黄金大吉の「金なくて何でこの世が浮世かな」

がん・競馬・株にまつわる話を中心とした元気を発信するブログです。2015年12月大腸がん手術、16年11月肝臓13か所に転移・手術。現在、再発し4箇所にがん、リンパ節にも転移。レベル4進行がん。「新大腸がん闘病記」、土日は「一攫千金予想と最終レース」、日曜日Gレースは「たまに当たる万馬券競馬新聞」を配信中。

2016年11月

生命をもらいました!(新大腸がん闘病記No81)

なんとか生きています。
博士は「悪いところは全て取り除きました、手術は成功です。よく頑張ってくれました」と。

大学病院は完全な分業制になっています。
化学療法の医者は、がんを縮小させ手術が可能な状態まで持っいく。麻酔科の医者は手術中の麻酔量、術後の麻酔種類の決定。検査医は、10種類の検査を事前に行い、手術が可能な体力を保持しているかを調べます。そして最後に手術するのが外科医。競馬でいうと外科医は騎士、花形です。どんなに優秀なスタッフがいても、騎士がミスしたら全て終わりなのですから。

外科医のリーダーは博士、コンピュータを使い大吉の肝臓をCGで、何度もシュミレーション手術を繰り返したようです。「ミリ単位の手術ですが、計算上は上手くいきます」。 ただ、事前検査はしょせん検査です。手術では何が起こるか分かりませんとも。

大吉は地元病院の主治医からは「うちの病院では、8個になったがんを削除する施設もない、削除する技術もない。岡大ならがんを完治させることができる」と。

化学療法の主治医は「あなたのがんをコントロールするのが私の仕事です。2回の手術が必要です」と言われました。お二人とも、楽観的な話しでした。おかげで手術前まで、楽しい生活がおくれました。

外科医、博士の話しに曖昧な点は一切なし、がんは縮小しているが13個に増えている。全部をいっぺんに手術するのはミリ単位で、かなり難しい手術、岡大でも年に1.2例しかない。

「13箇所に転移、少し前なら余命をいうところです」、大吉に取り憑いたがんはかなり元気ながんのようです。

「私は潜在がんと呼んでいます。人間の力では発見不能ながんです。潜在がんが潜んでいる確率なななり高い」と、ただ顕在化しない場合もある、しても今回のような大がかりな手術にはなりません」
話しを聞くと「潜在がん」という言葉は博士
の造語、学会に発表したのでしょう。

手術は朝8.30分から、配偶者に手術終了後の説明があったのは19.30分、11時間の手術だったようです。

大吉に意識が戻ったのは翌日の8時、集中治療室。約24時間眠っていました。手術当初は痛くてわめいていたことだけは覚えています。前回の大腸がんの時は、手術中は痛みが全くありませんでしたが、手術終了後8時間後から地獄の痛みでした。大吉の推測ですが、麻酔医が初期段階での麻酔量の設定を間違えたのだと思います。ただ起きた時には全く痛みはありませんでした。今回は麻酔が効いていたのです。徐々に痛み出しました。

昔競馬仲間で麻酔医がいました。麻酔量の設定には何度やっても後悔ばかりだと言っていました。多く使うと術後の回復に影響する、
- [ ] 少量だと患者は大変な痛みを感じる。麻酔が効きにくい体質の人はかなるいるそうです。「やってみないと分からない」とよくボヤいていました。

岡大では一般病棟では患者1/7人に一人の看護師、集中治療室では1/1人の看護師が付きます。集中治療室の凄いところは、事前にリスクを感知して、対策をすることです。例えば尿の量から、肺に水がたまっていることを発見するのです。たいしたもんです、感心しました。発見が早かったので数時間の苦痛ですみました。

昨日集中治療室から一般病棟に帰って来ました。痛みは続いています。博士チームの若い医者に聞くと「頭に近いほど痛みは強くなる、大腸の手術より肝臓の方が痛みは強くなります」と。

