2010年04月
2010年04月29日
枯山水
自分の朗読は基本的にトラックを使わないのですが、音がなくても音が感じられるような、見立てになる何かを出せればいいなと思います。そう、枯山水のように。
コトバナ〜東西詩人交流会〜PPW〜開口一番とハードロックスケジュールをこなして、ひと休みしていますが、もう休んでいられない。ありがたいことにゴールデンウィークは2日連続でライヴです。連休明けにも1本あります。しかもそれぞれジャンルの違うイベントなので、全方位を見据えて、戦略的に行きます。
5月3日(月)
『武蔵野CITY NIGHT』(バンドイベント)
@武蔵境 STATTO
OPEN18:00/START18:30
前売1500円/当日1800円
【出演】ザ・バカンス、CRACKER JACK、守山ダダマ、ROCKROW、THE BIGMAN
5月4日(火)
『BIEN13』(お笑い系イベント)
@吉祥寺 FourthFloor
18:00〜21:00
2000円(1ドリンク付)
【出演】ヒエ、生徒会長金子、守山ダダマ、ユナイテッド・バロウズ、余汐、古川甫、えまのん、ノムラワタル
【MC】宮崎康代
5月8日(土)
『ぱろぷんて〜4発目〜移転記念SP』(異種混合イベント)
@池袋 3-Tri
OPEN18:00/START18:30
1500円+1ドリンク500円
【出演】ko-1(マジシャン)、インプロモーティブ(即興劇)、松島英生(弾き語り)、守山ダダマ(詩)、松林幸平(ギターループ)、sumi&GAYA(ベリーダンス
【司会】BBゴロー(芸人)、さるべぇ〜じ(芸人)
そしてこちらも宜しくです。今度の吉読はロックになりそう!
吉読 ― 吉祥寺オープン・エア・マイク
コトバナ〜東西詩人交流会〜PPW〜開口一番とハードロックスケジュールをこなして、ひと休みしていますが、もう休んでいられない。ありがたいことにゴールデンウィークは2日連続でライヴです。連休明けにも1本あります。しかもそれぞれジャンルの違うイベントなので、全方位を見据えて、戦略的に行きます。
5月3日(月)
『武蔵野CITY NIGHT』(バンドイベント)
@武蔵境 STATTO
OPEN18:00/START18:30
前売1500円/当日1800円
【出演】ザ・バカンス、CRACKER JACK、守山ダダマ、ROCKROW、THE BIGMAN
5月4日(火)
『BIEN13』(お笑い系イベント)
@吉祥寺 FourthFloor
18:00〜21:00
2000円(1ドリンク付)
【出演】ヒエ、生徒会長金子、守山ダダマ、ユナイテッド・バロウズ、余汐、古川甫、えまのん、ノムラワタル
【MC】宮崎康代
5月8日(土)
『ぱろぷんて〜4発目〜移転記念SP』(異種混合イベント)
@池袋 3-Tri
OPEN18:00/START18:30
1500円+1ドリンク500円
【出演】ko-1(マジシャン)、インプロモーティブ(即興劇)、松島英生(弾き語り)、守山ダダマ(詩)、松林幸平(ギターループ)、sumi&GAYA(ベリーダンス
【司会】BBゴロー(芸人)、さるべぇ〜じ(芸人)
そしてこちらも宜しくです。今度の吉読はロックになりそう!
