先月末に着工した賃貸併用住宅の基礎工事に入り、いよいよ上棟の打合せ。

上棟前に、設備やフローリングなどを確定しておくべく、

今回は、オーナー夫妻と共に、その事前打合せ。

20140410

まだ、先の話ですが、この写真の奥にて、

手を挙げて熱く語っているのは、建築チームの笹本さん。

その内容は、壁の下地の説明です。

ここでその内容を、

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壁のクロスの内側には、石膏ボードが貼られています。

しかし、この石膏ボードは、字のごとく石膏であり、もろく粉々になります。

もし、大型の液晶テレビを壁に備え付けようとしたならば、

ネジ止めをしても、しばらくして、ネジ穴が削れ、ネジが抜けてしまう恐れがあります。

そして、液晶テレビが落下し、破損する危険があります。

そうならないための対策は、石膏ボードのさらに奥に下地として板を装備しておくこと。

笹本さんは、この説明に、『力』が入っていたというわけです。

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私のこの説明よりも、もっと丁寧でした。

施工時に行うことで、コストアップはありません。

しかし、完成後に対策を行うと、コストがかかります。

細かなところでの、このような気遣いがたくさんあることは、

オーナーさんのメリットになりますね。

この説明により、洗面室やキッチンなど沢山の箇所に、

下地の板が装備されることをオーナーさんが知る機会となります。

本日も2時間を超え、また2週間後に打合せを行います。

そして、上棟へ。




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