だいきちボンバーの銀塩写真ブログ

フィルムとフィルムカメラが好き。 銀塩写真を愛するだいきちボンバーの奮闘日記

ライカのフィルムカメラには、M型(Mマウント)、バルナック型(ライカスクリューマウント・Lマウント)、一眼レフ(Rマウント)がある。


この中で特にライカスクリューマウントは、ライカ純正レンズでもMマウントと比較すると安価だし(それでも高いけど)、古い国産やソ連製など、安価で写りのよいオールドレンズも楽しめるので、オールドレンズファンなら探求してみたいマウントの一つだ。



だいきちが初めて買ったライカスクリューマウントは、LEICA DⅢと Elmar 5cm/f3.5 のセット。


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このレンズがよく写る。戦前のノンコートながら、ほどよい柔らかさと絞ったときの鋭さを見せる。


それから Angenieux 35mm/f2.5(Lマウント改)、 Rudersdolf Ruo-Optic Kino 5cm/f2.5(Lマウント改)、Elmar 9cm/f4(Fat Elmar)、Summarex 85mm/f1.5 、FED5 とセットだったIndustar-61 55mm/2.8 を購入した。



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▲我が家のLマウントレンズ。
(上段左から)Angenieux 35mm/f2.5(Lマウント改)、Elmar 9cm/f4(Fat Elmar)、Summarex 85mm/f1.5
(下段左から)Industar-61 55mm/2.8、 Rudersdolf Ruo-Optic Kino 5cm/f2.5(Lマウント改)、Elmar 5cm/f3.5




ボディに関しては、LEICA DⅢ の出来が非常によく、必要最小限の装備で最高の仕事をしてくれる。

確かにフィルムの装填が面倒、距離計とファインダーの窓が別、ファインダーは50mmだけ、といった問題もあるけど、そういった不自由さも楽しんでこそのクラシックカメラでしょ!

と言いたいところだけど、正直、ちょっとめんどくさい時があるのも事実。

そういう日もあるじゃないですか。気軽にレンズの描写を楽しみたい、露出測るのが面倒だな、なんて日が。





そこで思いついたのが、コシナ の BESSA R だ。

BESSA R は2000年にコシナから発売されたLマウントの距離計連動カメラで、露出計が内蔵されている。さらに、35mm・50mm・75mm・90mm のファインダーが内蔵されている。これはだいきちの所有レンズの画角ともほぼ一致しているので外付けファインダーを買わなくて済む。

また、BESSA R について言及されていたニコノスさんのホームページも後押しし、購入することとした。




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▲BESSA R。あまり見かけないけど、相場としては1~3万くらいか。




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▲シャッターダイヤル、巻き上げレバー、シャッタボタンは、コシナOEM機の NIKON FM10、OLYMPUS OM2000 と同じパーツのようだ。また悲しいことに、裏蓋がべたつくのも共通だ。
ミラーがない分、一眼レフよりこちらの方が薄い。
ファインダーの画角を簡単に変更できるのはありがたい。




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▲Elmar 5cm を付けてみる。残念ながら、レンズは完全には沈胴できない。


とりあえず、Elmar 5cm で試し撮りをしてみた。フィルムはT-MAX400。

T-MAX Developer (1+4)で、20℃、7分で現像し、EPSON GT-X830でスキャン(2,400dpi)している。



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BESSA R  Elmar 5cm f3.5  Kodak T-MAX400

基本的には、LEICA DⅢで撮っても、BESSA R で撮っても、レンズが同じなので描写は変わらないはず、なんだけど、露出決定やシャッタースピードの精度、ピント精度、といった要因により、わずかながら差があると思われる。




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BESSA R  Elmar 5cm f3.5  Kodak T-MAX400


逆光気味だったので、ちょっとフレアがかっているけど、なかなか健闘している。





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BESSA R  Elmar 5cm f3.5  Kodak T-MAX400

明暗差が激しかったので、壁に合わせた。

どこに露出を合わせるかと、さっと決められるのは内蔵露出計の恩恵だ。





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BESSA R  Elmar 5cm f3.5  Kodak T-MAX400

ぷらぷらと、神田の今川小路にやってきた。





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BESSA R  Elmar 5cm f3.5  Kodak T-MAX400


ここは懐かしい風景が広がっている。

BESSA R は、FM10やOM2000 と比較して、シャッターを切った時のブレが少ない。




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BESSA R  Elmar 5cm f3.5  Kodak T-MAX400




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BESSA R  Elmar 5cm f3.5  Kodak T-MAX400




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BESSA R  Elmar 5cm f3.5  Kodak T-MAX400




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BESSA R  Elmar 5cm f3.5  Kodak T-MAX400




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BESSA R  Elmar 5cm f3.5  Kodak T-MAX400




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BESSA R  Elmar 5cm f3.5  Kodak T-MAX400




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BESSA R  Elmar 5cm f3.5  Kodak T-MAX400



とまぁ、BESSA R と Elmar 5cm f3.5 を使って試し撮りをした。Elmar はさすがの写りだ。

ボディに関しては、露出計は正確で、フィルムの装填も簡単、ファインダーも明るく、ヌケがよい。
さらに手ぶれしにくく、撮るための道具としては非常に完成度が高い。

いままでは、BESSA のことをちょっと軽んじていたが、正直、すまんかった、という心境だ。


Lマウントレンズを使うなら、バルナックライカが王道、と言いたいところだけど、気軽にLマウントレンズを使うボディとして、BESSA R はこれからも活躍してくれることだろう。
 



前回(Summarex 85mm f1.5 とネガカラー)の続きで、今回はSummarex とモノクロフィルムの組み合わせを試してみた。


使用したフィルムは、DELTA400 と Rollei Retro80S 。

DELTAはロジナール(1+50)で、20℃、20分、Retro80S は、D76 (1+1) 20℃ 12.5分で行った。


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LEICA M6  Summarex 85mm f1.5 ILFORD DELTA400


f4 くらいだけど、被写体が浮き上がる感じ。

開放から2段くらい絞ると、ボケは暴れず、滑らかなボケ足を見せる。




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LEICA M6  Summarex 85mm f1.5 ILFORD DELTA400


室内や暗がりの中で撮ると、繊細な光を捉えてくれる。

少ない光の中で使うのが、このレンズの特徴を生かす使い方なのだろう。




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LEICA M6  Summarex 85mm f1.5 ILFORD DELTA400


DELTA400とロジナールの組み合わせははじめてだったけど、ちょっと粒状感が強く出たかな。

攪拌が多かったのか、撹拌が乱暴だったのが原因の気がする。まぁよくわからないけど。




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LEICA M6  Summarex 85mm f1.5 ILFORD DELTA400




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LEICA M6  Summarex 85mm f1.5 ILFORD DELTA400




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LEICA M6  Summarex 85mm f1.5 Rollei RETRO80S


こちらはRETRO80S。

コントラストが高めだけど、これはこれで悪くない。



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LEICA M6  Summarex 85mm f1.5 Rollei RETRO80S


開放で妖しいボケを狙う。




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LEICA M6  Summarex 85mm f1.5 Rollei RETRO80S


確かf2.8にして、絞りでどれだけ描写が変わるか試してみた。

急激にキリッとした写りに変貌する。




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LEICA M6  Summarex 85mm f1.5 Rollei RETRO80S


このレンズは、前ボケを入れると妖しさが増幅されておもしろい。




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Fujifilm X-Pro2  Summarex 85mm f1.5


試しにX-Pro2 のアクロスモードで試してみた。

中間調の柔らかいトーンや滲み方が水彩画のようだ。




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Fujifilm X-Pro2  Summarex 85mm f1.5


開放でのフレアが幻想的だ。




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Fujifilm X-Pro2  Summarex 85mm f1.5




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Fujifilm X-Pro2  Summarex 85mm f1.5




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Fujifilm X-Pro2  Summarex 85mm f1.5


とまぁ、Summarex とモノクロの組み合わせを見てきた。

開放付近でのフレアや繊細な描写と、階調の豊かさがあいまって、柔らかいトーンやグラデーションがきれい。そしてそれはモノクロだからこそ味わえる美しさだろう。



Summarex 85mm f1.5 は、1943年に発売され、1960年まで製造されていた中望遠レンズだ。

レンズの構成は5群7枚の変形ガウスタイプで、開放付近の柔らかさ、絞った時の高解像度、そして独特のボケ味が魅力だ。

また、鏡胴の仕上げ具合、絞り羽根が17枚、そして約800gの重量感、メッキの美しさなど、威風堂々とした造りのよさを感じさせる。



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LEICA DⅢ  Summarex 85mm f1.5  Fujifilm C200


まずはDⅢにつけてみた。

ファインダーは90mm を使ったので、少しイメージと違うこともあった。

本当は85mmファインダーが欲しいんだけど、純正だと5、6万するので、まぁ90mm のままでいいや。


距離計窓も小さくて合わせにくいんだけど、ピント精度は高いので、整備されたバルナックライカはすごいなと感心した。




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LEICA DⅢ  Summarex 85mm f1.5  Fujifilm C200


確かf2 くらいで撮影。

f1.5、f2 だとふんわりなんだけど、f2.8 くらいから急激にシャキッと写る。



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LEICA DⅢ  Summarex 85mm f1.5  Kodak Ektar100


これは開放で。

被写体までの距離や背景によるけど、開放~f2 は個性的な描写だ。




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LEICA M6  Summarex 85mm f1.5  Kodak Ultramax400


ここもf2 くらいだったけど、背景は普通だなぁ。

ボケの感じは、似たレンズ構成のSummarit 50mm f1.5 に通ずるものがあるけど、画角の違いもあり、Summarex の方が立体感や描写の厚みを感じる。
 


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LEICA M6  Summarex 85mm f1.5  Kodak Ultramax400



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LEICA M6  Summarex 85mm f1.5  Kodak Ultramax400


浮き立つような描写と滑らかなボケ足を見る限り、ポートレートに合いそうだ。




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LEICA M6  Summarex 85mm f1.5  Kodak Ultramax400


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LEICA DⅢ  Summarex 85mm f1.5  Fujifilm C200



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LEICA M6  Summarex 85mm f1.5  Kodak Ultramax400




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LEICA DⅢ  Summarex 85mm f1.5  Kodak Ektar100


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LEICA M6  Summarex 85mm f1.5  Kodak Ultramax400



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LEICA DⅢ  Summarex 85mm f1.5  Kodak Ektar100



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LEICA DⅢ  Summarex 85mm f1.5  Kodak Ektar100



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LEICA DⅢ  Summarex 85mm f1.5  Kodak Ektar100


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LEICA DⅢ  Summarex 85mm f1.5  Kodak Ektar100


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LEICA DⅢ  Summarex 85mm f1.5  Kodak Ektar100



とまぁ、ネガカラーでSummarex を使ってみたが、発色やピント面のキレ味、そして個性的なボケ、を楽しむことができた。

またスナップは50mm が多かったけど、意外と85mm という画角もスナップで使えるのが発見だった。


次回はモノクロとSummarex についてピックアップしたい。




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▲今回の機材





BERGGER と言えば印画紙の印象が強いが、最近、新しいモノクロフィルムを発売したとのことだったので、silversalt で購入した。



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BERGGER Pancro400。

結晶粒の大きさが異なる2つのパンクロ乳剤(臭化銀およびヨウ化銀)から構成されており、ラティチュードが広いという。

silver salt で1本980円、とTri-X や T-MAX より高いけど、果たしてその価値はあるのか!?



