2014年07月24日

古墳と宇宙船と終電逃し

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 多摩に帰って参りました。3泊5日の関西ツアー、ここでは特にライヴ以外のことを振り返ってみたいと思います。

 奈良Billyでのライヴを終えた翌日、世界遺産の薬師寺、そして東大寺に参拝。東大寺の大仏は過去に2回お参りに行っていますが、やはり奈良に行ったら拝みたいし、今年は正月に鎌倉の大仏も拝んだので奈良の大仏も拝みたかったのです。大仏殿の中を回って、よくよく見れば大仏こと盧舎那仏の両隣の虚空蔵菩薩と如意輪観音もなかなかの大きな仏像で、鎌倉とは趣の異なる荘厳さ、スケールの大きさを感じました。(個人的には鎌倉の阿弥陀仏の方が見た目がきれいで好きですが) あとやっぱり奈良公園の鹿たちがかわいくて癒されました。

2014-07-19-14-50-09 その後、JR奈良駅から万葉まほろば線という2両の鮮やかなラッピングのローカル列車に揺られて、巻向という無人駅に到着。卑弥呼の墓ではないかと云われている、と言うかそうであってほしい箸墓古墳へ行きました。上の写真の通り、空から見るととてもかわいらしい前方後円墳。そして地上から見ても美しい森であることに、実際に行ってみて初めて気づきました。こんなにきれいなお墓に眠る人が、日本を作った女王であったならと願ってしまいます。宮内庁ではこの古墳はヤマトトトヒモモソヒメという皇女のお墓と定めているため中には立ち入りできませんが、このヤマトトト(以下略)さんが卑弥呼であり、天照大神であったかもしれず、いずれにしても何かよくわからないけどありがとうという気持ちも込めて炎天下の中、拝所でお参りし、美しいくびれに沿った道を歩きました。司馬遼太郎的に余談をかますと箸墓という名の由来がちょっと驚きなので調べてみて下さい。

2014-07-19-15-46-00 この箸墓古墳がある巻向の地は日本で最初の都市だったと云われる纏向遺跡でも知られていて、箸墓以外にも沢山の古墳や名所があります。箸墓をぐるっと回ってから近くのホケノ山古墳(埋葬施設が復元されている)に行き、さらに山側へ歩を進めると、のどかな田園風景の中に古代の都の跡があり、そして国技発祥の地・相撲神社などがありました。史実でない部分も多々あるでしょうが、こんな場所が日本の首都だったとすれば、どんな国だったのだろうと思いを馳せたくなるし、日本はこの纏向の時代からやり直した方がいいんじゃないかと思ってしまいます。そこには現代よりも豊かなファンタジーがあったかもしれません。大兵主神社まで登って、これまた日本最初の道路と云われる山の辺の道、そして東海自然歩道(多摩の高尾山と大阪の箕面山を結ぶ約1600キロの歩道)を歩いて、ヤマトタケルの父である景行天皇の陵にもお参りして巻向駅に戻り、JRと近鉄を乗り継いで大阪へ。

2014-07-19-21-18-02 大阪・梅田の繁華街、私の関西における本拠地である西天満にも程近い兎我野町のビジネスホテルにチェックイン。ちなみに兎我野は古事記にも出てくる歴史のある場所ですが、今は完全な風俗街です。その兎我野町のホテルを抜け出して、さらに賑やかで享楽の匂いが充満する東心斎橋へ移動。ここの盛り上がりは本当に歌舞伎町以上ですが、何故ここに来たのかと言うと、前日奈良で対バンしたギター弾き語りのまささんが携わるオープンマイクが開催されるということで、会場の「ら」というバーにやってきました。入り口のドアを開けるといきなりステージになっていてライヴの最中でした。地元大阪の朗読詩人・川原寝太郎さんも誘い合わせて行ってみたのですが、到着が遅くてエントリーできず。今回のツアーで最も悔やまれる失敗でした。この日ここでライヴをやれば、奈良・大阪・京都と3日連続、3都連続のライヴになったのですが。音楽の場へ詩を読みに来た寝太郎さんにも申し訳なかったです。しかしこの「ら」ではとても良いものが観られました。エントリーした弾き語りの皆さんの熱い歌の連続、そして35年ぶりにギターを持ったという初老の男性が「涙そうそう」や、チューリップの曲(♪君の心へ続く 長い一本道は〜 の曲。タイトルが思い出せない…)を、透明感のあるやさしい声で歌い上げるさまに、私の目頭が熱くなりました。是非近いうちに自分もこのステージに立ちたいです。そしてまささんのおかげで、大阪でまた新しい繋がりが生まれて、良かった! 終演後は寝太郎さんと西天満のマギーへ。ご存知、吉読とオオサカシャオの会場として使わせて頂いた場所です。お店はもう閉店時間でしたが、お店の前でバーベキューをやっていて、これまた楽しい酒が飲めました。
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dadama2005 at 16:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0) | 歴史

