転職して2か月半経ちまして、あれよあれよというまに、忘年会シーズンであります。早く会社に慣れたいので、久々に幹事なるものをやってみました。歓迎会と忘年会をかねてです。総勢、30名ほど。しかし、何かと苦労しました。
ポイントは、
・顔と名前が一致しない。
社員はわかるのですが、常駐の方で滅多に交流のない、テストチームの方や、システムの他の部分を作っている方は、会話をしないので名前が覚えられません。
・流儀がわからない
これは致し方ないですが、幹事がどこまで仕事をするかは、その会社や学校のグループでの暗黙の了解があると思いますが、それを把握するのが大変でした。僕としては、前職より幹事はこき使われるカルチャーみたいで、かなり気を遣って大変でした。
転職は基本的に0からのスタートですから、前の会社でどんなに上のポジションにいたからといって幹事なんて新卒でもないのにできねぇ!
では、いかんと思いましたので、あえて率先してやってみました。
何かと勉強になったし、楽しんでもらえて良かったです。ということで良かった点。
社員と派遣で来ている人達が、別で固まることが多いのですが、幹事は末席に座るので、たまたま社員で唯一、派遣さんのグループの中に座ることができて、色んな話ができました。みなさん、僕が社内移動でやってきたと思われていたらしく、30人くらいの零細企業から来ました等々と話していると、どうも、自分たちと同じ仲間だと思ってくれたのか、小さい会社勤めの奴は、経験が豊富だから、相当なもんに違いない。と、何故か見込まれてしまい、昔の会社の苦労話で盛り上がりました。みんな同じ思いをしているんだね。
ただ、1点気になることが、ある人が、「今は仕事発注ヒエラルキーの最上部の会社にいるから、昔の会社に発注して威張れるのではないですか」と質問してきた人がいました。飲み会の席だから、ギャグで言われたんだとは思いますが、小さな会社だからこそ、1つの技術を武器にして、大手に対して威張らせないことが大切なんではないでしょうか。それはかなり根性がいるし技術的な裏打ちも必要なのですが、少なくとも僕は6年間そう思って働いてきたし、お客さんにもその姿勢でお付き合いさせて頂きました。威張るとかどうのとか言っているようでは、一生下請け根性が抜けきらないと思うのです。
下請けは嫌です。だから、お金をもらって、自分たちにしかできない技術を売る零細企業をいつか作って、あの少し間違えるとプレッシャーで病気になりそうな闘いの日々に戻りたいですね。まだ、昔の後遺症が癒えずにその根性がないけど、そのときは下請けにはなりませんよ、絶対に。