明治大学道

2007年04月11日

今年は「オセロー」

11月恒例の、明治大学シェイクスピア公演。

今年は演出家ガなかなか決まらなかったので、
「どうなることか!」とムネもドキドキ。内心、とても案じていたのだが、
ようやく一人、名乗り出てくれて、本日、めでたく決まった。
13日の「シェイクスピア講座」で、皆さんにご紹介。

政経4年の繁富君。
一昨年、マクベスで老シーワードをやった人。
『オセロ』を、やりたいという。

おりしも、キプロスをめぐって、トルコ帝国と抗争中の
ヴェニス共和国に雇われているムーア人の傭兵将軍。

ヴェニスの名家の一人娘デスデモーナと結婚し
キプロス島に赴任する。

腹心、イアーゴウの裏切りで、戦争そっちのけ。
あらぬ嫉妬の疑いをかけ
ついにデスデモーナを殺してしまうという惨劇。

請う、ご期待。請う、乞う、ご期待。

コーヒー、いっぱい・・・

            (4月9日/出稿)



daijirou_harada at 02:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2006年08月01日

ウインザーの陽気な女房たち

7月31日、杉並区和泉の明治大学校舎に行く。
ようやく灼熱の夏が始まる。

明治大学、シェイクスピア講座による
シェイクスピア劇上演の今年は3年目。
演目は
『ウインザーの陽気な女房たち』。須崎ちひろ演出。
前期試験も終って、夏休み。

先日、試験にはいる前に
須崎ディレクターによる配役も終って、
今日が正式な稽古の初日。
みんなの顔が輝いている。


真っ白なキャンバスといっても、
何日も稽古してるから、みんな、かなりレベルが高い。
ノンストップで正味2時間34分。
本読みを終わったところで
例年のように、まずは「気をつけ」の姿勢を
みんなに体感して貰う。

「正しい姿勢」に興味のある人は「お便り」して
質問してくださいね

初年度は松本修一君(現在明治大学院)の演出で
『ヴェニスの商人』

できあがりも秀逸だったが
観客も2日で2000人。
大変な評判だった。

去年は谷賢一君、『マクベス』
「これまで見たマクベス中、アマ、プロ通して最高の出来」との評価を
くださった先生方もいらっしゃる。

今年は『ウインザーの陽気な女房たち』
はじめての喜劇らしい喜劇。
シェイクスピア作品中唯一の当時の現代劇。
須崎、がんばれよ!!!!

まだ荒けづりだが、
若い人たちが、いったん風穴を見つけたら、ものすごい表現者に変貌する。
今年も、予想を超える仕上がりを見せてくれるだろう。
いい気持ちになって足取りも軽く、家に帰る。

     

大二郎


daijirou_harada at 18:19|PermalinkComments(1)TrackBack(0)

2006年05月28日

原田大二郎的教授道のはじまり。そして、現在。

2001年、母校明治大学で教鞭を執る佐藤教授から電話をもらった。
大学の演劇学専攻の学生に「朗読」を教えてやってくれないか。人にもの教えるのは大好きだったから、二つ返事で引き受けた。

最初の授業は役者とも思えぬほど、とてもあがったが、学生たちは見る見るうちに朗読がうまくなった。
勇気つけられて、私は、そのまま大学に居座った。

2年目に大学中枢と話すチャンスがあって、佐藤先生と二人で、シェイクスピア講座を立ち上げてもらうよう直訴した。
大学に入ったら、シェイクスピアくらい知っておきたい。若者は、そう思っているでしょう。
学部を越えて学生を集めて、複数の教師にそれぞれの研究したシェイクスピアを話してもらって
彼らが社会人になったとき、英米の人とシェイクスピアについて、話題豊富に語り合えたら
どんなに楽しいでしょう。
できれば、この講座を聴いた学生の中から、新しいシェイクスピアの翻訳者を育てたいんです。

理事会に了承され、講座は立ち上がり250人を越える受講生が集まった。


次の年、アカデミーコモンがたてられ、
そのホールのこけら落とし記念に『ヴェニスの商人』をやらせてもらえることになった。
今、大学院に行っている松本修一が演出して、裏方はプロに頼んだ。
私は監修という立場で、付きっきりだった。
松本君の懐の深さと克己心で、この芝居はつくられた。
理事長にお願いした。
一年一作で、十年続けさせて下さい。十年やれば「シェイクスピアの明治」「明治のシェイクスピア」と
いわれるようになります。シェイクスピアには39作ありますから、そのあと29本続ける原動力になります。
ロンドンのNT(ナショナル・シアター)のように、明治に行けば、シェイクスピアに関して欲しいものはなんでもそろう
といわれるようにしたいんです。

『ヴェニスの商人』は、作品的にも観客動員からも大成功だった。
次の年、イギリス留学から帰ってきた谷賢一が『マクベス』を、やりたいといってきた。
これも素晴らしい出来で、「明治の奇跡だ」と言い切って下さった教授もいた。
「去年『ヴェニス』を見て、絶対このプロジェクトに参加したかったんです」という学生もいた。

アカデミーコモンの明治大学社会人講座でも「朗読」を教えた。
言葉に力がついて、発言力がます。一日が楽しくなる。笑顔が増える。若返る。
「朗読」に禁じ手はない。
心を解放する、その習慣さえつけば朗読はうまくなる。
人生は楽しいものになる。


今年シェイクスピア・プロジェクト3年目。
在学中に行政書士をとったという
須崎ちひろがはじめての女流演出家として『ウインザーの陽気な女房たち』を上演する。
抱腹絶倒喜劇だ。
学生たちは夏休み返上で、この芝居に取り組む。
失う時間は多大だが、それを凌駕する歓びを掴んでくれるだろう。
一所懸命になる人間は、解放され、自分を見つける。
何物にもかえ難い歓びである。

上演の期日は未定だが11月11日、12日。あたりになるだろう。
アカデミーコモン・ホールで無料上演。乞うご期待。

その頃には、またプロパガンダしますので。

daijirou_harada at 21:33|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2006年05月19日

母校 明治大学 〜第弐章 サークルの呼び声

お茶の水から、陽のあたる坂道を下ると
緑青をふいた緑の屋根が神田駿河台にそびえていた。
歴史を背負った明治大学記念館の
薄暗い廊下に設営された小さな売店で、
学生服と、紺地に白で「法」とそめぬいたバッジを買った。
まだキャンパスに、真っ黒な学生服があふれていた時代だった。続きを読む

daijirou_harada at 01:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2006年05月17日

母校 明治大学 〜第壱章 桜咲く春4月

1963年(昭和38年)3月
山口県熊毛郡の県立熊毛南高校卒業未定のまま
(数学・物理がなんと再履修!だったのだ)、
明治大学法学部の入学試験に見事合格した。
数学、物理再履修とはいえ、
国語の力は県下一(模擬テストで一番だったんじゃー)。
英語だって捨てたもんじゃなかったし、
歴史に関しては、一家言あったんだからね・・・
ま、国立は無理だったろうけど、
私立なら試験は英語、国語、社会だもの。続きを読む

daijirou_harada at 21:42|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

母校 明治大学〜序 章 甲州街道、工事中

明治大学法学部に入学したのは、昭和38年4月。
東京オリンピックの1年前だったからね。
首都高速道路も全線開通とはいかない。急ピッチで完成を目指していた。
東京中が工事中の喧噪に包まれていたよ。続きを読む

daijirou_harada at 01:05|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
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