2014年07月21日

京都でキャバレーの支配人になる

2014-07-20-14-08-212014-07-20-14-19-10 皆さんこんばんは、キャバレー・アンジェリーナの支配人、POETALLICAこと守山ダダマです。キャバレー・アンジェリーナは京都のお店ですが、私は東京に住んでいます。そして今は大阪にいます。それはさておき、先日は当店のパーティーにお越し頂き誠にありがとうございました。

 …いきなりどうしたのかとお思いの方もいらっしゃるでしょうが、連休中日の20日は京都の老舗として名高いライヴハウス・磔磔にて、世界的ライヴペインター・菩須彦さん主宰のアートフェスタ、P.A.D.の初めての京都開催。ニューハーフやドラァグクイーンをメインとしたショーという形式でサブタイトルが「キャバレー・アンジェリーナ」。で、私はオープニングアクトということでそのキャバレーの支配人という設定でMCをやりました。

 写真のスケジュール、相撲の番付の序二段並みに見づらいでしょうが、錚々たるアーティストたちの名前に混じって私の名前も入っていました。正直、これだけでも夢のようなこと。磔磔はフロアや楽屋、至る所に過去に出演したアーティストの手書きの凝った看板が飾られていたり、まるで日本のロックの歴史が染み付いてその匂いが充満する、その場所だけでも濃厚な空間、そこにまた、お店の人ですら今までになかったと言うようなカオス空間を作り出したP.A.D.、その中に加われて本当に光栄です。おかげさまで、大盛況でした。

 ニューハーフの皆さんのトークとパフォーマンスは本当に巧くて、そのエンターテイナーぶりは楽屋でも垣間見えて、とても勉強になりました。また、バンド演奏、ライヴペインティング、ベリーダンス、子供たちのヒップホップダンスなど、どれも圧巻で、本当に上質なジャンルレスショーでした。と言っても、楽屋にいる時間が長かったのでじっくり観られなかった演目もあって少し残念ではありましたが、それでもお客さんの反応、空気から良い感じが伝わってきたし、プロ級の大掛かりなショーなら、共演者のパフォーマンスが見られないことも普通なのだろうし客席にむやみに顔を出すものでもないだろうし、これもまた良い経験だったのかなと思います。

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 さて、私はオープニングアクトで、記念すべき京都P.A.D.1発目のトップを飾ってしまったのですが、恐らくポエトリー初見、そして勿論仮想音楽初見の沢山の人たちに観てもらえたのは本当に良い機会でした。お客さんとしても反応はとりづらいだろうし、感想を聞ける機会もなくて、あれでよかったのかなあとは思いつつ、自分の本気を誠一杯出し切ったつもりです。共演者の方たちには気に入ってもらえて、以前共演したことのある人たちは私のことを顔よりも絵レ氣ギターで覚えているようで、それはまさに仮想音楽家冥利に尽きます。ステージでは詩の朗読と言いつつ(絵レ氣)ギターを持ち、曲の合間に交換。今回は持ち時間5分だったので、ギターの交換に時間をかけないように2本のギターを重ねて朗読するという初の試みを取り入れました。これは普通の音が出るギターではできないことです。今回はこれも時間の関係で仮想音楽や韶についての説明はしませんでした。菩須彦さんからは説明もすれば良かったのにと言ってもらえて、嬉しかったのですが。お客さんからは「詩の朗読なのにギター(?)を持って弾くまねしてる変な人」という印象だったかもしれませんが、良い印象ならばそれでOK。いずれ韶を知って、お客さんの方から韶を聞きたいと思わせるように、もっと頑張ろう、また同じような場に出てやろうと強く思いました。また、詩を読み終えた(曲を演奏し終えた)後の余韻が良いという感想もあって、これまた重要な発見・収穫でした。

 幸いにも来月、また磔磔で京都P.A.D.の舞台に立てるチャンスがあります。もっと絵レ氣ギターを弾きまくり、韶を響かせまくりたいと思います。宜しくお願いします!