吉読 ― 吉祥寺オープン・エア・マイク
2010年04月28日
詩「樹を植えた男」
私の名前には樹木の樹という字が入っている
私の父は長く長く生きてほしいという願いを込めて
私の名前に一本の樹を植えたのである
いや本当のところ詳しい理由を訊いたことはないが、たぶんそうだと思う
言うまでもなく樹は、私たち人間よりも太く長く生きる
生きて生きて私たちに多くの恵みをもたらしてくれる
私も名前の通り、樹でありたい
樹にはなれなくても樹にあやかりたい
どんなに生きづらく、希望のない状況でも、私の中には一本の樹が立っている
父が私に植えた一本の樹
これだけは忘れてはならない これだけは枯らしてはならない これだけは切ってはならない
荒れ果てた土地に 木を植えた男がいた
今から100年ほど前 フランスの山奥で
男は一人息子を失い 妻にも先立たれ 一人山奥へ引きこもったのだ
男はそこでひっそりと余生を送るつもりだったのかもしれない だが気づいたのだ
荒れ果てた土地で彼は知った 自分だけの孤独じゃない この土地の孤独を
この死んだような不毛の地に せめて良き伴侶を持たせたい
そして男は木を植え始めた それは自分の心にも木を植えることだったのかもしれない
その土地の周辺に住む人々の心は荒れていた 木がなかったからだ
誰もが孤独で いがみ合いや 自殺が絶えなかった
そんな中で男は黙々と種を植え続けた
自分が生きているかさえわからない遠い将来の緑豊かな夢を見据えて
この土地を襲う強い風も どこ吹く風
第一次世界大戦が起きても どこ吹く風
どんな災難に襲われて 苗が全滅しても どこ吹く風!どこ吹く風!どこ吹く風!
男は何度も絶望の淵に立たされながら
それでも 木を植え続けた
第二次世界大戦のさなかでも 木を植え続けた
世界中で無数の命が失われていく中で
このフランスの山奥では
いつも干上がっていたはずの川はとうとうと流れる水をたたえ
小さな牧場や菜園や花畑が次々に生まれ
人々の生きる喜びがよみがえった
戦争で全てを破壊するのも人間なら、全てをよみがえらせるのも人間だ
この男の一心不乱のひたむきさが 色とりどりの命の花を咲かせたのだ
荒れ果てた土地だから 木を植えたのだろう
荒れ果てた心にこそ 木を植えるべきだろう ただ植え続ければいい
希望は与えられるものじゃない 希望は育てるものだ
継続は力なりと言うが その力はハンパなものじゃない
継続をなめるな 継続は木なり 木はまさに一つの継続だ
どんな状況にも左右されず、長い年月をかけて成長し、大きな喜びをもたらす
私は父が植えた樹を忘れない
そして遥か遠くの木を植えた男のことも忘れない
木があるから 私たちは生きていける
私は今こそ 木を植えたい
※先週の東京インターナショナルフラワー&ガーデンショーで朗読した、ジャン・ジオノ著『木を植えた男』をテーマにした自作詩です。
私の本名には「樹」の字が入っています。
メタル+ナレーションという感じで読んでみました。
私の父は長く長く生きてほしいという願いを込めて
私の名前に一本の樹を植えたのである
いや本当のところ詳しい理由を訊いたことはないが、たぶんそうだと思う
言うまでもなく樹は、私たち人間よりも太く長く生きる
生きて生きて私たちに多くの恵みをもたらしてくれる
私も名前の通り、樹でありたい
樹にはなれなくても樹にあやかりたい
どんなに生きづらく、希望のない状況でも、私の中には一本の樹が立っている
父が私に植えた一本の樹
これだけは忘れてはならない これだけは枯らしてはならない これだけは切ってはならない
荒れ果てた土地に 木を植えた男がいた
今から100年ほど前 フランスの山奥で
男は一人息子を失い 妻にも先立たれ 一人山奥へ引きこもったのだ
男はそこでひっそりと余生を送るつもりだったのかもしれない だが気づいたのだ
荒れ果てた土地で彼は知った 自分だけの孤独じゃない この土地の孤独を
この死んだような不毛の地に せめて良き伴侶を持たせたい
そして男は木を植え始めた それは自分の心にも木を植えることだったのかもしれない
その土地の周辺に住む人々の心は荒れていた 木がなかったからだ
誰もが孤独で いがみ合いや 自殺が絶えなかった
そんな中で男は黙々と種を植え続けた
自分が生きているかさえわからない遠い将来の緑豊かな夢を見据えて
この土地を襲う強い風も どこ吹く風
第一次世界大戦が起きても どこ吹く風
どんな災難に襲われて 苗が全滅しても どこ吹く風!どこ吹く風!どこ吹く風!
