2009年11月29日

何(語)で伝えるか・・−日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で

日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で
日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で
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しばらく(といっても1年以上だけど・・)blog更新を止めてから気づいたのが、「明らかに読む本の量減ったなぁ〜」ということ。

全く読んでないわけではないんだけど、アウトプットを意識しない読書はなんとなく無味なものにも感じる・・。

だから、というわけではないけど、更新を再開。

目次

第一章 アイオワの青い空の下で〈自分たちの言葉〉で書く人々
第二章 パリでの話
第三章 地球のあちこちで〈外の言葉〉で書いていた人々
第四章 日本語という〈国語〉の誕生
第五章 日本近代文学の奇跡
第六章 インターネット時代の英語と〈国語〉
第七章 英語教育と日本語教育


読もう読もう、と思ってたらかなりの期間積読してしまった・・。
ネットの書評でお腹いっぱい感もあるけど、改めて読了。


だが、それでも、これからの四半世紀、漱石のような人物が日本語で書こうとするのであろうか――ことに、日本語で文学などを書こうとするであろうか。


何かしらの研究論文を書いていく人にとってみれば、この本で書かれているような事象はもう随分前から認識されているように思える(これは理系/文系限らず)。自分が書く論文の影響度合いを考えれば、英語で書く(≒欧米の論文雑誌に投稿する)のは当然な流れなわけで、少なくとも、自分の周りの人間は実際皆そうしていた。

認識している現状ではあるけど、ビジネスの世界に身をおくようになって、英語を使っていないこの実状・・。少し焦りのようなものを感じる・・。

「使っていない」じゃなくて「使おうとしていない」が正しいのかな。
Project的に、事実上しばらく英語は使わない状態は固そうだけど、その間も、その後必要になる種を仕込んでおかないと、と改めて感じた1冊。


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2009年11月23日

再開

blog、再開(約1年振りか・・)。

取り急ぎ宣言まで。

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2008年09月22日

軌道修正

9月は一本もブログを投稿していないことに気づいた・・・
もう下旬で10月が近づいているというのに・・・

今年からはじめたblogだけど、これだけ投稿の間が空いたのはたぶんはじめて。改めて、いつのまにか良い意味でblogが自分にとってのバロメータになってくれていることに気づく。

正直、ブログ投稿の時間なんてものは作ろうと思えば作れるもので(いつもたいした記事を書いているわけでもないし・・)、「忙しい」は理由としてまったく適切じゃない。実際、この間投稿する時間はいくらでもあったし(笑)

どちらかというとメンタル的な部分が大きくて、まあスランプというと大げさだけど、「なんとなくのらない」状態なんだと思う。書評(というか読感)を書いてることが多いから、はっきりいってblogを投稿していない間は読書も滞ってる(10冊くらいは読感は滞ってるとはいえ)わけで、blogに限らずやろうとしていたことがいろいろ滞ってる。

ただし短期的にみれば多少ネガティブかもしれないけど、こういう状態の時間は自分にとって不定期で絶対必要。これは絶対そう。うまく表現できてないけど、こういうときはいろいろな意味で「自分を棚卸」(なんだそりゃ・・)しているんだと思う。

(仕事とかの小さい範囲じゃなくて大きな意味での)次に向けて、改めて自分と周りについていろいろ考えをめぐらせてる状態。要は、常に限られた時間を最大限活かすための軌道修正中。

幸いこの状態からも脱出しつつあり。
脱出のきっかけの処々の出来事に感謝です。
さて、やりますか。

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2008年08月31日

「あたえる」を−あなたがあたえる 大富豪ピンダーの夢をかなえる5つの秘密

あなたがあたえる 大富豪ピンダーの夢をかなえる5つの秘密


「成功のための5つの法則」について、野心満々の若者ジョー(信託会社勤務)が月曜〜金曜に5人のゲストに会いながら学んでいく、というゆる〜いストーリーが展開される本。

200ページあるけど、挿絵があったり字が大きかったりで、文章量的にはかなり少ない。なので、5つの成功の法則自体を引用してしまうと、それ自体が本書の内容そのものでネタばれになってしまうので、引用は差し控え。。

法則について、一貫して共通しているのが「あたえること」。

読了後考えたのは、仕事において、クライアントや同僚・上司に対して、自分はどれだけのことを「あたえているか」・「あたえられているか」ということ。この視点から日々の仕事を見つめなおしてみようと考えさせてくる本。

