大黒正宗blog

安福又四郎商店の公式ブログです。

2009年09月

灘酒研究会 (飼い主)

昨日は「灘研」の酒質部会に参加いたしました
灘にある大小全ての酒蔵の技術者が集まる研究会です。
部会ごとに毎年色々なテーマを決めて活動しております。
今回はテーマの内容も行われた場所も異例
大変おもしろかったのでそれはまたの機会に…

灘研は他所の酒蔵の方と触れ合える絶好の機会
技術量も研究量も情報量も、もう、うーんと違う大手の酒蔵さんと、
(しかも研究所の所長さん方や工場長さん方もいらっしゃいます)
いつまでたってもペーペー若輩者のわたしが同席させていただけるのです。
ほんとうにありがたく、毎回、学ぶこと満載です
参加するたびにモチベーションが上がります
『話す(情報交換)』の大切さ、今更ながらあらためて感じます

ところで今回の会でこんな話があがりました。

「今の大学生(若者)に、日本酒っておいしいんだ!という出会いをしてほしい」

思い返せばこの出会いはわたしにもありました
それは“近つ飛鳥・大吟醸”(グラス700円←学生でも手が出た)@焼鳥屋さん

わたしたちにできること、やるべきことはまだまだたくさんありそうです








深イイ話 (飼い主)

本日の島田紳助さんの深イイ話から・・・

この道73年の風鈴職人さんのおはなし。
その方が、その世界で生き残っていくために
「技術」よりも大切にしていることがあるそうです。
それは「営業と経営」だそうです。
その方はお弟子さん達に、風鈴作りの技術だけでなく、商品の売込み方から
接客の仕方まで教えはるそうです。

もちろんしっかりとした技術をもっているからこそのお言葉だと思います。
でも、その作り手の技術も、買い手に伝わって受け取って(買って)もらってこそ
生きてくるんですよね

一般的に職人さんは「頑固で無口」とか「はなし下手」だとかのイメージがあります。確かに人と話すのはエネルギーも要りますし、しんどいこともあります。
しかしそのイメージに甘んじてそれを避けてはイケナイな・・・と反省
苦手でも努力することでたとえうまくいかなくても何か得るものはあるはずですよね。
人と人とのつながりをもっともっと大切にしたいものです。
実際、蔵のトップの杜氏さんには人当たりがよく、話し好き(上手)でなおかつ腰が低い方が圧倒的に多いと感じたりもします。

あれっ、私なんぞ技術者かどうかも怪しい
とにかく日々精進します







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