男は何度も絶望の淵に立たされながら
それでも 木を植え続けた
第二次世界大戦のさなかでも 木を植え続けた
世界中で無数の命が失われていく中で
このフランスの山奥では
いつも干上がっていたはずの川はとうとうと流れる水をたたえ
小さな牧場や菜園や花畑が次々に生まれ
人々の生きる喜びがよみがえった
戦争で全てを破壊するのも人間なら、全てをよみがえらせるのも人間だ
この男の一心不乱のひたむきさが 色とりどりの命の花を咲かせたのだ
荒れ果てた土地だから 木を植えたのだろう
荒れ果てた心にこそ 木を植えるべきだろう ただ植え続ければいい
希望は与えられるものじゃない 希望は育てるものだ
継続は力なりと言うが その力はハンパなものじゃない
継続をなめるな 継続は木なり 木はまさに一つの継続だ
どんな状況にも左右されず、長い年月をかけて成長し、大きな喜びをもたらす
私は父が植えた樹を忘れない
そして遥か遠くの木を植えた男のことも忘れない
木があるから 私たちは生きていける
私は今こそ 木を植えたい
※先週の東京インターナショナルフラワー&ガーデンショーで朗読した、ジャン・ジオノ著『木を植えた男』をテーマにした自作詩です。
私の本名には「樹」の字が入っています。
メタル+ナレーションという感じで読んでみました。
2010年04月27日
とりあえず有森
自分で自分を褒めたいぐらいのハードスケジュールで疲れまくっています。
先週土曜の朝に自宅を出て、東京駅から新幹線に乗り京都で下りる。去年行こうとして行けなかった智積院庭園に行く。中学の修学旅行で初めてここに来た時、私はいじめに遭っていて落ち込んでいて、この庭で不思議と癒された。他にもお寺には面白い絵画があったりして、各所に女性の案内係が配置されているのだが、全員新人なのか、いかにもマニュアル通りの説明(暗記しきれていない)でカミカミだった。お寺を出て鴨川沿いを歩き、河原町から阪急に乗って神戸入り。南京町を通ってメリケン波止場に出ると、あの分度器形のホテルが見えた。神戸といえばテレビでは必ずこのホテルの映像が出てくるイメージがある。こんな形のケーキもあるよな。公園でしばらく休んで、待ち合わせ場所の阪急三宮駅へ行く途中、おしゃれでかわいい女の子を何人も見かけた。たいていは男連れだったけど。神戸は思ったより小ぢんまりとしたイメージで好感を持てた。山と海に挟まれた街。横浜と長崎を足して2で割った感じ。ガード下の飲食店街もいい味出してる。(食べ物の味ではなく)
三宮駅前の居酒屋で東西詩人交流会。関西の詩人の人たちは関東とはだいぶノリが違う。一般人に近い快活さがあって、わりとおしゃれで、美男美女が多い。これはお世辞じゃないです。できれば朗読を聞きたかったが、詩のスタイル、主流になっているものはやはり関東と違うのはわかる。単純に飲み会として楽しかっただけでなく、詩についてかなり濃いい話もできた。二次会はカラオケに行ったけど、お喋りしたい人たちもいたので、歌う人と喋る人で部屋を分けた。(そして2つの部屋をみんな行ったり来たり)これは良い方式だと思う。
実は神戸在住の詩人はいなくて、遠方から来た人が多かったので早めに解散。夜10時を過ぎた神戸の街はけっこう静かで、鉄道の高架と車道に挟まれた道を歩くと真っ暗でヤバかった。飲み屋に入ろうかとも思ったが金をかなり使ってしまいそうなのでやめて、ネットカフェで1泊した。続きを読む