みつめなおしたあとは、「あたえる」行動を実践してみよう、とも思わせてくれる本だったので、簡単ではないけど、体感もしてみたいと思います。




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2008年08月28日

読書と勉強

生命保険 立ち上げ日誌: 脱・ノウハウ本

を読んで、同感。
読書と勉強は違うと思います。

同じ"本を読む"でも、"読書"として向き合うのか、"勉強"として向き合うかでまったく違うと感じますし、その違いを意識して本に向き合っているつもりです。

教科書的な価値のある本に関しては、やっぱり反復的に、本質的な部分を自分のものにするために、苦しいけど"勉強"する。ビジネスの基礎スキルとなるような分野については、そういう"勉強"が必要だと思う(もちろん自分もその過程)。この場合は教科書としての本の選定もすごく大事かと。

その一方で、教科書というよりはHowTo的な本に関しては、パッと読む程度でちょうどよいと感じます(厚さにもよるけど、1〜2h)。誰かと飲みにいくのと同じで、「なるほど」や「たしかに」やその他印象的な点が1〜2点あればそれで良しだと思います(実際飲みに行ってたくさん話しても、不思議と特に印象に残る話って1、2点だったりするし)。

働きはじめてから"勉強"することのハードルの高さを日々感じますが、そこの壁は越えるべく精進、というところです・・・

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2008年08月25日

日本社会とITと−ジェネラルパーパス・テクノロジー 日本の停滞を打破する究極手段

ジェネラルパーパス・テクノロジー 日本の停滞を打破する究極手段 (アスキー新書 70) (アスキー新書 70) (アスキー新書 70)


インプット(読書)は滞ってないのにアウトプット(blog)が滞っている状態・・。何かしらのアウトプットに関する技術的革新を熱望。。と言っていてもしょうがないので、とりあえずは地道に読感を記していきます。

で、本書。
月刊アスキーで紹介されていたのをきっかけに購入。

目次

はじめに

■第1章 ITは経済社会の基幹技術
1 世界経済構造の地殻変動
2 日本のIT事情を象徴する金融システム障害
3 ITはジェネラルパーパス・テクノロジー

■第2章 ITとは何か?
1 一九八〇年代~九〇年代前半に起きたコンピュータ・システムの大変化
2 クライアント・サーバー型モデルとオープンシステム
3 新しい通信ネットワークと出会ってITが誕生した

■第3章 日本の情報システムはどうなっているか?
1 心臓部にあるレガシーシステム
2 銀行・政府・交通・小売り・製造業の現状
3 日本特有の課題がある

■第4章 日本の電子政府は「おもちゃ」
1 驚くべきレベルに達しているアメリカの電子政府
2 日本の電子政府は本当に「電子」の政府なのか?
3 電子政府に対する基本姿勢が間違っていないか?

■第5章 ITが経済社会の基本構造を変えた
1 ソ連型の計画経済から、アメリカ型の市場経済へ
2 恐竜型巨大組織から、動きの速い小組織へ
3 巨大企業による垂直分業から、専門化した企業群による水平分業へ
4 九〇年代以降の日米経済構造の大きな差

■第6章 未来への選択
1 グーグルから読みとる方向性
2 「次世代ネットワーク」が示す方向
3 グーグルとNTTの対比が意味するもの


日本は社会構造・企業組織的にITを充分に活用できておらず、それが90年代以降の低迷の主要因でもあり、それらの構造自体を変えていかなければ、という趣旨の本。

(ちなみに聞きなれないジェネラルパーパス・テクノロジー<GPT>は一般目的技術、汎用技術と紹介されている)

ITを汎用技術と捉えたときに、どうしても社会・企業構造がボトルネックとして効いてしまっている。

実際、GPTに関して重要なのは、「検索」とか「ブラウザ」とかいう個別の技術というよりは、それを使う社会の体制、とりわけ企業の構造だ。ITは、社会構造が変化しないと利用しにくいのである。


1例として、SIにおける日本とアメリカの違いが紹介されている。

アメリカは、人材の流動性が高いため担当者の仕事へのこだわりが少ない。そのために、盛り込むべきプロセスを要件定義としてドキュメント化しておかないと、そもそも開発も始められない。それに対して、日本では要求仕様書(RFP)をきちんと書かずに開発を始めるケースがある。また、現場の中間層の能力が高いので、それでもなんとかプロジェクトが動いてしまう。


