「新吾捕物帳」三番勝負番外編

森田新吾(もりた・しんご)。1969年1月生まれ。大阪市内の某普通郵便局で郵政3事業の外務をすべて経験。当時から髪の色は金、茶かオレンジ。酔うと郵便局の悪いところを語り出すのが短所と言われている。97年に退職。某競輪専門紙、某スポーツ紙(ボート、競輪担当)を経て、2002年にデイリースポーツへ。当初は競輪担当だったが、03年4月から10年2月まで児島ボートを担当。10年3月から競輪、ボートの取材で各地を回っている。趣味は演芸鑑賞。漫才師の故・若井たまるさんが経営していた立ち呑み「たまやん」で生ビールを呑むのが好き(現在は別人が経営)。ツイッター(@shingo_1969)でこのブログの更新情報が確認できます。

2016年06月

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【競輪】久留米で守沢太志が記念初優勝!チFは滝本泰行が制圧

久留米競輪「G3・開設67周年記念・第22回中野カップレース」はきのう(28日)最終日。9Rでレインボーカップチャレンジファイナル、12Rで決勝戦が行われた。

まずは9R。レインボーカップA級ファイナルは...。
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(9)滝本泰行(20)=岡山・107期・A3=が1着。打鐘で田村風起(滋賀)が先行態勢に入るが、単騎の伊藤慶太郎(埼玉)が猛然と仕掛けて先頭へ。吉武信太朗(愛媛)-岡田啓渡(愛媛)が続くが、番手にハマった田村にけん制されて失速。愛媛勢に続いて外を踏んだ滝本はグングンと外を踏み上げ、最終3~4角で出切り、先頭でゴールした。勝負どころで8番手となり、自ら仕掛けようとした瀬戸晋作(長崎)は、最終的に滝本を追う形になって2着。直線で伊藤をかわした田村が3着に入った。1~3着の滝本、瀬戸、田村は6月29日付でA級2班に特別昇班した。

ラストの12R。決勝戦は...。
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(4)守沢太志(30)=秋田・96期・S1=が1着。レースは新田祐大(福島)-守沢、古性優作(大阪)-村上義弘(京都)、木暮安由(群馬)、徳永哲人(熊本)-松岡貴久(熊本)-坂本亮馬(福岡)-園田匠(福岡)で周回。赤板で徳永が動くと、合わせて古性が上昇して先行。3番手に入った松岡が最終ホームで巻き返す。2角から新田がまくり上げるが、坂本が3角でけん制。そのとき、中を突き抜けた守沢が1着でゴールした。地元記念連覇を狙った坂本は惜しくも2着。園田が3着に入った。本紙HPに記事が出ている。

守沢は2014年9月の岐阜以来、2回目の記念優出でG3初優勝。「新田君について行くことだけを考えて走った。新田君が(けん制されて)上に行ったので、内に入れたら前がうまくあいてくれた。まさか記念で優勝できるなんて...」と守沢は優勝にも実感が湧かない様子で、さわやかな笑顔を見せるだけだった。

着実に力をつけてきた守沢。今後は記念覇者として今まで以上に注目を浴びるが「また新田君と走れるように、高い舞台で走りたい」と前を見据えていた。

久留米記念が終了。次のG3は福井記念(7月2~5日)。

まるがめボート「G3・ウエスタンヤング」PR隊が来社!

まるがめボート「G3・第3回ウエスタンヤング」(30日~7月5日)PR隊がきのう(27日)、大阪市のデイリースポーツを訪れた。本紙HPに記事が出ている。


関係者とともにやってきたのは...。
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近江翔吾(23)=香川・107期・A2=(写真中央)とブルーナイターエンジェル(BNA)のMIYABI(左)、HARUKA(右)。近江は「地元の意地を見せたいです。この大会にはあと7回出場できますが、全部勝つくらいの気持ちでいきます」とアツく語った。

このまるがめG3は松尾祭、近江翔吾、石丸海渡、古田祐貴(いずれも香川)、小坂尚哉、尾嶋一広高野哲史(いずれも兵庫)、岡崎恭裕、西山貴浩、松崎祐太郎、篠崎仁志、小野生奈、松田大志郎、岡村慶太、竹井奈美、塩田北斗(いずれも福岡)、海野康志郎(山口)、宮地元輝、山田康二、上野真之介(いずれも佐賀)、桑原悠(長崎)、渡辺和将、樋口由加里、喜井つかさ、山田佑樹、長谷川雅和(いずれも岡山)らがシリーズをにぎわせる。

とにかく、きょう(28日)の本紙をご覧ください。クオカードプレゼントがありますので...。

【ボート】蒲郡で山崎智也がグラチャン連覇!SG通算11回目の優勝

蒲郡ボート「SG・第26回グランドチャンピオン」はきのう(26日)、12Rで優勝戦が行われ、3号艇の山崎智也(42)=群馬・71期・A1=が4コースカドから豪快にまくって1着。昨年の宮島に続く、グラチャン連覇を果たし、歴代3位となる通算11回目のSG制覇を果たした。2、3着は瓜生正義(福岡)、重成一人(香川)。1号艇で人気を背負った魚谷智之(兵庫)は5着だった。本紙HPに記事が出ている。
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昨年と違う赤いカポックのトモヤ。だが、勢いは変わっていなかった。3号艇ながらも4コースカドを選択し、S後に一気の伸び。「(1Mで)飛ばされるかと思ったけど、勢いがついてたし。伸びも良かったし、ターンも良かったですね」と納得の表情。意外にもこれがナイターSG初優勝で「夜遊びしなかったのが良かったのかな」とおどけた。

