演劇

2018年07月10日

【観覧記】経営も表現も一途に尽きる

まず本題の前に、この度の西日本を中心とした豪雨災害で亡くなられた方々にお悔やみ申し上げるとともに、被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。

今週末にも岡山に行きますが、広島など私がお世話になってる、思い入れの強い場所がこの度の被災地にはいくつもあり、友人知人も多く、なかにはやはり相当な被害を受けた人もいるようで。テレビ等で見る映像にも心が痛みます。

自分はひとまず無事な場所にいて元気でいられる者として、いつもの生活を送りながら、これから少しでもできることをやっていきたいと思います。

彼の男 十字路に身を置かんとす
ここから本題です。先週土曜日、下北沢で観た芝居のお話。作者と出演者の1人が友人ということで。

『彼の男 十字路に身を置かんとす』。かつて、三井・三菱に匹敵する規模を誇った神戸の鈴木商店という企業の経営者で「財界のナポレオン」と呼ばれた金子直吉と、彼を支えた男たちの物語。あまりクローズアップされないけど、近代日本の成長を経済面でリードしてきた人々の生き様が、若い役者たちによって活写されていました。こんなにまっすぐな人たちが、今のあの会社やこの会社の基礎を作り、日本を富ましてくれたのかと。趣はだいぶ違うけど何となくラノベ古事記にも通じるような、現代の若い人にも受容しやすい形で先人たちの奮闘が描かれていたように思います。

村田裕子氏の最近の作品はとにかくテンポが良くてエネルギッシュで、私たちが馴染みない歴史の話も面白く見せてくれる。

そして、先人の生き様からその核心たる一途さを抽出して大画面で伝えるのが巧いと思いました。

金子役の人、20代前半だそうだけど、実際の金子直吉にも似ていて(笑)本当に役に嵌ってました。

下北沢の小劇場楽園で、7月15日まで公演しています。

PMS
この日は他にも行きたいイベントがいくつもあった。芝居が思いの外早く終わったので、同じ下北沢のハーフムーンホールに久々に行き、アートのパーティー、P.A.D. Moon Stationを少しだけ観てきました。歌と演奏とダンスと絵の融合に気分は虹に駆け上がるように浮き立ちました。

久々に菩須彦さんや晴美さん、大阪のペインターやミュージシャンの皆さんに会えて良かったし、また東京で何度か対バンしてるJuzuのメンバーさんに会えたのはびっくり。メガデスの前座を務めたバンドと共演経験のあるメタルバンドの方とも日本酒飲みながらメタル談義できて、短い時間だけど充実して酔っ払いました。


今週末は自分がひた向きに突っ走って魅せる番。

【守山ダダマ LIVEスケジュール】

7月14日(土) 岡山 表町 Gypsy Rose
『朗読でNIGHT』
OPEN 17:30 START 18:00
入場料1,000円+500円(1ドリンク代)
Special Guest/守山ダダマ(東京)
川原寝太郎(大阪)、詰沢脇市(香川)、和貞カズ(香川)、野沢收、岩本文秀、朗読詩人ホムラ、武田章利 ...and more

7月15日(日・祝前) 大阪 天満 音太小屋
『クレイジークレイジースパイラル〜寝太郎 永眠〜』
start15:30(予定)
入場料1000円(別途1ドリンク)
dodoko、守山ダダマ、ホムラ、川原寝太郎、Σ(シグマ)、ももづか怪鳥、Carvalho、澤木玲那、田中ジョヴァンニ、まさ、水野智広、タムラアスカ、ザンネンズ、岩村空太郎

7月28日(土) 東京 荻窪 Doctor's BAR
『ダダマの渦潮祭 Vol.9 〜 言葉を書き鳴らせ! 〜』
open17:00 start17:30(21:00終演予定)
1500円+1D(投げ銭自由) 
ハルミ、コビー夏山、斉藤めい、池上宣久(大阪)、Hanaco、詩人N96号、守山ダダマ

8月26日(日) 東京 八王子 びー玉
open19:00 start20:00
チャージ1080円

……and more!




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2018年04月26日

【観覧記】青ひげ公と女帝

ブル中野

先の土日は立て続けに素晴らしいものを観れました。

青ひげ公の城 まず4月21日土曜日は、高円寺の明石スタジオで、劇団☆A•P•B-Tokyoの公演『青ひげ公の城』を観てきました。

去年広島でお会いしたみゆみゆさんこと高野美由紀さんが演出を手掛け出演もされるとの事で。

寺山修司の作品ですが、会場に入った瞬間から引き込まれる、現実と虚構が入り混じる幻想的な、あるいはこれこそ本当の現実であるかのような世界に翻弄されながら、半端ない熱量と予想以上に盛り沢山のエンターテインメントを堪能しました。

私もまたイマジネーションが湧いてくる。


そして4月22日日曜日は、三軒茶屋ヘヴンズドアでの、代官山パンク日和の企画『グランドコブラの向こう側 Vol.3』を観に行きました。

前半に出てきた女性ヴォーカルのバンドたちのライヴも楽しくて良かったのですが、この日のハイライトは何と言っても元女子プロレスラー、「世界の女帝」ブル中野さんのトークショー。

正直、私はプロレス好きと言っても決して詳しい方ではないし、女子プロレスにはそこまで興味はなかった。(女子プロ団体が経営するバーで企画をやって、そこで働く選手の方たちにお世話になったことがあるけど…) ブル中野と言っても何となく悪役の怖い人、というイメージだった。

