インターンがやってきた

インターンは、人生を変えるきっかけとなりうる。

1997年3月、たまたま封を明けた1通の手紙がきっかけとなり、ボストンコンサルティングのインターンに参加した。期間は1週間か2週間だったかはっきりは覚えていないのですが、「使い捨てコンタクトレンズの売り上げを3倍にする戦略を立てろ」というお題のもと調査をし、色々な人とランチや飲みに行ったりする内容。当時は司法試験に没頭し、就職活動はしていなかったのですが、社員の方々がイキイキと仕事をしている姿と、幹部の方々の聡明かつチャーミングなお人柄に惚れて、卒業後はお世話になることとなりました。

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こんな生命保険、どうでしょう?

こんな生命保険・共済の規約があったら、皆さんはどう思われるでしょうか:

・ 加入金は10万円で、その他に美酒1カメ(26リットル)を添えねばならない。月々の拠出は500円である。

・  6ヶ月間引き続いて拠出を怠った者に対しては、死亡給付金は支払われない。遺言状の中にその使途が定められている場合でも、支払いはなされない。

・ 死亡給付金は30万円だが、その中から5万円を控除し、火葬の際に葬列に加わる人々に分配する。この人たちは徒歩で行く。

・ 自殺に対しては一切、給付金は支払われない。

いつの時代も、どんな社会も、その構成員が少しずつお金を出し合って、亡くなった人の家族に与えるという相互扶助=保険類似の仕組みはあったようです。
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丁寧に生きる

最近、仕事もプライベートも「丁寧に生きる」ということを心がけています。

たとえば。

メイル一本一本を丁寧に書く、相手が親しい人ほど。チャットのような殴り書きのメッセージ、定型文のような形式的なメイルは避け、短くても良いので相手にハガキや手紙を出すつもりで、心を込めた文章を書くようにする。お礼をするときはメイルだけでなく、電話を一本入れる。留守であれば、ひとことでいいのでメッセージを残すようにする。

スケジュールを詰め込みすぎず、ひと呼吸おける余裕を意識的に作るようにする。時間に余裕をもって出かけ、地下鉄で徒歩で、自分の足を使って街を歩く。ゆっくり歩く。ときおり立ち止まって、深く呼吸をする。アポイントメントにはいつもより少し早めに到着するようにする。

道に迷っている人、困っている人がいたら、こちらから積極的に声をかけてみる。落ちているゴミを拾う。前の人が残した汚れを拭う。店員さんの目をみて話す。できれば、名前で呼びかける。「おはよう」「こんにちは」「ありがとう」を怠らない。

ルーティンとなっている仕事もフレッシュな視点で見つめ直す。手元にある企画書、契約書、稟議書。相手に届けるお手紙のようなつもりで、一字一句、丁寧に読みこ込でみる。サインは自分なりにきれいな字で書き、ハンコも真心こめてひとつひとつ押す。人の話は丁寧に聞く。話すときはよく考えて選ばれた言葉で、ゆっくり話す。

ひとつひとつ、丁寧に生きることで、いい仕事ができ、日々の生活も豊かになり、良い運気が巡ってくるような気がするのです。

読み返してみると当たり前のことなのですが、もともと大雑把な性格で横着しがちな私にとっては簡単ではなく、そして大切なことなので、書きとめてみました。

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昨日朝、通勤途中の駅構内でカフェラテをすすりながら独り言のように書いたエントリーが思いがけずFacebook で「いいね!」が1000以上ついたため、加筆修正してブログに投稿しました。

読み返しながら、元ネタはサイバーエージェント藤田社長の言葉だということに気がつきました。曰く、経営をしていれば当然、うまくいくときも、いかないときもある。大切なのはうまくいかないときにじっと我慢すること、但し手を抜かず、丁寧に、丁寧に仕事をすること。正しい方向に努力して、丁寧に仕事をしていれば、必ずまた運気は巡ってくる、という内容でした。

40代からのお金の教科書

このところFacebook を開くと、毎日のように同年代の友人たちが40歳になっていく。小学時代のマドンナも、中学時代の部活の仲間も。高校時代の天敵も、大学時代の盟友も。それはつまり、早生まれの私が39歳になり、40歳になる年を迎えたということなのだ。

不思議なもので、40歳になる日が近づくとともに、世界の見え方が変わってきた気がする。先輩諸氏には「39歳?まだまだ若いなぁ」と言われるが、自分が22歳の頃から考えれば40歳というのはかなりのオトナである。当時おぼろげにイメージしていたような立派な大人になれているのだろうか。まったく自信がない。

どう変わったかと一言でいうと、キャリアなり人生なりを、終わりから逆算して物事を考えるようになったのだ。人生80年と考えれば折り返し地点だし、22歳から65歳まで働くとしても中間地点くらいだろうから、それも自然なのだろう。あと何年、元気で働けるのだろうか。何年、人生を満喫できるのだろうか。50歳になった先輩経営者が懸命にマラソンやらトライアスロンに打ち込んでいる姿を見ると、どこかで老いという自然の摂理と対抗しようとする生命力のエネルギーのようなものを感じる。

数年前から70代、80代の大経営者の方々を中心に5、6名でやっている勉強会に呼ばれるようになったことも影響しているかもしれない。逆に、自分よりもずっと年下の起業家や学生とも交流を保つようにしていることも、同世代の仲間といるときには気がつかない、自らの老いを意識させられる。今日もアフリカで教育事業を起こした凄い21歳がオフィスを訪ねてきたが、自分が彼の年齢のときにどんな人間だったか、それからどれだけの月日が流れたかを考えると感慨深いし、どこか切なかったりもする。


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トクする保険 ソンする保険

ToyoKeizai生命保険が特集されている週刊東洋経済の最新号(2015年7月11日号)を興味深く読みました。

大手経済誌では「週刊ダイヤモンド」と「東洋経済」の二誌が年一回企画する保険の特集号、たいていベストセラーになると聞いています。一般読者にはやや専門的な内容も多く含まれているこの特集がそこまで売れるのは、主たる読者の中に保険会社・代理店・FPなどの業界関係者も多いからでしょうか。

さて、読後感想をふたつだけ。
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