 今回は皆さん、本当にありがとうございました!

 その他にも古墳めぐりとか新たな表現の場の発見とか、ハプニングもあって、盛り沢山の関西ツアーですが、詳しくはまた改めて! もうじき多摩に帰ります!


 【2014年7月20日 京都P.A.D. @河原町磔磔 セットリスト】
   1.苦しみのポチ
   2.違い


【守山ダダマ出没予定】
8/ 2(土) 渋谷space turbo
8/23(土) 京都磔磔
8/25(月) 渋谷HOME(司会)
9/13(土) 井の頭公園
…and more!

 

dadama2005 at 20:33|PermalinkComments(0)TrackBack(0)想楽 | 音楽

2014年07月19日

平城心で出した韶

2014-07-18-19-43-25おはようございます。奈良県奈良市・新大宮駅前のスーパーホテルにいます。

約12年ぶりに訪れた奈良。守山ダダマとしては初上陸。新大宮のアコースティックライヴバー・Billyにて、16都府県目のライヴ制覇を果たしました。店長のはしもとさとしさん、皆さん本当にありがとうございました!

image関西ツアーの1発目のライヴで訪れた奈良ですが、やはり古都・奈良は史跡と古墳の宝庫。新幹線が信号故障で大幅に遅れましたが、京都に着いてすぐに近鉄特急に乗り換えあっという間に奈良県入り。大和西大寺で乗り換え1駅の尼ヶ辻で下車してすぐの宝来山古墳=垂仁天皇陵にお参りしてきました。古事記や日本書紀ではこの垂仁天皇の代に興味深く劇的なエピソードが沢山起きています。そしてこの古墳の周濠の中にかわいらしい小島が一つ浮かんでいます。これは垂仁天皇の命を受けて日本に初めてお菓子を持ち込んだとされるお菓子の神様、菓祖・タジマモリのお墓と云われています。お菓子も楽器として使わせて頂いている菓奏家としてはお参りせずにはいられなかった。今年は福岡県太宰府と新潟県燕の菓祖神社にお参りしましたが、お墓参りも果たしました。

その後、近鉄電車で平城京跡を通り抜けて新大宮へ。ホテルにチェックインしてウォーミングアップして、駅からすぐのBillyへ。お洒落なバーですがステージにはかつての南海ホークスや近鉄バファローズのユニフォームが飾ってあって、古き良きパ・リーグの香り漂う個人的にもナイスな空間でした。

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対バンのギター弾き語りのミュージシャンお3方は、三者三様。思った以上にぶっ飛んでいたり、熱かったり、濃かったりと、短い時間でしたがたっぷり楽しめた夜でした。大阪の面白い箱(会場)を教えてもらったり、情報も沢山もらって、皆さんの親切に本当に感謝です。

私も7曲を4本のギターを使い分けてがっつり読奏させてもらいました。いつもよりもメタルな感じはなるべく抑え、音量いや韶量を調節しながら読みました。久々にバラードの「電車とホームの間」もやりました。奈良の皆さんにも仮想音楽の独自性が受け入れられたようで良かったです。音楽のような演劇のような…という感想もあり、どこにでも行ける朗読のポテンシャルを見せられたかなと思います。

2014-07-18-20-33-39仮想音楽はまた幅を広げました。この調子で硬軟使い分けながらどんどん攻めていくぞ! シャオ!

【2014年7月18日 @奈良新大宮Billy セットリスト】
1.苦しみのポチ
2.金太郎飴の正しい食べ方
3.ヤラカセカイ
4.違い
5.電車とホームの間
6.それでも生きるマニア
7.アイスクリーム宣言


imageさて、今日は観光に当てます。旅のお供はこの本。夕べはこちらの深夜番組にもご出演されていた古墳シンガーのまりこふんさん、注目ですよ!

