バカデラ住職 不不立文字

不立文字(ふりゅうもんじ)とは「文字を立てない」つまり、肝心なことは言葉や文字では伝わらない、、文字にしても伝えることができないということです。禅の開祖、達磨(だるま)の著とされている『血脈論(けちみゃくろん)』に「以心伝心、不立文字」とありますが、この意味は、文字や言葉で真理は伝わらない、、真理は言葉や文字を借りず師の心から弟子の心に伝えるものであるということのようです。因みに不不立文字(ふふりゅうもんじ)とは不立文字に不を付け足した単なるパロディーです。否定の否定ですので「文字を立てる」つまり、肝心でないことは言葉や文字で伝わるということになりましょうか。そして、こうして此処に文字を立てるわけです。

菩薩道

八万四千の道
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2023/hachiman-yonsen-no-michi.html

gotta get the 10step
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2023/gotta-get-the-10step.html

2曲目は華厳経の十地品をイメージしています。

菩薩として生きるか否か

十地品は人生の選択に於いて菩薩を選択した者が成仏するまでの修業階梯を説いたものであり一応下のような十段階のステップになります。

現実で歩む菩薩道(仏道)と照らし合わせながら改めて読んでみると人間の感性を超えた高次元からのインスピレーションを受けたような深淵な描写に感嘆しましたが、とりあえず菩薩道で迷わないためにも十地品に触れるのは無駄ではないと思います。

現在の日本仏教は葬式仏教とかご利益信仰、ビジネス宗教などと揶揄されているものの、深く掘り下げれば奥深い世界が広がっており、結局は個人の探究次第といったところになりますが、東大寺(華厳宗)などでLIVEをするような人は、この辺を押さえておくことにより演奏や表現に深みが出るでしょう。

『十地』
第一 歓喜地(歓喜にあふれる菩薩の地)
第二 離垢地(汚れをはなれた菩薩の地)
第三 発光地(光明で明るい菩薩の地) 
第四 焔光地(光明に輝く菩薩の地)
第五 難勝地(本当に勝利しがたい菩薩の地)
第六 現前地(真理が現前する菩薩の地)
第七 遠行地(遥か遠くに至る菩薩の地)
第八 不動地(全く不動なる菩薩の地)
第九 善慧地(いつどこにおいても正しい智慧のある菩薩の地)
第十 法雲地(限りない法の雲のような菩薩の地)

石井妥師 ブログ配信曲一覧


 MUSIC PLAY LIST

長いもの

いとをかし幽霊
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2023/itowokashi-yuurei.html

マイ・スペース
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2023/my-space.html

このところ様々な界隈の内情が暴露されていますが、私は日本社会に潜む「長いもの」に対して以前から常々危険を感じており音楽活動のスタンスとしては、その辺を意識したものになっています。

死後は「無」という確信でも持てたら長いものに巻かれながら要領よくやっていたかもしれませんが、これまでの道の探究の結論としては死後に地獄も輪廻転生もあり得るといったところなので中道的スタンスから一応注意を促したりしています。

何にしても現世での言動や想念がポイントになりますので、たとえば仏教の三学「戒・定・慧」などは現世のみならず死後対策としても有効といえるでしょう。

まあマスコミに掛かればどんな俗物でも死後は美化され天国に召されたことになってしまいますが、たとえば生前に常々五戒を守っていたというのであれば天国に行った可能性もあり得るとは思いますけどね。

石井妥師 ブログ配信曲一覧

哲学

ディスコ・フィロソフィア
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2023/disco-philosphia.html

under the sky
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2023/under-the-sky.html

古代から現代まで世界には様々な哲学があり、一時期それらに軽く触れてみましたが、結局、私は形而上学の世界を否定できなかったので理を兼ね備えた哲学であり宗教でもある大乗仏教(無宗派)を拠所としています。