まあ「誰がみても」というモノをいかに標準的に作っているかどうかでだいぶ中長期の品質や効率が変わってくるけど、その点日本は比較的緩いのかもしれない(もちろん全部が全部そうではなく、傾向として、ということ)。

加えて、本書ではメインフレームに代表されるレガシーシステムの問題点についても触れている。メインフレームに関しては運用コストの問題や、保守要員の問題、システム構成資料不足の問題等いろいろあるけれども、とりわけ日本だけの問題とは言い切れないと思う。例えば、下記の記事なんかはいい例(保守要員に関してフォーカスされてるけど)。

Flexibility, New Technology Key To Attracting Young IT Workers


Insurers are finding that both newer technology environments and more flexible working environments are keys to attracting top IT talent from younger generations.


加えて、さらに面白いと感じるのが下記の記事。”メインフレーム”という響きに対して、"レガシー"だと決めつけるべきではないともかんじてしまう。(^^;(まあ主要ベンダーのIBMさんの記事なので多少は差し引く必要はあるかもしれないですが)

IBM: The mainframe is back

The mainframe is finding its way into emerging markets and is still holding strong globally, according to an IBM executive.


メインフレームだって進化してる。そう考えると、いかに技術(新・既両方)のメリット・デメリットおよび組織の抱えている課題を的確に・本質的に理解して、その課題を埋め得る手段(何もしないことも含)を考察(or提供)できるかが重要。

やることは多い、と感じさせてくれた1冊。







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2008年08月17日

ふりかえろう−アジャイルレトロスペクティブズ 強いチームを育てる「ふりかえり」の手引き

アジャイルレトロスペクティブズ 強いチームを育てる「ふりかえり」の手引き


モルディブに帯同させてものの、読み漏れ・・・
ようやく読了。

目次(けっこう長い)

"Agile Retrospectives" についての読者の声
まえがき
序文
日本語版へのまえがき
イントロダクション
目次

第1章 レトロスペクティブ------ チームの点検と改善
1.1 場を設定する
1.2 データを収集する
1.3 アイデアを出す
1.4 何をすべきかを決定する
1.5 レトロスペクティブを終了する

第2章 チーム専用レトロスペクティブ
2.1 チームの環境や歴史について知る
2.2 レトロスペクティブの目標の作成
2.3 所要時間の決定
2.4 レトロスペクティブの構成
2.5 アクティビティの選択

第3章 レトロスペクティブのリード
3.1 アクティビティの管理
3.2 集団ダイナミクスの管理
3.3 時間の管理
3.4 あなたの管理
3.5 次のレベルへ

第4章 場を設定するアクティビティ
4.1 チェックイン(Check-In)
4.2 フォーカスオン/フォーカスオフ(Focus On/Focus Off)
4.3 ESV
4.4 チームの約束(Working Agreements)

第5章 データを収集するアクティビティ
5.1 タイムライン(Timeline)
5.2 555(Triple Nickels)
5.3 カラーコードドット(Color Code Dots)
5.4 喜、怒、哀(Mad Sad Glad)
5.5 強みを見つける(Locate Strengths
5.6 満足ヒストグラム(Satisfaction Histogram)
5.7 チームレーダー(Team Radar)
5.8 ライクトゥライク(Like to Like)

第6章 アイデアを出すアクティビティ
6.1 ブレインストーミング/フィルタリング(Brainstorming/Filtering)
6.2 フォースフィールドアナリシス(Force Field Analysis
6.3 5 つのなぜ(Five Whys)
6.4 フィッシュボーン図(Fishbone
6.5 パターンとシフト(Patterns and Shifts)
6.6 ドットによる優先づけ(Prioritize with Dots)
6.7 まとめレポート(Report Out with Synthesis
6.8 テーマの特定(Identify Themes)
6.9 学習マトリックス(Learning Matrix)

第7章 何をすべきかを決定するアクティビティ
7.1 レトロスペクティブ計画ゲーム(Retrospective Planning Game)
7.2 SMART な目標(SMART Goals)
7.3 質問の輪(Circle of Questions)
7.4 短い話題(Short Subjects)

