2014年10月06日

新作の言砦と日本韶楽協会

2014-10-05-01-24-06お疲れ様です。最近自分の主食ならぬ主酒、つまりメインアルコールをビールから日本酒に移行して健康と粋を増進させたいと思っていますがなかなかうまくいかない守山ダダマです。ビールには強い方ですが日本酒は酔いの回りが早いのです。何とか慣れたいですが。あと主食は米じゃなくてサラダにしたい、と言うかご飯ものがオカズであるという認識になりつつあります。

秋の関西ツアーまであと1週間を切り、この土日は東京で遊べるだけ遊んでおきたかったし、行きたい所・イベントがいくつもあったのですが、営業関連の用事があったり、また関西ツアーを控えて出費をなるべく抑えたいという事情から、あまり遊べずに過ごしました。尤も、日曜は台風接近による雨で外出できなかったというのもありますが。

そんな中でも、土曜(4日)夜に行った、吉祥寺の「南郷7丁目」では楽しい時間が過ごせました。周知の通り、11月29日にムサシノシャオを開催させて頂くライヴ酒場です。先日ネカフェの機械不具合により印刷ができなかったムサシノシャオの仮フライヤーがこの日何とか印刷できて、南郷へ置きに行って、さらに飲みました。久々にこのお店でくつろげて、店員の皆さんやお客さんといろいろ話せて気持ち良かった。そして、店名でおわかりの方もいらっしゃるでしょうが南郷は道産子の人たちが開いたお店で、おかげで北海道でのライヴ実現へ向けての繋がりも出来ました。

さて、最近滞りがちだった新作の(し)の執筆、久々に再開しました。言葉の砦とは、よく考えてみたら言葉で人を守るもの、という解釈もでき、つまりそれは言葉のお守りとも言えるものではないかと思いました。人を奮い立たせる類であれ、息抜きさせる類であれ、言葉の力はやはり偉大だし、私はもっと信じたいのです。言葉は本当に楽しいし、自分もそれで何度も救われてきたから。これからももっとお守りを作らなきゃいかんと思っています。

そして、その言葉を、音にする。それが韶(シャオ)なのです。それは単なる声ではない、楽器の音にも負けないものです。音の出ないギターでも弾くという意志表示、そしてその姿からも韶は感じられるでしょう。朗読をポエトリーリーディングやスポークンワーズという枠に収めたくないのが仮想音楽です。

ライヴで説明するつもりはありませんが、近いうちに新しい名刺を作る際にどうしても「韶」の字は入れたいので、肩書に「日本韶楽協会会長」というのを加えようと思います。名刺をもらった人は「?」って思うだろうし、「日本音楽協会会長」と空目する人もいるかもしれませんが。日本韶楽協会、略してNSKは何の活動もしないし、実質私の考えを広める活動は想楽守山流でやっていきますが、一人でも多くの人が「韶」に目を止めてくれれば、と思います。

では、新作のお守り、をどうぞ。

「お疲れ様ドリンク様」

栄養ドリンクよ お疲れ様
毎日毎日 たくさんのお疲れ様に奉仕して
本当にお疲れ様
明日もまた あなたは忙しいのでしょう
あなたにも栄養ドリンクをあげたいけど
共食いいや共飲みになっちゃうし
これ以上無理に力つけてもらうのも見ててつらいから
とにかくあなたもたまには休んで下さい
とりあえずあったかいココアはいかがですか?