仏教は智慧の哲学でもあり、その智慧の源泉というものを考えると神とか仏とか天とか、そんな所にあるように思いますが、偽りのない菩提心を抱き、半年くらい仏道精進すれば誰でも智慧を授かることが出来るでしょう。

現在の資本主義社会というのは基本的に「金こそがすべて」という哲学で、詐欺や強盗やカルト宗教の温床にもなっていますが、それは、この世での保証があるとしても、あの世での保証のない非常に危険なものなので要注意ですね。

石井妥師 ブログ配信曲一覧

脱皮

フレキシビリティー・グルーヴ
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2023/flexibility-groove.html

Shed
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2023/Shed.html

「脱皮できない蛇は滅びる」というニーチェの言葉がありますがニーチェ自身脱皮に失敗したように脱皮というのは案外難しいもので私も度々訪れる脱皮の時節には脱皮不全で苦しむことがあります。

六道からの脱皮(解脱)となると世俗人との価値観のズレが生じ、それはそれで苦々しい思いをすることもありますが、いずれにしても六道から脱皮したところで菩薩行として世間との関りを蔑ろには出来ませんので融通無碍に行くしかないですけどね。

石井妥師 ブログ配信曲一覧

悟後の修行

songwriting
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2023/songwriting.html

パイライト
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2023/pyrite.html

仏教(仏)というのは基本的に悟りの世界までの水先案内人みたいなものなので、個々に問われるのは「悟った後で何をするか?」ということになりますが、とりあえず私は波羅蜜行として曲を作ったりしています。

まあ悟ったところで、普段と変わらぬ「寝て起きてご飯を食べて仕事をして趣味をして」といった平凡な循環があるわけですが、悟りというのは日常を円滑にする潤滑剤みたいなものでもあるでしょう。

お金や権威を潤滑剤としてきたこれまでの社会も限界が来て現在はギクシャクしており、この状況を打破するには、もはや悟るしかないといったところですが、悟後の修行という言葉があるように、悟ったところで人生は一生修行ですけどね。

石井妥師 ブログ配信曲一覧

無位の真人

Melodic Fair
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2023/melodicfair.html

サウンド・ロード
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2023/soundroad.html

無位の真人というのは禅で語られるもので人に貼りついている様々な肩書やラベル、レッテルを取り払ったところに現れる真実の自己の姿、或いは人間としての真価といったところですが私個人的には1曲目の画像、ラファエロの描く聖母マリアに抱かれる幼子イエスの姿というのは西洋的に表現された無位の真人という感じがします。

仏教では仏性とも、キリスト教で言うなら神性とでも言いますか、何れにせよ、これを知らずして生命を理解したとは言えない程、これは非常に重要な気付きだと思っておりますが、これに気付くには傲慢さや自惚れや腹黒さなど、知らず知らずに心にこびり付いた様々な汚れを落とす必要はありますね。

石井妥師 ブログ配信曲一覧

彼岸会

NOW
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2023/now.html
夕風
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2023/yuukaze.html

3月は仏教行事の彼岸会が行われますが、これが単なる形骸化した儀式だとしても日本において廃れずに西暦806年から現代まで続いているということは、それなりの深い訳があるかもしれませんね。

彼岸というのは悟りの世界のことですが、基本的に仏教というのは儀式にしても美術にしても経典にしてもこの悟りの世界へ誘うための方便なので彼岸会も一つの方便という事になるでしょう。

釈迦は悟りの世界へ到達するために八正道を説きましたが、もし八正道の実践が困難であるならば、とりあえず八正道の一つである正語を徹底するだけでも悟りの境地付近まで行くことは可能だと思います。

口は災いの元でもありますし。

石井妥師 ブログ配信曲一覧

涅槃会

涅槃ポーズ
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2023/nehan-pose.html

Deathless Singing Glim
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2023/dethless-singing-glim.html

2月15日は釈迦が入滅した日と云われる涅槃会ですが、釈迦の遺言というのは私の指針でもある「自灯明・法灯明」ということで、基本的にこれは仏弟子、仏教徒に向けたメッセージではありますね。