第8章 レトロスペクティブを終了するアクティビティ
8.1 プラス/デルタ(+/Delta)
8.2 感謝(Appreciations)
8.3 温度計(Temperature Reading)
8.4 役立った、邪魔だった、仮定した(Helped, Hindered, Hypothesis)
8.5 投資時間対効果(ROTI)

第9章 リリースおよびプロジェクトのレトロスペクティブ
9.1 リリースおよびプロジェクトのレトロスペクティブの準備
9.2 組織を横断した視点
9.3 リリースおよびプロジェクトのレトロスペクティブのリード
9.4 終わりはいつもレトロスペクティブ

第10章 「Make It So」
10.1 サポートを申し出る
10.2 改善の責任を共有する
10.3 大きな変化のサポート

付録A ファシリテーション用品
付録B 感想を聞くアクティビティ
付録C アクティビティのクイックリファレンス
付録D ファシリテーションのスキルを学習するための情報源
付録E 参考文献

訳者ふりかえり

索引


タイトル「レトロスペクティブズ」(・・・)に関しては、序文でこう説明されます。

「仕事が一段落したあとにチームメンバーが集まり、チームのやり方やチームワークを点検し、改善する特別なミーティング」のこと


この「レトロスペクティブ」、日本語版へのまえがき部分で、日本語訳としては「ふりかえり」として紹介されている。

そして、この「ふりかえり」の活動を5つのステージに分けて、それぞれに具体的な手法が紹介されている。それぞれのステージにおいて、多くの手法が丁寧に解説されているので、各々のプロジェクトの状況に応じて選択することが可能かと。

「ふりかえり」のステージは以下の通り。

・場を設定する
・データを収集する
・アイデアを出す
・何をすべきかを決定する
・レトロスペクティブを終了する


「強いチームに育てる」にはふりかえりは不可欠。これ、あたりまえのことだし一見難しいことではないように感じるけど、意外にこのふりかえりを確実に・適切に実行することは難しい。

個人的に感じるのは、ふりかえる対象(フェーズ・プロジェクトetc)が大きければ大きいほど、このふりかえりを確実・適切に実行するのは難しい、ということ(大きければ大きいほどこの「ふりかえり」によって是正する点は多いはずにも関わらず)。

というのも、まずふりかえる意義があいまいになる。特に結果的にマイルストーンを達成できた場合はその傾向が強い。結果がでてしまうと、そのプロセスに是正点が多数あったとしても、そこに目をつぶってしまう、もしくは解決を先送りにしてしまうことが多い。これ、チームとしては中長期的に絶対に苦労するパターン。

だから、いかに適切なタイミングでのふりかえりの「場を設定する」かがまず重要。このタイミングが短すぎても長すぎてもふりかえりの効用が薄れてしまうように思える。

もちろん、そのふりかえりの場を有効にするための各種テクニックは重要だし、苦心するところでもあるのだけど、そこはプロジェクト自体やメンバーの性格によって噛み合う手法は異なるわけで、トライ&エラーで急進すぎずにやっていけば良いと感じる。

