」として、弾き語りを名乗って出たいです。それが仮想音楽家のあるべき姿じゃないかと思うようになりました。

「シャオ」は、自分のめざすべき目標でもあるのだと改めて気づきました。これも大事な動機付けだと。本当に言葉と音の違いを無にしてどうでもよくするための闘いに、決意を新たにします。

勿論音楽イベントに限らず、どんな場所でもこのスタイルを貫いて、ジャンルの壁を取っ払っていきたいです。

中国の伝説上の「韶」は詩も歌も舞も一緒くたにした総合芸術ですが、私の「シャオ」では一人一人の表現者の「魂の総合性」を多くの人に味わってもらいたいです。

11月29日は色々な「演奏」が観られますよ。みんな弾き語りです。ルネ・シェヴィリコフスキは紙という楽器を使って語るし、東京未開封も、上のフライヤーの写真には映っていませんが相方と呼ぶサンプラーを用いて吠えます。

たくさんの熱いシャオで真冬を忘れられますように。

想楽守山流Presents
『ムサシノシャオ 〜 冬の吉祥寺熱叫祭 〜 』

11月29日(土)
OPEN 18:30/START 19:00
吉祥寺 南郷7丁目

入場料1500円+ドリンク代

[出演]
守山ダダマ
鈴木知文
川口純平
藤原愛
羅久井俊介
笹田美紀
東京未開封
ルネ・シェヴィリコフスキ
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dadama2005 at 17:38|PermalinkComments(0)TrackBack(0)想楽 | 告知

2014年10月23日

とにかくやる

2014-10-21-22-57-37

エロ漫画家で芸人で役者でもあったサトマルさんが10月18日、肺炎によりお亡くなりになりました。昨日、知りました。

私は表現活動を通じてサトマルさんにとてもお世話になった者の一人です。多芸なサトマルさんは地元の下井草でお笑いイベントを主催していて、又吉究さん、ヒエさん、アルカディアの北条さんなどとも繋がる幅広い人脈をお持ちでした。下井草のイベントに客として観に行ったのが初対面だったと憶えています。終演後に是非私の朗読を観たいと言ってくれて、ステージに上がらせてもらいました。

その後、私が定期開催していたオープンマイク・吉読や開口一番に何度も参加して、場を盛り上げてくれました。また、昨年2月のダダマリサイタル(ワンマンライヴ)も観に来て下さって、貴重な写真を沢山撮って頂けました。サトマルさんには思い出があり過ぎます。

今年6月30日の開口一番でお会いしたのが最後になってしまいました。元々重い病を抱えているのは知っていましたが、あの時は元気そうだった。エロトークがキレッキレで輝いていた。

帰り道、宮益坂で少しお話しする機会がありました。その時、「ダダマさん変わっちゃいましたねえ〜」と、いつもの笑顔ながら、ちょっとがっかりした感じで言われたことが忘れられません。サトマルさんにお会いするのは1年以上前のリサイタル以来で、その日の開口一番では私はパフォーマンスをせず、ホストMCに徹していたのですが、サトマルさんには何かが見えていたのかもしれません。それから私の最近の活動の細かい話もしたのですが、これが最後の会話になってしまったことが、悔しくてなりません。

確かに自分は何かが変わった。変わってしまった。進化してきたつもりでも、失ったものもあるというのは、最近強く感じていたことです。47都道府県ライヴ制覇や、仮想音楽と韶を広めるというのは表面的な目標で、もっと別の、深い動機付けが欲しいと思いながら、どうすればいいのかわからず、気持ちが萎えることもしばしばあります。そんな時に届いた訃報。

今までにも近しい人を亡くしたことは何度かありますが、亡くした人一人一人に対して、悔いと言うか、心残りがあります。もっとその人を見たかった、その人の声を聞きたかった。そしてその人に見せたかったものがあるし、言いたいことがある。それはこれからも増えてキリがないのかもしれません。それにしても、悔しい。もっと一期一会、一瞬一瞬を大切に生きなきゃいけないと思います。

