こんにちは、リーヌです。(このブログは毎週水曜定期更新です。)

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皆さま、「ほぞ加工」と言うものをご存知でしょうか?俗に言う「釘を使わない木造建築~」とかの、木をカッチリ嵌め合わせていく工法をイメージしますが、実際は釘も併用する例が殆どで、現代のラーメン構造の耐震建築では、ほぞ加工に金物とボルトを組み合わせて強固に締結します(その反対に金物のみで組み合わせていくのは2x4工法です)。
「ほぞ加工なんてプロにしか出来ねーよ。」と思っていたのですが、最近色々加工をやってきて、試しにやってみようと思えるようになって来ました。人間、なんでも学習します!
ということで、今回対象とするのは、洗濯機置場の床面です。最初に買ったのは「ノミ」。
- 木工用DIYのみ SK-11 40311126
ほぞ穴を開けるためにカンカンカン……。DIY用の安物買ったが悪かったのかもしれませんが、全然掘れて行きませんね。格闘すること30分、腕が疲労でプルプルしますが、ようやく3mm程度掘れただけ。いやダメだろこれ。うーん、仕方がない、買いましょう。
ほぞ加工_01
電動トリマーです。小さな刃が高速回転し、孔部やエッジ部分を切っていく工具です。
それを使ったら10分でこうです。最初からこれ買ってればよかった。慣れれば3分くらいで終わりそうな勢いです。
ほぞ加工_02
反対側もこう加工します。
ほぞ加工_04
さて、2つのほぞ穴が開いたので、ほぞ側を加工します。ほぞ加工_03
ほぞ加工_05
こちらは単純な形状なのでノコギリで切っていきます。
嵌めると、こう。
ほぞ加工_06
嵌合(かんごう)部の拡大写真です。
ほぞ加工_08
ほぞ加工_07
実はピタリと高さが揃うまで3回位調整しています。切りすぎるとリカバリーできないので慎重に。
大引きに相当する部材が出来たので、次は根田です。さっきと同じようにほぞ穴を切ります。(厳密にはほぞ穴ではなく「相欠き接ぎ」というものだそうですが)
ほぞ加工_09
拡大するとこう。
ほぞ加工_10
組み合わせる木材はこうします。
ほぞ加工_11
はめ込んで完成です。
ほぞ加工_12
ほぞ加工_13
反対側はただ乗っているだけですが、これも「片欠き掛け」という名前の付いた木組みのやり方だそうです。実際は高さを合わせて乗せただけ、保持力も何もない方法です。
当然これだとズレてしまいますので、コーススレッドでズレないように固定します。浴室の窓などと異なるのは、ここでのネジ打ちは荷重を支えるためではないということです。あくまで木材同士が組み合わさって、床荷重を支えます。そのため1本か2本程度で十分です。通常時、ネジには一切の応力はかかりません。この違いは強度の計算をする上で重要です。この部分に木組みを使用したのは、ここは床面であり、加えて洗濯機が乗る部分になるため、窓枠の時のような「コーススレッド斜め打ち」では耐えられません。
それにしても面倒でしたね。2x4用の金物のように、純粋に金具と構造用ネジの力だけで荷重を支えるパーツが売っているので、普段はそういうものを使うようにしたほうが早いです。値段も数百円なので、電動トリマーの刃を買うことを考えるとむしろ安上がりかもしれません。
それではまた~。
 
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