そして明日は京都、こちらを宜しくお願いします!続きを読む

dadama2005 at 09:54|PermalinkComments(0)TrackBack(0)音楽 | 告知

2014年07月18日

関西の人になる前に

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さて、日付変わって今日からいよいよ関西ツアーです。3泊4日いや3泊5日、自分の関西滞在は人生で最長となる予定です。公私両用で何度も行っていますが、やはり楽しみであります。

第二の地元で、守山ダダマとしてさらにスケールアップするツアーにしたいです。

常にアウェイで勝負していますが、自分の中では自分が正統でスタンダードです。異端というのはあくまで一般的な視点から見ての異端であって、自分にとっては自分のやっていることが普通でなければいけない。これしかないというものをやっているのですから。あと「色物」として見られることもありますが、自分で色物と思ったことはないし、自分でそれを認めたらおしまいなんじゃないかとも思っています。勿論他人がどう思うかは勝手ですし、色物そのものを否定するつもりはありませんが。新しいことをやることと奇を衒うことは違います。私は自分の普通を貫きたいし、わからせたいのです。

仮想音楽というスタイル、そして韶という概念がこれからどれだけの人に浸透するかはわかりませんが、現状世間ではまだごくマニアックなものだとしても、自分にとっては信念をもって唱えているスタンダードで、現状のメジャーに対して卑下するつもりもないので、これからも自分とは異なる様々なものと闘って、接して、理解を深め合いたいと思っています。

既存の「詩人」、「ミュージシャン」、「芸人」といったどの括り方もできない守山ダダマをやっているし、そこから新しい表現の在り方を提示したいです。朗読はどんなものにもなり得る。朗読は音楽と一緒だし、身体表現でもあるし、聴覚的にも視覚的にも様々な可能性を秘めている。そこで、声に出して読む言葉に「韶」という独自の名を付けて、独自の概念にし、言葉も音もその他の諸々もひっくるめてみんな韶にしてしまおう、もともと一つだった芸術を、無数に分かれても分かれたそれぞれの良さを認めながらも根っこでは繋げよう、その繋がりの証、その繋がりから見える新たな可能性として韶をアピールし、仮想音楽の考え方を少しずつでも広めていこうという思いで活動しています。

まずは実践です。守山ダダマを観てもらわないといけないし、守山ダダマが出す韶を聞いて見てもらわないといけません。

次は奈良県で、初めて韶を響かせます。

7月13日(金) 20:00〜
奈良 Billy
☆所在地:奈良市大宮町6丁目7−1 カイモト第3ビル 2F
Tel:0742−36−4350
近鉄奈良線 新大宮駅下車(大阪難波より36分 徒歩3分)
周辺には駐車場がございますが、運転される方及び未成年の方へはお酒を提供させていただけません。


そしてその次は、こちら。古都の老舗で、新たなフィールドへ

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dadama2005 at 00:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0)想楽 | 告知

2014年07月15日

三鷹・新世界たちの宴

2014-07-13-16-42-0813日日曜日の三鷹・おんがくのじかんでのイベント、大盛り上がりのうちに終了しました。皆さん本当にありがとうございました!

店長菊池さんからのお誘いを受けて実現した、ノイズミュージシャンの小川直人さん、7人組ヒップホップグループのチミドロとの3マンライヴ。45分という通常以上の長い持ち時間を頂いて、張り切りました。対バンのお2組とも、本当にこの組み合わせでやれて良かったです。今までのキャリアの中でもかなり忘れられない夜になったと思います。

2014-07-14-00-36-511番手の私は10曲を6本のギターを使い分けて読奏しました。おんがくのじかんで作った仮想音楽の時間。韶を出しまくり、そして出させまくりの45分でした。計画だてて臨んだライヴでしたがその場のひらめきも次々と湧いてきて良い効果を出せました。即興じゃなくても即興的なものを作れるのがライヴの良いところです。ギターは久々に空正、そしてグリコ社製の最小ギターであるビスコ(1億の乳酸菌=1億の乳酸弦)も使いましたが、ビスコを使ったのは菊池さんがおんがくのじかんHPでの守山ダダマの紹介に「Bisco Disco Bisco」の動画を載せていたからで、実はこの曲は私の中ではあまり評価していなかったのですが、菊池さんによれば詩を知らない人たちに守山ダダマを知ってもらうにはこの曲が最適だと思ったと。おかげで私もビスコの魅力を再発見できて、よりパワフルな演奏、菓奏ができました。

今回のセットリストは半分が定番曲でしたが、「冥王星の逆襲」では絵レ氣ギターで剣舞的なプレイができたり、「生きるマニア」の続編「それでも生きるマニア」は新たなキラーチューンになりそうで、収穫は多かったです。