現在、仏教には様々な宗派がありますが、仏教徒であるならば、この釈迦の遺言は肝に銘じておきたいですし、仏教徒でない方にも俗世という惑わしの多い世の中、そして現在の先行き不透明な乱世に於いて役立つ言葉のように思います。

石井妥師 ブログ配信曲一覧

真の日本

小太陽
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2023/syoutaiyou.html


月兎FUNK
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2023/getto-funk.html


1曲目
明治維新というのは外圧などのドタバタもあり臨時的にその場を凌いだ仮の日本国の建設みたいなもので、その脆弱性から当然の如く結果は戦争に負け、その後のアメリカによる統治も行き詰まりを見せている現在の状況というのは、いよいよその仮の日本の終焉が来たといったところでしょう。

終わるべきものが終わり、果たしてここから真の日本に変われるかどうか?

とりあえず物質的には十分発展したので、やはり置き去りにされ発展途上気味な精神面の向上がポイントでしょうね。

2曲目
兎年ということで仏教説話「ジャータカ物語」の「捨身月兎」に因んだ曲ですが心をピュアにして読むと中々良い話だと思います。

2012年から干支シリーズを始めて、なんだかんだで12年経ちましたが干支シリーズはこれで終わりにします。

当初続ける予定はなかったので午年だけ作りませんでしたが、ストックに「馬の耳」という曲があるので、どこかタイミングの良い時にでも発表します。

石井妥師 ブログ配信曲一覧

謹賀新年

成道

サイケデリックUFO
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2022/psychedelic-ufo.html


明星
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2022/myoujyou.html



1曲目
現在、ドイツやアメリカなどでは大麻合法化の流れになっていますが、実際のところ大麻が人体や脳、社会に与える影響というのはどんなものなんでしょうね。

60's 70'sなど大麻の影響を受けた音楽も多いですが身を律して節度を持ち上手く関わることが出来れば可能性のある分野かもしれません。

2曲目
12月8日は釈迦が明けの明星を見て悟りを開いたと伝わる成道の日で、この曲はその明星に思いを馳せたものです。

まず縁起の法を悟るというのが仏教の基本的な悟りですが、縁起の法を悟り、八正道など仏法を拠り所として、やがて心の平和の境地に到達するというのが所謂「悟りを開く(涅槃)」ということになります。

しかし悟りを開いたところで事故やトラブルを起こせば修羅化、地獄化しますので、心の平和を維持するには常に諸々の注意を怠らず緊張感を持つ必要はありますね。

石井妥師 ブログ配信曲一覧

GOD WAVE
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2022/god-wave.html


夜船
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2022/yobune.html



「全ての遊びは芸の肥やし」として芸能界では不徳な振る舞いも許される風潮がありますが、音楽シーンに目を向ければ、ロックやポップス、ファンクの全盛期のような時代を牽引する革新的なサウンドをコンスタントに産み出しているなら、まあその言い分も分からなくはないですが、もうそのような音楽など出てこないようなので、芸の肥やし云々言うのも、この時世では単なる自制できない愚か者の虚しい詭弁にしか聞こえないでしょうね。

例えば日本の戦国時代の武士は非道な振る舞いをしていましたが、それもようやく江戸時代で武士道といった「道」として落ち着いたように、衰退している芸能界や音楽シーンも精神性を重視した「道」として落ち着く時が来ていると思います。


2曲目は白隠の夜船閑話の夜船をイメージしたもので、夜船閑話とは白隠の説いた健康法ですが、これは要するに坐禅や瞑想する時、または日常において「気海丹田(下腹)」に気を入れて重心を置くことが健康の秘訣という話です。

石井妥師 ブログ配信曲一覧

有神論

向日葵とピアノ
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2022/himawari-to-piano.html


髑髏先生はこう言った
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2022/dokurosenseiwakouittuta.html