まだまだあります言葉の砦。

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dadama2005 at 09:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0)弦稿 | 日記

2014年10月02日

交差点と突き動かすもの

2014-10-01-21-55-462014-10-01-21-47-063日前から風邪をこじらせ、一昨日はバイトを早退。熱と関節痛と咳と腹痛も重なり、病院で薬6種類をもらって何とか快復させましたが、まだ充分ではない感じです。

昨日10月1日はバイトの後、ネットカフェで11月のムサシノシャオの仮フライヤーを作っていたのですが、ネカフェのプリンタの故障で印刷ができず、頗る徒労、無駄な時間を過ごしてしまいました。

そんなこんなで後半しか観られなかった、吉祥寺曼荼羅での、詩人norikoさん主催のイベント『Cross Road』。前半から観られず残念でしたが、それでも堪能できました。朗読、弾き語り、ダンス、ライヴペインティング、そして映像の組み合わせと盛り沢山でしたが、その中を貫く一本の芯のようなnorikoさんの言葉の存在感が印象的でした。場面によって声色を使い分けたり、朗読の幅がさらに広がっているようで本当に見応えがありました。

意外だったのが、私の弟弟子にあたる山口幸太君に久しぶりに会ったこと。イベント前半で女性とのコラボで出演したそうです。彼はこのブログを読んでくれているようで、最近の私の活動について、「何がダダマさんを突き動かしてるんですか?」と訊かれました。あと富山のライヴバーに飛び込み営業?に行ったことについて「考えが若いですねえ」と言われました。

「突き動かす(突き動かされる)」というのが、どうも私にはしっくりこない。何か真っ直ぐ一本道を進んでいる人の背中を押している印象のある言葉ですが、自分ではどうも脇道に逸れることばかりやっているような気がするのです。実際「普通の人が行く方向の斜め横ばかりを行ってる」みたいなことを言われたことがあります。私は自分を天性の天邪鬼じゃないかとすら思っています。事あるたびに、大勢とは別のことを考えようと思ってしまうのです。奇を衒うことにこたわりたくはないのですが、人と同じでいるのがとても退屈なんだろうと思います。

仮想音楽も、47都道府県ライヴ制覇をめざすのも、自分が今のような活動を何故しているのか、根本的なところは自分でもわかりません。

しかし、今年に入ってから、悟ったようなこともあります。世の中のセンターには立てず、ナンバーワンにもなることはない。それならば、もっともっと独自の世界へ、独自の道を歩まなきゃいけないとの思いが強くなったのは事実です。自分の信じる価値をもっと信じて、愛する。こういう風に書くから宗教的と思われるのかもしれませんが、価値観を貫きたいのです。

あと、周りの表現者たちとの大きな「違い」を、今年はそれまで以上に強く感じるようになったという事情もあります。その「違い」がどういうものかはうまく言えませんが。

自分を突き動かしているものが何なのか、よくわかりませんが、そういうものがあるのなら、もっと突き動かしてくれてほしいなと思います。

2014-09-17-03-12-48詩人と一緒にいても詩はやらない、音楽家と一緒にいても音は出さない。己のをやり、韶を出し続けます。

【守山ダダマ出没予定】
10/11(土) 京都公○食堂
10/12(日) 大阪さばのゆ
10/27(月) 渋谷HOME (司会)
11/11(火) 代官山山羊に、聞く?
11/16(日) 大分fsoundcafe
11/29(土) 吉祥寺南郷7丁目(主宰)
…and more!


dadama2005 at 23:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0)音楽 | 想楽

2014年09月30日

イカを聴け!

2014-09-28-22-36-11前の記事で「宗教」に関する話を書きましたが、28日日曜日は渋谷のラストワルツへ、Ikasama宗教さん(from 宮城)のライヴを観に行きました。

私が観てきたいろいろなアーティストのライヴの中で、曲目の全てが心に響いて、聴き応えがあると思うのは正直指を折って数えるほどしかいないのですが、イカ宗さんはその一人であり、この日も言葉がギターサウンドに乗ってズンズン響いてきました。是非もっと多くの人に触れてほしいと思う音楽です。ギターを故郷石巻に見立てた地理の説明も良かったです。

イカ宗さんとは去年9月に福島での『ムサシノイマジネーション』で出会って、それ以来共演はなかったのですが、2度目の共演が12月にあります。詳細、楽しみに待っていて下さい。