先週土曜の朝に自宅を出て、東京駅から新幹線に乗り京都で下りる。去年行こうとして行けなかった智積院庭園に行く。中学の修学旅行で初めてここに来た時、私はいじめに遭っていて落ち込んでいて、この庭で不思議と癒された。他にもお寺には面白い絵画があったりして、各所に女性の案内係が配置されているのだが、全員新人なのか、いかにもマニュアル通りの説明(暗記しきれていない)でカミカミだった。お寺を出て鴨川沿いを歩き、河原町から阪急に乗って神戸入り。南京町を通ってメリケン波止場に出ると、あの分度器形のホテルが見えた。神戸といえばテレビでは必ずこのホテルの映像が出てくるイメージがある。こんな形のケーキもあるよな。公園でしばらく休んで、待ち合わせ場所の阪急三宮駅へ行く途中、おしゃれでかわいい女の子を何人も見かけた。たいていは男連れだったけど。神戸は思ったより小ぢんまりとしたイメージで好感を持てた。山と海に挟まれた街。横浜と長崎を足して2で割った感じ。ガード下の飲食店街もいい味出してる。(食べ物の味ではなく)
三宮駅前の居酒屋で東西詩人交流会。関西の詩人の人たちは関東とはだいぶノリが違う。一般人に近い快活さがあって、わりとおしゃれで、美男美女が多い。これはお世辞じゃないです。できれば朗読を聞きたかったが、詩のスタイル、主流になっているものはやはり関東と違うのはわかる。単純に飲み会として楽しかっただけでなく、詩についてかなり濃いい話もできた。二次会はカラオケに行ったけど、お喋りしたい人たちもいたので、歌う人と喋る人で部屋を分けた。(そして2つの部屋をみんな行ったり来たり)これは良い方式だと思う。
実は神戸在住の詩人はいなくて、遠方から来た人が多かったので早めに解散。夜10時を過ぎた神戸の街はけっこう静かで、鉄道の高架と車道に挟まれた道を歩くと真っ暗でヤバかった。飲み屋に入ろうかとも思ったが金をかなり使ってしまいそうなのでやめて、ネットカフェで1泊した。続きを読む
2010年04月23日
朗読の後の一杯
疲れがどっと出ています。今日もコトバナ、2ステージ無事終了しました。
雨で開催自体が危ぶまれましたが、1回目は屋内に場所変更、その後小降りになってきたので再び野外でやらせてもらいました。寒かったけど、やはり野外の方が開放感があってやりやすかった。お客さんもそちらの方が聞きやすいかな。天候のせいか一昨日に比べて人は極端に少なかったけど(でも花を見に来た人は多かった)、みんな一昨日よりも良いパフォーマンスができたと思います。前後のステージに出ていた造園家の田中哲さん(TVでもおなじみ)が凄くいい人で、我々の朗読も客席でじっくり聞いてくれていました。声を褒めてもらいました。
今回私はリーダー役としていろいろ動きましたが、これだけ大規模なイベントにかかわるのは初めてで、学ぶことが沢山ありました。朗読者としても、発見があり、習得したものもあり、また一回り成長しできたと思います。本当にアウェイがホームになりそうです。また新しいスタイルを皆さんにお見せしたいです。
しいこさん、志賀さん、お疲れ様でした。服部さん、Takakoさん、ミキティ、25日頑張って下さい。詩人の皆さんもできれば日曜日は応援に行って下さい。皆さんありがとうございました!
帰りにバーミヤンで昼間からついビールを飲んでしまいました。しかし仕事の後の一杯はやはりうまい!
今夜は自宅で一晩休んで、明日は神戸で思いきり飲むつもりです。関西の皆さん、宜しくお願いします!