私は元々は確信の持てない有神論者でしたが秘教や道の探究、音楽の創作を通して今は確信を深めています。

私にとって神とは道を諭す師みたいなもので、そのイメージを言うなら、それは決して生優しいものではなく、獅子の子落としをするような存在なので神に救いを求めたり何か期待したりしていると「神など存在しない」そんな世の中に思うかもしれませんが、そんな中で「道」を意識して歩むと、その恩恵を感じ取れるかもしれません。

とりあえず、ここで発表している私の一連の創作曲は神から受けたインスピレーション(指導)の賜物だと思っていますが、といっても私はそれを神と呼ぶだけで、その本質は得体の知れないものですけどね。

石井妥師 ブログ配信曲一覧

GHQ

明暗
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2022/meian.html


サウンド・オブ・サイレンス
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2022/sound-of-silence.html


2曲目

拝金体質で人徳の欠落した昭和時代の軽薄なノリが否定されいる昨今、昭和の戦後生まれの人々がこの世から去り始めていますが、戦後生まれの自分の青春時代はテレビの影響か暴走族や俗に言われたツッパリが蔓延り校内暴力が流行ったりと物騒でバカバカしい雰囲気ではありましたが一応夢を持てる時代ではあったように思います。

と言っても夢を見た先には令和の現在の姿が待ち構えていたという、結局その夢というのもGHQによる日本潰しに向けた3S政策の賜物であり、単に洗脳されていただけとも言えますね。

さて、そのGHQとは何か?ということを考えると、その背後にキリスト教があったりして、要するに戦後、更に遡ればクリスチャン革命でもある明治維新から日本人というのはキリスト教の掌の上で転がされ続けているといったところでしょう。

歴史的に見て豊臣秀吉や徳川幕府がキリスト教を禁止したのはそれなりの理由がある訳ですが、いずれにせよ現在の日本を支配するキリスト教も所詮は釈迦の掌の上の存在ということで、常に仏法を意識するということが何時までも救われないキリスト教や日本にとっても大事だと思いますけどね。

石井妥師 ブログ配信曲一覧

お盆

パッシブ・ブレイン
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2022/passive-brain.html


四十九
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2022/shijyuku.html



輪廻転生を肯定すれば、解脱に失敗した先祖は再び人間や畜生などの生命体に転生しているので、お盆に先祖の霊魂が現世に戻ってくるという説は受け入れ難くなりますが、あり得るとすれば、いつまでも未練を断ち切れない不成仏霊や悪霊として、あるいは生前、達観した人格者で解脱に成功し神仏と成った先祖がお盆になると帰ってくるのかどうか。

とりあえず死後の真相はどうであれ、お盆は世界の裏側と向き合う機会でもあるということで2曲目は「チベット死者の書」からインスピレーション受けていますが、この書によれば死後49日間が人生の総決算ともいえるメインイベントであり、ここで下手をすると霊魂が畜生類の胎内に宿って畜生としてこの世に輪廻転生という話です。

現代の僧で死者の霊魂を導けるような者は存在しないので、現世での行いに気を付け、死後は自力で解脱するしかないでしょうね。

石井妥師 ブログ配信曲一覧

色即是空

fundamental
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2022/fundamental.html


如是我聞
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2022/nyozegamon.html


〜色即是空 空即是色〜
これは仏教で説く根本原理で一応押さえておかなければならないポイントですが、とりあえず文化人であるなら、この辺は教養として身に付けておきたいですね。

世界を俯瞰すれば思想的に右に寄っても左に寄っても埒が明かずに修羅界堕ちするのは眼に見えているわけで、もはや悟るしか道はないといったところですが、教養のついでに悟りを開けば本物の文化人と言えるでしょう。

石井妥師 ブログ配信曲一覧

国宝

ラウンジ・ゲート
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2022/lounge-gate.html


必然な帰結
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2022/hitsuzennakiketsu.html


日本の国宝というのは殆どが仏教に関するもので1曲目のイメージ画像の陽明門、2曲目の十一面観音立像(向源寺)もその一つですが、調べてみたらお隣の韓国の国宝も仏教関係が多いですね。