でも、現れたブルさんは、最近TV等で何となく知ってはいたけど、細身で上品な顔立ちの綺麗なお姉さん。しかも話し出すとおっとりした、可愛らしい声で、予想以上のギャップに驚いた。

全女の下積み時代からの苦労を笑いも交えながら語り、またアントニオ猪木、大仁田厚、ビンス・マクマホン、エリック・ビショフなど自分が出会ったプロモーターとの裏話では毒もあり驚かされることもあり。アメリカでも活動していたけれど、「日本のプロレスの方が絶対凄い」という言葉には唸らされました。

そして自身が選んだベストバウト5つを、試合映像とともに振り返り。映像の中の、逆立てた髪をリングでは振り乱しながらメタルTシャツを着た巨体で暴れ回る姿がめちゃくちゃカッコ良かった。そしてその激闘ぶりを、穏やかな口調で語る華奢な美女。とても同じ人とは思えないけど、必死で生きてきた思いが当時と現在を繋いでいることが窺え、私はそこに人生の不思議さ、不思議だけどリアルな素晴らしさを感じたのでした。

予定の時間をだいぶオーバーしたけど、もっと聴きたいと思うお話しだった。(できればプロレスを引退してから今の姿になるまでの話など) 最後には立ち上がって、聞き手の立花さんではなく私たちに語りかけるように、エンターテイナーとして、サービス業を行う者としての心意気を熱く話した。その姿には私もこみ上げるものがありました。

ブル様は革命家、というよりも、何もない所から道を切り開いた創造者…という印象を受けました。おっとりした感じに見えるけど、ずっとブレない、確固とした自分を持っている。それが言葉の端々から見えた。表現者として、道なき道を進む者として、大いに鼓舞されました。いやー凄い人を見ちゃったな。

そしてこの企画を考え、細かい資料を用意しながら長時間身体を張って仕切り、素晴らしい一夜を作り上げた代官山パンク日和の立花さんに改めて大きな拍手を。私には熱い言葉とともにDMでお誘いを下さいました。生涯忘れられないであろう一日を演出して下さり、お疲れ様でした。本当にありがとうございました!


さて、私も表現を必死でやろう。求められるもの以上の満足を与えるために。

【守山ダダマ LIVEスケジュール】

4月27日(金) 東京 武蔵境 STATTO
『夢 Vol.4』
adv\2000 /door\2300
OPEN18:00 /START 18:30(仮)
Dodoko(広島)、守山ダダマ、にゃき、いとうよしろう、東京未開封、ルネ・シェヴィリコフスキ

4月29日(日) 東京 荻窪 Doctor's BAR
『ダダマの渦潮祭 Vol.8 〜発情が止まらない!〜』
open17:00 start17:30(21:00終演予定)
1500円+1D(投げ銭自由)
Dodoko(広島)、maru(福島)、アンダーソン(群馬)、JAMES、雪月花、守山ダダマ
投げ銭バニー ラムちゃん(仮)

5月3日(祝) 神奈川 茅ヶ崎 Login
『三夜乱』第二夜
OP/17:00 ST/17:30(※予定)
1000円+飲食代
哲生、守山ダダマ、池田のりあき、Ayame the cassis、斎藤めい、大上ゆーや、横田惟一郎、Lien、家族屋十入


5月11日(金) 兵庫 新開地 一番星食堂
『Σ企画』
op18:30 st19:00
2500円(1drink込)
Σ(シグマ)、木村三郎、やなせフル勃起たかし、"変身忍者"佐藤豪、東京ディスティニーランド、守山ダダマ

5月14日(月) 埼玉 宮原 ヒソミネ
『ヒソミネ 5周年アニバーサリー 詩朗語 Vol.4』
OP 17:00 / ST 17:20
予約 2,000円 / 当日 2,500円(別途1D+500円)
ツカダカイン、慶皓、iidabii、URAOCB、グッナイ小形、遠藤ヒツジ、沙弥朗、廣川ちあき、元ヤマサキ深ふゆ×阿部洋史、守山ダタマ

5月20日(日) 東京 八王子 びー玉
op 19:00 st 20:00
チャージ1080円
柿崎タカヒロ、守山ダダマ

……and more!


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2018年03月15日

【観覧記】+【LIVE告知】今夜高円寺凱旋

見晴らす丘の紳士

先月から当ブログは一つの話題ごと、カテゴリごとに記事を載せる体裁をとっていますが、時間の都合上、今回は以前のように複数の話題をまとめて書いちゃいます。


いきなり話が前後しますが、前記事の3月11日のライヴの前日は王子に知人の村田裕子氏が手がけ、舎弟の桂が出演する芝居『見晴らす丘の紳士』を観てきました。

王子に住んでいた、日本の資本主義の父と云われる渋沢栄一の生きざまを、一つの部屋だけを舞台に、驚くようなスピード感で活写していました。このセンスは貴重。渋沢役の宮原将護さんの好演ぶりが光り、ラストの金子直吉との口論は圧巻でした。役者さんたちのバイタリティがとても良く嵌っていた。また後輩カジワラギスケのドラムによる音効が、歴史劇に新鮮なスパイスを加えていました。