2014-09-28-19-39-15この日はイカ宗さんの他、動物にちなんだ名前のミュージシャンが集まるイベントでしたが、実に多種多彩。なかでもかもめのジョナサンさんのライヴが印象的でした。写真ではわかりづらいでしょうが、性行為も観られてショッキングでした。あとお客さん一人ひとりにコンドームを配っていて、私としてはとても助かります。いつもカバンに入れておこうと思います。これでいつでも安心。イベント終了後はイカ宗さんとかもめのジョナサンさんが「ピンクローターでギターを弾くと良い音が出る」という話をしていたのが面白かった。またイカ宗さんを通じてSNSで知り合った口石アキラさんに初めてお会いできて、すごく有意義な夜でした。

2014-09-21-20-03-13私の新しいフライヤーをお配りしたところ、イカ宗さんから「男前」との評があり。というわけで男前の写真を載せておきます。

ますます仮想を頑張ります。

【守山ダダマ出没予定】
10/11(土)京都公○食堂
10/12(日) 大阪さばのゆ
10/27(月) 渋谷HOME (司会)
11/29(土) 吉祥寺南郷7丁目(主宰)
…and more!




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2014年09月28日

フライヤー考と白昼の浮気

2014-09-27-11-04-55


2014-09-24-00-54-17先日富山でお世話になった叔母の友人に左の写真のフライヤーを渡した時、「何か宗教っぽい」と言われました。「言霊ダダマ」というブログタイトルや、フライヤー全体の見た目から来る印象のようですが、このことを東京のバイト先の同僚たちにも話したところ、「伝道師」や「想楽守山流」という言葉も宗教的だし、また「韶」や「」という独自の言葉(概念)を用いるのも宗教のような感じを醸し出しているのではないかという意見がありました。

実際、枯山水ロックはブッダ・ロックだ、と言ったりもしていますが、私は別に宗教活動をしているつもりはありませんし、全ての宗教に寛容であるつもりです。ただ、以前に日本神話の話も書きましたが、最近は神道や仏教への興味が増しているのは事実で、ぶっちゃけ(仏ちゃけ?)出家したいと思ったり、世の中の動きにうんざりして遁世したいと思うこともあるし、仮想音楽も政治や他のカルチャーとは距離を置いた、ある種宗教的なポジションに位置づけたいとは考えています。

想楽守山流をダダマ教という宗教にして、教祖になる。というのもギミックとしてアリかもしれません。実際自分のリサイタル(読奏会)ではステージに上がる者は神、と言ってお賽銭という形で投げ銭をお願いしたこともあります。そもそも、韶とかとか弦稿とかの概念を創唱して、それを人々にも受け入れさせ、普及させようという行為も宗教の布教と似たところがあります。

押しつけも洗脳も勧誘もしませんが、宗教と思われるのも悪くはないかな、と。でも、こういう話があって、自分の活動が他人からどう思われているのか、今まで以上に強く意識しなきゃいけないと思うようになりました。富山で言われたことに限らず、他の表現者と共同作業する機会が多い最近は、客観視は否応なくさせられることがよくあります。仮想音楽という独自のスタイルを文化として後世に残したい、という志は変わりませんが、もっと自分の活動を受け入れやすくした方がいいと思いました。

2014-09-27-11-05-44そこで新しいフライヤーを作りました。PCが自宅に無くネットカフェのPCを使っている関係で、レイアウトやフォントの工夫に限界がありますが、従来よりもわかりやすいものにした…はずですが、やはりどうしても「韶」と「」のことは知ってほしいので、書いてしまいました。余計わかりにくくなったかもしれません。しかし普通の詩=言葉の寺とは違う言葉の砦としての、そして朗読と音楽を結びつける韶という概念は、守山ダダマの表現に接する上でやはり知ってもらいたいし、できれば守山ダダマ以外の人にも使ってほしいのです。