せっかく救いの智慧が秘められた数々の貴重な宝物を持っているにもかかわらず国家レベルで悟れていないというのは豚に真珠ということなのか残念ではありますが、いずれにしても日韓両国共に悟らない限り、国家間で燻る様々な問題の解決は無理でしょう。

石井妥師 ブログ配信曲一覧

忘己利他

BOUGA〜忘我〜
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2022/bouga.html


明媚な公園にて
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2022/meibina-kouennite.html


1曲目の「BOUGA〜忘我〜」は私心を捨てるといった意味合いのもので、例えば

「諸悪莫作 衆善奉行 自浄其意 是諸仏教 (もろもろの悪をなさず、もろもろの善を行い、自らその心を清らかにすること、これこそ諸仏の教えである) 」

という七仏通戒偈は仏教徒の指針でもありますが(※因みに、ここで言う善とは八正道や六波羅蜜など)、これを実践すると思いもよらぬご利益や功徳、名誉が舞い込んでくることもあるでしょう。

しかし、それが逆に知らず知らず自惚れや驕りといった悪業に変わることもあるので、それに気を付け常に私心を捨てて事に当たる、それが忘己利他となるように思います。

ついでに私心に関して言えば、令和時代になっても私心丸出しの人を見かけますが、本来、人の道に於いて私心なんてものは恥ずべきものであり、仏教の見地からすれば私心に基づいた言動は悪行となりますね。

石井妥師 ブログ配信曲一覧

覚悟

マインド・コンバージョン
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2022/mind_conversion.html


陽炎フライト
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2022/kagerou-flight.html


今後、日本が核武装するのか憲法9条を貫くのか分かりませんが、何にしても世の中何が起こるか分かりませんから死の覚悟は人生に於ける必須事項ではありますね。

これまでの文化というのは余りに生に比重を置き過ぎたもので、重大なテーマである死については目を塞ぐといった傾向から、どことなく浮かれたものとなり、それが国民性となって現れていましたが、このような時世は覚悟を決める良い機会であり、また、それが新しい文化の創造にも繋がると思います。

例えば伝統日本文化などは覚悟から生まれた文化ですが、その文化力によって智慧の働きが活性化しますので、戦争など人生の困難に直面した時などは、そんな智慧が役立つでしょう。

石井妥師 ブログ配信曲一覧

誰が為に
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2022/tagatameni.html


吟遊痴人の消息
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2022/ginyuuchijinnosyousoku.html


「痴」というのは三毒(貪・瞋・痴)の一つですが、根本的に痴を克服できれば自ずと貪・瞋も治まりますので、やはり毒の大元は「痴」と言えるでしょう。

日本でも政治や文化、宗教に教育と、あらゆる方面でそんな痴的な痴人の類がのさばるという時代が長く続いていますが、しかし、このところそれも翳りが見えており時流は変わり始めているようではあります。

まあ恥知らずというのが痴人でもあるので結構しぶといですが、痴人に感化されると痴人化しますので要注意ですね。

石井妥師 ブログ配信曲一覧

十界

Ten Worlds
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2022/ten-worlds.html


天知る地知る
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2022/tenshirutishiru.html



1曲目は仏教の十界をテーマにしていますが、これは方便とは言い難い程、非常に現実的で普遍性のある良く出来たものであり特に法華経や密教を理解するには必要不可欠なものです。

人間は皆、無知で愚かな状態からスタートしますし、身勝手な欲望や煩悩もありますし、老病死もありますし、底抜けの愚か者はとことん愚かな訳で、ともあれ多数の無明の人々で構成される六道に於いては高度な倫理観が要求される世界平和など夢のまた夢ということで、ざっくばらんに言えば、二元論、国、国籍、人種、老若男女、宗教を超越した十界に全ては包括されるでしょう。

