ATH-FC707

ATH-FC707 改造その後 Part 3

一通り ATH-FC707 の改造を終え、エージングを済ませた(と思う)。
現在、通勤時の組み合わせのベストは、SRH550DJ 改と New アンプ。

しかし、SRH550DJ の大きさ(不恰好さ)や装着感の悪さの欠点がある。
小生は(遠近両用)眼鏡を普段しているので、耳が痛くてしょうがない。
SRH550DJ を購入する前はリモートセンシングに対応した IE8 改を愛用
していたが、IE8 改との音質の差が上の欠点を忘れさせてくれていたので、
最近はもっぱら SRH550DJ 改を愛用していた。

この ATH-FC707 改と New アンプの組み合わせの音質は SRH550DJ 改
と比べて若干差があり劣るが、ATH-FC707 は SRH550DJ に比べてデザイン
がすっきりしていて装着感は良い。

と言う訳で、音質の差はあるが、上の利点で十分補える程度。
と言う訳で、ATH-FC707 改が三代目「通勤の友」に就任。

まさにヘッドホンスパイラル。ただし、だんだん価格が安い物に移ってきている。
   一代目 IE8 改 ⇒ 二代目 SRH550DJ 改 ⇒ 三代目 ATH-FC707 改

SRH550DJ は IE8 の値段の 1/3 以下、ATH-FC にいたっては 1/7 以下。 
って言うことは、行き着く先は百均の 100 円ヘッドホンか?

ATH-FC707 改造その後 Part 2

ヘッドホン内の空気の流れをさらに調節したところ、
350 Hz の谷が多少埋め立てられた。さらにフラット感が増した。
(測定方法はいい加減なので、参考程度)
オリジナルの ATH-FC707 の周波数特性とは似ても似つかない。
まったく別物
ATH-FC707

下は、ゼンハイザ HD650 の周波数特性(測定方法はいい加減なので、
参考程度)
HD650 はリモートセンシング化以外は手を加えていない。
って言うか、開放型なのでいじれない。
HD650
ATH-FC707 を改造した後は贔屓目に見て、2 kHz 以下では HD650 の
周波数特性と似てきた。

SRH940 の周波数特性も測定してみた。(測定方法はいい加減なので、
参考程度)
SRH940 はリモートセンシング化以外に少しだけ手を入れているが、
まだまだ改良の余地はある特性だな。手を加えれば改良できそう。
SRH940

SRH550DJ の周波数特性もついでに測定してみた。
(測定方法はいい加減なので、参考程度)
ただし、これも ATH-FC707 と同じように相当弄んでいるので、
オリジナルの特性ではない。まったく別物。
SRH550DJ

ATH-FC707 改造その後 Part 1

その後エージングをしたところ、中音が変化してきた。
改造当初、Eric Clapton のボーカルが金属っぽっく聞こえてダメだったが、
最近では、ちょっと我慢すれば聞けるようになった。

そこで、またちょっと弄くってみた。

っで、測定結果(測定方法はいい加減なので、参考程度)
FC707
高音の暴れは残るが、フラットネスは以前より改善された、と思う。(かな?)

ここまでチューンできたので、しばらく通勤でつかってみた。
日増しに良くなってきている。
ヘッドホンらしさがでてきている。ゼンハイザ IE8 は抜いた。
さらには、 SRH550DJ よりいい感じの曲もちらほらでてきた。

まだ、低音の響きに違和感があるが、この先エージングがさらに進めば、
結構、期待できるかも。

ATH-FC707 改造

購入当初の予定どおり ATH-FC707 を弄んでみた。
密閉型なので、いかようにも手を入れられる。開放型だとなかなか難しい。

再び、改造前の周波数特性(測定方法はいい加減なので、参考程度)
FC707 Original

開腹してドライバーの空気抵抗をチューニングした。ついでに、おまじない
として吸音材を入れてみた。

改造後の周波数特性(測定方法はいい加減なので、参考程度)
ATH-FC770

高音の暴れは、密閉型の宿命か。もうこれ以上どうしょうもない。

と言うことで、こまで改善できたので、音質の改善をもくろみ
リモートセンシングができるようにケーブルも改造した。
とは言っても一軍に入れるかどうか分からないので、8 ピン IC ソケットを
流用した暫定版。
CIMG0643b

周波数特性をフラットにした分、当初中音の貧弱さとか硬さがより目立つ。
音量のバランスは良いのだが、質が安っぽい。
この時点では、SRH550DJ には遠く及ばない。
ヘッドホンらしさがでていない。
IE8 の方がまだいい。

ATH-FC707 試聴

素の ATH-FC707 を Walkman に接続して聞いてみた。
「いまどきの安いヘッドホンってこんなんだ。」ってあらためて認識。
非常に低音過多で、全ての音が低音に埋もれてしまっている。
バランスは良くない。中音はエージング不足もあり艶がない。
ただ、高音は思いのほかきれい。

多くは期待できないのは、はじめから承知していたが.......。
この価格帯のターゲット・カスタマに受けが良いように音のバランスが
設定されているのだろう。

周波数特性を測定してみた。信号源と受信器は例によってフリーソフト
の WaveGene と WaveSpectra。

マイクは秋月で購入したコンデンサ・マイク。外付け回路は自作。
測定方法はいい加減。なので、結果は参考程度(参考にもならないかな?)
以下は結果。
FC707 Original
低音が盛り上がっているのが表れている。
高域は密閉型特有の特性。共振を用いてゲインを稼いでいる感じがする。

ATH-FC707 購入

先日の飲み会の前に時間があったので、ビッグカメラにちょっと寄り道。
ゼンハイザー IE8 用に愛用しているソニーのハイブリッド型イヤーピースを
購入しようと思った。
それと、SRH550DJ を最近愛用しているが、夏場にはきつそうなので、
夏用のヘッドホンを物色。

売り場にいったら、ハイブリッドは S も M も L も一個もない。
お詫びの札が一枚。店員さんに聞いたら
「タイの洪水の影響なんですよ。入荷は何時になるかわかりません。」
とのこと。どひゃー。
予備をもっていないし当分 IE8 は聞けないか。

(翌日、二日酔いでアマゾンを見たら、な~んだあるじゃん。)

夏用のヘッドホンは、今回ちょっと安価のものを買ってみよう。
弄んでどのように化けるのか試してみたい。
条件は SRH550DJ より小型で、地味なデザインで 4000 円以下

オーディオテクニカ ATH-ES33。
この価格帯のヘッドホンって、低音過多のものが多いが、
試聴では ATH-ES33 がすっきりしていた。これにするか。

価格.com でチェックすると、音漏れがしそう。
そこで、なぜか ATH-FC707 を試聴なしで「ポチ」。
え~、
ちょっと後悔(しなければ良いが.......)。
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daddy_blaba

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