これから、サトマルさんの期待にどこまで応えられるかわからないし、自分がどうしていくべきか答えもまだ見つからない。ただ、とにかく守山ダダマの表現活動は続けなきゃいけない。続けなければ答えは見つからない。最近私は先のことを考え過ぎなのかもしれません。誰よりも自分がガツガツしていたはずが、その気がなくなって、他の人がガツガツしているのが羨ましかったり、理解できなくなるときもあります。しかしそれは、気にしすぎなだけなのかもしれません。

一本一本のステージを全力で生きる。今、宣言できることはそれだけです。表現をやりきることで、ご縁に報いたい。

サトマルさん、お世辞抜きで、いい人でした。いつもいい笑顔でした。ありがとうございました。



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dadama2005 at 00:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0)日記 | 想楽

2014年10月21日

金属神と怨霊

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前の記事で触れた、河内松原駅前でおばさんに尋ねられて存在を知った「広国神社」。そこに祀られているのが安閑天皇(勾大兄広国押武金日命)で、蔵王権現と同一視されています。蔵王権現は正しくは金剛蔵王権現といい、金属の神とされています。安閑天皇が蔵王権現と同一視されるのは、名前に「金」が入っているから。また、「勾(まがり)」は「真銅(まかり)」を意味するともいわれ、金属の生産に携わる豪族との繋がりを指摘する見方もあります。安閑天皇は殆ど実績がない天皇で在位3年ほどで亡くなっているので、こじつけのような感も否めませんが、メタルゴッドなわけです。

また安閑天皇は一説には天皇に即位しておらず、父親の継体天皇(今城塚古墳の中の人?)とともに内乱により殺されたともいわれています。真偽は定かでないものの、志半ばで亡くなった感はあります。安閑の跡を継いだ弟の宣化天皇もすぐに亡くなっています。宣化の跡を継いだのは安閑・宣化の弟の欽明天皇で、聖徳太子のお祖父ちゃん。彼の時代に仏教が日本に伝わるのですが、彼は安閑・宣化とは腹違いで、実は天皇家が分裂し、安閑・宣化の朝廷と欽明の朝廷が戦を起こしたという説もあります。勝者の欽明側が、敗者の安閑の怨霊を鎮めるために蔵王権現として祀ったのではないかと。

安閑天皇 宣化天皇 履中天皇、墨江之中津王、反正天皇、允恭天皇

そういえば蔵王権現は憤怒の形相をしています。金剛という名、金属、怒り、怨み…やはりメタルゴッドです。そんなわけで、私は歴代天皇のなかでも弩マイナーで空気のような存在の安閑天皇に勝手に親しみを覚えました。肖像画もないので、上の左の写真の人を安閑天皇と思うことにします。思えば、河内松原駅前であのおばちゃんに声をかけられなければ、このメタルゴッドを知ることもなかったわけです。ありがとう、おばちゃん。俺も広国神社に行けばよかった。東京にメタルゴッドを祀る神社がないか調べてみたら、青梅市の御岳山(みたけさん)、武蔵御嶽神社の主祭神の1柱が安閑天皇でした。近いうちに運動目的も兼ねて御岳山に登ろうと思います。ラウドパークには行けなかったけど、せめてメタルゴッドに会いに行こう。そのうち広国神社も御嶽神社もメタルファンの集う神社になればいいと思います。それにしても安閑という諡(おくりな)、壇ノ浦で亡くなった安徳天皇もそうですが、皮肉と言うか切ない…しかし哀愁もメタルの大事な要素です。

あとついでと言っては失礼ですが、安閑の弟・宣化天皇も地味すぎてかわいそうなので、アンサイクロペディアに従って上の中央の画像の人を肖像としましょう。せんか→やらないかという意味です。私が先日参拝した丹比神社の祭神の1柱であり、やはり丹比郡と関わりが深かったかもしれない人。黒姫山古墳の中の人かもしれません。そういえば隣の安閑天皇も同性愛者ですね。また丹比神社の主祭神・反正天皇も、百舌鳥三陵の一つに葬られていながらマイナー過ぎるので写真を載せておきます。上の右の写真の右から2番目の人間山脈・一人民族大移動(c古舘伊知郎)です。古事記の記述によればこれ以上の体格のようですが。国のトップの人のはずなのに「反」という字が諡に付いているのも面白いです。