観劇の後、そのまま飛鳥山へ行き渋沢史料館を見学。芝居を観てすぐその主人公の足跡を追える、良いツアーでした。その後も周辺を歩くとレアな神社を見つけたり、京浜東北線の駅で最もマイナーであろう上中里の町を巡って地味に楽しいダダ散歩でした。

2018年3月13日荻窪Doctor's BAR

一昨日3月13日は荻窪Doctor's BARへ。渦潮祭のフライヤー配りなど所用もありましたが、何よりこの日は出演者が知ってる強者ばかりだったので。

おぐまゆきさんと辻タダオさんのユニット・中前適時打は抜群の安定感。9弦ギターとピアノの深みに二人の歌が美しく映え、自然と楽しくなる。自分はこの日昼間にとても嫌な事があったけど、お二人のライヴで楽しくて泣けて、前向きになれました。二人とも病気を抱えながら全国を回ってるけど、久々に観れて本当に良かった。詩人の大先輩・青木研治さんは音楽を使わず音楽的な暗誦リーディングを聴かせるのが魅力だったけど、初めて音響機材を使ったリーディングを観て、やっぱり青木さんの器用さが光る、一級のポエトリーラップだった。白鳥麻子さんはだいぶ前に口石アキラさんの企画で一度観たことがあるけど、私のことを覚えてくれていた。かわいくてカッコよくて…男女双方から羨ましがられるようなギター弾き語りで、説得力があった。トリの阿部浩二さんは初見で、ちょっと松島英生さんを彷彿させるものがあったけど、とにかく内臓を吐き出すような勢いの言葉、その叫びが凄まじかった。

終演後は「写真係」の黒田さんが阿部さんに私を紹介してくれたりして、みんなで飲んで楽しかった。勢いで帰りは吉祥寺に寄って酔って、さらに路上でJETヒロシさんたちに遭遇して野外飲み。後半記憶ないけどめちゃくちゃ気持ちいい夜となりました。


さて、観た後は観せる番。今日は約1年2ヵ月ぶりの高円寺、高円寺4th。一時期はホームのように慣れ親しんだ街だけど、すっかりご無沙汰の高円寺。進化した撫読を見せつけます。宜しこ!

2018年3月11日使用絵レ氣ギター3月15日(木) 東京 高円寺 4th
『Pure Eyes』
open19:00 start19:30
チャージ1500円+1ドリンク500円

(出演順)
yasu
Izumi Gunji
守山ダダマ (21:00〜)
森拓馬



【守山ダダマ LIVEスケジュール】

3月24日(土) 埼玉 宮原 ヒソミネ
『詩朗語 Vol.3』
open17:30 start18:00
予約2000円 当日2500円 (別途1D500円)
薗田うみ子、太田ドクソ、笹田美紀、ホノボラン、守山ダダマ、hasegawa takumu

4月8日(日) 八王子 びー玉
open19:00 start 20:00
チャージ1080円
野口恵、守山ダダマ

4月27日(金) 東京 武蔵境 STATTO
『夢 Vol.4』
adv\2000 /door\2300
OPEN18:00 /START 18:30(仮)
Dodoko(広島)、守山ダダマ、にゃき etc.

4月29日(日) 東京 荻窪 Doctor's BAR
『ダダマの渦潮祭 Vol.8 〜発情が止まらない!〜』
open17:00 start17:30(21:00終演予定)
1500円+1D(投げ銭自由)
Dodoko(広島)、maru(福島)、アンダーソン(群馬)、JAMES、雪月花、守山ダダマ
投げ銭バニー ラムちゃん(仮)

……and more!


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2017年01月23日

王子から八王子へ

スパイに口紅

先週土曜日は武蔵野をぐるっと回る表現の旅でした。

まず王子で観劇。中央線が架線にビニール袋が引っかかったとかで大幅に遅れていたので急遽西国分寺から武蔵野線経由で行き、会場に着いたのが開演1分前。焦ったけど芝居はそれ以上に緊迫感溢れる内容でした。村田裕子女史作の『スパイに口紅』。複雑だけど面白かった。音楽を担当したギスケ君のドラムテクニックは流石だったし、舎弟の桂も良い演技をしていました。29日までやっているので、是非。複数回観るとより面白くなるかも。

その後は自分が舞台に立つ番。奇しくも場所は王子が増えた八王子。大移動してびー玉で2回目のライヴでした。

たぶん以前に普通に(普通でもないけど)朗読をしていた時と、今の撫で朗読をしている時では、オーディエンスの観る目が全く違う。集中力がこちらにも伝わってきます。無論だけど、こちらも気が抜けない。引き込んで引き込んで、思い切りぶっ放さないと、と思いました。前のライヴ以上に良い撫でができた。

今回はメタリカの「Hit The Lights」のイントロを、音源は流さず無音でイメージだけで絵レ氣演奏しました。

寒い日だったというのもあるけど、いつもと違って汗をかかなかったのが反省点かな。

でも、店主のはりまさんから「びー玉に合ってる」と言われて嬉しかった。

(左)小文吾。 (右)沢村政男対バンの小文吾。さんとは3、4年ぶりぐらいの再会。お互いだいぶスタイルが変わりました。沢村政男さんは初遭遇。滲み出るような味わいのあるブルーズが本当にカッコ良かった。歌声が、自然と自身の世界を描き出していて、また詩情に溢れていました。帰りは途中まで一緒で、いろいろお話しできて良かった。メタル好きでもあるようで、波長が合った。多摩にはまだまだ私の知らない人材が多くいらっしゃるようです。

びー玉では3月にまた撫読することになりました。もともと八王子はかつて働いていた場所でもあり、縁深い町だけど、これからもっと八王子・多摩西部方面に守山ダダマの撫読を根付かせていきたいと思います。

皆さんありがとうございました!