ただ、ライヴのMCではあまり説明はしません。時間の余裕がないし、朗読という演奏を優先したいのです。まずは実演から入ってもらうことが大事だと思うので。観たままを感じてもらうのが第一です。それからフライヤーの文章を読んでもらえばいいし、より興味のある人には是非ライヴの後で私に声をかけてほしいです。何より、絵レ氣ギターを使ってパフォーマンスしている時点で、仮想音楽の大きなアピールとなります。ここだけで、私の表現の独自性がわかるでしょう。続きを読む

dadama2005 at 16:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0)想楽 | 運動

2014年09月25日

母なる越中詩朗の旅

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武蔵国に帰ってきました。越中国・富山の旅を振り返ってみます。

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21日早朝に富山駅着。5年ぶりに来たそこは北陸新幹線の開業を控えて工事中。すっかり様変わりしていました。在来線の北陸線に乗って高岡へ。高岡駅も、新幹線は止まらないけどだいぶきれいにリニューアルされてました。路面電車の万葉線も何だか近未来的と言うか西洋的。駅を出て向かったのは日本三大仏の一つと云われる高岡大仏。奈良・鎌倉に比べてだいぶ小さくてがっかりするし、牛久大仏とは比べものにならないでしょうが与謝野晶子にイケメン認定されたことを売りにしているようです。でも鎌倉の方が美形のように思いますが。そして高岡城跡にある古城公園へ。前田利長の隠居所となった城ですが、実際に城が存在したのはわずか5、6年の間。それでも立派な濠も含めて広大な城の跡をそのまま残して大事にしている高岡の人々に感心します。本丸跡の射水神社にお参り。

それから日本海が見たくなって、氷見線の忍者ハットリくん列車に乗って雨晴へ。高岡は藤子・F・不二雄の、氷見は藤子不二雄Aの出身地です。雨晴駅で降りて案内板を見たら、駅の近くに古墳があるのを発見! 全く期待していなかったのに、これも運命かもしれません。国指定史跡の桜谷古墳。前方後円墳が2つ、きれいに残っていました。北陸では最大規模だそうで、古代のこの地の支配者の墓と思われます。そして墳頂からの富山湾の眺めが素晴らしかった! また、写真が撮れなかったのですが、近くの国道の真下に小さな円墳がありました。この道路を建設する際に見つかった円墳で、わざわざその部分だけ道路を橋にして古墳をかろうじて保存しているとの事で、ちょっと感動的です。さらにその近くには武田家住宅という古民家があり、こちらも見学。武田信玄の弟・信廉の子孫が甲斐から移り住んでこの辺りの名主になったと云われていて、ガイドさんが親切に案内してくれました。

そして雨晴の海岸線を散歩。快晴なら海の向こうに立山連峰が見えるという絶景。この日は山はよく見えなかったけど、充分良い景色でした。

その後は高岡市内に戻り、前田利長の墓所を見物。大名の墓としては最大規模。いや近代の天皇の陵よりも立派な造りと言えます。元々の墓域は現在の3倍あって、城砦としての機能も備えていたと云われます。ここから利長の菩提寺として建てられた瑞龍寺までは八丁道という直線道路で結ばれていて、この道も高岡の防衛線として造られた軍事目的のものであるらしく、私は加賀前田家の用心深さを感じました。

瑞龍寺は富山県で唯一の国宝。私の姉の名前もこの寺にちなんで付けられたそうです。回廊と芝生がとても立派です。抹茶をいただきました。

宿のある富山市内に戻り、駅前の麺家いろはで本場の富山ブラックを堪能。見た目に反してしつこさのない、食べやすい味のラーメンでした。
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dadama2005 at 05:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0) | 日記

2014年09月22日

富山で新体験

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おはようございます。富山県に来ています。

ムサシノシャオ(武蔵野韶)、略してムシャの武者修行。アポなしで完全未知の場所に飛び込み朗読ライヴをやるという試みに挑んできました。ご存知の方も多いでしょうが、富山は私の母方の故郷であり、私が名古屋で生まれる前に両親と姉と兄が住んでいた場所です。だから地縁があると言えばありますが、そういうものには一切頼りたくなかったので、今まで富山へ行くことは秘密にしていました。

土曜の夜に夜行バスで新宿を発ち、翌朝富山駅に着。その後高岡市内や雨晴海岸などを観光し、富山市内に戻って富山ブラックを食したりしましたが、その旅の詳細はまた改めて。