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そして、対バンのお2組がともに見応え満載で、それぞれに個性が爆発したステージを観させてもらいました。小川直人さんは狂気そのもの。マイクを口に突っ込んでの絶叫と機材を使っての爆音パフォーマンスもさることながら、曲の合間のトークも視点が独特過ぎて圧巻でした。チミドロは大人数で繰り出すグルーヴがとても心地好く、自然と身体が踊り出す、まさにパーティーバンドと呼ぶに相応しいステージでした。この日はお客さんなのにひょっとしたら出演者以上に目立っていたかもしれない内藤コドモさんと久しぶりに会えたのも良かったし、また来月セッションする猫道さんと話ができたのも良い機会でした。

改めて、この組み合わせの中でたっぷりと自分のプレイをさせてもらい、新たな発見までさせてくれた菊池さんに深く感謝申し上げます。

今後も、音楽らしい音楽に対して朗読でぶつかっていくし、音がなくても言葉を、様々なアイディアを駆使しながら響かせていく。言葉を音と同じ土俵に上げて、音も言葉も区別しないからこその韶です。これからも音楽の場を攻めていきたい、その意欲が増した一夜でした。

【2014年7月13日 おんがくのじかん@三鷹おんがくのじかん セットリスト】
1.我々は屁をこいた
2.東京特記許可局
3.やったームカついた!
4.ヤラカセカイ
5.違い
6.菜汁肉飯
7.Bisco Disco Bisco
8.苦しみのポチ
9.それでも生きるマニア
10.冥王星の逆襲

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dadama2005 at 00:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0)想楽 | 音楽

2014年07月12日

韶の一年/三鷹前夜の決意

2014-07-07-01-21-46もうだいぶ経ってしまいましたが、思えば7月1日は「韶(シャオ)」の概念が生まれて1周年の日でした。7月1日は韶の日ですね。仮想音楽家にとっての祝日です。当初、韶は普通に音読みで「しょう」と読んでいました。

「韶」発表の記事

朗読、ポエトリーリーディング、スポークンワーズと呼ばれるものについては様々な見方がありますが、私なりの見方はこの記事によく示されています。我ながら名文と自画自賛したいほどです。1年経ってこれを読み返し、この韶という概念を考えついた原点に戻る思いで、決意を新たにしました。

この1年の間に東京と大阪で「シャオ」をタイトルに使ったイベントを開催して韶と仮想音楽についての講義を行い、各地でもライヴを通して啓蒙…と言うのはおこがましいので流布、に努めてきました。とても幸運なことだと思います。こんなへんちくりんなスタイルと考え方で、ここまで活動できるのですから。1年の間に絵レ氣ギターが開発されるなどして、「音を出さずに韶を出す」守山ダダマの表現スタイルも微妙に変化していますが、自分の望み通りの方向に洗練されていると思います。あ、今思いついたのですが「音を出さずに音を召す」という言い方でもいいですね。

仮想音楽を標榜し、想楽守山流なる流派まで立ち上げましたが、あくまで私の基本は詩の朗読です。先日のポエケットでは、かつて高田馬場にあった朗読のメッカに通っていた頃の仲間たちに会って、まるで里帰りしたような気分になりました。あの頃からポエトリーの界隈もだいぶ変わったようで、自分もだいぶ遠い所へ行った感がありますが、言葉への想いはずっと変わっていないし、今回の里帰りでさらに熱が増しています。

2014-07-03-22-51-08ポエトリーを、朗読を愛するからこその韶であり、絵レ氣ギターであります。

言葉の力を、また新たな場所で見せつけるチャンスが来ました。

明日は45分という、昨年2月のリサイタル以後では最も長い尺でライヴをやらせて頂きます。共演するお2組のミュージシャンは凄い人たちと聞いていますが、韶で全力で当たっていこうと思います。音を使わず、朗読の可能性でやり切る。三鷹のおんがくのじかんで、仮想音楽の時間。現実よりもリアルな仮想を、人間の想像力をお見せします。


7/13(日)
『おんがくのじかん 22時限目』
@三鷹おんがくのじかん
16:30/17:00
1500円+1d
出演:
17:00 - 17:45 守山ダダマ
18:00 - 18:45 小川直人
19:00 - 19:45 チミドロ

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dadama2005 at 21:28|PermalinkComments(0)TrackBack(0)想楽 | 告知