まだまだ先が見えない部分もあるけど、まず続けなきゃ何もわからない。トランキーロ。焦らずに。我が道を貫いていきます。

守山ダダマ撫読 2017.1.21【2017年1月21日 @八王子びー玉 セットリスト】
1.祓ロック
2.Hit The Lights(絵レ氣ソロ/無音)
3.金太郎飴の正しい食べ方
4.東京トーク
5.星空しるこ
6.違いを愛する男
7.(株)三毛猫投入所 社歌








「音を見よ、色を聴け、言葉でモッシュせよ」

【2017年守山ダダマLIVEスケジュール】

1/26(木) 高円寺4th
『月の満ち欠けなんて僕らには関係ない』
c/w 恩地直弥、ヤス …and more

1/29(日) 大阪堂山町ARTiQA
『Pad Poets vol.4 〜ダダマスペシャル〜』
c/w 川原寝太郎、水銀、闇色鍵盤、なかもりさえこ

2/ 5 (日) 新宿御苑RUTO
『RUTOっとっとパムDX』
c/w 敏、平田順一、坂本美蘭、草薙君&石橋玲、SHOTGUN BLADE、リターンズ/パム迷

3/ 1 (水) 荻窪Doctor's BAR
c/w 田村鉄火、青木研治 …and more

3/ 4 (土) 八王子びー玉
(詳細未定)

3/20(祝) 新宿strength
『夢のない球宴ノンオールスター』
c/w (NPB11球団ファン代表)

…and more!


絵レ氣ギター展開催中!

★1月18日(水)〜29日(日) 大阪/TEA&BAR ARTiQA
『守山ダダマの絵レ氣ギター展』 (入場無料)
〒530-0027 大阪市北区堂山町5-17 数奇ビル
☆pad GALLERY
火〜金…16時〜22時 土日祝…13時〜18時 ※月火休廊

★1月29日(日) 19:30開場 20:00開演 /pad GALLERY
『Pad Poets vol.4 〜ダダマスペシャル〜』 (artist tipping)
〒530-0027 大阪市北区堂山町5-17 数奇ビル
☆pad GALLERY

《内容》
padGALLERY、TEA&BAR ARTiQAで不定期で開催されるポエトリーリーディングを中心にした言葉のイベント「パッドポエツ」。一般の初心者でも気軽にポエトリーの楽しさを知ってもらう為に開催しております。今回はARTiQAで展示している『絵レ氣ギター』の作者、ポエタリカこと守山ダダマ氏を迎えての渾身の開催です。
POETALLCAことダダマの撫読とDJバイオレンスジャックボスヒコが流すMETALLICAにご期待ください。
 
 
《出演者》
守山ダダマ
川原寝太郎 水銀 闇色鍵盤 なかもりさえこ
 
19:30 開場
19:50 なかもりさえこ
20:00 守山ダダマ
20:15 水銀
20:30 (休憩)
21:00 闇色鍵盤
21:15 川原寝太郎
21:30 (休憩)
22:00 守山ダダマ


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2014年09月15日

夢の国への回廊

2014-09-13-17-47-15井の頭公園内特設テントでの劇団どくんご公演へのゲスト出演終わりました。皆さんありがとうございました!

今回私をコラボに誘ってくれたタップダンサーのおどるなつこさんとは2カ月ほど前から練習を重ねてきましたが、いろいろなことが学べました。もとより単なる朗読ではないパフォーマンスを心がけてきたつもりですが、タップダンスと絡むことでさらに一歩踏み出せた機会になったと思います。「苦しみのポチ」と「それでも生きるマニア」を演りました。

それよりも何よりも、どくんごのパフォーマンスが素晴らしかった! うまく説明できませんが、演劇だけでなくサーカスあり、笑いあり、ラップあり、バンド演奏あり…演者一人ひとりが多才で、煌びやかな衣裳と舞台演出、素早い場面転換で、客席で観ていた私は引き込まれっ放し。途中から雷雨に襲われても何のその、テントの中はまさに夢の国のようでした。子供連れのお客さんが多かったけど、子供にはそりゃ楽しいだろうし、不思議感満載のステージでした。古くからの固定のファンも多いようで、地方公演では地元のファンが会場の手配もしてくれるそう。根強い支持があるのも頷けます。

それにしても、本当に凄い人たちです。同じ表現者として、とても刺激になりました。あの人たちと同じことはできないし、やってもしょうがない。だからこそ、もっと自分の世界を突き詰めたいと強く思わせた一日でした。