ついでに一応言っておくと、例えばキリスト教徒などが仏の声に耳を傾けることが出来れば声聞となり、外道仏教などは正道に目覚めない限り六道の範疇となりますね。

石井妥師 ブログ配信曲一覧

日出鳳凰図

Integrity
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2022/integrity.html


Groove Tiger
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2022/groove-tiger.html


先進国とは言っても俗物ランドともいえる様相を呈している国もありますが、基本的に私は俗物否定のスタンスであり、その理由などは言うまでもなく人間として向上心があるのであれば、そんなものは当然否定せざるを得ないでしょう。

という訳で1曲目は伊藤若冲の日出鳳凰図をイメージしていますが、やはり絵師として己の内なる俗物性を退治しなければこのような絵は描けなかっただろうと思いますね。


2曲目は寅年ということで、とかく弊害の多い西洋的自由を超えて悟りの境地へというイメージです。

謹賀新年

石井妥師 ブログ配信曲一覧

法印
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2021/houin.html


夢殿ノクターン
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2021/yumedono-nocturne.html



一曲目は大乗仏教の法印である「諸法実相印」をテーマにしています。

法印というのは「この主張を以て大乗仏教とする」という大まかな目印ですが、これは要するに「諸法実相が分かれば大したものだ」という話で、内容は当たり前のことを言っているだけですが、この当たり前というのが案外難しいですね。

明治から否定され気味の江戸的な粋も結構なものですが、グローバルな時代、さり気なくこの辺を悟っているというのは妙で粋な嗜みだと思います。

石井妥師 ブログ配信曲一覧

憑依

アバター
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2021/avatar.html


浄瑠璃
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2021/jyoururi.html



神憑りや悪魔憑きという現象がありますが、稀に出現するカリスマやスーパースターなどは何かに憑依されているように見えますし、政治や芸能、また猟奇的な事件など、良くも悪くも人間離れした業や言動を見ると、実際そういうことがあっても不思議ではないと思っています。

憑依について考察するのも真理探究の一環ではありますが、この令和の時代、「面白さ」が要求される芸能や創作、良き世界を目指す政治などは低次元の邪霊や悪霊などでなく私心や邪心を捨てて高次元の神仏に憑依されるくらいでないと駄目かもしれませんね。

石井妥師 ブログ配信曲一覧

成仏

Impression
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2021/impression.html


ラ・ニュイ・エトワーレ
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2021/La_nuit_etoilee.html



現在、仏教の探究は一先ず落ち着いていますが、探究するにあたって求道者でもあるゴッホの生きた環境と比べれば今の日本というのは割と良い環境だと思います。

しかし仏教は体得してナンボのものなので誘惑や障害物の多い現代社会というのは試練が大きいかもしれませんが、ともあれ何のために体得するかといえば、やはり成仏するためでしょう。

迷いや苦悩、怨恨が晴れるというのは一応成仏したとも言えますが、今も昔も世の中というのは成仏できない不成仏霊のような人で溢れている感じではありますね。

石井妥師 ブログ配信曲一覧

天網恢恢
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2021/tenmoukaikai.html


NEXT STAGE
作詞・作曲・編曲・演奏・唄 石井妥師
http://blog.livedoor.jp/daibakarenji3/2021/next_stage.html


見渡せば「天網恢恢疎にして漏らさず」という老子の故事成語など虚しく、天は世の中の悪人愚人を漏らし逃しているように見えますが、たとえ悪人や愚人が改心することなく今世を逃げ切ったとしても来世で報いを受けるかもしれませんし、死後に魂が暗黒の地獄に堕ちるという線もありえるわけで、もし死ぬ前に改心できたならば一先ず幸運と言えるかもしれません。

個人的には余り「天」を舐めない方が良いと思っていますが、いずれにしても全ての物事に於いて舐めてかかるというのはトラブルの元ではありますね。

石井妥師 ブログ配信曲一覧
profile

バカデラ住職(B.J)

Recent Comments
Archives
記事検索