そして現像だが、Shin Tooyamaさんのtwitterでは、D76だと硬調に上がるのでD23がおすすめ、ということを書かれていた。

D23は今度試してみるとして、まず1本目はロジナールを使ってみた。




ADOX Adonal (1+50) 20℃ 22分 

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LEICA M6  Summicron f2/50mm(3rd) BERGGER Pancro400


やや粒状感があるものの、トーンが美しい。

黒つぶれもしにくく、確かにラティチュードの広さを感じさせる。




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LEICA M6  Summicron f2/50mm(3rd) BERGGER Pancro400

この雰囲気はなんだろう。

硬すぎず、バライタで焼いたらかっこよさそうなネガだ。



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LEICA M6  Summicron f2/50mm(3rd) BERGGER Pancro400

描写も精密で……、というかズミクロンもすごいなこれは。




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LEICA M6  Summicron f2/50mm(3rd) BERGGER Pancro400



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LEICA M6  Summicron f2/50mm(3rd) BERGGER Pancro400

このフィルムはまだあまり情報がなく、オーソドックスな現像だとこうですよ、という基準がないのでまだよくわからないというのが正直なところ。

ただ、このトーンの美しさは特筆すべきところで、印画紙メーカーらしく、印画紙にアウトプットする前提なのだろう。




続いて、D76(1+1) 20℃ 17分。

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LEICA M6 Summarex 85mm f1.5 BERGGER Pancro400

個性的なレンズで、このボケ方とかたまらないわけですが、フィルムに関して言えば、ピント面がちょっと硬い感じがするのと、この粒子感があまり好みではないかなと。




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LEICA M6 Summarex 85mm f1.5 BERGGER Pancro400

もちろん悪いわけではないんだけど、このフィルムの良さがD76だと出ないんじゃないかなと。

あえて選ぶ必要はないかもしれない。



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LEICA M6 Summarex 85mm f1.5 BERGGER Pancro400



とまぁ、
BERGGER Pancro400 について、現像液の違いとともに見てきたが、結論としては、

BERGGER Pancro400 は、トーンが美しい。
・絵画のような写りが楽しめるかもしれない。
・D76 で現像するのは、ちょっと微妙かもしれない。
・ロジナールで現像するのは、まぁまぁいい気がする
・ズミクロンはすごい。
・ズマレックスの立体感やボケは際立っている。
BERGGER Pancro400 は印画紙に焼いてみると、もっとはっきりとしたことが言えそうだ。


とりあえずファーストインプレッションとしてはこんなところ。

120フィルムもあるので、今度はD23で現像してみるぞ。



平日の午後、急遽半休がとれた。天気もいいので海が見たい。

というわけで、江ノ電を使って湘南エリアを散歩することにした。



装備は、この日持っていたKLASSE。フィルムはLOMO400が入っていて、予備はKodak Ultramax400。

両方ともISO400……。この天気ならISO100のフィルムを使いたいところだけど、まぁしょうがない。




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KLASSE W SUPER EBC FUJINON 28mm F2.8   Ultramax400


東京から藤沢まで行き、江ノ電に乗る。

江ノ島駅で降りて、海岸沿いを歩くことにした。




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KLASSE W SUPER EBC FUJINON 28mm F2.8  LOMO400



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KLASSE W SUPER EBC FUJINON 28mm F2.8  LOMO400

LOMO400 の濃厚な青が気に入っている。


1本400円くらいなので、ISO400のフィルムはこれが第一選択かな。

PORTRA400やPRO400Hは、いいんだけど高いし。




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KLASSE W SUPER EBC FUJINON 28mm F2.8  Kodak Ultramax400

腰越まで歩いてきた。

この踏切はローカルっぽくて気に入っている。


Ultramax400は少し青みがかった感じで気に入っていたけど、値上りで1本1000円くらいになってしまい、それ以来買っていない。LOMO400よりこちらの方が滑らかだな。

いまは1本500円くらいのときに買い溜めしたものを使っているけど、この在庫を使い切ったら、もう使うことはないんだろうな。



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KLASSE W SUPER EBC FUJINON 28mm F2.8  Kodak Ultramax400

江ノ電と国道134号線の渋滞と海。




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KLASSE W SUPER EBC FUJINON 28mm F2.8  Kodak Ultramax400

鎌倉高校前まで歩いてきた。
ここから江ノ電に乗ろう。

ここは、例のスラムダンクの踏切の最寄り駅なので、相変わらず外国人観光客が多かった。




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KLASSE W SUPER EBC FUJINON 28mm F2.8  Kodak Ultramax400

次の駅の七里ガ浜で降りる。

七里ガ浜のパーキングからの景色は最高だ。横位置で縦構図を狙う。





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KLASSE W SUPER EBC FUJINON 28mm F2.8  Kodak Ultramax400

七里ガ浜で1時間くらいボーっとしたあと、稲村ケ崎まで歩いてきた。

+1.5の露出補正をして逆光で撮ったけど、ゴーストが少し出るくらいでKLASSE の EBCコーティングは優秀だ。



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KLASSE W SUPER EBC FUJINON 28mm F2.8  Kodak Ultramax400

なんだかノスタルジックで雰囲気のいい駅だ。



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KLASSE W SUPER EBC FUJINON 28mm F2.8  Kodak Ultramax400


というわけで、稲村ケ崎から江ノ電に乗り、鎌倉へ向かい、帰途についた。



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▲今回の機材。KLASSE W。

はじめて新品で買ったフィルムカメラなので、思い入れも強い。

CONTAX T2やT3 が大人気だけど、KLASSE も相当いいカメラだと思う。






ペトリカラー35は、発売当時の広告にも 「カラーに抜群に強い高性能」 と謳われており、その名の通り、当時普及が進んでいたカラーネガフィルムを意識したカメラだ。


レンズは3群4枚のテッサー型、コーティングも施されており、なかなかの発色のよさを見せる(Form follows function!  ペトリカラー35)。



感触としては、発色自体は悪くないんだけど、スコーンと抜けるような感じはない。

こういうレンズはえてして、階調が豊かで、モノクロとマッチすることが多い気がする。




というわけで、ペトリカラー35にT-MAX400 を詰めて、ちびちび撮っていた。

現像は、D76(stock)  20℃ 7分30秒、 EPSON GT-X830 でスキャン(2,400dpi) している。




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PETRI Color35  C.C petri 40mm f2.8  Kodak T-MAX400


確か夕方で開放付近だったけど甘さはなく、なかなか精密な描写だ。




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PETRI Color35  C.C petri 40mm f2.8  Kodak T-MAX400


目測式で、ささっと撮れるスナップ向きなので、自分の撮影スタイルとしてはモノクロの方が使いやすい。




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PETRI Color35  C.C petri 40mm f2.8  Kodak T-MAX400


中間調も豊かで、さまざまなグレーがきれいに出ている。




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PETRI Color35  C.C petri 40mm f2.8  Kodak T-MAX400


ペトリカラーと同じ時期に建てられた団地。

居住者の高齢化が進み、空き室の方が多くなってしまったという。




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PETRI Color35  C.C petri 40mm f2.8  Kodak T-MAX400


40mmという画角が、広すぎず、狭すぎず、都市の記憶を記録するにはちょうどいい。




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PETRI Color35  C.C petri 40mm f2.8  Kodak T-MAX400




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PETRI Color35  C.C petri 40mm f2.8  Kodak T-MAX400


結構な逆光だったけど、CC(コンビネーションコーティング)のおかげか、破綻せずに写っていた。




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PETRI Color35  C.C petri 40mm f2.8  Kodak T-MAX400


というわけで、ペトリカラーでモノクロフィルムを使ってみたが、予想通り、なかなかの写りのよさを見せてくれた。

シャドーが粘る感じはないが、これだけ写れば十分だろう。



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▲今回の機材。






赤外線フィルムを使って、赤外線写真を撮りたい! と思いついたのは、いまから2年前。

すぐに赤外線フィルムのRollei INFRARED と 赤外線フィルターのSC72 と IR76 を購入したのだが、なかなか時間がとれず、2年が経ってしまった。



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フィルムもフィルターも劣化するので、早く使わねばと思っていたところ、今日、時間がとれたので試し撮りをしてきた。



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しかし、フィルターをどうつけようか。

保護フィルターのサイズに合わせて切る、という方法もあるようだが、ちょっと面倒だし、きれいに円形に切れる自信がない。


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すると、以前購入した格安NDフィルター(格安NDフィルターは本当に使えるのか!?)に、各種フィルター径に対応したアダプターリングとフィルターホルダーが付いていたことを思い出した。

これは使えるのではないだろうか。


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まずレンズにアダプターリングを装着する。



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フィルターホルダーに赤外線フィルターをセロテープでつける。

赤外線フィルターをはさむボール紙のサイズをフィルターホルダーに合わせれば、セロテープを使わずにスマートに着脱できるだろうけど、とりあえず今回はこれで。



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完成。

赤外線フィルターを介していると、真っ暗で構図もピントも合わせられないので、簡単にフィルターの着脱ができるようにしておく必要がある。



で、一番の問題は、露出をどうするかだ。

どうもSC72フィルターだと、5,6段はプラスに露出補正する必要がありそうだ。

今回は、IR76フィルターを使いたいので、それ以上の補正が必要となる。

そこで、7段半プラスマイナス1段のブラケット撮影を行うことにした。

そうするとスローになるので、三脚を使用している。

また、Rollei INFRARED は、ISO400 で、実際にその感度が出ているかは不明だが、とりあえずそのままISO400 で使用した。

また、赤外線写真の場合、ピント位置がずれるので、通常のピント合わせの後、少し近距離にピント補正をしている。

機材は、NIKON F3 HP に Carlzeiss Distagon 35mm f2。現像は、D76(1:1) 20℃ で10分30秒。

EPSON GT-X830 でスキャン(2,400dpi) している。





【シーン1】
単体露出計だと、1/1000、F8 。


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1/15  f8



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1/15  f5.6半



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1/8  f8



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1/8  f5.6半



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1/4  f8



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1/4  f5.6



下3枚は、緑の葉が白く写るスノー効果が確認できる。

いや~、おもしろい。


IR76フィルターだと、8段プラスマイナス1/2段くらいなのかな。





【シーン2】
単体露出計だと、1/1000、F8 。


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1/15  f8



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1/15  f5.6半



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1/8  f8



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1/8  f5.6半



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1/4  f8



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1/4  f5.6半


シーン1と同じ露出だったが、これも下2,3枚あたりか。

写真としては、建物にもっと光があたる時間帯の方がよかったかな。






他もブラケット撮影しているが、まぁこのあたりが無難かなという写真をピックアップした。


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単体露出計:1/250 f8     撮影時の露出:1/2  f8




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単体露出計:1/500  f8     撮影時の露出:1/2  f8




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単体露出計:1/1000  f8    撮影時の露出:1/2  f8半

池に反射した木もわずかながら写っている。





こうして見ると、IR76フィルターを使った場合、だいたい8段くらい補正するのがよさそうだ。

ただ、気象庁のホームページによると、赤外線量は、季節や天候、時間帯、大気の状態などによって変わってくるので、やはりブラケット撮影で数枚撮っておくのがよさそうだ。




しかし、赤外線写真、おもしろい。普段見慣れた景色が全く違うドラマチックな見え方をする。

とりあえず、だいたいの露出はわかったので、また違う場所でトライしてみたいと思う。





Rollei Retro80S が一本だけ余っていたので、久しぶりに使ってみることにした。

このフィルムは、感触としては、コントラストと解像度が高め、現像するとフィルムのベースが透明になるのでスキャンした時のヌケがいい、低感度で粒状感が低い、ロールが少ないのでスキャンしやすい、といった印象だ。

