優しいだけの変態咲くか爆ぜるか・明日の渦潮祭Vol.5出演者調書

2017年06月29日

音楽にあって朗読にないもの

シャイガンティ 2017.6.27

昨日は渋谷へ、久々にシャイガンティのライヴを観に行きました。

会場に行くまで、新宿三丁目駅と副都心線、渋谷駅のダンジョンに翻弄され、そして渋谷は何度来ても苦手な街だなと思いながら、来た甲斐がありました。甲斐国じゃないけど。

シャイガンティはやはり、このおじさんたちにしか出せない熱さ、爽やかさ、カッコよさがあるなと感じました。ファンが多いのも頷けます。

この日は3組のバンドによるスリーマンライヴだったけど、会場に入るなり、久々に聞くようなバンドサウンドに包まれ、何曲も歌や演奏を聴いているうちに、「ああ、これはやっぱり朗読には出せないものだな」と思う瞬間があった。

音楽にあって朗読にはないもの。(音楽を付けた朗読はここでは除外します) それがあるのは当たり前なことかもしれないけど、私は気になる。言葉が音楽と混ざり合うことで人を楽しませ、浸らせることはあるけど、言葉だけではなかなか難しかったりする。そこは別次元で味わうべきものと割り切るしかないのか。言葉の合間の音楽の快感、朗読では近づくことすらできないのか。

無理だとしても、私は挑んでいきたいです。「撫でる」ことで(言うまでもないでしょうが、この「撫でる」はただ具体的な動作をさすものではありません)。そこから表されるものはやはり音楽とは別種のものかもしれないけど、きっと何かが感じられる。これは私の朗読に付随するものではなく、もはやこれがないと私の朗読も詩もありえない。

言葉で押さえきれないもの、収まりきらないものがあって、でもそれもまた言葉なのです。

渦潮祭はいよいよ明後日となりました。音楽の人も朗読の人をいるけど、どちらも超えるものが確実に見られます。咲くか爆ぜるか。


想楽守山流Presents
ダダマの渦潮祭 Vol.5
〜 歌よ咲け!詩よ爆ぜろ! 〜
@荻窪Doctor's BAR

2017年7月1日(土)
open 18:00 start 18:30(予定)
入場料1500円+1D(投げ銭自由)

[出演]
田村鉄火(栃木)
サトチエ(群馬)
池上宣久(大阪)
笹田美紀
守山ダダマ

[タイムテーブル]
18:00 開場
18:30 開演挨拶
18:35 田村鉄火
19:10 休憩・転換
19:15 笹田美紀
19:50 休憩・転換
19:55 池上宣久
20:30 休憩・転換
20:35 サトチエ
21:10 休憩・転換
21:15 守山ダダマ
21:50 終演・集合写真撮影
以後、打ち上げ(参加自由・飲み放題・軽食付き2000円)23:30撤収予定

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絵レ氣ギター【守山ダダマ LIVEスケジュール】

7月16日(日) 大阪 天六 音太小屋
『クレイジークレイジースパイラル〜寝ずの夜地獄〜』
OPEN15:30/START16:00
1000円(ドリンク代別)
Dodoko、川原寝太郎、守山ダダマ、OLD FLAG、魚嘆、そっさん、いとうよしろう 、闇色鍵盤、Ikasama宗教、TOMOKA 、三刀月ユキ、池上宣久、詰沢脇市

8月5日(土) 愛知 守山 オリコーヒー上志段味店
『守山ダダマフェス 〜言魂の夕べ〜 』
開場18:00 開演18:30 終演21:00
入場料1000円(別途注文必要)
守山ダダマ、笹田美紀、三原千尋、江藤莅夏、川島むー、川原寝太郎

9月17日(日) 滋賀 東近江 太子ホール
『アフタヌーンLIVE SHOW』
Ikasama宗教(from宮城)、守山ダダマ(from東京/愛知出身)、キクチシノブ(from北海道)他

……and more!



「選んだ道」

もっといい道があるかもしれない
この道は間違っているかもしれない
やめた方がいいと言われる
わからないと言われる
凄く損をしているのかもしれない
今ならまだやり直せるかもしれない
それでも 俺はこの道を進む
自分で選んだ道
この道以上に他の道を愛せない
この道以上に他の道を信じられない
誰も行かないなら俺が行く
俺がこの先の景色を見てやる
この道が何よりも眩しくて
眩しくて先が見えない 進みづらい
けれども 俺がどこよりも
生きていると感じられるのはこの道だ
たとえこの先が地獄だったとしても
俺は笑うだろう


dadama2005 at 11:12│Comments(0)TrackBack(0) 音楽 | 弦稿

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