夜、ネットで知った、毎日音楽ライヴをやっているという総曲輪のバー・アリババへ。元来人見知りで小心者の私、お店に入る前はめちゃくちゃ緊張して、逡巡してしまいました。ギターだらけの店内、私が入った時はお客さんがいなくて、マスターの川渕さんと奥さんの2人。ネットの情報にはマスターはいつでもギターを持って歌い出すとありましたが、その通りで話の合間にギターを鳴らす感じ。私も話がしやすくてすぐに緊張が解けました。

ポエトリーの人もスポークンワーズの人も、どうしても仲間内だけのイベントでのパフォーマンスに終始してしまう。もっと外に出て、全く関心の異なる世間一般の人たちの前で朗読をやりたい。ただ、私の場合は普通の朗読とも異なる仮想音楽。これを見ず知らずの人の前で何の前触れもなしにやるのはかなり勇気が要ります。でも、やらねばならない。現地に行くと、やらねばならないがやりたいになってきました。

ちょうどそこへ年配の方たちのグループが来店。私はチャンス!と思い、朗読を披露する機会を窺っていましたが…グループの皆さんはマスターの生伴奏で好きな歌を歌うカラオケ大会で大盛り上がり。ここでいきなり割り込んで朗読、とは流石にいけませんでした。皆さんめちゃくちゃ楽しんでる…と言うか「春夏秋冬」とか「遠くで汽笛を聞きながら」とか、私も大好きな曲をやっていて、本当に良い空気だったので…。全員歌い終わってさあ自分の出番か、といきたかったのですが、午前0時が近づき、皆さん呼んでいたタクシーが来て帰ってしまいました。

それでもマスター夫妻が、是非朗読を聞かせてほしいと言ってくれて、マスターが伴奏をつけてくれて、椅子に座ってアコースティックスタイルで朗読をさせてもらいました。そして音楽の化身のようなマスター、何とその場で私の言砦をアレンジして歌にしてくれました。



18都府県目のライヴ制覇。予め告知されていたイベントでも、オープンマイクでもなく、純粋な意味でのお客さんもいない状況でのライヴでしたが(奥さんがオーディエンスで写真も撮ってくれました)、めちゃくちゃ有意義な経験となりました。イベントで行ける県、オープンマイクをやっている県は限られるので、これからもこういう形の飛び込みスタイルで朗読の場を広げていこうと思います。先述の年配の皆さんの前でやれなかったのが悔やまれますが、良い修行になりました。

マスターには富山のライヴハウスを教えてもらえただけでなく、関西方面でも新たにライヴできる機会を与えて頂けて、本当に大収穫! 来月の関西ツアーはまたやる場所が増えそうです。また、詩の聞かせ方などについても貴重なアドヴァイスを頂いたり、竹原ピストルさんを知っていたり、いろいろな話ができました。

2014-09-21-23-12-51実りあるある旅になりました。アリババの皆さん、本当にありがとうございました!!

【2014年9月21日 @富山アリババ セットリスト】
1.金太郎飴の正しい食べ方
2.苦しみのポチ

まだまだいくぞ! シャオ!

【守山ダダマ出没予定】
10/11(土)京都公○食堂
10/12(日) 大阪さばのゆ
10/27(月) 渋谷HOME (司会)
11/29(土) 吉祥寺南郷7丁目(主宰)
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2014年09月20日

9年目の金太郎飴とプロジェクト韶

2014-09-19-17-32-27

おかげさまで齢37になりました。お祝いのメッセージをくれた皆さん、ここまで私を生かしてくれた皆さん、本当にありがとうございます。皆さんとの御縁に、心から感謝して、ここからまた生きていきたいと思います。これからも宜しくお願い申し上げます。