古事記のファンタジーぶり&キチガイぶりも好きですが、古代史の謎の多さは詮索をしまくれる楽しさもありますね。続きを読む

dadama2005 at 01:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0)歴史 | 音楽

2014年10月17日

枯山水浴・古墳浴・古代ロマンと芸術の力 〜 京阪旅行記 〜

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大阪・新福島さばのゆ温泉での一コマ。(辻本さん撮影感謝!) アコギスタイルの守山ダダマです。仮想弾き語り、弾き語りの枯山水。こういうのもやります。

West Word Worldツアー、いろいろあり、失敗もありましたが実り豊かに終了しました。4日間に私に関わった皆さん、本当にありがとうございました!!

ライヴ以外に見てきたものについて振り返ります。

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11日は早朝京都に着いて、ネカフェでひと休みした後に竹田の城南宮へ移動。神社としても良いのですが、庭園が噂以上に絶品でした。時代ごとに様々なタイプの庭があり、水のある平安・室町の庭も最高に美しく落ち着き、また芝生を海に見立てた桃山の庭も素晴らしく想像力を高めてくれました。その後、できれば大徳寺の枯山水群へ移動したかったのですが時間の関係で断念し、京都駅から程近い東福寺へ昨年4月以来の参拝。こちらの方丈庭園の枯山水もやはり絶景でした。上右の写真の、白砂の海に浮かぶ石組は瀛洲・蓬莱・壺梁という三つの仙人島を表しています。

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前の記事で綴った一日の翌日は、門真市古川橋へ、過去2回出演させて頂いた門真P.A.D.を観に行きました。台風直撃の日でしたが、観に行かずにはいられなかった。京都磔磔で共演したGEKiRINのライヴが観れなかったのは残念でしたが、瑳琉未紗暁さんやチャーハンさんのパフォーマンスが観れて良かったし、またNEXT ORDERと菩須彦さんのコラボもやはりカッコ良かった。NEXT ORDERの人たちはきっとドリーム・シアターやメタリカが好きなんだろうな+エクスペリメンタルな感じも良かったです。他にもダンスやライヴペインティングも凝っていて楽しめました。まさに嵐に負けないパワー・オブ・アートでした。あと余談ですが会場の門真市民文化会館小ホールの緞帳が日本書紀の茨田堤の逸話を描いたもので、転換時にその緞帳をバックにメタリカの曲が流れていたのがシュールで良い音+風景でした。

夜は本来なら心斎橋で、先月富山で出会ったアリババの治さんのライヴに参加する予定でしたが、流石に台風の影響で中止に。他にも魚嘆さんのお店「ら」など行きたい場所がありましたが、どこもお休み。風雨が強まりJRも全線運休して閑散とした大阪の街でしたが、そんな中でも果物を売り歩いている八百屋の女の子がいて、甘い梨を買い、ついでに私のフライヤーを渡してちゃっかり営業しちゃいました。続きを読む

dadama2005 at 00:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0)歴史 | 美術

2014年10月13日

大阪で原点に帰る

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2014-10-12-23-03-22おはようございます。今は台風接近中の大阪・野田駅近くのホテルにいます。まだ晴れています。

昨日の日曜日は昼間に新福島のさばのゆ温泉というお店にて河野宏子さん主催のポエトリーイベント『ブラック★サンデー』に出演しました。温泉という名前ですが15畳の座敷にちゃぶ台の、人の家のような喫茶店。書棚のラインナップもユニークな、風変わりなお店です。(東京に本店があるそうです)

前日の京都と打って変わって、詩の朗読が好きな人たちが集まって小さな集会のようなイベント。思えば私の表現活動はこういう空間から始まった。詩人の初心に帰って、京都で沈みかけた自分を立て直すことができました。

お客さんが座布団を敷いて見つめる中、立ってパフォーマンスするのが違和感があって、写真(辻本真季さん撮影)では立っていますが、途中は座ってアコギ風の絵レ氣ギターを持って朗読をしたりしました。この日はとにかく「言葉を聞かせる」ことにいつも以上に意識を集中させて演りました。真っ当な「朗読」をするのだというつもりで。そのことで新しい可能性も見えてきた気もします。これも温故知新でしょうか。皆さん守山ダダマに喜んでくれたようで良かったです。