とにもかくにも、適切なタイミング継続的にふりかえりを実施していくことが強いチームへの第1歩ですね(あくまでも第1歩)。




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2008年08月13日

仕事力前提の人生力−「残業ゼロ」の人生力

「残業ゼロ」の人生力


「人生トータル」の視点からライフとワークについて書かれている本。著者自身が既に仕事の第一線から退いて(?)いる分余計に説得力有。

目次

はじめに
第1章 なぜ「残業ゼロ」で人生力が上がるのか
○人生トータルの「勝ち組」を目指せ
○毎日3時間を「本生」の準備に投資する
○諸悪の根源はまたも残業
○日本人が苦手な「お金」の考え方
○仕事期に稼ぐ目標額を試算せよ
○「仕事沼」にはまらないよう注意する
○努力ではなく成果を評価する
○「自立した個」が活躍する時代
第2章「仕事力」あっての「人生力」
○残業が「仕事力」を奪う
○まずは始める。そして続ける
○「仕事力を上げる」が「人生力を上げる」の大前提
○仕事力=能力×時間×効率
○効率5倍で売上5倍
○効率化の第一歩は「TTP」
○「デッドライン」の2大ポイント
○ニッポンの「本生期」の現実
○人生の収支決算を黒字にするために
○定年後にネガティブなのは日本人だけ
○「健康」「幸福」「富」を準備する
○「パフォーマンス三角形」のベースは体力
○急増する糖尿病もうつ病も残業が原因
○その会社の平均寿命は何歳か?
第3章「残業ゼロ」の次は「バカンス」を実現せよ
○世界は疾病休暇なのに、なぜ日本は有給休暇?
○未消化の有給休暇が消えるのは日本だけ
○一週間では長期休暇ではない
○バカンスは「本生」の予行演習!
○夫婦ふたりきりで二週間過ごす自信がありますか?
○新入社員でも夏休みは一カ月
○「あきらめ癖」はイメージ力でなおる
○ゴールデンウィークは本当に黄金色?
○有休完全取得の経済効果は11.8兆円
○これが吉越流バカンスだ!
○長期休暇のビフォア・アフター
○バカンスがとれるのが「おとなの組織」
○最後は自分で考え、行動を起こす
第4章「残業ゼロ」なら子育ても楽しい
○必要なのは「競争社会」を生き抜く力
○世界はもっと野性的で、もっとハングリー
○子どもには上下関係を教えよ
○まず「親子の会話」を増やすことから始める
○子育てを楽しめるのは反抗期まで
○共働き時代の新しい制度を!
○母親の役割、父親の役割
○母親にしか教えられない「気づき」の力
○子どもにも残業をさせるのか
○「自立した個」になるために
第5章 人生を豊かにする人脈術・交流術
○それまでの「当たり前」が消失するのが定年
○仕事のゲームオーバーで人脈もリセット?
○パーティーではセンターテーブルにいる
○夫婦同伴がオフ人脈につながる
○教養はオフの人脈を広げるカギ
第6章 吉越流「本生」の愉しみ方
○「仕事の達人」が「人生の達人」ではない
○自分の生活は自分で100%デザインする
○夫と妻の温度差が広がるニッポン
○1万語対100語の会話
○会話は夫婦一緒の食事から
○ゲームプレーヤーから「本生」へ
○ソフトランディング作戦で「荷降ろし現象」を防ぐ
○私の「本生」計画
○愛する人とバラの香りをかごう


タイトルからして「ワーク<ライフ」的な主張が続くようにも思えるけど、一般的なその類の本とは本質的に書かれていることがまったく違う(別にその類の本を否定しているわけではなく・・・)。

会社の業績をほっぽらかして、自分個人のワークライフバランスだけを考える。そんな甘っちょろい物の考え方では、人生力は上がりません。
ワークができてはじめて、ライフの話に移れるのであり、ワークが充実するからライフも充実する。逆ではないというのが、私の考えです。
前著「仕事力」があってはじめて、本書「人生力」について考えられる。それが私の人生戦略の考え方です。


あくまでも仕事を人生の一部と捉え(まああたりまえといえばあたりまえですが)、その中で、人生トータルでの「勝ち」に向けて戦略的に働いていきましょうよ、という話。

表面的な仕事上の勝ち・負けではなくて、本質的な人生での「勝ち」(ここは別に「勝ち」という言葉にこだわる必要なし)を目指す、という点までをみれば類書は比較的多いけど、その主張の中で仕事ととことん向き合っている点が本書の秀逸な点かと。

もちろんその考え方にはほぼ全面的に同意。

仕事力前提の人生力、鍛えていきたいところです。



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2008年08月12日

工事進行基準?−システム開発ジャーナル Vol.5

システム開発ジャーナル Vol.5


特集が「工事進行基準対策」

【特集1】完全保存版 「工事進行基準」対策
要件定義、見積り、プロジェクト管理……“現場”で必要なことがすべてわかる!!

Part1 「工事進行基準」の疑問をまるごと解決!
Part2 こうなる!! 要件定義&見積り
Part3 先行する企業の現場に学ぶ

【特集2】いまからはじめるEVM(Earned Value Management)
工事進行基準で注目度急上昇!!

【特集3】「自前」で作るなら読んでおきたい帳票開発入門
開発ツール一覧表付き!