上の写真はバイト先で同僚たちからもらったプレゼントたちです。ここ数年、誕生日の日には何かしらイベントがあったり、付き合う人がいたりして賑やかだったのですが、今年の誕生日は何事もなく地味に過ぎました。でも、苦痛の多い仕事のさなかで仲間たちからもらった気持ちが本当に嬉しかったし、幸せでした。写真中央にあるチョコあんぱんは、包装に描かれてるおじさんが私に似てるからというチョイスだそうです。

世知辛さが増してる世の中といっても、気づけば愛すべき人がたくさんいるんだなあと思います。

私の代表作と云える「金太郎飴の正しい食べ方」を著したのが8年前の今頃です。朗読を始めて間もない頃で、まだちょっと荒れていました。それでも、底から這い上がろうという気持ちがああいう詩(言砦)を書かせていたのかもしれません。

8年後の現在はだいぶ状況が違います。パフォーマーとしてそれなりのステータスを得て、生活も一応安定している今は、見える景色も違っています。でも、それは必ずしも良いこととは言えない側面もあります。世相も、3.11を境に大きく変わり、表現の世界も変わっています。

そして、年齢のこともあります。金太郎飴の詩は「何歳からでもスタートできる」と言っていますが、年齢は関係ないという意味ではありません。勿論、作品の意味は第一に受け手の解釈に委ねられるものですが、私が今強く意識するのは一つ一つの歳の違いであり、その歳を受け止めた上でスタートできるかということです。

気持ちは若く、アンチエイジングでいきたいと思いつつ、37歳の可能性を意識して活かしていきたいと思います。37歳が漕ぎ出す37歳の未知の海です。

2014-09-19-17-27-51昨年の誕生日に想楽守山流を立ち上げ、武蔵境と大阪西天満でイベントを開催、そして絵レ氣ギターの開発で、36歳の一年間にも大きな変化がありました。次は何が生まれ、何が見えるのか。37歳の守山ダダマの展開をお楽しみに。

というわけで、以前からお知らせしていた「プロジェクト韶(シャオ)」第一弾の詳細を発表します。

想楽守山流Presents
『ムサシノシャオ 〜 冬の吉祥寺熱叫祭 〜 』

11月29日(土)
OPEN 18:30/START 19:00
吉祥寺 南郷7丁目

入場料1500円+ドリンク代

[出演]
守山ダダマ(朗読/仮想音楽)
鈴木知文(ギター弾き語り)
川口純平(ギター弾き語り)
藤原愛(ピアノ弾き語り)
羅久井俊介(ギター弾き語り)
笹田美紀(ピアノ弾き語り/朗読)
東京未開封(ラップ)
ルネ・シェヴィリコフスキ(朗読)
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dadama2005 at 11:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0)日記 | 告知

2014年09月18日

俺をめざす/10月関西ツアー全容

2014-09-17-03-02-16

また新たな絵レ氣ギターが完成しました。アコースティック風ですが、絵レ氣です。名前は「日本」としました。自分でも意味がわかりませんが、自信作です。仮想音楽にまた武器が、楽器という武器が加わりました。今後にご期待下さい。

最近いろいろと思うところがあります。例えば自分の立ち位置について。ステージでの立ち位置というよりも、世界での立ち位置について。自分は真っ当な「詩人」ではないし、ポエトリー界の、ポエトリー界に属する人間でもない。既存のどのジャンルにも属さない。だからどこにでも打って出る必要と強みはありますが、その分目標を設定しにくい立場でもあります。賞とかタイトルとか、その分野で名誉ある何かというものがない。扱う側も扱いに困るのはわかります。こいつはどこでどう使えばいいのかと。

2014-09-17-03-02-45でも、自分は仮想音楽というスタイルを築き上げ、もうそこでは頂点に立っているのです。(なにぶん競技人口が1人なので) ならばこの価値を守り続け、より磨いて、一人でも多くの人に知ってもらうことが自分の使命となります。それは言い換えれば、自分であること、自分であり続けること、より自分らしくあることが私にとっての目標なのです。「俺は俺をめざす」。このしょーもないけどかけがえのない守山ダダマを愛し抜いて生きることです。