また、スーパーパンクロマティックフィルムと呼ばれ、赤外領域まで感光するので赤外線フィルターとの併用で赤外線フィルムとしても使うことができる。



今回は、このコントラストが高めフィルムに対して、あえて Summarit 5cm f1.5 を使ってみることにした。

Summarit は開放付近では軟調なイメージだが、少し絞るとシャキッとするのでそれを見てみたい。


そしてこのレンズは柔らかいトーンが特徴だが、コントラストが高めのフィルムとぶつかり合ったときに、どのような化学変化が起こるか見てみたい。

やっぱり写真はなにかぶつかり合うものがあった方が楽しいかなと。



現像液は、以前はADOX FX-39 を使って良好な結果を得ていたが、今は手元にない。

D76かロジナール か迷ったけど、まずはD76 を使ってみることにした。


現像時間は、いつも使っている digital truth photo のホームページを参考に、D76 (1+1) 20℃ 12.5分で行い、EPSON GT-X830 でスキャン(2,400dpi) している。




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LEICA M6 Summarit 5cm f1.5 Rollei Retro80S


昨日、今日行われた神田祭を控え、嵐の前の静けさといった風情の金曜日の神田明神。

f5.6 で撮ってるが、やはりズマリットは少し絞るとキレ味が鋭い。

さらに、Retro80S のコントラストの高さとヌケの良さが際立っている。




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LEICA M6 Summarit 5cm f1.5 Rollei Retro80S


至る所で思い思いのシーンが繰り広げられているが、そわそわした感じが台風の前日のドキドキ感、といった雰囲気だった。




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LEICA M6 Summarit 5cm f1.5 Rollei Retro80S

なかなか精密な描写だ。




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LEICA M6 Summarit 5cm f1.5 Rollei Retro80S


このあたりでが f4 だったが、中間調がよく出ていて好ましく感じた。



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LEICA M6 Summarit 5cm f1.5 Rollei Retro80S

ここもf4。

ほどよいコントラスト、柔らかさ、ヌケの良さが出ていて、このあたりがフィルムとレンズの両方が引き立つように感じた。



では、Summarit を開放付近で使うとどうだったか、ブログで使っていない写真を掘り返してみた。



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LEICA M6 Summarit 5cm f1.5 Kodak T-MAX400 (+2 増感)


Summarit を開放、T-MAX400 を2段増感している。

柔らかさや質感がよく描写されているなと。

増感の粗さも感じられない。




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LEICA M6 Summarit 5cm f1.5 Kodak T-MAX400 (+2 増感)


開放だと滲みが出て、まぁその甘さが好きなんですが。




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LEICA M6 Summarit 5cm f1.5 Kodak T-MAX400 (+2 増感)


とはいえ、f2 にするだけで、点光源があっても割としっかりと写る。




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LEICA M6 Summarit 5cm f1.5 Kodak T-MAX400 (+2 増感)


じゃあ、夜景は撮れんのかよ、と六本木ヒルズのレストランから開放で撮ってみた。

確か、1/15 くらいで、手振れもあるけど、やはり開放で夜景は厳しい。

けど、まぁこれはこれでアリだな。



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LEICA M6 Summarit 5cm f1.5 Kodak T-MAX400 (+2 増感)


少しアンダーで撮ると、途端に粒状感が出る。




ここまでで、
Summarit は開けても絞ってもいいね、ということはわかったのだが、

Rollei Retro80S に関しては、開放~f2.8付近で撮っていない、ということに気付いた。


そこで、
Summarex  8.5cm f1.5 というレンズで撮ってみることにした。

このレンズもダブルガウス型で、開放と絞った時のギャップが楽しい。



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LEICA M6  Summarex  8.5cm f1.5 Rollei Retro80S


確かf2.8 に少し絞った。

このレンズは、被写体が浮き立つような感じと光と影のコントラストがきれいだ。




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LEICA M6   Summarex  8.5cm  f1.5  Rollei Retro80S


最短1m付近で開放で撮影。

この条件だとグルグルボケが出やすい。


このレンズはフレアがかったところの滲み方がきれいで、しかもピント面は解像している。

もうちょっと柔らかいフィルムの方が王道っぽいけど、Retro80S との組み合わせでは、開放でもそれほど甘さは感じられず、なかなかおもしろい組み合わせに思われた。



モノクロフィルムの場合は、現像の仕方によっても変わるし、その後のプリントによっても変わってくるので一概には言えないが、ざっくりとした方向性は掴むことができた。



気づいたら、今月上旬でブログ3周年を迎えた。いや~、あっという間だったな。いつもブログをご覧いただいているみなさん、ありがとうございます。




だいきちは雑誌の編集者なので、カメラ、写真はあくまでも仕事上で必要な道具、だったけど、フィルムを本格的にはじめるようになって、それらを趣味として捉えられるようになった。


しかし、フィルムは時間もお金もかかるので、積極的に周囲に勧めにくかったのも事実だ。 
またリアルタイムなフィルムに関する情報も少なかったので、独り言をつぶやきながら、フィルムに興味を持つ人の役に立てればいいなと思ったのがブログをはじめたきっかけだ。


最初の頃は、一日のPVも10とか20だったけど、ここ1、2年は、数百から1000を超えるようになり、「フィルムに興味を持つ人が増えている、これは再び注目を集めているのかも」と肌で感じるようになり、最近のフィルム人気再燃を素直にうれしく思う。



文学や絵画、写真も含めさまざまな芸術作品は、何十年、何百年とその時々の人の批判的な目にさらされ、それに耐えうるものだけが生き残り、名作と呼ばれる。

それは文化も同様で、その時々の人に受け入れられるものが生き残るべくして生き残る。


フィルムも残ってほしいとは思う。けど、残らなかったとしたら、フィルムの力はそれまでのものであり、それはそれでしょうがない。

いずれにしても、僕はフィルムがなくなるか、僕が死ぬかのどちらかまで、淡々とフィルムを使い続ける。




ここ3年で撮った写真を振り返りつつ、その時々の心情を思い返してみたい。




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KLASSE W  SUPER-EBC FUJINON 28mm F2.8  Kodak PORTRA400

長年、メインテナンスしながら使い続けたJOSS WEST のキュー。

Bill Stroud という職人が作るこのキューは、道具としての優秀さと工芸品としての美しさを兼ね備えており、クラシックカメラに相通ずるものがある。


この頃、腰を痛めてしまい、ほとんどビリヤードができなくなってしまった。またゴルフも昔ほどできなくなったので会員権を売り、さらにフィルムカメラに傾倒していくこととなった。



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NIKON F100 TAMRON SP 90mm F/2.8 MACRO (Model F004) Fuji C200


子供と遊んだ帰り道、すごいいい逆光だった。

どれくらい露出補正しようか迷って、子供の顔が少し隠れるくらいに+1.5補正した。

何枚かブラケット撮影しようかと思ったけど、撮れなかった写真とは縁がなかった写真、と割り切って1枚だけシャッターを切った。


この写真ではじめて嫁に褒められた。フィルム写真には、人の心を動かす力があるかもしれない、とそのとき強く思ったことを覚えている。




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FLEXARET Ⅵ MEOPTA BELAR 80mm f3.5  Kodak PORTRA400


フレクサレット。チェコスロバキア製の優しい光を捉えるのがうまいカメラ。




000007  FLEXARETPORTRA160
FLEXARET Ⅵ MEOPTA BELAR 80mm f3.5  Kodak PORTRA400


いまはシャッター不良で故障中だけど、こういう写りを見ると、直さなきゃいかんと強く思う。




35580024 M6 50 UM400
LEICA M6 Summicron f2/50mm(3rd)  Kodak SuperGold400



35580014 M6 50 UM400
LEICA M6 Summicron f2/50mm(3rd)  Kodak SuperGold400


やはりライカでスナップするのは楽しい。





img762 F3 55 Retro80s
NIKON F3 HP  Ai Micro-Nikkor 55mm f/2.8S  Rollei RETRO 80S


img401 F3 55 Orth025
NIKON F3 HP  Ai Micro-Nikkor 55mm f/2.8S  Rollei Ortho25


モノクロは自家現像しているけど、レンズ、フィルム、現像、プリント、の組み合わせによって仕上がりがまったく異なる。

そのプロセスを探求することは、時として写真を撮ること以上に魅力的だったりする。

暗室の道も深く険しく、楽しい。





000040-1 S2 35 PORTRA160
NIKON S2 W-Nikkor・C 3.5cm f2.5 Kodak PORTRA160



000028-1 S2 35 PORTRA160
NIKON S2 W-Nikkor・C 3.5cm f2.5 Kodak PORTRA160


NIKON S2 は1954年製。

このW-Nikkor・C 3.5cm f2.5 を使って、オールドレンズは設計やコーティングが現代と異なるので光に対してより敏感にならないといけない、と同時に、繊細な光を捉えるのは、フィルムとオールドレンズの方が向いているのではないかと思うようになった。




000008-1 RZ67 Ektar100
Mamiya RZ67 ProⅡ  SEKOR 110mm f2.8  Kodak Ektar100


000009-1 RZ67 NS160
Mamiya RZ67 ProⅡ  SEKOR 110mm f2.8  Fuji PRO160NS


「高精細+ランダム」 でCMYK印刷すると、自然感と精密さが融合するという印刷技術がある。

その技術を写真に置き換え、「中判カメラ+ネガフィルム」 で夜景を撮ったら、中判フォーマットの精密さとフィルムの粒状感が融合されておもしろいのではないかと考えた。




img697 F3 55 Redbird
NIKON F3 HP  Ai Micro-Nikkor 55mm f/2.8S Rollei Redbird


フィルムは、デジタルカメラで言うところの撮像素子のようなものだから、いろいろなフィルムを使ってみたい。フィルムの可能性を拡張したい。


ということで、変わったフィルムにも挑戦した。

これは、フィルムが裏巻きに巻かれている Rollei Redbird で、その名の通り赤く写る。




img194 ST605 55 ColorImplosion
FUJICA ST-605  FUJINON 55mm f2.2  ADOX ColorImplosion


そしてこれは、 ADOX ColorImplosion 。

青、緑、黄色、など設定感度によって色が変わる。





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CONTAX G2  Biogon T* 21mm F2.8  RDPⅢ


ポジフィルムの、空の深みは独特だ。


G2、なんで売っちまったんだろう。



26040025 St801 55 Turdor200
FUJICA ST801  FUJINON 55mm f2.2  Tudorcolor XLX200


このM42マウントのFUJINON 55mm f2.2 というレンズは、安いのだけど、バブルボケが出るので楽しい。

このあたりから、国産、格安レンズにも手を出すようになってしまった。




64920032 F3 Herios UM400
NIKON F3 HP  Helios44-2 58mm f2  Kodak UltraMax400

そしてソ連製のHelios44-2。ゴーストが出やすく、そのゴーストがきれいだったりする。

ロシア、東欧系のレンズも安くて楽しい。




と駆け足で、3年を振り返ったが、「フィルム」という共通項があるだけで、興味の方向は、中判、35mm、国産、ドイツ、ソ連、東欧、フランス、レンジファインダー、一眼レフ、コンパクトカメラ、自家現像・暗室などなど、全くとりとめがない。