【連載】「ソフトウェアテスト考現学」特別編
ソフトウェアテスト最新トレンド解説

【新連載】プロのコンサルタントに聞く
職場のコミュニケーションお悩み相談室

【連載】
・今さら聞けないRFPによる調達&提案ガイド
・脱 ベンダー任せ!! 藤貫美佐の“見積力”養成塾
・ゼロから始めるUMLモデリング講座
・OSSでここまでできる! お役立ち 運用管理ツール
・ジャーナリスト 大河原克行のCIOに訊く
・がんばれ!? 女性技術者 進め! システム開発ジャーナル 女子部
・MYCOM BOOKS REVIEW
・コラム/ITエンジニア“起業”という選択肢


個人的には、今まで読んだ工事進行基準関連の雑誌記事・Web情報の中で一番まとまっていてわかりやすかったかと。「完全保存版」というもの納得。加えて、特集2のEVM関連記事も非常にわかりやすいです◎

それにしても、会計基準上の名称だから仕方ないのかもしれないけど、どうも工事進行基準というものをソフトウェア(情報システム)に適用することに関して違和感がある・・。
そのあたりについて何かしら声が上がってこないものなのかな・・、と思いつつも、実務的には各種対応が必要になる可能性があるわけで、、気になった記述をメモ書き。

●工事進行基準で行うのは、請負契約の内「基本的な仕様や作業内容を顧客の指図に基づいて行うもの」よって、以下のものはこの会計基準の適用範囲ではない。

\蘇薹戚鵑任癲△發辰僂薀機璽咼垢猟鷆,鯡榲とする契約

工事を実施するという点で外形上は工事契約に類似する契約であっても、工事に係る労働サービスの提供そのものを目的とするような契約

5ヽA置の製造であっても、標準品の製造である場合
→パッケージ製品を開発する場合は進行基準にはならない
→その場合は物販になるので、そもそも請負契約ではない


に関しては、そう単純にいかないような気がするけど(ごりごりアドオンする場合とか)、、まあとにもかくにも適用対象範囲を見極めることがまず第一歩かと。

●IT業界の契約
・大別するとヽ発型と▲灰鵐汽襯謄ング型
→単純に,請負契約・△委任契約とも言い切れない。

・請負と委任の最大の違いは、「どのような責任を問われるか」ということ。請負契約は「仕事の完成」を目的とした契約のこと(民法第632条)で、委任契約は「一定の行為」の遂行を目的とした契約のこと(民法第643条)になる。

・SES契約はエンジニアの能力そのものを契約の対象とするもの。
→委託契約の一種


全体として、
現場運営側としての課題と、契約管理側としての課題があって、それらを混同してしまうとポイントがぼやけてしまう、と感じます。あくまでも、本質的なプロジェクト管理の考え方については、決して会計基準によって変わるものではないと思うんで。




daimon27 at 00:15コメント(0)トラックバック(0)ProjectManagementSI 

2008年08月06日

Google Maps ストリートビュー

う〜ん、、これはなかなか。。

Google Maps ストリートビューが日本でも見られるように

アメリカなんかでローンチされて話題にはなったとき、やっぱり見知らぬ土地を眺めても特に感動もなく、、ってかんじだったけど、今こうして家や職場の近所をみてみると、これはたしかに、、すごい。。

使い道とかそういうのは置いておいて、これは見始めるとちょっと止まらないですね(^^;

daimon27 at 01:40コメント(0)トラックバック(0)other 

2008年08月04日

PhotoShare

photoShare
















iPhone購入後、ようやくApp Storeからアプリをインストールしました。インストールしたのが、Big Canvas PhotoShare(サイドバーにリンクを追加してます)。

Life is beautifulの中島さんのBig Canvas最初のアプリ、とのこと。

使いはじめた感想としては、、

「とにかくお手軽」ということ。

1.アプリを起動して
2.シャッターを押して
3.(任意で)メッセージを入れて
4.おしまい(もうUPされてる)

これだけの手軽さを備えたSNSなので、(よく言われてることだけど)写真版Twitter的なゆる〜いかんじが良さそうかと。とりあえず飽きない限りは使ってみようと思います。

(ブログパーツが欲しいなぁ。。)

daimon27 at 23:59コメント(0)トラックバック(0)iPhone 

2008年08月03日

今は過渡期(のはず)−ウチのシステムはなぜ使えない SEとユーザの失敗学

ウチのシステムはなぜ使えない SEとユーザの失敗学

タイトルにもあるように、SEとユーザーの失敗学について、主にSE側にフォーカスして書かれている本。

本書は情報システムの開発に関わる要素のうち、技術ではなく、SEに着目する。SEを取り巻く職務環境や、SEの仕事の進め方を知ることで、この疑問(引用者追記注:本書のタイトルのこと)を解いていこう。