前回の大腸の手術でも痛みが取れるまでは1ヶ月、完全に取れるには3ヶ月かかりました。今度もそのくらいの覚悟が必要なようです。

順調に行けば1ヶ月後退院できるそうです。
生命を貰った心境です。何に使うか?考えています。



最後のブログになるかも?(新大腸がん闘病記No80)

病院の出口は3つ。
入院先の病院では治療不能と診断され転院をすすめられる。大吉は去年12月に体験しました。腸閉塞と診断され、4日間の入院で逆に悪化。5日目の朝、配偶者の車で別の病院へ。出口が見えず、当然体調悪化、かなり暗い気持ちになりました。

通常の退院。病院で働いている医師、看護師全ての関係者は患者の退院を喜んでくれます。職業的使命感が満たされるのです。工務店なら住宅の完成です。大吉は1月に経験しました。

そして最後は死亡退院。これは大吉はまだ未経験。病院は死亡が確認されると電光石火で患者ではなく死体を病院から出す手続きをします。

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明日8.30分から手術。手術前の検査で肝臓に転移した大腸がんは、8個から11.13個と増えました。体内写真もMRIもあればCTもあり複合的な検査で発見されました。腫瘍マーカーは良化していましたが、がんは拡散していたのです。

博士によると潜在がん、今の技術では発見できないがんも残っている可能性も高いそうです。大吉の大腸がんは短期間で13まで増殖しました。たぶん潜在がんは残っていると思います。顕在化しないことを祈るだけです。

大吉は株式投資からがんを考えています。今、がんの特効薬が発見されつつあります。ここでがんと心中は、競馬ならゴール直前での落馬。落馬して欲しいのはがんの方です。

全ての生物は、種を増やすことが存在理由です。エボラウィルスも感染を繰り返し種を増やそうとします。がんはいくら増殖しても、大吉が死んだらがん細胞も死にます。なんとアホは細胞なのか。がんの生存目的を一度聞いてみたいものです。

合併症として一番怖いのは膵炎だそうです。確率を聞くと5%。「うちでも年間1000人の手術をして50人」と博士。「5%、そんなもんですか」と大吉が答えると、他の合併症は1%以下だそうです。

ただ合併症1%以下であっても、0ではありません。手術中に急性心筋梗塞で急死という可能性もあります。意識が戻らない場合も考えられます。このブログが最後という可能性はあります。

術後は、集中治療室へ。27日のジャパンカップは観戦できるかどうか分かりません。

司馬遼太郎「国取り物語」、主人公の斎藤道三は「人生にはやることと待つことしかない」。
この局面、大吉にと丁とでるか半とでるか、待つしかありません。













鼻からチューブ(新大腸がん闘病記No79)

今日は8.40分から、博士(外科手術の主治医 ひょっこりひょうたん島の博士にそっくり)の診断。というより、肝臓を投影する機械を使い、4人の医師にどういう風に切っていくのか説明していました。

10分ほど説明してから、突然英語での説明に。後で分かったのですがお一人は中国から勉強に来ている医師だそうです。そういえば小平に少し似ていました。

トランプの英語は多少分かりますが、博士の英語はほとんど分かりません。分かったのはディファレントという言葉くらいでした。

10時20分より、肝臓の検査。右手から点滴で薬剤を投入,15分おきに3回左手から採血。血液の変化で肝機能が分かるそうです。

そして13.10分より、カテーテルを肝臓に挿入。ストレッチャー(寝ている状態で移動)
で手術室へ。

スタッフは6人、口から麻酔、注射までは覚えいますが後は眠っていました。起こされた時には鼻にチューブ、肝臓の2番地までにチューブは入っているそうです。3時間かかりました。たいして痛くなかったのは幸いでした。

右鼻からチューブ、けっこう面倒です。さらに今朝から絶食。明日、血液検査でOkがでるまでだそうです。水も夕方まで禁止でした。

ここ二週間、味覚障害、歯の腫れもあり食欲なし。体重も62Kから58Kに落ちていました。1日程度の絶食はたいしたことはない、と考えていましたが間違いでした。やはり苦痛です。