なぜならだいきちの唯一のポリシーが、ルールを作らないことがルールだから。

これからも、興味を持ったことを好き勝手にやっていきたいと思う。






Canodate E  は、1970年にキヤノンより発売されたレンズシャッター機だ。

その名の通り、デート、日付を写真に写し込むことができる。

それまで、日付を写し込むカメラは小西六や旭光学から一眼レフの特注品で販売されていたようだが、一般向けとしてはこのカメラがデート機能を持つカメラの第一号のようだ。



だいきちとしては、デート機能もさることながら、その写りに魅力を感じていた。

『季刊 CLASSIC CAMERA  No.6  特集 カラー時代の覇者 キヤノン』(双葉社、2000年)の中で、立木義浩が1970年にCanodate Eを使ってヨーロッパを撮影した写真が掲載されているのだが、このモノクロ写真が非常にかっこいい。

キヤノンというと、「カラー」のイメージが強いが、昔のキヤノンのレンズ、特にライカスクリューマウント(Lマウント)のキヤノンレンズはモノクロがかっこいいと思う。

このCanodate E のレンズにも、そのモノクロDNAが受け継がれているのではないだろうか、そんな空想を抱いていた。



機会があれば使ってみたいなぁ、と思っていたところ、ヤフオクで1000円くらいで落札した。

と言っても、入手したのは2年くらい前でなかなか使う機会がなかったのだが、最近、電池を入れてみたところ動いたので、使ってみることにした。




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使い方はいたってシンプルで、二重像合致方式でピントを合わせて、シャッターを押すだけ。

露出はプログラムだけど、ISO感度を上げ下げして、露出補正を行った。




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特徴の一つ、デート機能。

一番下のボタンを下げながら、「年」「月」「日」を設定する。

一番上のボタンで日付を写し込むか否かの設定ができる。黄色が見えているときは、写し込む設定。



「年」は、「70」~「89」までと「1」~「9」の設定がある。

まさか、発売から47年後に使われるとは思ってもいなかっただろう、今回は「7」に設定して使用した。



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軍艦部。設定することが少ないのでシンプルな配置だ。

シャッターを半押ししたときに、中央のオレンジ色が光るとシャッターが切れるサイン。




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電池は、水銀電池のHM-N(NR52)だが、現在は入手できないのでLR44を4個使用した。

ISO感度は、2/3段くらい下げた設定にした。



というわけで、試し撮りを行うことにする。

フィルムは、Kentmere400。

D76(stock)、20℃  9分30秒 で現像している。




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Canodate E   40mm f2.8  Kentmere400


おととい、東京ドームで巨人 対 DeNA を見てきた。

なんか、リアリティというか妙な臨場感がある写りだ。

ちなみに左端に息子を入れてみた。


日付はONにしていたはずだけど、写っていないなぁ。



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Canodate E   40mm f2.8  Kentmere400


谷中あたりを散歩したときの写真。

右端に上から「日」「月」「年」が写っている。カメラ側で設定した順番とは逆に写るようだ。


アラーキーの偽日記のように、写っている日付が本当かどうかはわからないけど、自分で使う分には日付ありは楽しいもんだ。




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Canodate E   40mm f2.8  Kentmere400


少し硬調のようだけど、なかなかしっかりと写っているのではないだろうか。

日付はモヤモヤしているけど。



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Canodate E   40mm f2.8  Kentmere400

日付は右端に写っているようだけど、自動スキャンの際に切れてしまった。


左側の扉や椅子の木の質感がいい。




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Canodate E   40mm f2.8  Kentmere400


二重像は合わせやすい。

しかしシャッター音が、「くちゃっ」 という音で頼りなく、撮れてる、という実感がまるでない。

これ、ホントに撮れてんのかね? という感じ。




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Canodate E   40mm f2.8  Kentmere400


おぉ、この写真はディテールも階調もいい感じ。日付もちゃんと写っているし。




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Canodate E   40mm f2.8  Kentmere400


逆光で撮影。なかなかレンズも優秀そうだ。

今回は、ISO400のフィルムに対してISO感度を250に設定したけど、このシーンでは160に設定している。




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Canodate E   40mm f2.8  Kentmere400



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Canodate E   40mm f2.8  Kentmere400


暗いところはどうだろう、と夜のタクシーの車内から撮影。

最長4秒(f2.8) まで撮れるようなので、ちゃんと固定すれば暗くてもそこそこ撮れそうだ。



日付の写り込みが流れたり、写っていなかったりする件に関しては、前述の『季刊 CLASSIC CAMERA』には、「デート機能自体は豆電球を使ったプリミティブなもので、シャッターが閉じた後にフィルムに焼きこむため、巻き上げを早まると、日付が流れて写し込まれたりする」 と記述されており、どうやらシャッターを切ってすぐに巻き上げていたことがちゃんと写らない原因のようだ。


というわけで、Canodate E を見てきたが、なにしろ、シャッター音が頼りないので、写っていただけでも軽い驚きだったが、クオリティに関しても想像以上の出来で感嘆させられた。次はカラーも見てみたいところだ。









まぁ大した話ではないのですが、今年に入って購入したアクセサリー類についても備忘録として記しておきたい。



■ライカ 90mmファインダー

ファットエルマー 90mmを購入したものの、90mmファインダーは持っておらず、バルナックライカで使うときは心の眼でフレーミングしていた。


90mmのファインダー欲しいなぁ、と思うけど、純正は2~3万円するんですよ!


ただLEICA M6 には90mmの視野枠があるので、L-Mマウントアダプター(28mm-90mm)を介してエルマーをM6に装着すれば90mmのフレーミングが可能だ。


けどバルナックライカで使いたいよね。

すると非純正の90mmファインダーを発見。


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キクヤカメラで2160円!  純正の1/10!  SWALLOW ?  知らん!
 
しかしクモリなどもなく、視界はすっきりしているので満足だ。





■エルマー用フード(FIKUS)

エルマーは50mm f3.5 と 90mm f4 を持っているが、この2つのレンズに共通で使えるフードがある。


ズームフードと呼ばれるもので、外側の筒を動かすことで、50mm、90mm、135mmのエルマーに対応できる(エルマー35mm、ヘクトール50mm、ズマール50mmにも装着可能)。



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それがこれ。 キクヤカメラで約9000円で購入。




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ただ、エルマー50mmに付ける場合には、絞りの変更ができない。これが難点。


そのため、「絞り調整リング」というアクセサリーがあり、これを使うとフードを回転させると絞り変更ができるんだけど、なかなかお目にかからない。

また絞り連動のフードもあるが……。ライカのアクセサリー道は深いというけど、おそろしい世界だ。




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90mmの場合は、フードを装着した状態で絞りの変更が可能。





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DⅢにSWALLOW ファインダーとファットエルマー90mmとフードを付けた状態。

意外と、謎のSWALLOWファインダーも悪くないな。





■RB67 ストラップ金具

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RB67やRZ67には専用のストラップ金具が必要なのだが、これが探すと意外となかったりする。

金具付きのストラップも5000円くらいして、ちょっと高いなぁと思っていたら、通信販売のアンティクリィで、金具のみが2000円で売っていたので購入した。

ストラップはたすき掛けにすれば、意外と重さを感じずにうろうろできる。





■FUJICA GS645 Professional フード


GS645には専用のフードがあって、これがないとフィルターも装着できない。

いちいち蛇腹の開閉をするのも面倒なので、首から下げるときは開けっ放しにしておきたい。そうするとフィルターを付けたい。

というわけで探していたのだけど、このフードがなかなか見つからない



するとまたまた、アンティクリィで発見。内側の円環プラスチックパーツが欠損しているので1890円だった。

機能にはまったく影響がないのでラッキーだ。すごいぞ、アンティクリィ。


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フードは部分的に切り欠きになっていて、開閉蓋と接触しないようになっている。

フィルターは40.5mm。





■EXAKTA ファインダー

EXAKTA VarexⅡb は、左手でシャッターを切るという独特の機構ゆえ、操作しにくい。

さらにウエストレベルファインダーは左右逆像になるので、脳が混乱して手が言うことを聞かない(ボケ防止には向いていると思いますが)。


なのでアイレベルファインダーを探していたが、これがなかなか見つからない。



すると、2月の銀座松屋中古カメラ市で発見。



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▲左がアイレベルファインダー、右がウエストレベル

キクヤカメラで2500円だった。



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アイレベルは正像で写し出されるので、少し使いやすくなった。





■ローライコード用  フード、イエローフィルター

ローライコードを買ったけど、フードが付いていなかった。

この時代のものなのでフードは欲しいけど、純正メタルフードだと1万円~1.5万円はする。


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そこで選んだのは、非純正プラスチックフード! 1890円! 

イエローフィルターもあったので購入した。2160円。




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これで、ちょっと引き締まったモノクロが撮れることだろう。





2回にわたって、今年購入した機材、アクセサリーをまとめたが、そもそも自分が所有している機材がどんなもんか、分類、整理してみることにした。

いままで、何台あるかなるべく目を背けていたので。


分類法としては、実際にだいきちが買うときや使うときに考慮している「露出計は内蔵されているのか?」 「シャッターは機械式か?」 この2点を加味して分類した。


カメラの分類
(赤字は売却済み)
しかし、CONTAX G2 を売ったのは失敗だった。もう買いなおせないだろうな。



これを見るとだいたい自分のイメージ通り、全体のバランスは取れてるな。

「機械制御式シャッター」「露出計無し」「コンパクトカメラ」のところと、電子制御式シャッターの中判カメラが空欄なのが気になるが、前者は露出計の付いていないローライのC35なんていいな。トリオタ―レンズだし。後者は、ブロニカ SQ-A とかいいかも。



しかし、20台くらいに抑えていたつもりが、実際は30台以上あったことには、われながら辟易としてしまった。

「入れ替え」と自分に言い聞かせていたが、どうやら増えていたようだ。薄々感づいてはいましたが……。



さて、今年も春の機材入れ替えの季節がやってきた。


所有するカメラはできれば20台くらいに抑えておきたいので、1年間で使用頻度が低く、またリセールバリューが高い機材は売るようにしている。


今年は、PENTAX645N と そのレンズ関連、CANON AE-1と標準レンズなどを委託で売却した。

最近、巷でフィルムカメラ人気が高まっているのか、委託して1週間以内にすべての機材を購入価格と同等かそれ以上で売却することができた。



これである程度資金を作ったところで購入機材だが……、ここ最近、自分のなかで「中判熱」 が高まっているので、67判、66判、645判 、それぞれのフォーマットがほしい。


また、旅にも持って行けるような、「携帯性がよく、露出計も内蔵されている中判」が欲しい。


FLEXARETが故障し、PENTAX645N も売却したので、何台か中判を買ってもバチは当たらないだろう。



というわけで最初に購入したのが、ブログでも以前記した(MAMIYA RB67がやって来た)、Mamiya RB67 と Sekor 127mm のセット。

約2.5kgと携帯性はよくないが、以前所有していたRZ67を売却してしまったことを非常に後悔していたので、あらためて機械式シャッターのRB67を購入することにした。


RZ67は相場が高くなってしまったが、RB67のレンズセットは2万円前半で購入できた。

使ってみたところ、RB67の写りは予想通りよかったので、65mm 広角レンズも追加購入した。



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▲Mamiya RB67 と SEKOR C 65mm f4.5




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Mamiya RB67 Pro  SEKOR 127mm f3.8  Fujifilm RVP50



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Mamiya RB67 Pro  SEKOR 127mm f3.8  Fujifilm RVP50




66判に関しては、1月に RolleicordⅣを購入(Rolleicord と カラーネガ)、645判に関しては、戦前テッサーが欲しかったので Zeiss Ikonta を購入した(スーパーセミイコンタ3型が修理から帰ってきた)。