【2010年4月23日セットリスト】
(1回目)
1.木を植えた男・冒頭[ジャン・ジオノ、訳:寺岡襄]
2.樹を植えた男[守山ダダマ]
(2回目)
1.樹を植えた男[守山ダダマ]
雨で開催自体が危ぶまれましたが、1回目は屋内に場所変更、その後小降りになってきたので再び野外でやらせてもらいました。寒かったけど、やはり野外の方が開放感があってやりやすかった。お客さんもそちらの方が聞きやすいかな。天候のせいか一昨日に比べて人は極端に少なかったけど(でも花を見に来た人は多かった)、みんな一昨日よりも良いパフォーマンスができたと思います。前後のステージに出ていた造園家の田中哲さん(TVでもおなじみ)が凄くいい人で、我々の朗読も客席でじっくり聞いてくれていました。声を褒めてもらいました。
今回私はリーダー役としていろいろ動きましたが、これだけ大規模なイベントにかかわるのは初めてで、学ぶことが沢山ありました。朗読者としても、発見があり、習得したものもあり、また一回り成長しできたと思います。本当にアウェイがホームになりそうです。また新しいスタイルを皆さんにお見せしたいです。
しいこさん、志賀さん、お疲れ様でした。服部さん、Takakoさん、ミキティ、25日頑張って下さい。詩人の皆さんもできれば日曜日は応援に行って下さい。皆さんありがとうございました!
帰りにバーミヤンで昼間からついビールを飲んでしまいました。しかし仕事の後の一杯はやはりうまい!
今夜は自宅で一晩休んで、明日は神戸で思いきり飲むつもりです。関西の皆さん、宜しくお願いします!
【2010年4月23日セットリスト】
(1回目)
1.木を植えた男・冒頭[ジャン・ジオノ、訳:寺岡襄]
2.樹を植えた男[守山ダダマ]
(2回目)
1.樹を植えた男[守山ダダマ]
2010年04月22日
初陣と動画
昨日のフラワー&ガーデンショー。昼間は天気が良かったからか来場者が多く、コトバナのライヴも大勢の人が観てくれました。
出来はまあまあだったかな。自分としては、思ったよりもやりづらさを感じず、むしろやってて気持ちよかった。異様な光景だったかもしれないが、それが良かったと思う。前にも書いたけど、このイベントを通して自分がすごく成長できているのを感じます。
フミタケさん、お疲れ様でした。しいこさん、明日も頑張りましょう。
RHSJの村松さんが差し入れてくれた「陣中見舞い」を一人で持ち帰らせてもらいました。両親に上げました。
夜はヒエズバーでも朗読をかましてみました。
そして先日のぽえとりー劇場での私の朗読をmidoさんが撮影・UPしてくれました!
さて明日は2ステージ。会心のライヴをやって神戸に旅立ちたいです。とにかく雨が降りませんように、ライヴが決行できますように! 祈るしかない。
【2010年4月21日セットリスト】
(立川)
1.木を植えた男・冒頭[ジャン・ジオノ、訳:寺岡襄]
2.樹を植えた男[守山ダダマ]
(吉祥寺)
1.ご一緒でよろしくて[守山ダダマ]
2.木を植えた男・冒頭[ジャン・ジオノ、訳:寺岡襄]
3.樹を植えた男[守山ダダマ]
2010年04月21日
報い
朗読の練習、テキストの推敲。今夜はひたすら言葉と格闘しています。他人の言葉とも、自分の言葉とも。
日付変わって今日と明後日の大舞台を通して、改めて朗読の奥深さ、そして楽しさを噛みしめています。こういう機会を与えて下さったみひろさんはじめ関係者の皆さんに大感謝です。今まで以上に言葉と真っ向から対峙している自分がいます。言葉も自分も、ありのままの姿で、両者が鬩ぎ合いをしている。そこから意外な世界が見えてきたりもします。言葉をつぶすのではなく、言葉を愛しているからこその、誠実な闘いであって、伝えるために真摯であろうとすればするほど、テキストを持たなければならなくなってきます。朗読が、テキストとともに自分自身をさらけ出すことであるということも身に染みています。
「何を読むか」と「どう読むか」、どちらが大事かではなくて、どちらも合わせた結果が聞く人に伝わるのだと思います。
1月までは、自分が心の奥で本当は何がしたいのかも見えていなかったように思います。それに気づかせてくれた周りの人たちにも感謝しています。今は話しづらい人もいるし、意見の違いもあるけど、この人たちのおかげで今、自分は自分の土台を築けつつあると思っています。
みんなの恩に報いたい。今回のイベントで指定された課題図書のテーマの一つに「報われる」ということがあります。自分たちの努力も報われますように。だからとにかく、3日間とも雨が降りませんように!
