住宅FCの仕事もやっています。最も困ることは加盟店が工事途中の物件を残して倒産することです。完成保証保険を掛けていますが、ルールどおりに手続きをしていれば施主に何の被害もありませんが、過払い(ルール以上にお金を回収している)により保証されない場合もあります。具体的には工務店が資金繰りに困り、ルールでは契約時には工事金額の10%しか請求できないのに90%請求し回収しているような場合です。その場合どうなるか? 重複してローンを組まないと家を建てることはできません。過去私は5人の方に重複ローンを組んでもらったことがあります。
2人はサラリーマン、3人は自営業の方でした。
職業により対応がまったく異なります。名古屋のサラリーマンの方(800万円の追加ローンが必要だった)は、奥さんがショックで寝込んでしまいました。もう1人のサラリーマンの方(600万円の追加ローン)は、同居を楽しみにしていたお母さんが入院しました。今はどちらも元気でされていますが、当時は大変でした。
一方自営業の方は、全く異なります。状況が分かるまでは同じですが、理解していただくと「小学校の同窓生の○○を信じたのが馬鹿だった。まあ金はもう一度稼いだらいい」と突然前向きになります。私の経験時上最も高額は、福岡中洲でラーメン屋をやっている親父(60歳前後)です。小学校の同窓会に出席し、同窓生がゼネコンを辞め工務店を経営しているのを知りました。ちょうど九州で地震があり自宅がかなり壊れたので、
ご自宅とさらに仕事を一緒にしている息子2人の家、合計3棟を某工務店に発注しました。手付金とし4000万円支払いました。手付金支払いから2週間後某工務店は倒産しました。保証は0円です。
 サラリーマンは引き算の生活です。給与を自分で決める権利がないのです。一方自営業者は給与を自己決定する権利があります。「損をしたら稼げばいい」と前向きになれるのです。逆にサラリーマンの場合800万損をすると、「回収するのに何年かかるか」
という計算をするようになります。他に収入がないし給与を自分で決めることが出来ないからです。名古屋のサラリーマンの方は、「800万円貯めるのには普通で8年はかかる。ローンを支払いながらなので20年かかる」と嘆いていました。ラーメン屋の親父は「資金繰りに俺の金を使ったのか。完成保証があるから絶対心配ないといっていたのに」、さらに「どうせなら、女に貢いで会社を潰したのなら俺も少しは救われるのに」と言っていました。 さらにこの話には、驚愕の事最終章に続くのですが、連休明けに書きます。お楽しみに