2014年07月06日

ミステリーとポエケットと官兵衛

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先週金曜4日は吉祥寺のスターパインズカフェ(SPC)にて、同僚のイケメン俳優・滝沢信さんが主役の芝居を観ました。私はSPCは7年前に深夜のクラブイベントで出演したことがありますが、まさかここで芝居をやるとは思わなかった。ただでさえデカい箱で満員の中で繰り広げられた演劇は、相次ぐどんでん返しで最後の最後まで真犯人がわからないミステリー。なかなかに楽しめました。その後はマンモス食堂と珍来亭をハシゴ飲み。マン食のチャーハンが美味でした。

2014-07-05-23-28-01土曜5日はずっと自宅に籠っていましたが、夜20時に西小室哲哉の誘いを受けてナイトウォーキング。国分寺から分倍河原、関戸(聖蹟桜ヶ丘)などを巡る4時間以上の散歩。府中市内は意外に田んぼが多くてあちらこちらでカエルの大合唱が聴けました。カエル嫌いですが、こういう自然が残されているのは良いし、大切なことだと思います。あと、ごくローカルネタですが、関戸橋から府中四谷橋の間の多摩川沿いから見る夜景が、とても不思議で素晴らしかった。山の上に天国が、そしてそこへ続く階段が照らされているようでした。ちなみにウォーキング中に西小室と話した内容はドラゴンズやベイスターズや野球の事が殆どでした。

そして今日6日の日曜日は両国の正倉院いや江戸東京博物館へ。毎年恒例のTOKYOポエケットに行きました。詩の販売会です。去年も行きましたが、去年はこんな感じでした。今年も上の写真の通り、たくさん買って散財しました。今年は特に装丁の凝った本が多かった印象です。やはりデザインは大事ですね。私も絵レ氣ギターを使うようになってから、デザインへの関心と注意を深めました。新しいデコリングスに使えそうな小物類も購入しましたよ。ここも私にとっては楽器屋ですね。そもそもたくさんのテキストリングス(弦稿)が売られていますから。そしてここでしか会えないような人たちもいて、また多くの再会と初対面ができて良かったです。詩人にとっては大事な年一度のお祭りですね。各ブースがいわば露店で、たくさんの言葉を食べ歩いた気になりました。いや食べるのはこれからですね。

2014-07-06-16-29-45ポエケット終了後、どうしても気になるものがあって私は江戸東京博物館に残りました。ポエケットの会場の横で、ちょうど大河ドラマ『軍師官兵衛』特別展が開催されていたのです。これは行かずにはいられなかった。閉館時間まで1時間を切っていましたが、見に行きました。一番期待していたのは黒田長政のあの変な兜ですが、あれはなかった。しかしいろいろな品や資料を直に見れたのはやはり良かったです。博物館とかに行くと、よく知ってるつもりの歴史でも、感じ方が変わることはありますよね。無念だったのは、一番最後の展示である黒田官兵衛の辞世の句を見ようとしたその時に閉館時間が来て、照明を消されたことですね。

黒田家といえば、私は昔、こんなことをやりました。なので今年の大河にも親しみを感じます。私が演じた母里太兵衛、大河では私に全然似てないもこみち氏が演じていますが、注目です。ドラマはいよいよ本能寺の変に差し掛かりましたね。

しかし来週は信長の死にざまよりもダダマの生きざま、言砦にざまを観に来て下さい!

【守山ダダマ出没予定】
7/13(日) 三鷹おんがくのじかん(45分LIVE)
7/18(金) 奈良Billy(30分LIVE)
7/20(日) 京都磔磔(O.A.)
8/23(土) 京都磔磔
8/25(月) 渋谷HOME(司会)
9/13(土) 井の頭公園
…and more!


dadama2005 at 23:57|PermalinkComments(0)TrackBack(0)演劇 | 文芸

2014年07月04日

ステージから始まる世界

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6月29日の傾輝会でのパフォーマンスの写真です。

月曜日は開口一番、ありがとうございました。イベントの模様はこちらのレポートをご参照下さい。

2014-06-30-21-46-01個人的には3年前に大阪で会って以来の再会となったラッパーの腐ってもみかんの来場(彼に気づいた瞬間、抱きついてしまった)、そして大病を患いながら1年ぶりに開口一番にやってきたエロ漫画家のサトマルさんの来場が嬉しく、またパフォーマンスではのんべさんの発した言葉が強く胸打つものがあり、改めて様々な人や言葉が集まるこの場所の素晴らしさに思いを馳せ、開口一番ブログのタイトルを「開口一番があってよかった」としました。血を流しながら口琴を吹いたメリーアンドリューのパーソナリティもイベントの宝。2カ月に1度のここにしかない刺激と温もりをこれからも大切にして、より多くの人を巻き込んでいきたいです。