翌日14日はまず武蔵境の某所でJETヒロシこと畠山さんととある打ち合わせ。

imageそしてその後は池袋のKASSAIにて、友人たちの劇団・無頼組合の公演『太陽への回廊』を目撃。

定番の「騎士」シリーズとは異なり、各役者のキャラが違っていたり、いつものハードボイルド路線にSFや人間愛など様々な要素を詰め込んで、見応え満載の作品でありました。重く、暗い内容であり、考えさせられる部分もありましたが、人間の情や、生きていくことの尊さ、美しさを存分に思い知らされたようで、中盤辺りから涙腺が緩みっぱなしでした。私が涙もろくなり過ぎているのかもしれませんが、芝居を観ながら登場人物の裏側の心情や愛を想像する癖があって、余計にこみ上げてきてしまうのです。そして暗い話でも、生きようという勇気を与えられる。とても良いものが観れました。

開演前に主宰のシラカワさんから説明があり、それによるとこの日の昼間に会場の電気系統にトラブルが発生し、昼の部の公演を中止したとの事。夜の部は予定通り行うけど、途中で照明が消える可能性もあり、それでも上演を続けるとの宣言があり。結局夜の部は無事で終わりましたが、大変な状況で皆さんよく演りきったと思います。私もイベント主宰をする身として、過去に一度、吉読が会場の店長の夜逃げで当日中止を決断するという経験があり、苦しい気持ちがよくわかりました。それでも誠実に、真摯に対応し、劇を魅せきったシラカワさんや演者の皆さんは素晴らしかったと思います。

どくんごと無頼組合。同じ「劇団」でもやってることは全然違うけど、人を楽しませ、感動させるための力量の凄まじさを学び、めちゃくちゃ刺激になった二日間でした。
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2014年07月06日

ミステリーとポエケットと官兵衛

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先週金曜4日は吉祥寺のスターパインズカフェ(SPC)にて、同僚のイケメン俳優・滝沢信さんが主役の芝居を観ました。私はSPCは7年前に深夜のクラブイベントで出演したことがありますが、まさかここで芝居をやるとは思わなかった。ただでさえデカい箱で満員の中で繰り広げられた演劇は、相次ぐどんでん返しで最後の最後まで真犯人がわからないミステリー。なかなかに楽しめました。その後はマンモス食堂と珍来亭をハシゴ飲み。マン食のチャーハンが美味でした。

2014-07-05-23-28-01土曜5日はずっと自宅に籠っていましたが、夜20時に西小室哲哉の誘いを受けてナイトウォーキング。国分寺から分倍河原、関戸(聖蹟桜ヶ丘)などを巡る4時間以上の散歩。府中市内は意外に田んぼが多くてあちらこちらでカエルの大合唱が聴けました。カエル嫌いですが、こういう自然が残されているのは良いし、大切なことだと思います。あと、ごくローカルネタですが、関戸橋から府中四谷橋の間の多摩川沿いから見る夜景が、とても不思議で素晴らしかった。山の上に天国が、そしてそこへ続く階段が照らされているようでした。ちなみにウォーキング中に西小室と話した内容はドラゴンズやベイスターズや野球の事が殆どでした。

そして今日6日の日曜日は両国の正倉院いや江戸東京博物館へ。毎年恒例のTOKYOポエケットに行きました。詩の販売会です。去年も行きましたが、去年はこんな感じでした。今年も上の写真の通り、たくさん買って散財しました。今年は特に装丁の凝った本が多かった印象です。やはりデザインは大事ですね。私も絵レ氣ギターを使うようになってから、デザインへの関心と注意を深めました。新しいデコリングスに使えそうな小物類も購入しましたよ。ここも私にとっては楽器屋ですね。そもそもたくさんのテキストリングス(弦稿)が売られていますから。そしてここでしか会えないような人たちもいて、また多くの再会と初対面ができて良かったです。詩人にとっては大事な年一度のお祭りですね。各ブースがいわば露店で、たくさんの言葉を食べ歩いた気になりました。いや食べるのはこれからですね。

2014-07-06-16-29-45ポエケット終了後、どうしても気になるものがあって私は江戸東京博物館に残りました。ポエケットの会場の横で、ちょうど大河ドラマ『軍師官兵衛』特別展が開催されていたのです。これは行かずにはいられなかった。閉館時間まで1時間を切っていましたが、見に行きました。一番期待していたのは黒田長政のあの変な兜ですが、あれはなかった。しかしいろいろな品や資料を直に見れたのはやはり良かったです。博物館とかに行くと、よく知ってるつもりの歴史でも、感じ方が変わることはありますよね。無念だったのは、一番最後の展示である黒田官兵衛の辞世の句を見ようとしたその時に閉館時間が来て、照明を消されたことですね。

黒田家といえば、私は昔、こんなことをやりました。なので今年の大河にも親しみを感じます。私が演じた母里太兵衛、大河では私に全然似てないもこみち氏が演じていますが、注目です。ドラマはいよいよ本能寺の変に差し掛かりましたね。

しかし来週は信長の死にざまよりもダダマの生きざま、言砦にざまを観に来て下さい!

【守山ダダマ出没予定】
7/13(日) 三鷹おんがくのじかん(45分LIVE)
7/18(金) 奈良Billy(30分LIVE)
7/20(日) 京都磔磔(O.A.)
8/23(土) 京都磔磔
8/25(月) 渋谷HOME(司会)
9/13(土) 井の頭公園
…and more!