小雨なら決行です。
東京インターナショナルフラワー&ガーデンショー
立川・国営昭和記念公園みどりの文化ゾーン(立川駅北口より徒歩10分)
入場料2200円(大人)
「朗読詩人団コトバナ」出演
4月21日(水) 14:10〜50
しえろ文威(フミタケ)、北村しいこ、守山ダダマ
4月23日(金) 12:00〜40,14:10〜50
志賀圭一、北村しいこ、守山ダダマ
4月25日(日) 12:00〜40
服部剛、Takako、笹田美紀
※ジャン・ジオノ著『木を植えた男』、ポール・シュライマン著『種をまく人』にちなんだ詩の朗読や弾き語りを披露します。
何卒宜しくお願いします!
日付変わって今日と明後日の大舞台を通して、改めて朗読の奥深さ、そして楽しさを噛みしめています。こういう機会を与えて下さったみひろさんはじめ関係者の皆さんに大感謝です。今まで以上に言葉と真っ向から対峙している自分がいます。言葉も自分も、ありのままの姿で、両者が鬩ぎ合いをしている。そこから意外な世界が見えてきたりもします。言葉をつぶすのではなく、言葉を愛しているからこその、誠実な闘いであって、伝えるために真摯であろうとすればするほど、テキストを持たなければならなくなってきます。朗読が、テキストとともに自分自身をさらけ出すことであるということも身に染みています。
「何を読むか」と「どう読むか」、どちらが大事かではなくて、どちらも合わせた結果が聞く人に伝わるのだと思います。
1月までは、自分が心の奥で本当は何がしたいのかも見えていなかったように思います。それに気づかせてくれた周りの人たちにも感謝しています。今は話しづらい人もいるし、意見の違いもあるけど、この人たちのおかげで今、自分は自分の土台を築けつつあると思っています。
みんなの恩に報いたい。今回のイベントで指定された課題図書のテーマの一つに「報われる」ということがあります。自分たちの努力も報われますように。だからとにかく、3日間とも雨が降りませんように!
小雨なら決行です。
東京インターナショナルフラワー&ガーデンショー
立川・国営昭和記念公園みどりの文化ゾーン(立川駅北口より徒歩10分)
入場料2200円(大人)
「朗読詩人団コトバナ」出演
4月21日(水) 14:10〜50
しえろ文威(フミタケ)、北村しいこ、守山ダダマ
4月23日(金) 12:00〜40,14:10〜50
志賀圭一、北村しいこ、守山ダダマ
4月25日(日) 12:00〜40
服部剛、Takako、笹田美紀
※ジャン・ジオノ著『木を植えた男』、ポール・シュライマン著『種をまく人』にちなんだ詩の朗読や弾き語りを披露します。
何卒宜しくお願いします!