他の出演者は全員、素直に良かったと思える、素敵なライヴでした。オープンマイクも朗読の上手い人揃い。ブッキングライヴの方も、13ヶ月のお子さんとのコラボまで魅せてくれた河野さんの微笑ましいお母さん朗読、清楚で情感溢れる名古屋の馬場めぐみさんの朗読、そして関西の重鎮・池上宣久さんの可笑しくも鬼気迫るパフォーマンスと朗読…本当に素敵な言葉の宴でした。

今回のツアーに誘ってくれた桑原滝弥さん。二日間間近でその朗読と人となりに触れて、改めて凄さを痛感しました。もう人間のスケールからして、みんなと違うし、まさしくプロで、男から見てもイイ男です。こういう人が女性のハートを掴み、男たちも引き込んでいくんだなと。いや、桑原さんのような人は他にいないでしょう。とてつもない表現力、人間力をまざまざと見せつけられ、学びの多すぎる二日間でした。

自分はとても桑原さんには追いつけないし、高い目標も持てない。でも昨日のライヴで、また自信を取り戻した、と言うか新しい自信を持てたし、やはり続けなきゃいけない、守山ダダマを続けようという気になれました。今までは他人そして自分自身に対する視野が狭かったのかなと思います。何かを目指さなきゃいけない、誰よりものし上がらなきゃいけない、というのではなく、もっと広い視野から、ゆとりを持って自分も他者も見ていこうと思えました。

観に来てくれた川原寝太郎さんから「もう関西人じゃないですか」と言われましたが、本当に大阪が故郷のように思えました。やっぱ好きやねん、なんて。原点に帰り、またスタートしようと決意するきっかけをくれた河野さん、そして桑原さん、さばのゆ温泉に集まった皆さん、深く深く御礼申し上げます。ありがとうございました!!

imageimageちなみにイベント前にはさばのゆ温泉の下にあるカレー屋・パンニャのチキンカレーをいただきました。あのキッチュこと松尾貴史さんのお店だそうです。これも美味しかったけど、他の人たちが注文したキーマカレーがもっと美味しそうだった。さばのゆ温泉もかわいい女の子の店員さんがいて面白いお店だし、是非また行ってみたいです。

イベント後は近くの居酒屋で打ち上げ。ここでも楽しいひとときでした。そして打ち上げの後、池上さんと寝太郎さんと三人で歩いて中之島へ。ここで劇団維新派の野外公演が行われていて、舞台に隣接した屋台村でおなじみ西天満マギーが出店していることもあって、行ってみたのです。人けのない倉庫地帯を進むと突然現れる光と音。中へ入ると賑やかな秘密の楽園。寝太郎さん曰く「映画の中にいるような」、素晴らしいロケーション。維新派の公演自体は観れなかったけど、屋台村では大阪市内の沢山の飲食店が出店を出していろいろな料理とお酒を味わえて遊び場やライヴスペースもあり、これだけでも充分楽しめる場所でした。マギーの甘酒を飲み、そして他の各店でモンゴルパンやらワインやらを味わい、店員さんと仲良くなったり、本当に気持ち良かったです。芝居も面白そうでしたが。芝居が終わった後、観劇に来て昼間のさばのゆ温泉にも来てくれた横浜在住の詩人川島むーさんと合流。4人で野田駅まで、楽しい帰り道でした。

imageそれにしても、池上さんはマジでヤバかった! 朗読を間近で観ながら、この人狂ってる!と思いました。勿論良い意味で。そして中之島への移動中や野田への帰り道、自転車を引きながらトークに熱中して、豚の丸焼きやアストロ球団の名場面の話になると車道で足を止めてそのシーンを再現したり、とにかく面白い人でした。東京でも共演したいです。