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2013年11月25日

生身の騎士と3Dメタリカ

d8c76398.jpg先週末からメタルとハードボイルドに浸かっていました。

22日(金)の夜は池袋のメタルバー・LANDSROCKに行きました。店主のひでさんがメタリカの09年メキシコ公演のDVDを流してくれて嬉しかった。数あるライヴの中でも傑作と言われるもので、何曲かはYouTubeで観たことがありますが、改めて全体を観られて良かったです。そしてメタルDJもあり、ジューダス・プリーストの「Painkiller」では将に「イキそう」な状態になってヤバかったです。また、人生初のダーツゲームに挑戦。一投一投に心のブレがはっきり見えてしまいますね。結局テキーラを飲まされる羽目になりましたが、楽しかった。また挑戦してみたいです。

翌23日(土)は新宿シアターミラクルで、ハードボイルド劇団・無頼組合の芝居、騎士(ナイト)シリーズの第5弾を観ました。前回から観ているのですが、初めて観る人にもストーリーがわかるようになっていて、楽しめます。基本はシリアスでも随所にコミカル要素が混じって、肩肘張らずに入り込めます。今回は特に見所が沢山あって、胸が熱くなりました。いや、正直涙が出た。役者さんたちの伝える力の凄まじさを改めて感じ、私も書く上でも演る上でも刺激になりました。

そして昨日24日(日)は友人の西小室哲哉を誘い、豊島園のユナイテッドシネマズで映画『メタリカ スルー・ザ・ネヴァー』を鑑賞! ライヴ映像とアクション映画の融合、3Dで観るド迫力の快感! …と書いてもどんな映画なのかはわからないと思うし、劇場へ行って観て頂くしかないと思いますが、「新しいこと」やりたがりのメタリカが、また踏み込んだ新境地だと思います。改めてその創造性に脱帽。
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2013年09月09日

阿佐ヶ谷と高円寺の縁

asagaya-loft130907-01 ここのところ芝居を観に行く機会が増えていますが、先週土曜の夜は阿佐ヶ谷ロフトへ、同僚が多数出演するハードボイルド劇団・無頼組合の公演を観に行きました。この日は通常の公演とは少し趣向を変え、ライヴハウスで音楽を交えながら繰り広げるぶっつけ本番の劇ということで、独特の空気感を楽しめました。何か東京ディスティニーランド氏の一人芝居と通じるようなところもありました。

 役者が楽器演奏をし、ミュージシャンが芝居をするという場面もありました。ゲストミュージシャンとしてシャイガンティ/Rocket Jack Vadersのドラマー・三好さん、AGRI CRAFTのヴォーカリスト兼ギタリストの羅久井君が出演。2人の初めての演技も観られてよかったです。2人の挑戦に乾杯!

 羅久井君は7月のCOOL高円寺BOMBでの私の企画・DADAMA BOMBで弾き語りとして出演してもらい、そのライヴを観た無頼組合の女優・桑山さんが絶賛、その場で今回の阿佐ヶ谷公演への出演を依頼したのでした。これはDADAMA BOMBでの一番の収穫とも言える出来事で、今回の阿佐ヶ谷公演は、高円寺で生まれた新たな繋がりが実を結んだ夜でもありました。本当に、嬉しかった。打ち上げに私も参加させてもらい、役者さんたちと朝までお話しできて、これまた収穫。若い人から私には答えようがない人生相談を受けたりしましたが、それも含めて楽しかった。仮想音楽への質問も多く頂きました。

kouenji-bomb130908suzukikouenji-bomb130908silverkouenji-bomb130908fujiwara そして翌日の日曜はCOOL高円寺BOMB。先述の通り前回の7月私はコネクシオンでの担当主催としてDADAMA BOMBをやらせて頂きましたが、今回は一観客として参加。開催店舗は前回の3店舗から一気に倍増して7店舗となり、私はそのうち5店舗をはしごして参りました。

 まずはReefにてチバ大三さん主催の「独唱パンク」。ここで先日いわきburrowsでも観た鈴木知文さんのライヴ観覧。そしてコネクシオンでのDJイベントを経由し、北口のtraghettoへ移動して7月のDADAMA BOMBに出演してくれたSilver Valleyと、先日福島で共演した藤原愛さんのライヴを観覧。その後は南口のAMP cafeでDJ QUENCHさんやステレオ府中/音夏でお馴染みのメンバーたちが出演する「ラップ喫茶」を観覧。19日のMUSASHINO SHAOにも出演してくれるGreen Beatsの中島知也君と木本篤志さんに会いました。ラストはすぐ近くのThe CluracanでCOOL高円寺BOMB企画者の一人・宮田ひでさんと飲んで締めとなりました。お店によってイベントのノリが全然違うのだけど、こうやって一つの街でイベントのはしごができるお祭りというのも良いですね。そして先述の羅久井君と無頼組合のような繋がりが生まれる場。今後もCOOL高円寺BOMB、高円寺の魅力発信を応援していきたいです。

 さて、MUSASHINO SHAOまでいよいよあと10日と迫ってきました。阿佐ヶ谷の打ち上げで羅久井君から「19日の出演者は全員”韶”を出すんですか?」との質問。私は「出す人と出さない人がいる」と答えました。韶は「朗読の声」をさすものなので、基本的には朗読をする人だけが出すもの、という狭義から答えたわけですが、韶は別の言い方をすれば「言葉という音」で、そこでは言葉と音が一体になっているから、裏を返せば音が言葉になる場合もあって、広い意味では楽器の音も韶になる。なってほしいなという願いもあります。高円寺で会った知也君はマーチングドラムですが「自分も韶を出したい」と言ってくれました。正直なところ朗読の韶だけでイベントを行うにはまだ厳しい現状があり、実際の音で補いたいというのが主宰者の私の意向なのですが、音から言葉を感じ取れたらそれはもう理想的であります。