頂点に立った昨年と違い、今年の山崎はペラ調整に精彩を欠く。前走の桐生周年ではエース機を引きながらも準優敗退。地元で期待を裏切った。今節は一切ペラ調整をしないことを決断。「今まで走ってきた中で、何も(調整を)しないというのは初めて。時間が長いですね。前の人のセッティングだったし(優勝の)実感はないんですけど。ホント新美(恵一)さんのおかげです」と、前回使用者に感謝しきりだった。

この次のSGはオーシャンカップ(7月13~18日)。舞台の奏恵夫人(旧姓横西)のホームだった鳴門だ。徳島支部から誰も参戦できず「徳島チームもいないし、準地元のつもりで走ります」とキッパリ。トモヤは徳島支部の思いを背負うと同時に、グランプリ連覇への道を突き進んでいく。

【競輪】「鉄人」伊藤公人ラストランに関係者300人

「F2・e-SHINBUN賞争奪戦」最終日が行われた大宮競輪できのう(25日)、「鉄人」の異名を取った伊藤公人(59)=埼玉・40期・A3=が4Rの4着を最後に引退した。トップレーサーの平原康多(34)=埼玉・87期・SS=ら関係者約300人が鉄人のラストランを見守った。力を振り絞った伊藤は検車場に引き揚げて「やり尽くした」と語った。本紙HPに記事が出ている。
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レースは先導役の山中孝一(埼玉)が打鐘で先行態勢に入る。番手の伊藤は最終4角まで絶好の展開だったが、ゴール前で伸びを欠いて4着に沈んだ。

選手生活を全うした伊藤は「人生は長い。誰でもいろいろ背負いながら生きている。俺も肝炎を患い復帰したが、またもや病魔に襲われた」と打ち明けた。1977年にデビューした伊藤は26歳で肝炎を患い、約3年間も闘病生活を送った。その後は、S級2班からB級2班(当時の最下級)まで降格しながらも復帰。93年には「G1・日本選手権」(立川)で決勝進出を果たした。

しかし、2015年3月から今年5月まで長期欠場。息子で競輪選手の伊藤慶太郞(22)=埼玉・107期・A3=の競輪学校卒業前に胃がんを告知され、再び闘病生活を送った。

苦悩の連続だった競輪人生を振り返りながら、伊藤は「ファンの声援が一番だったな。さまざまな葛藤はあったが、気持ちを強く持ったことで、ここまでやれた。競輪は人間の力で勝負する。こんなに素晴らしい競技はないよ」と後輩たちにメッセージを送った。

伊藤は通算422勝(2588走)、優勝41回。S級在籍時はG1、G2などの特別競輪に数多く参戦。93年3月の立川「日本選手権」、96年9月の岐阜「オールスター」では決勝に進出している。

【ボート】元ボクシング日本王者の金光佑治が初1着!デビュー404走目

「関東、近畿、九州地区対抗戦マクール杯」開催中の多摩川ボートできょう(23日)、ボクシングの元日本ミニマム級王者からボートレーサーに転身した金光佑治(32)=大阪・111期・B2=が、1Rをイン速攻で制し、デビュー404走目にして待望の初1着を挙げた。本紙HPに記事が出ている。
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金光は六島ジム所属で2003年4月にプロボクサーとしてデビュー。09年3月に東京水道橋の後楽園ホールで行われた日本ミニマム級タイトルマッチで10回KO勝ち、日本王者のベルトを獲得した。しかし、この試合直後に病院に搬送され、頭部にダメージを受けた。そのため、JBC(日本ボクシングコミッション)から引退勧告を受け、同年5月にタイトルを返上して引退した。その後はボートレーサーを目指して11年にやまと学校に入学。12年11月に住之江ボートでデビューした。

なかなか初勝利を挙げられず苦しい戦いが続いていた金光が、ようやく先頭でゴールインする瞬間が訪れた。「うれしい。師匠の原田さんの前で水神祭を挙げられたのが何よりもうれしい。今節からスローに入るので、いつも以上に減量をしてきた。Sは全速で行けた。意外とプレッシャーはなかった。エンジンのおかげ。これからも1走1走、気持ちを入れて頑張りたい」と喜びを語った。

目前で弟子の初勝利の瞬間を見届けた原田秀弥(37)=大阪・82期・A1=も「良かった。これだけ負けていたし、まさか自分がいる開催で初1着を獲るとは思わなかった。しかも、地元の住之江ではなく、関東の多摩川でやるなんて不思議やね」と感激の表情だった。

また、ボクシング時代の師匠である六島ジムの枝川孝会長も喜んだ。「やっとやなあ。『今回から内寄りのコースに入れるから、自信ある』って言うてたしな」。舟券歴約40年の枝川会長は、金光の出走レースを全てチェック。近況報告で泣き言が増える金光に、「そんなことしか言えへんのやったら、やめてまえ」と一喝したばかりだった。
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