人気blogランキングに参加しています。下記をクリックするとポイントが加算されます。応援してください! ⇒ココをクリック!よろしくお願いします。

世界遺産にも指定される白川郷の見事な合掌造りは、
「結」と呼ばれる村人の「労働力の相互扶助」システムによって維持されている。

古くから農村を中心に広まっていたシステムで、
村人がお互いに労働力を融通しあう仕組みである。

私は、あの風景が世界的に貴重なのではなく、
その「結」こそ世界に誇る遺産なのではないだろうか?

この精神は、実は白川郷に限ったことではなく、
かつての日本には、ありふれたものだったようだ。

以前に書いたような気がするが、
日本には、かつて頼母子講とよばれる仕組みがあった。
庶民の間で広まった一種の金融システムである。

簡単に言えば、仲間が集まって、掛け金を払い、
そのまとまった金を仲間内でもっとも困っている人に融資するシステムである。

日本と言う国を象徴する制度だと私は感じている。
今でも農村には、残っている仕組みで、
不思議だが、在日韓国人コミュニティには残っている。

今、憲法改正について論議の中で、
護憲派の評論家は皆、第9条は世界に誇るべきものだという。

これは改憲派にとってもそれを実現できるなら、
世界に誇るべきものだと言うだろう。

あまり言われないが、日本の社会保険・社会保障の仕組みは、
実は、これも世界に誇れる制度なのである。

日本人はどう認識しているかは分からないが、
世界の国々からはそう見られている。

国民年金法の第1条には、先に述べた「相互扶助」の精神が謳われている。
国民年金は、自分が支払った保険料の利子をつけて返してもらうという、
積み立て型の金融システムではなく、

支払った保険料で老年世代を支え、その支えた分に応じて、
老後には、下の世代に養ってもらうと仕組みなのだ。

難しい言葉でこれを積立方式と賦課方式という。

前者は如何にもアメリカ型で、
後者には、かつての日本的精神が反映されていると感じる。

さて、なぜ年金制度は破綻しかけているか?
もちろん、技術的な問題、政策の失敗はある。

しかし、本質的な原因は、古きよき「精神」の喪失ではなかろうか?

 −4JHから愛を込めて
「遺産」には、目に見えるものと見えないものがあるであろう。
 世界遺産を壊して、そこに商業施設を建てようという人はいないだろう。

さて、この目には見えない遺産をどうやって守っていくのか?
相続するのか?それとも放棄するのか?
まずは、学校で世界遺産の価値をしるように、
この見えない世界遺産の価値をしることから始めなければならないのでは?
社労士が教えるべきは、年金額とともに、この価値ではなかろうか?

人気blogランキングに参加しています。下記をクリックするとポイントが加算されます。応援してください! ⇒ココをクリック!よろしくお願いします。