ちょっとタイトルがアレで内容も極端な例が多いかもしれませんが、ユーザー側にとってもSE側にとっても有益な本かと。基本的に現場感のある話がほとんどなので、『IT産業崩壊の危機−模索する再生への道のり』における業界構造的な話と併せて読むとなお良しと感じました。

目次
第1部 SEという人々(SEという生き物
開発系の人々
開発技術者の周縁の人々
運用系の人々)
第2部 SEと仕事をするということ(間違いだらけのIT企業選び
システム開発を依頼する
SEへバトンタッチ
システム開発の工程を追う)
第3部 ユーザとSEの胸のうち


もちろん、本書で書かれている話がどのプロジェクトにおいても当てはまるわけではないけれど、こんな話があてはまるプロジェクトがあることはいろんなところで聞く話ではあります。。
(第三部は大げさすぎるけど・・・)

SE側からすると、ユーザー企業もこういった本を読んだ上で臨んでいる、ということを意識すべきかと。業界全体の状況というものは一朝一夕で変えられるものではないので、こういった、現実として在る業界風土をユーザーとともに共有(?ってもの変だけど)したうえで、逆に差別化を図っていけばよいかと。

(あとがきより)
本書は、SEと同じ土俵で付き合うために、SEが働いている組織や業務手順を理解することを目的としている。SEとユーザーにもっとも足りないものはコミュニケーションである。コミュニケーションの努力が不足しているわけではない。(中略)
ただ、前提が悪いと思うのだ。業務現場ではユーザーがSEをご用聞きのように見下したり、場合によっては何かの教祖のように崇めてしまったりするケースが多く、ビジネスパートナーとして対等な関係であるという、当たり前であるべき共通認識が希薄なのである。

SEは錬金術師でも小間使いでも、もちろん詐欺師でもない、肩を並べて仕事をする仲間である。まずはそこから出発しないと、両者の関係はゆがんでしまう。仲間の言うことを眉に唾を付けて聞いたり、陥れてやろうとしていては満足な仕事はできない。


今は比較的こういった状況。
ただ、ニーズを握っているのは(当たり前だけど)ユーザーなわけで、今後ユーザー側の人材の抱え方具合で、SEとの距離感は変わってくると思われる。ノウハウについてのユーザー側の習熟具合で、SEとの関係性は劇的に変わる(はず)。そういった流れが続いていく中で、外部(であることが多い)のSEは、会社ぐるみで「何を売りにできるか」が問われてくるんだと感じます。



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2008年07月29日

選択力

リクルート住宅情報マンションナビカウンター主催『マンション購入をきっかけに保険を見直そう!知る人ぞ知るお得術セミナー』に参加してきたので参感(?)を。

講師はライフネット生命保険(株) 取締役副社長の岩瀬さん

内容は、マンション購入(住宅ローン)というよりは、(セミナー題もそうなっている通り)生命保険加入・見直し全般に関する内容。参加者はだいたい20人弱で、多くが自分を含めてマンション購入経験者でした。

資料に沿ったポイントを挙げると以下のかんじ。

1.知っていましたか?マンションを買うと生命保険が自動でついてきます。
2.生保は大きな買い物です
3.生命保険は難しくない
4.生保が全てではない
5.保険料のカラクリ
6.医療保障の入り方
7.死亡保障の入り方
8.生存保障(貯蓄)の入り方


上記トピックに関して、ライフネット社の考え方に沿って、非常にわかりやすく説明してくださいました。

説明の中で、いくつか頭に残っているフレーズをピックアップ。

「保険は時間を買うもの」


これは、『生命保険の罠』の中で後田さんが述べている
「保険の入り方を一言で・・」と聞かれたら、私は「貯金が間に合わない順に入ることです」と答えます

と通ずるところで、現況における保険へのアプローチに対する説得力のある解の1つだと感じます。

「保険はあくまでも各種ポートフォリオ(公的保障・企業福利厚生・貯蓄等)の1つ」
「お得な保険はない」


これは金融商品全般にいえることだと思いますが、結果的にお得になることはあっても、売り出しの段階で(商品設計の段階で)お得な金融資産は決してないわけで、前のエントリーで触れたように、自らの根拠の上で選択したいもの、と改めて感じた次第。