夕方担当の麻酔医。前回の大腸がん手術の時は、術後大変な苦痛。医学雑誌を読むと「今まで体験したことのない痛み」とよく書かれていますが、まさにそれです。

前回の病院は麻酔医不在、別の病院から来ていました。今回は大学病院なので 常時いるので少し安心です。ただ痛いのは覚悟しています。

来月で、大腸がんとの戦いは1年になります。もう完全な健康を状態を忘れています。







年に1.2回の難しい手術(新大腸がん闘病記No78)

「かなり難しい高度な手術です、輸血の同意書もお願いします」とひょっこりひょうたん島の博士。

午後から夫婦で病院へ。地元の病院では手術前の説明は、主治医と同席する看護師だけでしたが、大学病院では6人。博士が話し、必要なところでは助手の方がタイミングよく書類を出します。

大吉の肝臓CG、これには驚きました。「計算させたら50%の肝臓を切り取ることになります」と博士。 何度もCGで手術のシュミレーションをしたようです。「ミリ単位の手術です」と博士。

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知りませんでしたが、肝臓には1-8までの番地があります。3.4.8を削除、2は計算上は残せるそうですが、ミリ単位の手術。最悪は削除する可能性も。ここが今回の手術、最大の難関だそうです。

2回の手術が必要と聞いていましたが、1回で全て削除予定。時間は24日 8.30分から、夕方まではかかるそうです。かなりの出血が予想されるので輸血も。非国民氏は献血が趣味。非国民氏の血液が大吉に注入の可能性もあります。

16日の検査でさらに小さいがんも発見され、転移したがんは13。

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「多発13箇所、2年前なら余命宣告」だったそうです。今は抗ガン剤がよく効くようになり、がんを小さくし最後は外科手術ができるようになった。ただし大吉の場合、多発しているので肝汁線を残しながらの手術となるので、かなり高度な手術だそうです。
⭐︎今回も数えたらちゃんと13個ありました。

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写真が削除部分と残った肝臓。うまくやってほしいと祈ることしか大吉には残されていません。

「あくまでも検査ですから」と博士。検査では手術に耐えれる心臓、肝臓機能ありという判定でしかたが、手術は6-10時間。合併症として、術中は呼吸不全、術後は肝不全、、、、。とにかく、たくさんの合併症があり、最悪は術中に死とまではいいませんでしたが、それなりのリスクはあるそうです。

医師は言葉を選んで話します。山本農林大臣は見習うべきです。






明日、病院にGO!!! (新大腸がん闘病記No77)

 明日から5回目の入院。入院は少し、かなり、だいぶ憂鬱になります。普通なら1回の手術で終わりですが、大吉の場合は今回の手術は通過点。主治医から2回の手術が必要だといわれいます。肝臓に11箇所も転移しているのです、素人考えでも1回で全削除は難しいと思います。

 手術すると2.3日は自分の意思で体を動かすことができない、シャワーも1週間は無理。最初は点滴で栄養補給、3分粥、5分粥、そしてようやく普通のご飯。また病院食はまずいのにも閉口します。

 いいこともあります。デイトレにまず負けなくなります。尊敬するギャンは「調子の悪い時にトレードはするな」が取引ルールの1つですが、じっと携帯で株価を見ているだけで楽しくなります。大きくはできませんが最低取引100株で売買しているとまず負けません。もちろん術後かなり回復していないとできませんが。
モブキャスト

 今、デイトレするならこの株です。一日で50円以上の変動があります。病院デイトレ日記でも書こうかと考えています。

 また創作落語のタネを見つけるには最高の場所のはずです。マーク・トゥエインによると「天国にはユーモアがない」そうですから。

 愚痴を言っても仕方ありません。明日、病院にGO!!!!



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