ちなみにこの日私はホストMCに専念して、パフォーマンスはしませんでした。観たいという声はあったし、申し訳ないのですが、基本的にはここではオープンマイクのホストに徹します。やりたい時にはやりますけどね。

久しぶりに会った人には私はだいぶ変わってしまったと言われて、ちょっと意外な反応だったのですけど、それは自分にとって良い変化だと思うし、特にここ半年の間に、内側から凄くいい進化ができたんじゃないかと思っています。

それにしても、昨今の世情を見るに、物騒と言うか、大変な時代になったなと思います。どうしてもそわそわしてしまう状況だと思います。それでも自分は何とか冷静でいたいし、平和や自由を、まず自分の心から考えたい。まだはっきりした答えは見つかりませんが、自己保身ではなく、いろいろな人が生きている風景に身を置く身として、いろいろなものを目に映してこそ存在する自分として、捨て身になっても幸せを追求したいなと思っています。

小保方さんがSTAP細胞の検証実験に参加できることになって、公の場に出られたことも一つの希望です。4月の会見の時からまた痩せてしまったようで、実験にもそれこそ不可解な制約がありますが、頑張ってほしい。結果がどうであろうと、私は彼女を擁護し、応援するつもりです。そういう人々も必要なんです。

自分の生きるステージから、小さい望みを一つずつ拾っていきたい。私の場合は、やはりライヴの舞台が、社会への意思表示の場だし、ここから世界を作る気概でいます。特に混沌としている時世、悲しいかな常識も破綻しているのだから、自分で文化を作るのも防衛手段です。

前よりも孤独には強くなりました。ここから、心から愛する人が欲しいな。

2014-07-03-22-39-18より強くなるために、一つ一つのライヴを頑張ります。韶を出し続けます。

【守山ダダマ出没予定】
7/13(日) 三鷹おんがくのじかん(45分LIVE)
7/18(金) 奈良Billy(30分LIVE)
7/20(日) 京都磔磔(O.A.)
8/23(土) 京都磔磔
8/25(月) 渋谷HOME(司会)
9/13(土) 井の頭公園
…and more!

dadama2005 at 00:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0)日記 

2014年06月30日

逢える・和える・開口一番

先週末は飲み続き。土曜日は都内某所で笹田美紀、東京ディスティニーランドの両氏と三人飲み会。この三人で会うのは去年2月の山形での笹田企画『迷錯書簡』以来。東京さんに会うのもそれ以来、山形駅近くの交差点で別れて以来でした。

東京さんは一人芝居の人ですが音楽もやっていて、実は私同様に「音の出ないギター」を使っています。写真で見せてもらいましたが面白い楽器です。いつかギターセッションをしようと話しました。また東京さんは現在、歌舞伎町で深夜のみ営業するヴァルハラ宮殿というライヴバーを営んでいるとのこと。このお店も近々是非行ってみたいです。そしてミキティはいろいろと応援したいです。

2014-06-29-21-02-342014-06-29-20-46-21日曜は成城学園前へ行き、以前に下北沢でのP.A.D. Moon Gigでご一緒したベーシストのSADAさんが音楽プロデューサーを務めるアートパフォーマンス集団「傾輝者」が主催する交流会に参加してきました。

傾輝者は「和」の魅力を伝えるべく、日本舞踊、新体操、ジャズ、フリースタイル、ヘアメイク等の多ジャンルのアーティストたちで結成されたユニット。上記以外にもタップダンスや三味線など様々なジャンルの人を巻き込みながら各地で公演を行い、海外でも活動しています。「和」には和える、つまり混ぜるという意味も含まれているそうで、各々の個性を活かしながら総合して日本の美を魅せていくというその発想、そしてその発想を持って活動する人たちがいるということに、私は感動すら覚えました。総合芸術ですがバンドのようでもあり、私の中では音楽を超えた音楽、仮想音楽や古代中国の「韶」に通じるものも感じられて、シンパシーを覚えました。交流会に集まった人たちも皆やはりクリエイティヴで、刺激的な出会いが沢山あった夜でした。楽しかった!