 韶は耳で聴くよりも心で感じ取る音でもあります。その音も仮想の音であり、聞き取る/聞かせるには想像力が必要になります。19日は出演者もお客さんも想像をしまくる夜にしたいな。

rainbow130908 阿佐ヶ谷からの帰り、早朝の中央線からは虹が見えました。久々に見る実物の虹。私から見ればあれも7本の弦。あそこから出される音も、想像します。

「言葉⇔音⇔色」

【守山ダダマ 出没予定】

9/19(木) 武蔵境 STATTO 『MUSASHINO SHAO 〜ダダマ塾開口記念祭〜』(主宰/講義)
      OPEN 18:00/START 18:30 1500円(+1drink)
      c/w JETヒロシ、Green Beats、吹谷徳昭、ともちゃん9さい、笹田美紀、ルネ・シェヴィリコフスキ etc.(オープンマイク有)

9/23(祝) 国立 地球屋 『進撃の詩人』(クラブ系/司会)
      OPEN/START 17:00 1500円(+1drink)
      c/w 東京未開封、uraocb、ルネ・シェヴィリコフスキ、グレート・ヨタ、トイプレイ、7eo、あいむまりん、Green Beats mini、MC Fizz、狩谷赤人、迦楼羅、大悟、ポプラ、沙弥朗、まめ、クルーズ、最上川、国見比呂

10/14(祝) 大阪・古川橋 門真市民文化会館 『P.A.D.17 屋根裏ポエトリーナイト』(朗読系/LIVE)
      OPEN/START 10:00 入場無料
      c/w 中井拓哉、佐藤圭亮、ちゃこ、たむらあすか、さぢ etc.

     …and more! (変更の場合あり)


「身も蓋も要りません。
ダダマさんには要りません。
これで、いや、これが、ダダマさんなんです。」(竹原ピストル)

【守山ダダマ CD『POETALLICA』販売店舗】
江古田 中庭ノ空 http://nakaniwanosora.web.fc2.com/index.html
中野 タコシェ http://tacoche.com/


dadama2005 at 04:48|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2013年09月01日

いい夫婦/心の龍を聴け

cd-uchiwa ここのところ芝居を観に行く機会が増えていますが、昨夜は新宿で元上司・ロンさんが出演する二人芝居を観てきました。集団での芝居や一人芝居を観に行くことはあっても、二人芝居というのはなかなか観る機会がなかったのですが、この舞台はまさに二人でしか表現できない世界が見られて良かったです。夫婦のやりとりを描いているのですが、その「自然さ」が良かったし、楽しめた。観終わってほんわかとした気持ちになるような。そして夫婦っていいなあと思ったし、改めて伴侶が欲しくなりました。今、大河ドラマでも、キリスト教が解禁されたばかりの日本、しかも仏教のメッカである京都でキリスト教の学校を作ろうとする宣教師の男が女にプロポーズするという展開になっていますが、私も自分の仮想音楽を広める活動を理解し、公私両面で手助けしてくれそうな女性を求めています。連絡待ってます。

 司馬遼太郎風に余談ですが、いい夫婦の日・11月22日にメタリカが手掛ける3D映画『メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー』が日本で公開されることになりました。主演は『スパイダーマン2』などでブレイクしたデイン・デハーンです。メタリカが手掛ける3D映画と言っても未だにどんなタイプの映画なのかよくわかりませんが、わからないだけに一層楽しみです。皆さんも宜しくお願い致します。

 左の写真は、友人の西小室哲哉からプレゼントされた中日ドラゴンズ・クラシック仕様のギターです。この種の仮想ギターはよくありますが、ドラゴンズ仕様、それもクラシック・デザインは貴重であります。名古屋を中心に良いネタ奏ができそうです。ドラゴンズというネタ=音をフルヴォリュームで出せるのです。ちなみにこのギターの弦は29本。背番号29はノーヒッター・山井大介。山井弦であります。数え方によっては森野将彦か高橋周平になったりするかもしれませんが、いずれにしてもドラ弦です。ドラ弦ギター、またの呼び名を龍言(どらごん)ギター。宜しくお願い致します。司馬遼太郎風に余談ですが、西小室哲哉は熱烈な横浜DeNAベイスターズのファンです。

 野球観戦やサマソニや東海遠征や観劇で盛り沢山だった8月も終わり、私の誕生月の始まりです。明後日はいよいよ福島。どのギターを持っていくか、まだ決まっていませんが、読奏・ネタ奏・色奏、全てお見せして福島を沸かせたいと思います。思い切り研ぎ澄ました韶を出しまくるぜ!

musashino-fukushima
ムサシノイマジネーションin福島3days day2
9/3
@福島Black Comet Club
http://blackcometclub.com/
福島県福島市陣場町 8-11 茂木ビル 1F TEL 024-573-1325

18:30/19:00 1000円+D
出演:いとうよしろう/守山ダダマ/Ikasama宗教/藤原愛/衰退羞恥心/JETヒロシ


shaolon 右にいるのはドラゴンズのマスコットの一人(一匹)、名前は「シャオロン」です。思えば龍(ロン)も想像上の生き物。私の出す音も想像上のもの。シャオロンは小さい龍ですが、私はデカい龍を出しまくりたいです。

「言葉⇔音⇔色」

【守山ダダマ 出没予定】

9/19(木) 武蔵境 STATTO 『MUSASHINO SHAO 〜ダダマ塾開口記念祭〜』(主宰/講義)
      OPEN 18:00/START 18:30 1500円(+1drink)
      c/w JETヒロシ、Green Beats、ともちゃん9さい、笹田美紀、ルネ・シェヴィリコフスキ etc.(オープンマイク有)

9/23(祝) 国立 地球屋 『進撃の詩人』(クラブ系/司会)
      OPEN/START 17:00 1500円(+1drink)
      c/w ANCELL、東京未開封 etc.