さらに旅に持って行ける「露出計付き中判」が欲しい。


パッと思いつくのは、プラウベルマキナの670や67 やマミヤ7、マミヤ7Ⅱ、ニューマミヤ6、ブロニカ RF645だが、このあたりは人気が高く値段も高い。


また67判だと120フィルムで10枚、旅ではもう少し撮りたいので、15、16枚撮れる645判がいいな。



で、「645判、露出計付き」のカメラで思いついたのが、FUJICA GS645 シリーズだ。


これはレンジファインダー型の機械式中判レンズシャッター機で、露出計が内蔵されている。

電池も手に入れやすく安価なLR44(SR44)だが、これは露出計の作動に必要なだけであり、電池がなくてもシャッター自体は切れる。しかも、初代のGS645 Professional はフォールディングカメラ(折り畳み式)なので、携帯性もよい。


このGS645 シリーズには3種類あり、初代のGS645 Professional、広角レンズ搭載でピントは目測式のGS645W Professional、そして最終型のGS645S(折り畳みはできない)がある。

この中では、初代のGS645 Professional が使いやすそうだが、蛇腹部に弱点があるようで、ここが劣化した個体が多い。



なので、蛇腹交換された初代のGS645 ProfessionalかGS645Sを狙っていたのだが、たまたま蛇腹交換済の初代・GS645 Professionalを相場より安めの値段で発見したので購入と相成った。



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▲FUJICA GS645 Professional  EBC FUJINON S 75mm f3.4

蛇腹が交換されている。露出やファインダーもばっちり。

3万~4万くらいで見つかるので、軽い中判、露出計付きを探している人にはピッタリではないだろうか。


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FUJICA GS645 Professional  EBC FUJINON S 75mm f3.4  Fujifilm ACROS100


フジっぽく、しっかりとした描写だ。アクロスとの相性もいいはず。




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▲折り畳むとコンパクトだし、突起部がないので、カバンにいれても安心。




これで中判は揃ったぜ……、とホッとするのも束の間、相場より安い「ペトリ カラー35」「リコー 35デラックス」「フェド5 インダスター61 55mmF2.8」「Olympus O-product」を発見してしまったので購入した.


中古カメラは一期一会。買わずに後悔するのが一番よくない。その次によくないのが、買ったカメラを使わないことだ(自戒)。




■ペトリ カラー35(Form follows function!  ペトリカラー35
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■リコー 35デラックス
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理研光学製 リコー35デラックスは、1956年に発売されたレンズシャッターのレンジファインダー機。

レンズはRIKEN RICOMAT 4.5cm f2.8。これは3群5枚の構成で、富岡光学製だ。




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▲Riken のレンズキャップがうれしい。




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▲注目はなんといっても、ボディ底部に設けられたピストルレバー巻上げだ。





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▲ライカビットもびっくり、これですばやく巻き上げを行える。





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▲だいきちの愛読書『昭和10年~40年 広告にみる国産カメラの歴史』(朝日新聞社刊)によると、「10秒間に10枚写せる、巻上角度わずか90°のトリガー速写レバー」と謳われている。


そんなに速写しないだろ、とは言わず、高速巻き上げでなにか傑作を撮りたいものだ。




■フェド5 インダスター61 55mmF2.8
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▲セレン光の露出計も完動しており、ファインダーもクリア、レンズも問題なかった。インダスター61のシブイ描写を味わいたい。




■Olympus O-product
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▲そして、O-product! 世界限定2万台!


一瞬、コンパスやキヤノンのダイヤル35 を彷彿とさせる。

これは日産Be-1やPAO、ラシーンを手掛けた坂井直樹氏とプロダクトデザイナー山中俊二氏によるデザインだ。


ストロボ付きの完動品なら3万~5万くらい? すると思うけど、だいきちが買った個体はストロボが付いていなかったので、1万円以下で入手できた。ラッキー。



ストロボだけでも手に入れるか……、と思い、ヤフオクを見ていると、ジャンク品が13000円くらいで落札されていた。マジかよ……。


これはストロボだけ手に入れるのは難しいかも。




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OLYMPUS O-product  35mm f3.5  Kodak Ultramax400 





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OLYMPUS O-product  35mm f3.5  Kodak Ultramax400 





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OLYMPUS O-product  35mm f3.5  Kodak Ultramax400 




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OLYMPUS O-product  35mm f3.5  Kodak Ultramax400 

どこにピントが合っているかわからないので、オートフォーカスが抜けてしまうことも。



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OLYMPUS O-product  35mm f3.5  Kodak Ultramax400 



とりあえず試し撮り。

お店で現像だけしてもらって自分でスキャンしたので色味がいまいちだけど、写り自体は問題ないだろう。


操作はシャッターボタンを半押しして、ファインダー内で緑色が点灯したら最後まで押す、それだけだ。






これで一通り入れ替えが終わったな……、と思っていたら、最後の最後に発見してしまった。

いつかは欲しいと、思っていた LEICA  SUMMAREX 85mm f1.5 を。




高けえな、と思ったけど、生産本数約4300本。

なかなかお目にかからないレンズだし、ライカでは一番欲しかったレンズなので、これこそ一期一会だろう。

「もう、これで最後にするから。このレンズを買ったら、他にはカメラ、レンズは買わないから」 と自分に誓って購入した。




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▲LEICA DⅢ と 合わせてみる。デカイ。フード付きで約800g。

ファインダーの85mmはなかなか見つからないので、とりあえず90mm用を使っている。

何本か撮ったけど、もう少し使ってみてからまとめたい。




というわけで、春の機材入れ替えが終わった。

カメラ、レンズはこれで打ち止め。これからは、フィルムや現像にお金を回し、プリントに注力していこう、と毎年同じことを誓うだいきちであった。





スーパーセミイコンタ3型を購入したが光線漏れがあり、修理に出したという話を以前記した(スプリングカメラの雄 ・ スーパーセミイコンタ3型 購入記)。


修理に出してから1週間後、修理が完了したとの電話がお店からあった。

話を聞くと、どうやらレンズと蛇腹の接続付近から光が入っていたようだ。


さて写りはどんなもんか、ということで試し撮りを行った。



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Zeiss Ikon  Super Ikonta 531  Tessar 75mm f3.5  Kodak T-MAX400


光線漏れもなく、問題なさそうだ。

また、前回はなんとなく全体的にモヤッとしていたが、そのようなフレアっぽいこともなく、テッサー本来のキレのある描写だ。戦前のレンズとは思えないな。




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Zeiss Ikon  Super Ikonta 531  Tessar 75mm f3.5  Kodak T-MAX400


かろうじて桜が残っていた谷中霊園を散歩した。




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Zeiss Ikon  Super Ikonta 531  Tessar 75mm f3.5  Kodak T-MAX400

谷中霊園から谷中銀座へ。





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Zeiss Ikon  Super Ikonta 531  Tessar 75mm f3.5  Kodak T-MAX400

逆光を試してみた。

かなりの逆光でフレアがかっているけど、まぁよく写っているほうだろう。




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Zeiss Ikon  Super Ikonta 531  Tessar 75mm f3.5  Kodak T-MAX400

1937年製と戦前のテッサーだが、解像感は非常に高い。

蛇腹式は内面反射を抑えフレアが出にくいと言われているけど、その影響もあるのかな。




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Zeiss Ikon  Super Ikonta 531  Tessar 75mm f3.5  Kodak T-MAX400

千駄木にある駄菓子屋さん。


柔らかい写りとキレ、解像感が同居していて、そこが戦前テッサーの魅力だろう。

とりあえず、無事、修理が完了して一安心だ。



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▲レンズと蛇腹の接合部分に補強が施されていた。



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▲今回の機材。




先週末は大阪、京都に出張だった。

日曜の午前中に京都で仕事だったので、京都でホテルを探していると、京都市内の狭いビジネスホテルが1泊なんと23000円~35000円!

さすがにぼったくりでしょ。

しょうがない新大阪に泊まるか……、と思っていたら、13000円の嵐山の旅館にキャンセルが出たので即予約した。



期せずして嵐山に泊まることになった。

滞在時間は夕方から翌日の9時くらいだけど、嵐山に来るのは高校の修学旅行以来なので、なるべく観光したい。

渡月橋、竹林の小径、天龍寺、トロッコ列車と保津川下り……。そんな時間はないか。


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OLYMPUS OM2000  ZUIKO AUTO-W 35mm f2.8  Kodak UltraMax400




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OLYMPUS OM2000  ZUIKO AUTO-W 35mm f2.8  Kodak UltraMax400

夕方、嵐山に着くと、あいにくの雨(涙)。

さすがに心が折れる。




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OLYMPUS OM2000  ZUIKO AUTO-W 35mm f2.8  Kodak UltraMax400

タイトル【自撮り百景】

雨だったけど、桜は満開だったんですよ。


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OLYMPUS OM2000  ZUIKO AUTO-W 35mm f2.8  Kodak UltraMax400




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OLYMPUS OM2000  ZUIKO AUTO-W 35mm f2.8  Kodak UltraMax400

この日の機材は、OM2000と35mm f2.8、KLASSEでモノクロ、おさえでX-Pro2、夜景が撮れればと三脚(GITZO GT1545T)を持っていった。




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OLYMPUS OM2000  ZUIKO AUTO-W 35mm f2.8  Kodak UltraMax400

ズイコー35mm の f2.8 は1万円以下だけど、なかなかのキレとボケ味を見せてくれる。



雨が強くなってきたので、宿に退散。

だけど、せっかく三脚を持ってきたことだし、夜桜や夜景を撮りたいなぁ。




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OLYMPUS OM2000  ZUIKO AUTO-W 35mm f2.8  FUJIFILM NATURA1600

というわけで、雨の中、渡月橋付近へ向かう。




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OLYMPUS OM2000  ZUIKO AUTO-W 35mm f2.8  FUJIFILM NATURA1600




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OLYMPUS OM2000  ZUIKO AUTO-W 35mm f2.8  FUJIFILM NATURA1600

大堰川(おおいがわ)の水面に映る渡月橋の影がきれいだった。


翌日は早朝に竹林の径へ行くことにした。



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OLYMPUS OM2000  ZUIKO AUTO-W 35mm f2.8  FUJIFILM NATURA1600

朝7時30分くらい。

時折、小雨がぱらつく天気だったが、外国人観光客が多い!

中には、この道にストロボやらライティング機材を持ち込んで道を占拠しながらウェディング写真を撮っているアジア系の人たちも。


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OLYMPUS OM2000  ZUIKO AUTO-W 35mm f2.8  FUJIFILM NATURA1600


ナチュラ1600をそのまま感度1600で撮ったので、粒状感が強いけど、これはこれで味があるな。




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OLYMPUS OM2000  ZUIKO AUTO-W 35mm f2.8  FUJIFILM NATURA1600


ちょっとアンダーで撮り、雰囲気を出してみる。



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FUJIFILM X-Pro2  XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS

X-Pro2 でも撮っておく。

フィルムとの仕上がりの違いがおもしろい。



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FUJIFILM X-Pro2  XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS

ベルビアモードで少し明るめに撮ってみる。




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FUJIFILM X-Pro2  XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS

朝8時過ぎ、雨がやんで少し日が差してきた。



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FUJIFILM X-Pro2  XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS

アクロスモードでモノクロで撮っていてもおもしろい。


とまぁ、嵐山にほんの少し触れただけだったけど、短い時間なりに楽しむことができた。


2月あたりからずっと忙しく、なかなか写真を撮る時間もないまま桜の季節に突入してしまった。

なかなか撮りに行く時間もないなぁ、なんて思っていたけど、桜の名所でなくても桜は撮れる! 日常生活の範囲内で桜を撮ろうではないか!