東京は進撃の詩人が盛り上がったそうで何よりです。今回は留守してしまったけど、また参加できればと思います。

大阪で原点回帰。でもやっぱり京都でのライヴは今思うと悔しいです。ここからまた、アウェイを攻めていこうと思います。まだまた守山ダダマの朗読を魅せていきます。

【2014年10月12日 ブラック★サンデー@新福島さばのゆ温泉 セットリスト】
1.我々は屁をこいた
2.ヤラカセセカイ
3.お疲れ様ドリンク様
4.苦しみのポチ
5.たこ焼きと絶望
6.鋼鉄川柳

【守山ダダマ出没予定】
10/27(月) 渋谷HOME (司会)
11/ 7 (金) 高円寺4th
11/11(火) 代官山山羊に、聞く?
11/16(日) 大分fsoundcafe
11/29(土) 吉祥寺南郷7丁目(主宰)
…and more!


dadama2005 at 12:10|PermalinkComments(2)TrackBack(0)想楽 

2014年10月12日

詩人は退かない

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おはようございます。京都・四条のホテルにいます。

夕べは二条の公○食堂というお店での、chori君、桑原滝弥さんとのスリーマンライヴでした。皆さんありがとうございました!

自分としては最悪の出来になってしまいました。久々に失敗した、という感覚です。

場所の空気をつかめなかった、と言うか自分に負けてしまったと思います。

告知でもわかることでしたが、食堂というだけあって、ステージがあるにせよ会場に来るのは食事目当てのお客さんたち。座席はステージ向きではなく、お客さんが食べている横で朗読をするという感じです。

しかし、表現目当てじゃない人たちの前で魅せてこそ本物の表現者。こういう場所でこそ真価が問われる勝負です。私もこういう場所は何度も経験しているはずでしたが、昨日は何かが違っていた。出だしはお客さんも観て聞いてくれて、良い感じでしたが、それが続かなかった。MCなど後先のことは考えていなかったこともあって、自分の中に不安が出てきた。朗読を続けながらも、飲食しながら会話に夢中のお客さんたちを何とか振り向かせなければ、耳を傾けてもらわなければ、と意識する余り、自分の声が自分の声、韶じゃなくなっていた。遠くに響かせようとしながら、実は内側に籠る言葉になってしまっていたと思います。

これが自分の実力かと思うと、とても凹んだ。そしてこれを立て直そうという気力も、正直起きなかったし、以前と違って奮起するのが面倒臭い自分がいるのも事実でした。

ライヴは第二部もあって、お客さんも少なくなった時間では絵レ氣ギターをファイルに持ち替え、吹っ切れたつもりで演って、思った以上に韶が出せたのですが、内心楽しくはなかったです。

桑原さんとchori君はやはり凄かった。人を引き込むセンスと力が、やはり半端じゃなかった。イベントの前後に話してわかったことでもありますが、並々ならぬ意欲を持っています。表現者なら当たり前のことでしょうが、彼らには確固たる自信があります。私にも自信はあるつもりでしたが、どこへ行っても場違いなことをやって引かない自信があるつもりでしたが、昨日は何か違った。と言うか元々自分はお客さんに依存してるだけで、自信はもぬけの殻だったんじゃないかと思いました。

守山ダダマと仮想音楽と韶の概念を後世に残す、と言っても本当に自分はそれがしたいのかもわからなくなったし、面倒臭いし、とにかく疲れてるみたいです。

でもその半面、懐かしい感覚もあります。朗読を始めた頃はライヴを終える度にあー失敗した、と落ち込んで、悔しさでいっぱいになっていたように思います。夕べは久々にその感覚を味わったようでした。桑原さんに檄を飛ばされるのも久しぶりだなあと。今は落ち込みはあるけど悔しさがあまりない感じですが、良いきっかけなのかなと思います。

詩人とプロレスラーに引退はない。というのが持論ですが、引退したいなと思うときはあります。ただ詩人は生きてる以上死ぬまで言葉を吐いていく。言わなくてもいいことをどうしても言いたくて、言わずにいられなくて詩を吐き続ける。これは詩人の業(カルマ)なのだと思います。

今日は今日で、大阪の皆さんと言葉の悦びを分かち合えたらと思います。この後、新福島のさばのゆ温泉で、宜しくお願いします。

「ブラック★サンデー」
2014年10月12日(日)
場所:大阪・さばのゆ温泉
http://sabanoyu.oyucafe.net/

出演者:
桑原滝弥(from東京)
守山ダダマ(from東京)
池上宣久
馬場めぐみ(from名古屋)
河野宏子
※オープンマイクあり


そして東京の皆さんはこちらへ!