10/14(祝) 大阪・古川橋 門真市民文化会館 『P.A.D.17 屋根裏ポエトリーナイト』(朗読系/LIVE)
      OPEN/START 10:00 入場無料
      c/w 中井拓哉、佐藤圭亮、ちゃこ、たむらあすか、さぢ etc.

     …and more! (変更の場合あり)


「身も蓋も要りません。
ダダマさんには要りません。
これで、いや、これが、ダダマさんなんです。」(竹原ピストル)

【守山ダダマ CD『POETALLICA』販売店舗】
江古田 中庭ノ空 http://nakaniwanosora.web.fc2.com/index.html
中野 タコシェ http://tacoche.com/


dadama2005 at 13:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2013年08月27日

開口一番Vol.43終了報告と個人的感慨

kaikou130826nonbe01kaikou130826nonbe03 昨夜は開口一番でした。前々回、前回があまりにも大盛り上がりだったので、今回はどうなることか、心配もありましたがおかげさまで大入り。自分がホストに加わり4回目ですが、イベントとして着実に地歩を固めつつある手応えを感じています。皆様本当にありがとうございます!

 詳しいレポートは開口一番公式ブログの方にUPしましたので、是非ご一読下さい。
 http://ameblo.jp/kaikou-ichiban/entry-11600734877.html

 こちらでは個人的な感想を。今回何より特筆しなければならないのは、インプロヴァイザーで演出家ののんべさんが私のギター・空正を使ってパフォーマンスしてくれたこと。

 以前にネット上の某所でのやりとりから、のんべさんが開口一番で空正を貸してほしいと言ってくれて実現しました。即興芝居が本業であるのんべさんが、このギターを使って、テキストを暗記したパフォーマンスに挑みたいとの事。私は即興でもいいですよとお話ししましたが、のんべさんは敢えて自らハードルを高くして、事前に空正を借りることもなく当日その場のインスピレーションで落語を演奏してくれました。

 本当に、嬉しかった。現状、このギターを使う人は自分以外では出てきそうにないので。仮想音楽としてはアポロの月面着陸ぐらいに大きな出来事かもしれません。多大なリスクを背負って挑戦してくれたのんべさんには大感謝です。これを励みに、さらに多くの人に仮想音楽を知って、実践してもらえるようにいっそう頑張ります。

 開口一番ブログでも書きましたが、この日は山田みぞれさんの朗読にてんトコロさんが「口二胡」(くちにこ)なる楽器で参加。音無しのパフォーマンスのはずでしたが、これは衝撃的でした。また、TASKEさんやジュテさん、rabbitfighterなど、音無しでもしっかりと「言葉という音」を聞かせていたのも印象的でした。まさに良い「韶」(シャオ)です。

 音も、言葉も、色も、風景も、みんな一緒くたにして楽しめばいい。それぞれが入れ替わり立ち代わりするような場が当たり前に出来るようにするのが仮想音楽の理想です。まだ私独自の言語、スタイルですが、これが広く共有されるよう、開口一番の場を通してでも自分を、自由を貫きます。

 そして9月19日、仮想音楽がどういうものかを細かくたっぷりお話しして、楽しんでもらうつもりです。音無しオープンマイクもあり。韶をどんどん持ってこい! 酒はあるから!

kaikou130826
「本物の想像をしよう」

【守山ダダマ 出没予定】

9/ 3(火)  福島 Black Comet Club 『ムサシノイマジネーションin福島』(弾き語り系/LIVE)
      OPEN 18:00/START 18:30 1000円(+1drink)
      c/w JETヒロシ、いとうよしろう、Ikasama宗教、衰退羞恥心、藤原愛

9/19(木) 武蔵境 STATTO 『MUSASHINO SHAO 〜ダダマ塾開口記念祭〜』(主宰/講義)
      OPEN 18:00/START 18:30 1500円(+1drink)
      c/w JETヒロシ、Green Beats、ともちゃん9さい、笹田美紀、ルネ・シェヴィリコフスキ etc.(オープンマイク有)

9/23(祝) 国立 地球屋 『進撃の詩人』(クラブ系/司会)
      OPEN/START 17:00 1500円(+1drink)
      c/w ANCELL、東京未開封 etc.

      …and more! (変更の場合あり)


「身も蓋も要りません。
ダダマさんには要りません。
これで、いや、これが、ダダマさんなんです。」(竹原ピストル)

【守山ダダマ CD『POETALLICA』販売店舗】
江古田 中庭ノ空 http://nakaniwanosora.web.fc2.com/index.html
中野 タコシェ http://tacoche.com/


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