ST801 Pentacon50 Ektar100 000001
FUJICA ST801  PENTACON auto 50mm f1.8  Kodak Ektar100


お寺の境内に咲く枝垂桜。

冬に入れたEktar100はなかなか撮り切れなかったけど、発色がよく、キレもいいので桜の季節に活躍してくれた。



ST801 Pentacon50 Ektar100 000010
FUJICA ST801  PENTACON auto 50mm f1.8  Kodak Ektar100


やはり桜と青空は合うな。

格安のペンタコンは本当にいいレンズだ。




FM10 Herios 1600 000036
NIKON FM10  Helios44-2 58mm f2  NATURA1600

妖しいヘリオスとナチュラ1600で夜桜を狙った。



KLASSE C200 000031
KLASSE W  SUPER-EBC FUJINON 28mm f2.8  FUJIFILM C200 


校舎と桜。やっぱクラッセは透明感があってヌケがいい。


下の子の幼稚園の入園式、卒園式、そして小学校の入学式はすべてクラッセで撮ることができた。



FM10 Herios 1600 000027
NIKON FM10  Helios44-2 58mm f2  NATURA1600

雨と夜桜。




OM2000 35 UM400 000040
OLYMPUS OM2000  ZUIKO AUTO-W 35mm f2.8  Kodak UltraMax400

ズイコーの35mm f2.8。

携帯性がよく、格安でよく写る。



OM2000 35 UM400 000041
OLYMPUS OM2000  ZUIKO AUTO-W 35mm f2.8  Kodak UltraMax400



4 1600 000021
NIKON FM10  Ai 50mm f1.4  NATURA1600


50mmを1本選べと言われたら、このレンズかな。




4 1600 000022
NIKON FM10  Ai 50mm f1.4  NATURA1600


昼間は、ナチュラ1600を感度400に設定して使っている。

1600で使うときのざらざら感はなく、滑らかな描写だ。




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NIKON FM10  Ai 50mm f1.4  NATURA1600


桜とは全然関係ありませんが…。





4 1600 000023
NIKON FM10  Ai 50mm f1.4  NATURA1600




FM10 Herios 1600 000032
NIKON FM10  Helios44-2 58mm f2  NATURA1600




OM2000 35 UM400 000034
OLYMPUS OM2000  ZUIKO AUTO-W 35mm f2.8  Kodak UltraMax400



OM2000 35 UM400 000033
OLYMPUS OM2000  ZUIKO AUTO-W 35mm f2.8  Kodak UltraMax400


電車の中から目黒川の桜。

日常の中で見る桜はきれいだ。


ペトリカラー35は、1968年に発売された沈胴式のレンズシャッター機で、非常にコンパクトなカメラだ。


和製ローライ35とも称されるように、限られたスペースの中にシャッタースピード、絞り、距離ダイヤルが巧みに配置されており、その操作性はローライ35を凌ぐとも言われている。




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▲①がシャッタースピードダイヤル、②が露出計のバッテリー確認ボタン、③が絞りダイヤル、④が距離ダイヤル、⑤が巻き上げレバー



ピント合わせは目測式。ファインダー内に、「山の絵、5m、3人並んだ絵、2m、1.5m、1.2m、顔の絵」が記されているので、被写体までの距離を推定して、④の距離ダイヤルを回転させて距離を合わせる。


またファインダー右側には指針式の露出計が備わっており、レンズ鏡胴部にあるISO感度、シャッタースピード、絞り値によって露出を合わせる。


このように、ファインダー内の情報を見ながら右手でシャッタースピード、絞り値を変えられるので、被写体を見ながら感覚的に操作ができる。




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▲レンズを伸ばした状態。鏡胴部でISO感度の設定を行う。
露出計の電池は、H-C(MR44)型の水銀電池1個だが、現在は入手できないのでLR44で代用する。

LR44の方が電圧が高いので、そのままの使用では露出がアンダーになってしまう。
露出計の個体差もあるが、だいたい1/3~2/3くらいISO感度を下げると適正値になる気がする。


今回はISO200のフィルムを使用したので、ISO感度を125に設定して撮影した。



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▲レンズは、距離ダイヤルを回転させることで伸縮できる。レンズが沈胴した状態ではシャッターは切れないようになっている。




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▲KLASSE もコンパクトだが、それよりも小さい。



ペトリカラー35 の機能を追求した結果として滲み出てくる審美性はバウハウスのデザインを彷彿とさせ、「形態は機能に従う」(ルイス・サリヴァン)という言葉を想い起こさせる。



とはいえ、カメラは使ってなんぼ。出てくる絵がよくなければ意味がない、というわけで試し撮りをした。


使用したフィルムは期限切れのTudorcolor200、カメラの指示する露出通りに撮影した。




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PETRI Color35  C.C petri 40mm f2.8  Tudorcolor200

なんとなく、下町の風景が似合いそうだったので立石へ。




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PETRI Color35  C.C petri 40mm f2.8  Tudorcolor200

暗い路地だったけど、なかなかよく写っているなぁ。




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PETRI Color35  C.C petri 40mm f2.8  Tudorcolor200

このあたりの飲み屋街も再開発で取り壊される予定のようだ。




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PETRI Color35  C.C petri 40mm f2.8  Tudorcolor200


露出と距離をだいたい合わせておけば、さっと撮れるので、ブラブラ散歩するときのお供としては最高だ。




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PETRI Color35  C.C petri 40mm f2.8  Tudorcolor200

京成立石駅前。

なんだか、昭和に撮った写真のようだ。



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PETRI Color35  C.C petri 40mm f2.8  Tudorcolor200


暗いところだと露出計があてにならないこともあるけど、特に問題なさそうだ。



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PETRI Color35  C.C petri 40mm f2.8  Tudorcolor200




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PETRI Color35  C.C petri 40mm f2.8  Tudorcolor200

京成立石から曳舟にやってきた。

逆光気味だったけど、飛ばずに写っている。



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PETRI Color35  C.C petri 40mm f2.8  Tudorcolor200

曳舟の京島にある商店街。ここもかなりの昭和感を醸し出していた。


屋外の絞れるところだと距離を3m~5mくらいに合わせておけば、まぁなんとなく被写界深度内に入るので、目測式も慣れれば使いやすいのだろう。




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PETRI Color35  C.C petri 40mm f2.8  Tudorcolor200

曳舟から浅草で途中下車。

浅草寺に久しぶりに行ってみたけど、ここはすごいことになっていた。

平日だったけど観光客で溢れかえっていて、仲見世通りまで行かずに退散しました。




というわけで、ペトリカラー35を見てきたが、使い勝手の良さ、携帯性の良さはもちろんのこと、ピントのキレ、描写の厚み、適度な柔らかさ、発色もまずまず、と写りに関しても魅力的で、非常に完成度の高いカメラだと感じた。

またシャッターは機械式で電池がなくてもシャッターは切れるので、旅カメラのサブ機としても活躍してくれるだろう。





ツァイス・イコンのテッサーレンズの描写は繊細かつキレがあり、いつかは使ってみたいと思っていた。

中でもフォールディングカメラ(折り畳み式カメラ)のイコンタシリーズは中判カメラとは思えないほどコンパクトに収納できるので狙っていた。

イコンタシリーズには戦前から戦後まで種類が様々あり、また名称も国によって異なるので注意が必要だ。


大まかな分類としては、フォーマットによる分類(6×9判、6×6判、6×4.5判等)、距離計の有無、二重露光防止機能の有無、赤窓の遮光板の有無、テッサー、ノヴァー、クセナーなどレンズによる違い、といった点が挙げられる。


で、今回だいきちが購入したのが、スーパーセミイコンタ3型(Super Ikonta 531 )と呼ばれているもので、645判、距離計あり、二重露光防止機能あり、赤窓の遮光板あり、テッサー  75mm f3.5、というスペックで1937年製のようだ。



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▲シブイ……。
レンズ向かって左側から上方に測距用のプリズム(通称・招き猫)が出ている。
開けた時にこれを出し忘れると、二重像が現れず、距離計によるピント合わせができない。



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▲畳むとコンパクトに収納できる。



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▲フィルム室を開けたところ。
フィルムは横方向に送られるので、この状態で撮影すると縦位置の写真になる。35mmフィルムのハーフカメラのイメージだ。



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▲フィルムの装填。
「スタート位置」はあまり関係なく、だいたいのところで蓋を閉める。



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▲フィルム送りは「赤窓式」と呼ばれるもの。
蓋を閉じて巻き上げていき、右側の窓に「1」が出てきたところで巻き上げストップ。これで撮影可能だ。

窓は赤色のフィルタで覆われ、またブローニーフィルムに遮光紙があるものの、高感度フィルムや日なたでは感光するおそれがあるため、巻き上げはなるべく日陰で行い、巻き上げ完了後は赤窓を閉める。



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▲レンズ部でシャッタースピード、絞り値を設定し、シャッタチャージを行う。



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▲シャッターチャージ完了。



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▲ここが「赤」だと撮影可能。
その上にあるのがシャッターボタン。
シャッターボタンは、レンズの近くにもう一つある。



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▲シャッターを切るとさきほどの赤が「白」に変わる。
この状態では、シャッターチャージをしても次のシャッターが切れないようになっている。



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▲巻き上げを行うと「赤」になり、次の撮影が可能になる。

この時代に、こんな高性能な二重露光防止機能がついているとは!



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▲さきほどは右の窓が「1」だったが、左の窓に「1」がくるように巻き上げを行う。



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▲巻き上げ後は、中央のボタンをスライドさせて遮光し、次のコマを撮影する。



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▲次のコマ撮影後に巻き上げを行うと、今度は右側に「2」が出てくる。

120フィルムでは16枚撮れる。つまり左側の窓に「8」が現れた時が最後のコマだ。


一見、原始的に思われる赤窓式だが、これがなかなかどうして、コマ間は概ね揃っており精度が高い。
うちにあるミノルタコードやローライコードⅣよりも、よっぽどコマ間は均一だ。



では、写りがどんなもんか、アクロス100を詰めて試し撮りを行った。



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Zeiss Ikon  Super Ikonta 531  Tessar 75mm f3.5  FUJIFILM across100


おぉ、なかなか味がある……、と思ったけど、なにやら右下に謎の白い三角形が。

木の枝は精密な描写だけど。



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Zeiss Ikon  Super Ikonta 531  Tessar 75mm f3.5  FUJIFILM across100

やはり、右下に白い三角形が。

感光してるな、こりゃ。



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Zeiss Ikon  Super Ikonta 531  Tessar 75mm f3.5  FUJIFILM across100


各コマとも、ほぼ同じ位置に感光しているので、レンズの周囲か蛇腹関係に問題がありそうだ。

けど、それ以外の写りは、かなりいいんじゃない?



