自分の中の基準が高くないですか?
来週の木曜日は1日、お楽しみ会をします。その中で、ペアで全員が漫才をします。みんなの中には、「よっしゃあ!」という人もいれば、「えっ!?私が漫才?」という人もいます。「なんのためにやるんですか?」と聞きに来た人もいます。何のためか?いろいろと理由はありますが大きくは2つです。
1つ目は、何事も楽しめる人になってほしいからです。先生はね、この世にみんなは楽しむために生まれてきたんだと思っています。じゃあ、その空間は誰が作るの?それは自分です。自分たちです。真面目に何かを一生懸命取り組むことも大事。それと同じくらい、その空間、時間をアホになって楽しむことも大事です。みんなで、これでもかって「アホ」になってみる。そんなことができることも人生を豊かに生きるためには大切だと先生は思っています。
2つ目は、みんなの基準を低くするためです。みんなは、自分への期待値が高すぎて動けなくなっていることが多くなっていませんか?
・何事もうまくいって普通。うまくいかなかったらダメ。
・発表も正解して普通。間違ったら恥ずかしい。
・歌も上手く歌えて普通。下手だったら恥ずかしい。
・スポーツも上手くて普通。下手だったら恥ずかしい。
・漫才もうけて普通。すべったら恥ずかしい。
こんな風に感じていたら、人間はどんどん動けなくなっていきます。こんな風に思っている人に先生は聞きたい。「何で、最初からうまくいくと思っているの?」って。
・何事もうまくいかなくて普通。うまくいったら奇跡。
・発表も間違って普通。正解したら奇跡。
・歌も下手で普通。上手く歌えたら奇跡。
・スポーツも下手で普通。上手くいったら奇跡。
・漫才もすべって普通。うけたら奇跡。
そんな風に軽やかに生きられるといいよね。うまくいかなくて普通ですから、その中で一生懸命するだけです。自分のハードルを上げすぎず、目の前の小さなことに一生懸命に取り組む。そんな人であってほしいなと思っています。