進撃の詩人
@渋谷ラストワルツ
http://t.co/pr5QgEAvIe
10月12日17:30open
普通3000/1D
Guest2000/1D
[出演]ANCELL、東京未開封、笹田美紀、ルネ・シェヴィリコフスキ…and more!

2014-10-11-22-25-44それにしても公○食堂の合鴨親子丼は美味かった! お店もとても良い感じでした。

【2014年10月11日 詩人は公○の輪郭にたちあがる@二条公○食堂 セットリスト】
(第1部)
1.金太郎飴の正しい食べ方
2.電車とホームの間
3.違い
4.詩信
(第2部)
1.俺の透明のビニール傘を返せ
2.本気の冗談
3.それでも生きるマニア
4.俺様は四塁手


dadama2005 at 08:41|PermalinkComments(0)TrackBack(0)想楽 

2014年10月10日

WWWツアーの始まり始まり

2014-09-21-20-29-07


こんばんは。いよいよ関西ツアーが始まります。今夜、夜行バスで京都へ向かいます。

第二の地元と呼んでいて、もう今年だけで行くのは5回目になりますが、行きも帰りも夜行バスを選んだ今回のツアーは3泊6日。ダダマ史上最長の関西滞在になると思います。

最近いろいろなストレスが溜まっているのか、何をするにも気が重い時がしばしばあります。そして先日、あの武田鉄矢がうつ病だったというニュースを見て驚き、自分もネットのうつ病診断をやってみたら、「境界」という症状のようでした。もともと多ジャンルの境界にいる人間ではありますが。

そんな状況でも、いざライヴとなると、練習には気合いが入るし俄然やる気になります。自然と体も心も前のめりになるんです。

朗読の練習を重ねるうちに、書かれたテキストの言葉、一言一言、一字一句を一音一音にするとき、改めてこれは演奏なんだ、読奏だと痛感します。この言葉を、しっかり聞かせなきゃいけない。ミュージシャンが楽器を通して良い音を聞かせたいと思うのと同じだと思うのです。普段話すときの発声とは違う感覚、それが韶(シャオ)です。音と同じ効果の言葉。それは言葉でしか表せない音でもあります。

桑原滝弥さんに「ダダマと一緒に関西を回りたい」とお誘いを受け、実現したツアーは京都、大阪ともに詩人中心のイベントになります。京都と大阪とでは別々の味を出すつもりです。

京都ではポエトリー界の貴公子・choriとポエトリーアイドル・桑原滝弥との3マン。(オープンマイクもありますが) 詩と詩の朗読の界隈でchori君と桑原さんの名を知らない人はいないでしょう。二人とも長いキャリアともの凄い実力の持ち主です。その二人と自分が名前を並ばされるのは、拷問と言ってもいいものです。しかしせっかく与えて頂いた機会。守山流をたっぷり見せつけようと思います。明日!

chori presents「詩人は公○の輪郭にたちあがる」

2014年10月11日(土)
会場 京都・二条公○食堂
http://ko-en.info/
open 18:00 / start 19:00
出演 桑原滝弥 / 守山ダダマ / chori
※オープンマイク(1人5分程度)有り。事前予約は不要、当日受付制。
charge 「お代は観てのお帰りシステム」

※会場のカフェ/居酒屋として通常営業と並行でイベントを開催するため、
基本的にチャージはありません。イベントご観覧のお客様、また、
「たまたまごはん食べにきたけどおもしろかった」という方は
休憩時間中あるいはイベント終了後に1500円お支払いいただけると幸いです。
1500円は目安ですので、「お金がないから100円」でも「この感動は3000円」でも結構です。
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dadama2005 at 19:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0)想楽 | 告知

2014年10月08日

ムサシノシャオの意図

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11月29日のムサシノシャオの仮フライヤーです。(余裕があればもっと凝った本フライヤーを作るつもり) 周りの人たちに配り始めていますが、もらった友人二人の間で、「ムサシ・の・シャオ」なのか「ムサシノ・シャオ」なのかという読み方の論争が起きました。