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Zeiss Ikon  Super Ikonta 531  Tessar 75mm f3.5  FUJIFILM across100


とまぁ、最後の最後まで、同じ位置に感光していました。

試しにもう1本撮ってみたけど、これも同じ位置に感光。

レンズがいいだけに残念だなぁ。


とりあえずお店に持っていったが、その場では原因がわからなかったので、修理に出してもらうことになった。

修理不能なら返品だけど、気に入っているので、なんとか直ってもらいたいところだ。




『月刊 星ナビ』という雑誌で写真家の飯島 裕さんによる 「銀ノ星」という連載がある。

ここではモノクロフィルムを使って星を撮っているのだが、この写真が非常にかっこいい。

で、その連載でよく使用されているフィルムが、ILFORD の DELTA3200だ。

DELTA3200のざらざらっとした粒子感と星空がマッチしていて、こんな写真を撮ってみたいものだとつくづく思う。


先日、RB67の試し撮りで伊豆に行った際に星空を撮ろうと思ったのだが、あいにく満月だったので、このDELTA3200で暗いトンネルや日中の景色を撮ってみようと思った。


現像は、D76(stock) 10.5分 20℃、EPSON GT-X830でスキャン(2,400dpi)している。



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NIKON F3 HP  Carl Zeiss Distagon T* 2/35 ZF.2  ILFORD DELTA3200

まずはちょっと暗い屋内で撮影。

ピント面の感じとボケの粒子感があいまって、立体感が出ている。

あまり絞っていないからだろうか、思ったより滑らかな感じだ。



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NIKON F3 HP  Carl Zeiss Distagon T* 2/35 ZF.2  ILFORD DELTA3200

確かf5.6付近で撮影。

絞るとコントラストが高くなりそうな感じだ。



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NIKON F3 HP  Carl Zeiss Distagon T* 2/35 ZF.2  ILFORD DELTA3200

ISO400のフィルムと比較すると、当然、粒状感があるが、日中に使ってもこれはこれで表現としておもしろそうだ。



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NIKON F3 HP  Carl Zeiss Distagon T* 2/35 ZF.2  ILFORD DELTA3200

トンネルまで来て、三脚を立てて撮影。

なかなかワイルドな感じで狙い通りだ。



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FUJIFILM X-Pro2  XF10-24mm F4 R OIS

ちなみにデジタルカメラで撮るとこんな感じで、これはこれで神秘的でおもしろい。



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NIKON F3 HP  Ai-s 85mm f/2   ILFORD DELTA3200

壁面の表面性状がおもしろかったので、85mmに変えて撮ってみた。



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NIKON F3 HP  Carl Zeiss Distagon T* 2/35 ZF.2  ILFORD DELTA3200

暗いトンネルを車が疾走。



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NIKON F3 HP  Carl Zeiss Distagon T* 2/35 ZF.2  ILFORD DELTA3200

このトンネルは有名なのか、外国から来た旅行者の姿も。



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NIKON F3 HP  Carl Zeiss Distagon T* 2/35 ZF.2  ILFORD DELTA3200

翌日、渓谷に来たので、 DELTA3200で撮ってみた。

なんか意外とパキッとしていて悪くないな。



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NIKON F3 HP  Carl Zeiss Distagon T* 2/35 ZF.2  ILFORD DELTA3200

高感度フィルムというと、夜の街スナップのイメージが強かったが、自然の中で使っても意外と新しい可能性を感じさせる。


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NIKON F3 HP  Carl Zeiss Distagon T* 2/35 ZF.2  ILFORD DELTA3200

とまぁ、高感度フィルムを屋外、トンネルの中と撮ってみた。

フィルムでもデジタルでも、ノイズや粒子感の少ない滑らかな描写が当たり前の昨今、このざらついた粗粒子が逆に新鮮に感じた。


さて、春になるにつれ、今年も物欲がふつふつと湧いてきた。

特に中判カメラだ。

中判はPENTAX645N、RolleicordⅣ、Minoltacord を持っているけど、6×7のフォーマットがない。

中判カメラで6×7フォーマットを持っていない、これは非常にまずい状態と言わざるをえない。


6×7フォーマットに関しては、だいきちは以前Mamiya RZ67 ProⅡを持っていたのだが、約2.5キロという重さが耐えられず手放してしまったのだ。

この選択は、いまでも非常に後悔している。Mamiya セコールレンズの透明感のある描写、そして67フォーマットの懐の広さ。売らなきゃよかったよ。しかも最近、RZ67は人気のようで、結構な高値で売買されている。

同じ機種を買いなおすのは癪だし、しかも値上りしているのならばなおさらだ。


そこで思いついた選択が、Mamiya RB67 である。

RB67は、1970年に発売された機械式の中判カメラで、名前の由来でもあるRB(レボルビングバック)、つまりフィルムホルダーを回転させることで、画面の縦・横が変更できる。

この後、多重露光防止機能がついたプロフェッショナルSやマウント径を変更したプロフェッショナルSDと進化していったが、だいきちが今回購入したのは、初期型のRB67 プロフェッショナルだ。


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重さを測ってみたところ、2.6キロくらい。RZ67 より少し重いはずなんだけど、RB67の方が少し小さく、持ちやすく感じた。



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初期型の機能は単純で、シャッターチャージを行い、レンズ部で絞り、シャッタースピードを選択し、フィルムホルダーの遮光板を外すとシャッターが切れる。

シャッターチャージをしていないと、レンズが外せないようになっているので、故障のリスクも少なそうだ。


この初期型のセコールレンズは、マルチコート化以前のものだ。

この型は、タイム撮影時に戸惑う。普通は2回目のレリーズでシャッターが閉じそうなものだが、この型はシャッターを閉じるときに、「スピードリングを1秒の方に回すか、シャッターセットレバーを約30° セット方向へ押す」という操作を行う(レンズ説明書より)。ぶれないかちょっと心配だけど、レンズシャッターだから大丈夫なのかな。



DSCF8104
フィルムホルダーは、RB67 Pro S用のものが付いていた。

しかし多重露光防止機構は働かないので、撮影後、フィルムを巻かないと多重露光になってしまう。


というわけで、さっそく試し撮りに向かった。



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Mamiya RB67 Pro  SEKOR 127mm f3.8  Kodak PORTRA160

いきなりタイム撮影を試してみた。なかなか幻想的だ。


シャッターを閉じるときに戸惑ったけど、ぶれてはなさそうだ。




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Mamiya RB67 Pro  SEKOR 127mm f3.8  Kodak PORTRA160

陰影や質感がよく出ているし、フォーマットの余裕を感じさせる。




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Mamiya RB67 Pro  SEKOR 127mm f3.8  Kodak PORTRA160

トンネル内で多重露光を試してみた。

「多重露光」といっても、フィルム巻き上げをしないでシャッターチャージして次の撮影を行うだけなので、ある意味簡単だ。



000002 PORTRA160
Mamiya RB67 Pro  SEKOR 127mm f3.8  Kodak PORTRA160

トンネルの出口。

壁面の艶めかしい雰囲気が描写されている。




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Mamiya RB67 Pro  SEKOR 127mm f3.8  Fujifilm PRO400H (PLフィルター使用)

翌日は渓谷にやってきた。

緑の木々や岩肌と苔のウェットな感じがいい。

スローシャッターで川の流れを表現した。



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Mamiya RB67 Pro  SEKOR 127mm f3.8  Fujifilm PRO400H


蛇腹式なので接写に強い。

ディテールと浮き上がるような立体感は中判ならではだろう。



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Mamiya RB67 Pro  SEKOR 127mm f3.8  Fujifilm PRO400H

高さ53m、樹齢約450年の伊豆の太郎杉。なかなか荘厳な感じで撮れた。

レボルビングバックで縦位置に変更して撮影した。



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Mamiya RB67 Pro  SEKOR 127mm f3.8  Fujifilm PRO400H (PLフィルター使用)

春の岩苔の瑞々しい感じとまだ少し冷たい川の水をイメージして撮影した。



というわけで、RB67の試し撮りを行った。

山道はRB67とX-Pro2 と NIKON F3 と三脚(GITZO GT1545)を持ち歩いたけど、VANGUARD の UP-RISE Ⅱ 48 というリュックが背負いやすいのであまり苦ではなかった。

また、RB67 は機械式なので電池を持ち歩かずに済むのが気楽でいい。

レンズの描写は、RZ67時代のマルチコーティングのレンズと比較すると、逆光性能は劣るだろうが、普通に撮る分には違いを感じなかった。


と考えると、「安いから」といった消去法的な選択ではなく、「機械式の中判67カメラ」というポジティブな理由で(重いけど)、RB67を選択するというのもアリではないだろうか。





熱海の海光町から熱海駅に戻り、電車で隣駅の来宮駅へ向かった。


来宮駅から北へ10~15分ほど歩くと、西山町というエリアがあり古民家が残っているというので散策してみたい。

今回のILFORD HP5の現像は、D76(1:1)で20℃ 13分で行っている。



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NIKON S2 W-Nikkor・C 3.5cm f2.5 ILFORD FP4 PLUS


まずは途中の来宮神社に立ち寄る。



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NIKON S2 W-Nikkor・C 3.5cm f2.5 ILFORD FP4 PLUS


樹齢2000年と言われる大楠。パワースポットとして賑わっていた。




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NIKON S2 W-Nikkor・C 3.5cm f2.5 ILFORD FP4 PLUS

竹林の路が美しい。



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Rolleicord  Xenar 75mm F3.5  FUJIFILM PRO400H

ローライコードだとこんな感じ。

緑の発色がいいなぁ。



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NIKON S2 W-Nikkor・C 3.5cm f2.5 ILFORD HP5 PLUS

ここでHP5 にフィルムを交換。

こっちの方が少しコントラストが高い?



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NIKON S2 W-Nikkor・C 3.5cm f2.5 ILFORD HP5 PLUS

線が細く描写が繊細な感じがするけど、どうなんでしょう。

感度125と400なので、絞っている分、HP5の方がシャープなのかな。



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NIKON S2 W-Nikkor・C 3.5cm f2.5 ILFORD HP5 PLUS

逆光気味でふわっとしたイメージで撮ってみた。

このレンズは1950年代だけど意外と逆光に強い。



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NIKON S2 W-Nikkor・C 3.5cm f2.5 ILFORD HP5 PLUS

来宮神社を後にし、西山町にやって来た。

いきなりシブイ建物が現れ、期待が高まる。



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NIKON S2 W-Nikkor・C 3.5cm f2.5 ILFORD HP5 PLUS

いい味を出しているポスト。

開放気味だと背景が暴れだす。




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NIKON S2 W-Nikkor・C 3.5cm f2.5 ILFORD HP5 PLUS

熱海市内は火災が多かったが、このあたりは大火から免れていたので古民家が多く残っているという。



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NIKON S2 W-Nikkor・C 3.5cm f2.5 ILFORD HP5 PLUS

短歌で著名な佐々木綱吉の旧宅。

このほかにも谷崎潤一郎の旧宅や歴史ある温泉旅館などがあり、なにやら文化の薫り漂うエリアだった。



というわけで、今回はHP5 を使ったが、基本的には FP4と同様、若干の粒状感と階調の豊かさ、暗部の粘りを感じることができた。

また、現像時間もそれほどシビアな感じはなく、カールも少なめ、ホコリもつきにくかったので、感度400とあいまって非常に扱いやすいフィルムに思われた。

1000円以上出して買うフィルムではないけど、5.19$ならアリではないだろうか。




モノクロはT-MAX100、400 を使うことが多いけど、ちょっと変化も欲しい。

とはいえ、日本で手に入るフィルムは限られているし、高い。

たとえばヨドバシでイルフォードを見てみると、ILFORD HP5 PLUS、FP4 PLUS がともに 1010円(ポイント10%)なので、900円くらい。


そんなとき、アレモコレモさんの記事を拝見していると、アメリカのB&Hから買うと、だいたい半額くらいだという。

マジか!