2010年04月19日
久しぶりの連続
4月17日(土)は三鷹へ、ジャン相見さん主催のお笑いイベント『呪寄席』を観に行った。東京未開封さんに再会するためだったが、彼の進化したパフォーマンスが見られて凄く嬉しかった。帰りに二人で吉祥寺のガストで食事。懐かしく、充実した時間を過ごせた。お互いにオリジナルの強みがあることを再確認できた。そして武蔵野近辺でイベントが増えてくるのはとてもいいことだ。
18日(日)はぽえとりー劇場に半年ぶりに参加。ゲストの猫道さんと服部さんのトークには感慨深いものがあった。猫道さんの言う通り、私もだいぶ変わった。その変わった自分を見せるため、そしてコトバナの宣伝のために行ったのだが、やっぱり詩は良いなと思えたし、ベンズは貴重な場所だ。(ハイネケンの1パイントがメニューから消えたのは残念だが)打ち上げは高田馬場駅前の、死紺亭さんおすすめの居酒屋に行ったが、先月までの職場の隣だった。気になっていた店だが、なかなかイカしていた。
2日間を通して、死紺亭さんとジャンさんの対決が見たいと思った。そして2日続けていい酒が飲めた。ナイス山下ことNYとも久しぶりに会い、一緒に帰った。彼も少し変わっていた。
さてこれからは、コトバナの準備をがっつりやります。ここでも進化=真価が問われる。コトバナが終われば神戸での東西詩人交流会、帰京後は開口一番がある。ある意味もうゴールデンウィークだ。
【2010年4月18日セットリスト】
1.本気の冗談
2.生きるマニア
18日(日)はぽえとりー劇場に半年ぶりに参加。ゲストの猫道さんと服部さんのトークには感慨深いものがあった。猫道さんの言う通り、私もだいぶ変わった。その変わった自分を見せるため、そしてコトバナの宣伝のために行ったのだが、やっぱり詩は良いなと思えたし、ベンズは貴重な場所だ。(ハイネケンの1パイントがメニューから消えたのは残念だが)打ち上げは高田馬場駅前の、死紺亭さんおすすめの居酒屋に行ったが、先月までの職場の隣だった。気になっていた店だが、なかなかイカしていた。
2日間を通して、死紺亭さんとジャンさんの対決が見たいと思った。そして2日続けていい酒が飲めた。ナイス山下ことNYとも久しぶりに会い、一緒に帰った。彼も少し変わっていた。
さてこれからは、コトバナの準備をがっつりやります。ここでも進化=真価が問われる。コトバナが終われば神戸での東西詩人交流会、帰京後は開口一番がある。ある意味もうゴールデンウィークだ。
【2010年4月18日セットリスト】
1.本気の冗談
2.生きるマニア
2010年04月18日
朗読詩人団コトバナとは
英国王立園芸協会日本支部(RHSJ)のバックアップのもと、日本全国の庭園施設、書店などでリーディング・パフォーマンスを行っています。
私は去年から参加していますが、今回は現在妊娠中の稀月真皓さんに代わり、リーダーとして動いています。メンバーの選考もさせてもらいました。
詩を知らない一般の人にも充分魅せられる、園芸ショーで朗読してもおかしくないベストメンバーです。
【メンバー紹介】
しえろ文威(フミタケ)
弾き語りライヴ、自宅録音を好む音楽家。加えて詩の朗読などをしている。ブログ
志賀圭一
熊本県生まれ。88年にthee michelle gun elephantを結成。93年に脱退。その後も音楽を続け、現在はTHE WATTERでギターを弾く傍ら、弾き語りの活動を行っている。
北村しいこ
自称詩人。高田馬場のBen's Cafeを中心に、手話を交えたリーディング活動をしている。
服部 剛
老人介護職の傍ら、詩人活動を続けている。SSWS準優勝。2007年から『笑いと涙のBen's Cafeぽえとりー劇場』主宰。
Takako
主にネット上で活躍中の英語詩人。2007年に世界最大級の詩のサイトPoetry.comでベスト・ポエム賞及びベスト・ポエト新人賞をW受賞。ブログ
笹田美紀
2008年7月より自作の詩の朗読を始める。都内のカフェやライヴハウスで活躍中。ブログ『何もない明日』
守山ダダマ
名古屋市出身。鋼鉄の詩楽家を称し、ロックやお笑い、クラブイベントなど多方面で朗読活動を展開。今年から吉祥寺の喫茶darchaでオープンマイクイベント『吉読』を主宰。
東京インターナショナルフラワー&ガーデンショー
立川・国営昭和記念公園みどりの文化ゾーン(立川駅北口より徒歩10分)
入場料前売1800円/当日2200円(大人)
「朗読詩人団コトバナ」出演
4月21日(水) 14:10〜50
しえろ文威(フミタケ)、北村しいこ、守山ダダマ
4月23日(金) 12:00〜40,14:10〜50
志賀圭一、北村しいこ、守山ダダマ
4月25日(日) 12:00〜40
服部剛、Takako、笹田美紀
※ジャン・ジオノ著『木を植えた男』、ポール・シュライマン著『種をまく人』にちなんだ詩の朗読や弾き語りを披露します。
何卒宜しくお願いします!