私もパフォーマンスをさせてもらい、「金太郎飴の正しい食べ方」と「苦しみのポチ」の2曲を読奏しました。私の韶もよく響いたようで何より。CD『POETALLICA』も売れて良かったです。いずれ傾輝者の皆さんと共演する機会も出来そうです。二次会でも興味深い話が聞けて良かった!

そういえば前の日記でフランスの詩人の話を書きましたが、この日はフランス人のカメラマンの方に出会いました。日本語堪能で、しかもメタル好き。フレンチメタルやフランスのメタル事情が聞けたのも収穫でした。

SADAさん、傾輝者の皆さん、成城で
お会いした皆さん、本当にありがとうございました!

さて今夜はオープンマイク・セッションの開口一番です。こちらでも自由で刺激的な出会いを期待できます。2014年上半期最後の日。思いきり声を放っていきましょう。渋谷宮益坂のHOMEでお待ちしています。

『開口一番 - Open Mic Session 』
日時:6月30日(月)
会場:Shibuya HOME http://www.toos.co.jp/home
時間:18:30 open/19:00start
料金:¥1.500(ドリンク別)

ホスト:
ヒエ
http://www.bien-hie.com/
MC慎太郎 http://blog.livedoor.jp/shintaroll06/
守山ダダマ http://blog.livedoor.jp/dadama2005/

ミュージシャン:
外山浩之 a.k.a.swingy(キーボード)
鈴木淳(ドラム)
中島知也(マーチングドラム)
木本篤志(ギター)
kubobon(ギター)
…and more!

開口一番ブログ http://s.ameblo.jp/kaikou-ichiban/entry-11883857890.html
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dadama2005 at 15:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)想楽 | 告知

2014年06月28日

パリに渡ったチラシ

image一昨日の朝、パリ滞在中の詩人村田活彦さんからFacebookでメッセージが来て、びっくり。何とパリで守山ダダマを知っている人に会ったというのです。

村田さんからのメッセージによると、その人はフィルさんというフランスの朗読詩人で、以前日本に行った時に秋葉原で守山ダダマが主催するイベントを観た、そこで桑原滝弥さんにも会って、ラッパーもいたと言うのです。私は秋葉でイベントをやったことはないのですが…。フィルさんは村田さんと会う際に私フライヤーまで持って来てくれたそうです。

私が思い当たったのは、去年8月の開口一番に桑原さんが連れて来てくれたフィリップさんというフランス人です。その時はフィリップさんもオープンマイクにエントリーして朗読をしてくれました。私はパフォーマンスはしなかったけど、のんべさんが私のギター・空正を使ってパフォーマンスしてくれて、ホストの私がフィリップさんにもわかるように仮想音楽や韶について説明し、終演後にフライヤーを渡して少しお話ししたことを覚えています。

それにしても、遠い異国のわけのわからない男のフライヤーをずっととっていて、覚えていてくれるとは。嬉しい限りで、出会いの大切さをまた噛み締めました。フィリップさんにまた会いたいし、今度は私の朗読を見せたいですね。できれば、パリで。

今は日本国内の47都道府県ライヴ制覇をめざしていますが、いつかは海外にも進出したい。ポエタリカは外国人にも受け入れられるという実証は既にあります。ドイツの友人には仮想音楽用語辞典を送ってあります。以前職場の先輩にも言われましたが、「海外をめざせ」。これはやはりやってみたいです。

ライヴであちこち回る、ライヴで旅すること。私にとってはこれも表現であり、運動であります。

詩人は国を越えても自ずと繋がっていくものじゃないかと思います。動いていれば繋がる。言葉の違いも問わないのですから、他のあらゆる違いも受け入れられる。詩も、朗読も、もっといろいろなスタイルが生まれて、各々違うフィールドでやっていけば、世間一般の固定したイメージも溶解して、文化として根付くのではないかと考えています。

2014-06-24-04-46-36私は仮想音楽というスタイルでやっていますが、朗読は楽しいんだと、朗読は立派な見せ物になれるんだということを伝えたくてやっています。これからも自分の道を邁進、驀進します。

【守山ダダマ出没予定】
6/30(月) 渋谷HOME(司会)
7/13(日) 三鷹おんがくのじかん(45分LIVE)
7/18(金) 奈良Billy(30分LIVE)
7/20(日) 京都磔磔(O.A.)
…and more!


dadama2005 at 19:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0)想楽