というわけで、だいきちもB&Hから買ってみることにした。


1月18日の夜にオーダーして、到着したのが1月28日。送料は7$くらいだった。

気になるお値段は、HP5 PLUSが5.19$/本、FP4 PLUSが5.99$/本 なので、600~700円くらいか。

ほかにも、ケントメアが3.99$、ILFORD DELTA400 が7.49$ など、日本の5~7割の値段に思われた。


こういった値段もさることながら、フィルムの品ぞろえも豊富なので、「あぁ、世界にはフィルムを使っている奴らがまだまだたくさんいるじゃないか」 と勇気をもらった。まだ、フィルムを使っていいんだなと。


というわけで、このフィルムを使って熱海をうろつくことにした。

機材は、NIKON S2 と 35mm f2.5 にした。

FP4 PLUS の現像は、D76(1:1) 20℃ 11分、EPSON GT-X830でスキャン(2,400dpi)している。



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NIKON S2 W-Nikkor・C 3.5cm f2.5 ILFORD FP4 PLUS

まずは感度125のFP4 をつめて、熱海の海光町をぶらつく。

ここは熱海駅から歩いて15分くらい、石畳が美しい別荘地だ。



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NIKON S2 W-Nikkor・C 3.5cm f2.5 ILFORD FP4 PLUS

だいきちがこのエリアでぶらぶらしていると、老紳士がいたので挨拶がてら話しかけると、この地区の歴史をいろいろと聞くことができた。

なんでも、この水光荘はもともとは山本五十六の別邸で、海軍の部下が寝泊まりし、戦後はイギリス軍が住んでいたという。



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NIKON S2 W-Nikkor・C 3.5cm f2.5 ILFORD FP4 PLUS


そしてこの石畳は、戦後、GHQが花崗岩を敷いて造らせたそうだ。

この先には、岩波書店創業者の岩波茂雄の別邸があり、昔はよく作家が缶詰にされていたが、いまは社業が傾いているので、某作家に別荘として売った、などなかなかディープな話をうかがうことができた。



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NIKON S2 W-Nikkor・C 3.5cm f2.5 ILFORD FP4 PLUS

そしてこの建物は野村塵外荘といい、野村證券創業者の野村徳七の別邸だったそうだ。

なんだか、このあたりは本物の熱海の別荘という感じ。


で、ILFORD FP4 だが、これは旧型乳剤のフィルムで、豊かな階調と広いラティチュードが特徴という(ホームページより)。

第一印象としては、「昔ながらのモノクロの美しさ」 を感じた。

超微粒子、というのではなく、ほどよい粒子感とトーンの連続性、グレーの美しさ。あー、モノクロいいよなぁ、とモノクロフィルムの原点を思い出させてくれるフィルムだ。


1本撮り切り、感度400のHP5に交換したのだが、長くなったので続きは次回記したい(イルフォードフィルムと熱海を歩く その2)。


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▲今回の機材。
NIKON S2
W-Nikkor・C 3.5cm f2.5
ズームファインダー





1本あたり700円強。高い。高いんだけど、コダックのPORTRA や Ektar が1本1000円以上することを考えると、高いんだけど、まぁしょうがないかということで久しぶりに購入して、年末~年始にかけて街を徘徊した。




97390009 35mm
NIKON F3 HP  Carl Zeiss Distagon T* 2/35 ZF.2  FUJIFILM NATURA1600

とりあえず、夜にうろちょろするとき、フィルムでも撮れるというのはうれしい。




97390008 35mm
NIKON F3 HP  Carl Zeiss Distagon T* 2/35 ZF.2  FUJIFILM NATURA1600

感度1600の設定では、どうしても粒状感が強くなるけど、まぁそういうもんなのだろう。




000010 F100
NIKON F100  TAMRON SP AF 28-75mm F/2.8(Model A09Ⅱ) FUJIFILM NATURA1600



000017 F100
NIKON F100  TAMRON SP AF 28-75mm F/2.8(Model A09Ⅱ) FUJIFILM NATURA1600

東北を旅するときに、夜+雪 を撮りたかったので、NATURA1600 を持っていった。



000041 F100
NIKON F100  TAMRON SP AF 28-75mm F/2.8(Model A09Ⅱ) FUJIFILM NATURA1600

ここは、角館の武家屋敷。

昼間は感度を400くらいに設定して撮れば、粒状感を抑えて撮ることができる。





97390020 58mm
NIKON F3 HP  Voigtländer NOKTON 58mm f/1.4  FUJIFILM NATURA1600

相当暗かったけど、 NOKTON の開放付近で撮影。



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NIKON F100  TAMRON SP AF 28-75mm F/2.8(Model A09Ⅱ) FUJIFILM NATURA1600

大晦日、12時を回って2017年に変わったころの目黒不動尊。




97390014 35mm
NIKON F3 HP  Carl Zeiss Distagon T* 2/35 ZF.2  FUJIFILM NATURA1600

代々木公園の青の洞窟。




97390021 58mm
NIKON F3 HP  Voigtländer NOKTON 58mm f/1.4  FUJIFILM NATURA1600



97390023 58mm
NIKON F3 HP  Voigtländer NOKTON 58mm f/1.4  FUJIFILM NATURA1600

夜の少ない光で撮ると、NOKTON はなかなか味があるなぁ。



97390025 85mm
NIKON F3 HP  Ai-s 85mm f/2  FUJIFILM NATURA1600

羽田空港のそばにある城南島海浜公園の夕暮れ。




97390030 85mm
NIKON F3 HP  Ai-s 85mm f/2  FUJIFILM NATURA1600

日が暮れたころ、羽田空港を望む。



97390033 50mm
NIKON F3 HP  Ai 50mm f/1.4  FUJIFILM NATURA1600

一度手放した50mm 1.4 だけど、最近また購入した。

なんというか、すべての基準というか、これで撮るのが基本だなとあらためて思う。



97390037 55mm
NIKON F3 HP  Ai Micro-Nikkor 55mm f/2.8S   FUJIFILM NATURA1600

55mmマクロは、「ニッコール千夜一夜物語」でも解説されているように、ガウスタイプのマクロレンズらしいコントラストの高い、高解像力の描写だけど、金属系を撮るときの光沢や花を撮るときの階調など、単にカリカリではない描写が気に入っている。

 
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▲今回のボデイ。NIKON F3 、NIKON F100


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▲今回のレンズ。

(左より)
TAMRON SP AF 28-75mm F/2.8(Model A09Ⅱ)
Ai Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
Ai-s 85mm f/2
Ai 50mm f/1.4
Carl Zeiss Distagon T* 2/35 ZF.2


NIKON のフィルムカメラと言えば、やっぱF一桁機でしょ(NIKON F、F2、F3、F4、F5、F6 )、と言いたいところだけど、唯一の欠点は重いことだ。

Fが685g、F2が700g、F3 HP(ハイアイポイント)が745g、F4が1090g、F5が1210g、F6が975g……。

プロユースのフラッグシップ機に軽さを求めるのはナンセンスだけど、これを素人が毎日の通勤カバンに放り込むのはしんどい。


だいきちが旅や普段使いに求める条件は、「機械式シャッター」、「露出計内蔵」、「軽い」、だが、この条件でニコン機で思い浮かぶのは、FMシリーズだろう。

これは、FM、FM2、NewFM2、FM3A を指し、機械式シャッター、露出計内蔵、軽い(FM2は540g)、と条件は揃っている。

特にFM3Aの露出計はアナログ指針式露出計なので、適正露出からのずれが視覚的に認知しやすく使いやすい。


しかし!

それなりの普通以上の程度のものでFM2は3万円以上、FM3Aは4,5万円以上、といったところか(それでも一時期はプレミアがついてもっと高かったけど)。

F3より楽勝で高いじゃんか……。


そこで目をつけたのが、FM10 だ。

これはコシナのOEM機で、だいきちが持っているOLYMPUS OM2000 とベースが同じ兄弟機だ。

機械式シャッター(最速1/2000)、露出計内蔵(TTL中央部重点測光)、軽い(420g)と条件を満たしており、中古価格も1万~2万円くらいだろうか。

ちなみにまだ現行機なので、新品で買うこともできる。

今日、ヨドバシカメラの店頭で見たら、ズームレンズ付きで67000円(ポイント10%)くらいだったな。




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中古カメラ店で探していると、出物があったので、見に行ってみた。

グリップにべたつきがあるものの露出やシャッター等に問題はなく、1万円以下だったので購入と相成った。

以前、ブログで交流のあるRikkieさんにアドバイスをいただいたとき、「FM10はグリップにべたつきがあるものなら、1万円以下で狙えるでしょう」 とおっしゃっていたが、さすがの相場観、生き馬の目を抜く中古カメラ業界で長年生き抜いてきた歴戦の勇者だけある。


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OM2000 と並べてみる。

ベースは同じだけど、よ~く見ると微妙にボタン類が異なる。

OM2000 には、正面にはセルフタイマーレバーしかない。

これはオリンパスの場合、レンズ側にプレビューボタン(絞り込みボタン)やレンズ取り外しボタンが付いているからだ。

またニコンとオリンパスは、レンズ着脱方向が逆なので混乱する。



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FM10 の場合は、ボディ前面に、①プレビューボタン(絞り込みボタン)が付いている。

②はセルフタイマーレバーだが、OM2000 とはデフォルトの角度が異なる。なんでだろう。



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③が測光ボタン、④がレンズ取り外しボタン。

シャッターボタン半押しでも測光できる。


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軍艦部を比べると、OM2000 には、スポット測光ボタン(黒矢印)が付いている。これは逆光やポートレートなど、特定の場所の明るさを測りたいときに便利だ。

また通常のオリンパスのボディの場合、マウント部分にシャッターダイヤルが付いているので、軍艦部のシャッターダイヤルでシャッタースピードを切り替えるのは多少違和感がある。

さらによくよく見ると、OM2000 と FM10 のシャッタースピードの数字はフォントが異なるな。



で、先日外出する機会があったので、FM10 が正常に使えるのか試してみた。

レンズは Voigtländer NOKTON 58mm f/1.4 を持っていくことにした。

これは一見ニコンの風貌に思わせといて、実は両方ともコシナ製、というトリックだ。



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NIKON FM10  Voigtländer NOKTON 58mm f/1.4 Kodak UltraMax400


NOKTON は、NIKON D610 やDf で使うことが多かったけど、久しぶりにフィルムカメラで撮ってみた。

開放付近ではふんわりとした描写だ。


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NIKON FM10  Voigtländer NOKTON 58mm f/1.4 Kodak UltraMax400


超逆光で撮ったが、さすがに厳しいようだ。



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NIKON FM10  Voigtländer NOKTON 58mm f/1.4 Kodak UltraMax400


夕日で逆光だったが、彩度の低下もなく、雰囲気よく撮れた。




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NIKON FM10  Voigtländer NOKTON 58mm f/1.4 Kodak UltraMax400


雲の質感や暗部もいい感じだ。



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FUJIFILM X-Pro2  XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS


X-Pro2 でも撮ってみたけど(アンダー目)、雰囲気が似ているな。



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NIKON FM10  Voigtländer NOKTON 58mm f/1.4 Kodak UltraMax400


遠景で開放だったけどそれなりに撮れている。




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NIKON FM10  Voigtländer NOKTON 58mm f/1.4 Kodak UltraMax400


とまぁ、ボディと久しぶりのNOKTON のテストだったけど、とりあえず問題なさそうだ。


FM10 と Ai 50mm f1.4 を合わせても 約700g と、F3 HP ボデイ単体より軽い。

これなら負担なく通勤や旅に持っていけそうだ。