2010年04月15日
2010年04月13日
目白押し
俺は目白より目黒を押したい。
日曜日、たまたまTVでKANが「愛は勝つ」を歌っているのを見た。微妙にアレンジされていた。「また逢う日まで」の尾崎紀世彦と言い「ヤングマン」の西城秀樹と言い、往年の名曲の歌い手はたいてい往時とは違う歌い方をしたがるようだ。でも、同じ作品でもやり方を変えられるというのは面白い。
私は今年の2月から、それまでとは全く違うニュアンスで朗読に取り組んでいます。生まれ変わったばかりで、読みたくてしょうがないのです。幸いオファーも相次いでいますが、それだけでは飽き足らず、ゴールデンウィークまではなるべくイベントに参加しまくるつもりです。5月3日・4日はライヴ続きです。
今度の日曜は半年ぶりにぽえとりー劇場に行きます。そして次の週は、大きな挑戦に出ます。電車の広告にも出ているイベントです。あのフィギュアスケートの高橋大輔選手も来るらしい、かなり大きなイベントです。お時間ある方、是非!
東京インターナショナルフラワー&ガーデンショー
立川・国営昭和記念公園みどりの文化ゾーン(立川駅から最短、あけぼの口から入ってすぐ)
入場料前売1800円/当日2200円(大人)
「朗読詩人団コトバナ」出演
4月21日(水) 14:10〜50
しえろ文威(フミタケ)、北村しいこ、守山ダダマ
4月23日(金) 12:00〜40,14:10〜50
志賀圭一、北村しいこ、守山ダダマ
4月25日(日) 12:00〜40
服部剛、Takako、笹田美紀
※ジャン・ジオノ著『木を植えた男』、ポール・シュライマン著『種をまく人』にちなんだ詩の朗読や弾き語りを披露します。
宜しくお願いします!
日曜日、たまたまTVでKANが「愛は勝つ」を歌っているのを見た。微妙にアレンジされていた。「また逢う日まで」の尾崎紀世彦と言い「ヤングマン」の西城秀樹と言い、往年の名曲の歌い手はたいてい往時とは違う歌い方をしたがるようだ。でも、同じ作品でもやり方を変えられるというのは面白い。
私は今年の2月から、それまでとは全く違うニュアンスで朗読に取り組んでいます。生まれ変わったばかりで、読みたくてしょうがないのです。幸いオファーも相次いでいますが、それだけでは飽き足らず、ゴールデンウィークまではなるべくイベントに参加しまくるつもりです。5月3日・4日はライヴ続きです。
今度の日曜は半年ぶりにぽえとりー劇場に行きます。そして次の週は、大きな挑戦に出ます。電車の広告にも出ているイベントです。あのフィギュアスケートの高橋大輔選手も来るらしい、かなり大きなイベントです。お時間ある方、是非!
東京インターナショナルフラワー&ガーデンショー
立川・国営昭和記念公園みどりの文化ゾーン(立川駅から最短、あけぼの口から入ってすぐ)
入場料前売1800円/当日2200円(大人)
「朗読詩人団コトバナ」出演
4月21日(水) 14:10〜50
しえろ文威(フミタケ)、北村しいこ、守山ダダマ
4月23日(金) 12:00〜40,14:10〜50
志賀圭一、北村しいこ、守山ダダマ
4月25日(日) 12:00〜40
服部剛、Takako、笹田美紀
※ジャン・ジオノ著『木を植えた男』、ポール・シュライマン著『種をまく人』にちなんだ詩の朗読や弾き語りを披露します。
宜しくお願いします!