SMAPの「世界に一つだけの花」、私はあの曲が元々大嫌いだったのですが、最近やっとあの曲の良さがわかってきました。「ナンバーワンじゃなきゃダメだろう!」と言って、競うこと、勝つことが大事と思っていたけど、勝負とは何も他人とするものばかりではない。自分との勝負もあるのです。愛する自分のために闘う最大の敵は自分自身なのです。

こんなふうに書くとあまりに自己完結的、自己満足とも思われるかもしれませんが、守山ダダマを全うしなければ人様を喜ばせることもできないし、人様を喜ばせることができなければ自分も喜べない。他人の目線があるからこその自分との闘いなのです。

最大の目的は、以前からしつこく書いてますが、「残す」こと。韶を、仮想音楽を、絵レ氣ギターを、守山ダダマを、一人でも多くの人の記憶に焼き付け、後世まで語り継がれるものにする。あわよくばこのスタイルを継承する表現者がでてきてほしい。新しい文化を遺したい。売れることとか目立つことは二の次で、本質ではないのです。

あらゆる場所で、誇りを持ってライヴをやること。一本一本やり抜くことで、夢へ着実に近づいていくのです。

36歳の大晦日。より自分であり続けるための区切りの所信表明でした。
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dadama2005 at 00:41|PermalinkComments(0)TrackBack(0)想楽 | 告知

2014年09月15日

夢の国への回廊

2014-09-13-17-47-15井の頭公園内特設テントでの劇団どくんご公演へのゲスト出演終わりました。皆さんありがとうございました!

今回私をコラボに誘ってくれたタップダンサーのおどるなつこさんとは2カ月ほど前から練習を重ねてきましたが、いろいろなことが学べました。もとより単なる朗読ではないパフォーマンスを心がけてきたつもりですが、タップダンスと絡むことでさらに一歩踏み出せた機会になったと思います。「苦しみのポチ」と「それでも生きるマニア」を演りました。

それよりも何よりも、どくんごのパフォーマンスが素晴らしかった! うまく説明できませんが、演劇だけでなくサーカスあり、笑いあり、ラップあり、バンド演奏あり…演者一人ひとりが多才で、煌びやかな衣裳と舞台演出、素早い場面転換で、客席で観ていた私は引き込まれっ放し。途中から雷雨に襲われても何のその、テントの中はまさに夢の国のようでした。子供連れのお客さんが多かったけど、子供にはそりゃ楽しいだろうし、不思議感満載のステージでした。古くからの固定のファンも多いようで、地方公演では地元のファンが会場の手配もしてくれるそう。根強い支持があるのも頷けます。

それにしても、本当に凄い人たちです。同じ表現者として、とても刺激になりました。あの人たちと同じことはできないし、やってもしょうがない。だからこそ、もっと自分の世界を突き詰めたいと強く思わせた一日でした。

翌日14日はまず武蔵境の某所でJETヒロシこと畠山さんととある打ち合わせ。

imageそしてその後は池袋のKASSAIにて、友人たちの劇団・無頼組合の公演『太陽への回廊』を目撃。

定番の「騎士」シリーズとは異なり、各役者のキャラが違っていたり、いつものハードボイルド路線にSFや人間愛など様々な要素を詰め込んで、見応え満載の作品でありました。重く、暗い内容であり、考えさせられる部分もありましたが、人間の情や、生きていくことの尊さ、美しさを存分に思い知らされたようで、中盤辺りから涙腺が緩みっぱなしでした。私が涙もろくなり過ぎているのかもしれませんが、芝居を観ながら登場人物の裏側の心情や愛を想像する癖があって、余計にこみ上げてきてしまうのです。そして暗い話でも、生きようという勇気を与えられる。とても良いものが観れました。