厳密には後者が正しいのですが、どちらでもよいです。受け手の解釈は自由だし、受け手の解釈から生まれる創造性を私は重要視しています。前者の人はどうも「ムサシ」を二刀流のあの人物のことだと思ったようです。あの武蔵の韶も聞いてみたいものです。

言葉と音を両方出す人、歌と朗読を両方やる人もある意味二刀流かもしれません。

以前のお知らせで、ムサシノシャオは「言葉と音の合一としての『韶(シャオ)』を体現するイベント」と書きましたが、わかりやすく言えば、言葉も音も同じだ! ポエトリーも弾き語りもラップもみんな一緒だ! 同じ場所でやって当たり前なんだ! ということを実証するイベントです。かたちは多様でも、本質は一つだ、と。

仮想音楽の啓蒙を掲げた去年9月のMUSASHINO SHAOと今年2月のOSAKA SHAOも、イベントとしてのメッセージは今度のムサシノシャオと同じです。

この「みんな一緒だ!」というメッセージは、元々は私の負けん気から始まっているのかもしれません。

詩の朗読の活動を始めて、様々なジャンルのイベントに出ましたが、いつも、どのジャンルにも負けたくない、朗読で勝ちたいという気持ちでいました。5年前などは今以上にポエトリーはマイナーで、軽蔑されていたと思います。ジャンルに勝ち負けはないのでしょうが、そういう状況で私は詩人の地位を高めたかった。だから、積極的に他ジャンルのイベントに出て行ったのです。

自分はヘヴィメタルが好きだけど、詩の朗読でヘヴィメタルとも肩を並べたかった。そこからメタルポエトリーが始まり、仮想音楽へと至ります。無謀と思う人もいるだろうし、そもそも朗読とメタルを同じ土俵に立たせて比較するのがおかしいと思う人もいるでしょうが、私は音を使わなくても爆音のメタルバンドと対等になりたいし、一人だろうがバンドだろうが関係ないと思うのです。朗読でもメタルでも、ステージに上がってお客さんに魅せようとすることに変わりはない。感動する人としない人がいるという点でも同じです。

そして私は、言葉が爆音と同じ効果を持つこともあると思います。以前にも「要素」とか「象徴」というキーワードを使って「この詩にはメタルの要素がある」とか「私の朗読はメタルを象徴的に表している」みたいなことを書いて、自分の詩の朗読もヘヴィメタルなんだと主張したことがありますが、それは様式としてのヘヴィメタルであって、その様式であろうとなかろうと、本当に受け手の心にズシンと響く言葉を放ちたいと思うのです。もう、耳鳴りしそうなくらいの、言葉を。その言葉の響きは、単なる声の響きでも、単なる意味の響きでもありません。

朗読によって発する声も、単なる人の声ではなく、単なる言葉でもない。ギターやドラムの音と同じであって、それらに勝るとも劣らぬパワーを持っている。効果としては同種のものにもなるし、対等なのだというのが韶の考え方です。

2014-10-04-21-05-36私が考案した韶の概念のルーツである、古代中国の総合芸術「韶」でも、詩、歌、舞、それぞれのパートが全体に対する一つの「効果」として働いていたと思われます。そこでは言葉も音も、ひいては踊りも、「韶」の一部だったのです。

ムサシノシャオは、そのように詩と音楽が不可分だった時代にあやかるイベントにしたいです。と言っても詩人とミュージシャンのセッションではなく、もともと不可分であった詩と音楽を一人で兼ね備えた表現者に集まってもらいます。私が詩出身なので詩人・言葉の面からばかり語ってきましたが、言葉が音と同じ効果を持つならば、音も言葉と同じ効果を持つことがある。というわけで、私が詩性を強く感じるミュージシャンたちをお呼びしました。元より弾き語りの人たちも詩人です。一方、詩人の方は、まさに言葉を奏でる音楽性の強い人たちをお呼びしました。最も音楽性が薄いのが私でしょう。しかし「演じ奏でる」という意味での音楽性はたっぷりあります。

