こんにちは、リーヌです。(このブログは毎週水曜定期更新です。)

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次に取り掛かる柱は旧キッチン横のこちら。沈んでいるというより、シロアリに食われて柱がなくなってる……。ここは水回りで一番ダメージを受けていた箇所ですね。手で押すと家全体がグラグラします。この家はどうして潰れないんだ?一階建てってこんな適当でいいのか?
ジャッキアップ_14
こういうときはどうするか、もはやyoutubeは頼りに出来ないので、「劇的ビフォ→アフター」の放送を思い出します。こういうときは大抵、柱を交換するか継いでいましたね。セリフォ賃貸で頼れるのは自分の腕だけ!ダメ元でやってみましょう。
具体的な手順は前述の番組で紹介しているとおりです。まず金槌で柱をコンコン叩いて、木がどこまで生きているか確認します。「ボスボス」と音がする箇所は腐っています。「コンコン」と音がする場所はまだ使えます。そうやって使える場所を特定して、いらない下の部分は切り落とします。
ジャッキアップ_15
切り口を見ると、この位置ならシロアリに食われた跡はありません。
ジャッキアップ_16
段付きで切ったのは意味があり、こういう新しい柱をつなぐためです。
ジャッキアップ_17
さて、この時点でこの柱は20mm以上沈下しているので、柱を継ぐ前にジャッキアップが必要です。上の材木はジャッキアップする分を計算に入れて切っています。サッシ側のジャッキアップと同様に適当な木片をネジで留めます。
ジャッキアップ_18
そしてジャッキアップします。
ジャッキアップ_19
家がミシミシ言いながら上がっていきます。3tジャッキでもギリギリです。後から判明するのですが、家の角の柱も腐っていて、結果的に屋根の1/4の面積をジャッキ一つで持ち上げようとしていたようです。ダイナミック!
柱の下に隙間ができたら先程の柱材を差し込み、構造用のネジで留めます。ホゾ加工する技術はないのでネジです。
ジャッキアップ_20
こうしたところ、接合部に3tの荷重がかかり、この柱が家の外側に座屈しました。結合部分の高さ方向の長さが足りなかったようですね。
ジャッキアップ_21
仕方がないので、一旦外側から押してやり、曲げ方向に耐えるように柱を追加。これで大丈夫です。
ジャッキアップ_22
ちなみにシロアリに食われている場合、普通はシロアリ駆除を行うのですが、この家は「おいしいところを食べ尽くした」のか「空き家になって水と熱の供給がなくなった」のか何らかの理由でアリ一匹居ませんでした(蟻道もない)。その為駆除の必要がありません。防虫処理は後日別途行います。

セルフでジャッキアップ&柱交換。不動産投資という範疇を逸脱した、バカげたことをやっているという自覚はあります。こんなブログを読んで本当に自分でも真似しようなんて人は、そうそう居ないと思いますが、平屋だからこそ挑戦できただけですからね。2階建てになると柱一本に掛かる荷重は3tを超えますので、気合と根性ではどうにもなりません(次は2回目だから、道具揃えてできる自信はあるけど)。
前の建物における、キッチンと浴室の完全解体と作り直しの経験が、心のリミッターを完全解除したのは間違いないです。この建物が崩落しても被害はたかだか200万。今の財務状況ならばちょっとした物損事故のレベルです。加速度的に経験値がアップしているのを感じます。

ところで、今日使ったのは水回りに近いのでヒノキ材です。こんな切れ端を作るといい香りがします。4枚ほどを風呂に入れて檜風呂気分~。
ジャッキアップ_23

それではまた~。
 
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