開演前に主宰のシラカワさんから説明があり、それによるとこの日の昼間に会場の電気系統にトラブルが発生し、昼の部の公演を中止したとの事。夜の部は予定通り行うけど、途中で照明が消える可能性もあり、それでも上演を続けるとの宣言があり。結局夜の部は無事で終わりましたが、大変な状況で皆さんよく演りきったと思います。私もイベント主宰をする身として、過去に一度、吉読が会場の店長の夜逃げで当日中止を決断するという経験があり、苦しい気持ちがよくわかりました。それでも誠実に、真摯に対応し、劇を魅せきったシラカワさんや演者の皆さんは素晴らしかったと思います。

どくんごと無頼組合。同じ「劇団」でもやってることは全然違うけど、人を楽しませ、感動させるための力量の凄まじさを学び、めちゃくちゃ刺激になった二日間でした。
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dadama2005 at 13:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0)演劇 | 想楽

2014年09月13日

中に寄る夜・言葉が踊りだす

こんばんは、東小室哲哉です。9月に入ってからの当ブログの検索ワード1位が「小室哲哉」だそうです。(12日現在) 当ブログには「西小室哲哉」はよく登場しますが、かのYOSHIKIとのユニット・V2で有名な、我が町・国分寺市の早稲田実業高校にその名を冠したミュージアムがある音楽家については全くと言っていいほど言及しておりません。通りすがりの小室ファンの皆さん、申し訳ありません。

というわけで新宿駅と南新宿駅が全く違うように、方角には気をつけなければいけません。また、方角というのは東西南北だけでなく、「中」というのも一つの方角であります。方角の付かない浦和駅と中浦和駅もだいぶ異なります。私は最近、この中という方向にとても興味があります。だから最近の私は中小室哲哉です。このまま中へ中へ進むと奧小室哲哉になってしまうかもしれません。まあ奧の話をするとあまりにもややこしくなるので中の話をしましょう。

もはや私の愛読書になりつつある太安万侶大先生の『古事記』ですが、そこで私にとっての三国志の三大ヒーロー(趙雲・周瑜・夏侯惇、順不同書店)のような古事記の三大ヒーローになりつつあるのが、アメノミナカヌシ・ツクヨミ・ホスセリの三柱の神です。それぞれ漢字で書くと天之御中主・月読・火須勢理です。この人いや神たちの共通点は、生まれた時にその名が紹介されるだけで、その後のストーリーには殆ど登場しないということです。当ブログにおける「小室哲哉」のようなものです。アメノミナカヌシは天地創造の際に最初に出現する神ですが、性別もありません。ツクヨミはイザナギとイザナミが生んだ三貴子の二番目(アマテラスとスサノオの間)。そしてホスセリはホデリ=海幸彦とホオリ=山幸彦の間にいる三兄弟の二番目ですが、みんな海幸山幸は二兄弟だと思っていてホスセリ君のことなど知らないでしょう。そもそも彼は何幸彦なのかという疑問もあります。富野由悠季ファンの友人によればバイストン・ウェル幸彦という説が有力ですが、衣笠幸彦という説もあります。

古事記に詳しい人によれば、アメノミナカヌシもツクヨミもホスセリも、「中間にいて何もしない」ということに存在意義があるのだそうです。思えばアマテラスとスサノオも、海幸と山幸も、本当にしょーもない、くだらない、下衆の極みのような(失礼ですみません)兄弟喧嘩を繰り広げていますが、その間に何もしない神が存在することで、世界のバランスをとっているのだと謂います。

何もしないということをしながら、しょーもなくて愛らしい兄と弟の間の世界を取り持つ、貴重な存在が中間の神なのかもしれません。

思うに、世の中だんだんイビツさを増している気がしてなりません。もとはみんな愛すべき人たちなのに、止むに止まれぬ事情ですれ違い、いがみ合い、右だ左だと騒いでいるように見えて私は頭が痛いのです。そんなときに、敢えて目立たずじっとしながらたまに人に気づかれて「お前は何?」みたいに思われながらもじっとずっとそこにいるアメちゃんやツッキーやホッシーがなんだか愛らしく、大事な存在に思えてくるのであります。と言うか彼らこそ凄いのではないかと。続きを読む

dadama2005 at 01:11|PermalinkComments(0)TrackBack(0)日記 | 告知