来場者の皆さんが、心から「詩人だろうと弾き語りだろうとラップだろうと関係ねえ! 言葉も音も一緒だ! いいものはいい、それでいいのだシャオ!」と言って頂ければ本望です。

そして、イベントのサブタイトルは「冬の吉祥寺熱叫祭」。本当に季節を忘れるほど熱い人、血を滾らせるように発声する人ばかりだし、暖かい人もいます。勿論存分に私の好みの反映ですが、寒い時期にもってこいのラインナップのはずです。南郷7丁目さんのおいしいお酒、料理もあります。11月29日、乞うご期待!
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dadama2005 at 03:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0)想楽 | 弦稿

2014年10月06日

新作の言砦と日本韶楽協会

2014-10-05-01-24-06お疲れ様です。最近自分の主食ならぬ主酒、つまりメインアルコールをビールから日本酒に移行して健康と粋を増進させたいと思っていますがなかなかうまくいかない守山ダダマです。ビールには強い方ですが日本酒は酔いの回りが早いのです。何とか慣れたいですが。あと主食は米じゃなくてサラダにしたい、と言うかご飯ものがオカズであるという認識になりつつあります。

秋の関西ツアーまであと1週間を切り、この土日は東京で遊べるだけ遊んでおきたかったし、行きたい所・イベントがいくつもあったのですが、営業関連の用事があったり、また関西ツアーを控えて出費をなるべく抑えたいという事情から、あまり遊べずに過ごしました。尤も、日曜は台風接近による雨で外出できなかったというのもありますが。

そんな中でも、土曜(4日)夜に行った、吉祥寺の「南郷7丁目」では楽しい時間が過ごせました。周知の通り、11月29日にムサシノシャオを開催させて頂くライヴ酒場です。先日ネカフェの機械不具合により印刷ができなかったムサシノシャオの仮フライヤーがこの日何とか印刷できて、南郷へ置きに行って、さらに飲みました。久々にこのお店でくつろげて、店員の皆さんやお客さんといろいろ話せて気持ち良かった。そして、店名でおわかりの方もいらっしゃるでしょうが南郷は道産子の人たちが開いたお店で、おかげで北海道でのライヴ実現へ向けての繋がりも出来ました。

さて、最近滞りがちだった新作の(し)の執筆、久々に再開しました。言葉の砦とは、よく考えてみたら言葉で人を守るもの、という解釈もでき、つまりそれは言葉のお守りとも言えるものではないかと思いました。人を奮い立たせる類であれ、息抜きさせる類であれ、言葉の力はやはり偉大だし、私はもっと信じたいのです。言葉は本当に楽しいし、自分もそれで何度も救われてきたから。これからももっとお守りを作らなきゃいかんと思っています。

そして、その言葉を、音にする。それが韶(シャオ)なのです。それは単なる声ではない、楽器の音にも負けないものです。音の出ないギターでも弾くという意志表示、そしてその姿からも韶は感じられるでしょう。朗読をポエトリーリーディングやスポークンワーズという枠に収めたくないのが仮想音楽です。

ライヴで説明するつもりはありませんが、近いうちに新しい名刺を作る際にどうしても「韶」の字は入れたいので、肩書に「日本韶楽協会会長」というのを加えようと思います。名刺をもらった人は「?」って思うだろうし、「日本音楽協会会長」と空目する人もいるかもしれませんが。日本韶楽協会、略してNSKは何の活動もしないし、実質私の考えを広める活動は想楽守山流でやっていきますが、一人でも多くの人が「韶」に目を止めてくれれば、と思います。

では、新作のお守り、をどうぞ。

「お疲れ様ドリンク様」

栄養ドリンクよ お疲れ様
毎日毎日 たくさんのお疲れ様に奉仕して
本当にお疲れ様
明日もまた あなたは忙しいのでしょう
あなたにも栄養ドリンクをあげたいけど
共食いいや共飲みになっちゃうし
これ以上無理に力つけてもらうのも見ててつらいから
とにかくあなたもたまには休んで下さい
とりあえずあったかいココアはいかがですか?


まだまだあります言葉の砦。

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dadama2005 at 09:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0)弦稿 | 日記