2009年04月15日

ブログの統一

 複数のブログ更新に手間取るようになってきたので、とりあえずこのページのアップをストップし、「スポーツナビ+」のブログと統一することにしました。というかここしばらくずっと同内容だったのですが。。。

 今後は以下のページを宜しくお願い致します。

 杉浦大介の「スポーツ見聞録inNY」
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/daisuke/

 
 というわけで、今後ともどうぞよろしく!

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2009年04月14日

Sweet Home

84908840.JPG
 今夜はメッツの新本拠地シティフィールドのホームオープナーでした(写真は記者席より)。

 記念すべき新しい歴史のスタートだったのですが、しかし試合前のセレモニーは結構控えめ。
 トム・シーバーとマイク・ピアッツァの始球式とブロードウェイキャストの国歌斉唱が目立った程度。オリオールズみたいに赤絨毯で入場とかはなし。
 試合中も記者席でシーバーやらジョン・フランコやらセリグコミッショナーやらの会見が始まって、確かにわさわさはしていましたが、それでも雰囲気は「普通の開幕戦」だったような。

 まあ客席を1万以上も減らしてコンパクトにして、「客が肝心の野球をより快適に楽しめるボールパーク」を目指したそうですからね。やり過ぎのセレモニーも必要ないと思ったんでしょうか。

 プレー面ではここは本当に広いし、外野の形状がかなり複雑なので(特にライト)、慣れるまでは外野手たちはかなり苦労しそうです。そのうちホームチームが断然有利になるのでしょうが、ただ今夜はまだ慣れていないメッツの外野陣の方にミスが出て、おかげで1点差で敗れて初陣は飾れず。

 いきなりジョディ・ゲラートに先頭打者本塁打を打たれて、新球場初ホームランも非力なはずのパドレスに奪われてしまうし。なんとも皮肉なものというか、メッツらしいですな(笑)。

 しかしご存知のように僕はあのオンボロなシェイスタジアムが好きだったのですが、総合的には新居(?)もそんなに悪くはないです。メディア用の食事も美味そうだったし(食べてないが)。クラブハウスが広くて1対1のインタヴューも取り易かったし。

 ここにも愛着を感じられるように、これから数々の名シーンが生まれてくれると良いですね。



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2009年04月13日

random thoughts #1

7130b93c.JPG MLB開幕ウィークが終わりました。
 NYはヤンキース、メッツともに可もなく不可もなく、の発進。
 まあまだゴチャゴチャ言うのは早過ぎですが、しかしメッツ打線は相変わらず得点機に弱く、ヤンキースはやはり全体に老いが気になる(運動能力がない)。うーん、今年も両方プレーオフ逸する可能性は決して低くないかも。困るなあ。


 ボルチモア(写真)は東海岸にしてはのんびりしてましたねえ。
 「スポーツナビ」に書いた速報コラム「上原、申し分ないメジャー初登板」にたくさんの反響のメールを頂きました。どうもありがとうございました。
 http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/mlb/text/200904090003-spnavi.html


 今日は取材はお休みで、さっきまでマーリンズ対メッツ戦を見てました。
 サンタナとジョシュ・ジョンソンがかなりハイレベルの投手戦を展開!結果はサンタナが自責点ゼロながら敗戦投手になり、ジョンソンはここまで2勝0敗(防御率0、57)。
 「スラッガー」誌の予想で僕はこのジョンソンをサイ・ヤング賞に選んだのですが、so far,so good。ただ今季はどうやらサンタナも(昨年以上に)素晴らしいようで、この2人の争いになるような気も。結局はサンタナかな?


 今はちょっくら原稿を書きながら、キャブス対セルティックスを横目で見てます。
 セルティックスは相変わらずケビン・ガーネットは不在。誰もがKGはプレーオフに照準を併せてくると信じ切ってますが、しかし彼は昨季にファイナルまで合計100試合近くをプレーし、しかももう32歳を迎えていることを忘れるべきじゃないのかもしれません。そして近年のファイナル制覇チーム(スパーズ、ヒート、ピストンズ)は、すべて優勝翌年にガス欠を起こすか故障者続出で敗れていることも。


 KGが本調子でないなら東ファイナルに進むチャンスありと見ているマジックですが、昨日はネッツ戦を取材に行ったのにラシャード・ルイスが休養でがっかり(試合もネッツに惨敗)。ここはドワイト・ハワードよりラシャードが鍵でしょう。
 今週はプレーオフ展望執筆に備え76ers対セルティックスなど取材予定。でもここまで来たら主力はみんな欠場か?
 

