こんにちは、リーヌです。(このブログは毎週水曜定期更新です。)

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前回ユニットバスの水道の話をしたので、水道関連でキッチンの配管の件をまとめます。

まず、現状のキッチン配管を横から見るとこうなります。
銅管溶接_01
これには2つ課題があります。

  1. 突き出し量が不一致で、このままでは混合水栓が取り付けられない
  2. 新しいキッチンに対して高さが低く、キッチン本体と干渉する

塩ビ管であれば切って簡単につなげるのですが、片方は鉄管、もう片方は銅管です。鉄管はエルボから先を取り外して部品交換に成功したのでどうにかなるのですが、問題は銅管の方です。既に壁側に出てしまっているので、ここからさらに配管を継いでいこうとすると壁側に飛び出してしまいます。銅管は流石に手を出せません。
こんなことを心の底に置きながら、たまたま実家に帰ったときに水道の蛇口が変わっていることに気づき、父に話を聞くと、配管が水漏れしていたので水道業者を呼んで壁を削って修理した上で交換したとのこと。「そこんとこ詳しく!」と聴取開始。具体的な手順はこうです。

  1. 壁に穴を開ける
  2. 破損した部分より先の銅管を切断
  3. 新しい同管をかぶせる
  4. ガスバーナーで銅管を温める
  5. ハンダを銅管の接続部につける
  6. 「ちゅっ」とハンダが吸い込まれて銅管同士が綺麗に繋がる

父いわく「こんなの誰でもできるよ、お前でも簡単だよ。」とのこと。誰でもできるわけ無いとは思うのですが、父は製鉄所に40年勤務していた技術者なので金属については文字通りプロ。特殊な技能は不要であるというのは恐らく事実でしょう。
最後の「ちゅっ」と吸い込まれるという意味がよく分からないのと、かぶせるような都合の良い銅管があるのか、それともフレア加工して自作しなければいけない(つまり工具を買わなければいけない)のか、不明瞭な部分も結構あります。
ホームセンターで見て探してみたのですが、よくわからない状態で見ているので、部材やら工具やらでなんだか1万円を超えそうです、う~ん……。

そこで、最初に書いた配管の課題をユニットバス工事の時の職人さんに相談したところ、「銅管を切って継いでしまえば良いんじゃないですか?」とさも当然のように言います。道具の選択が出来ない旨も合わせて伝えると、「銅管接続用の先端部だけの小さな部品と、銅管溶接用のバーナーとハンダだけ買えばOKで、もし1000円以上するようならば、きっとそれは部材を間違えています。」とのこと。バーナーは持っています。
なんだか行けそうな気がしてきました。仮に失敗した場合でも、呼べば手伝ってきてくれるそうなので、バックアップ手段も確保しました。やりましょう。
この手の買い物は、様々な商品を見ながら探すためインターネットでは不得手でホームセンターへ買い出しにいきます。すぐに見つかりました。
まずは銅管接続用アダプタ。値段は百数十円。
銅管溶接_04
もう一つはハンダ。値段は1000円弱。電気工事用のハンダに似ていますが、フラックスは半田の中に入っているのではなく別のボトルに入っています。銅管部分にこれを塗るんですね。
銅管溶接_05
半田の振る舞いについては電子回路の制作経験があるので理解しているつもりです。確かに、溶かすと重力に関係なく配線間の狭いところに毛細管現象で「すぅ」と入り込んでいきますね。上に書いた父の証言「ちゅっ、と吸い込まれる」が理解できました。バーナで加熱するというのが未知の領域ですが、まあなんとかなるでしょう。

銅管の加工前はこうです。
銅管溶接_02
これを金属用ノコギリで切断します。真っ直ぐ切るのが重要です。切ったら終端部を軽くヤスリがけしましょう。
銅管溶接_03
フラックスを塗ってから、銅管接続用アダプタをかぶせます。この時点ではスカスカ。
銅管溶接_06
ガスバーナーで接続部分を狙って温めます。
銅管溶接_07
ハンダと一緒に温めたらハンダだけが先に溶けてしまってうまく行きません。先に銅管側を暖めないといけないようです。この時点で、電気ハンダとほとんど同じだと理解しました。
ということで、銅管だけを十分に加熱します。火力を上げると内装が燃えるので、一番弱い火で20秒ほど。そして上からハンダ線をすすすっと送り出します。そうすると電気配線のハンダと同様に「すうっ」とハンダが入っていくではありませんか。やったね。
こうなりました。
銅管溶接_08
ちょっとハンダが多すぎたのか、垂れてしまっていますが、きちんとつながっています。
銅管溶接_10
キャップを付けて、水道元栓を開けてみますが、水漏れはありません。成功です。念願だった銅管接続スキルを身に着けました。これで築古物件の難所がまた一つ克服できるようになりました。


それではまた~。
 
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