保険であっても住宅ローン(住宅)であってもその他の購入品であっても、消費者にとってみれば、結果として自分の限られた財産の使いどころであるのは変わらないわけで、短期的には、何かに投資(消費)したらその他のものには投資(消費)できない、ことは時間と同様で有限性が常について回ります。

そのあたりの選択を時間価値を考えたうえで金融商品・実物商品に限らずフラットにできるようになりたい、というところですね。

そんなことをいろいろ考えさせてくれた有意義なセミナーでした。
ありがとうございました◎

daimon27 at 22:58コメント(0)トラックバック(0)insurance 

2008年07月26日

自らの根拠で選択を−“おすすめ”生命保険には入るな!―「お金のプロ」20人が本当に入っている保険はこれだ

“おすすめ”生命保険には入るな!―「お金のプロ」20人が本当に入っている保険はこれだ


『生命保険の罠』に続いて後田亨さんの本を読了。

「お金のプロ」が実際に契約している保険の内容を、実社名を挙げて公開。その共通点から見えてくる、保険選びのポイント。
大手生保のセールスレディ、外資系保険の営業マンなど、保険の仕事に携わっている「保険のプロ」と、税理士、証券マンなどの「お金のプロ」が、実際に契約している保険の内容を、実社名を挙げて公開。彼らの選択にはいくつかの共通した「根拠」があった――。自分だけに合った保険選びのポイントがわかる一冊。


第1章 まったく保険に入っていないプロ
―保険に入るくらいなら、ほかの金融商品に投資する!?(確率論以外の何物でもないです/子供が生まれたら考えようかと思います/保険より「助けてくれる仲間」との関係にお金を使いたい ほか)/

第2章 シンプルに入っているプロ
―何が必要なのかを確認すれば、1本で十分!?(若いうちから心配しすぎても…/これでも入りすぎという気もします/金融商品として見た場合、保険は異様にリターンが低い ほか)/

第3章 いくつかの保険を組み合わせるプロ
―万が一のときに、本当に手厚い保障を受けたい!(貯金ができない性格なので医療保険にも入りました/自力でお金増やさないと、国の年金なんかあてにならないでしょ?/目的を絞って考えると、毎月の保険料も抑えられますよ ほか)

以前雑誌の保険特集に関する読感エントリーにて書いたのが、
雑誌の企画としては各保険会社の各年代のトップ営業マンが実際に入っている保険の内容(および理由)を公開したほうが有益ではないでしょうかと思いました。


まさにそんな内容の本。面白くないわけがない。

まったく入っていないプロ(がけっこういるのも正直驚きだった)〜手厚く入っているプロまで、いずれにせよ共通しているのが、各々の保険契約現況について根拠が在るということ。

プロなので当たり前なのかもしれないけど、皆さん自分なりに考えた結果意思決定してます。決して営業担当者・世間に流されることなく、自分で決めている結果だからこそなんとなくどの保険の入り方についても納得感が漂ってます。

お金の投資先の1つである保険だけど、当然入り方の模範解答なんてものは存在しない。

自分自身の性格・考えや市況を考慮したうえで、無数にある投資先の1つとして選択する必要がある(入らない選択も含めて)。

百人いれば百通りの、千人いれば千通りの保険の入り方の形があるような状態だからこそ、自分(たち)にとっての根拠・納得感が求められるのだと思います。

本誌は、プロが実際で入っている保険について、実名でがんがん載っているという点で、保険加入・見直しを検討している人にとってはかなり有益な1冊かと(最後に著者の入っている保険も載ってる)。

ライフネット生命等、新しい保険会社の商品も含めて各種解説がなされている点もかなり良。

おすすめです◎




daimon27 at 17:13コメント(0)トラックバック(0)insurancebook 

2008年07月25日

iPhone Get

iPhone






購入しました。(たぶん)長い付き合いになると思うので、とりあえず「iPhone」カテゴリーで使用感を記してこうと思います。Safariの動きはいまのところ期待どおり◎

daimon27 at 23:59コメント(0)トラックバック(0)ITiPhone 
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