 あと今週はボクシング関連の記者会見がいくつかあるのですが、オスカー・デラホーヤもLAで「重大発表」とやらを行なうそうで。僕は一部の僕の友人(?)ほどはアンチ・デラホーヤじゃないのですが、しかしとうに決めてたであろう引退発表をズルズルひっぱって大イベントに仕立てようとする今回のナルシストっぷりにはさすがに辟易してます。
 野球やフットボールなんかでもよくシーズン中に「今季限りで引退」とか発表し、残りシーズンを長いセレモニーにする人もいますが、あれも大嫌い。限界を感じたらその時点で止めれば良いのに。周囲の選手は良い迷惑でしょ。


 と、とりとめなく書きましたが、また次回!

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2009年04月08日

Eight Days a Week

76c79c9b.JPG あぁ〜ッという間に時は過ぎ、MLBも開幕してしまいました。
 「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」と例年慌ただしいのがこの時期。

 目を通しておきたい雑誌はまだ部屋の傍らに山積み。

 ぜひ観たい映画もまだ観れていないし。
 特にコレ↓(野球映画では久々の佳作とか?)
http://movies.nytimes.com/2009/04/03/movies/03suga.html?partner=rss&emc=rss

読みたかった本もまだ購入すらしていない。
 特にコレ↓(題材にはもう辟易ですが、ジェフ・パールマン氏の著作はいつも面白いので)
http://sports.yahoo.com/mlb/news?slug=ys-clemens032309
 
 ・・・・・・まあちょっとすればすぐ落ち着いてすべてこなせるんですがね。



 評判高いNYの新球場にはすでに両方ともに足を運びました(写真はメッツ
のシティフィールド)。

 あくまで個人的な好みですが、全体的な印象の良さではシティフィールドの
方が上ですね。
 ヤンキースタジアムはお城みたいで、「やり過ぎ」感がありあり。観光地、
モニュメントという感じ。シティの方が実際に来る人の気持ちになって作られ
ている気がします(快適さという点で)。
 ただ仕事をする上では、ヤンキースタジアムの方が動き易いような・・・・・・

 まあまだそれぞれ一度ずつ利用しただけなので、感想はすぐにまた変わるか
もしれませんがね。
 2球場の内部のすべてを見渡すのは1年くらいはかかりそうだし。。。


 さて、明日はまたボルチモアに行って、速報コラムなど書く予定です。
 よろしくどうぞ。


==========

 ウェブ上のコラム

「スポーツナビ」
・ヤンキースが挑む「絶対必勝」のシーズン
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/mlb/text/200903310006-spnavi.html


「スポーツコミュニケーションズ」
・WBC後のMLB、4つの見どころ
http://www.ninomiyasports.com/sc/modules/bulletin/article.php?storyid=2474


「Jスポーツ」
・WBC改革案
・ブラウンズのエースQB争いの行方
・ビックは戻ってくるのか
http://www.jsports.co.jp/mobile/index.html??


「ダンクシュート」誌 取材ブログ(だいたい2週間に1度更新)
 http://kmaga.jp/dunk/
※会員登録しないとブログは読めません。



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2009年03月31日

Eastern Promises

bb7f9704.JPG NYに戻って以降、過去3ヶ月の遅れ(?)を取り戻すべく、せっせとNB
A取材に奔走しています。

 ここ1週間でNY、NJ、ボストンを立て続けにチェックしました。



 まずニックスは、過去数年と比べてだいぶアリーナやロッカールームの空気
が良くなったなと感じました。アイザイア時代はマジで窒息しそうでロッカー
に長時間なんかいられなかったですもんね。

 今はその頃より空気が澄んでいる。ただそれでも10以上も負け越しでプレ
ーオフには出れないわけで、そしてそんな状態でも向上したように感じてしま
う事実こそが、これまでがいかに酷かったかを物語っています。

 リーグ1のペイロールで優勝できないことをヤンキースは揶揄されています
が、それもニックスに比べれば可愛いもの。莫大な金を使いながら最下位な上
に、コーチとエースはセクハラでやり玉に挙げられ、アリーナは連日ブーイン
グの嵐だったですもんね。

 渦中にいると麻痺して何も感じなくなりますが、しかし冷静に思い返してみ
ると、僕たちはMSGで米スポーツ史に残る歴史的な大失敗劇を目撃していた
のでしょう。もしかしたらあとで自慢できる体験だったのかも??



 ネッツの方はもともと閑古鳥のアリーナが、この大不況でさらにさびしいこ
とになっています。今夜は試合のほうもバックス相手に29点差の惨敗で、ま
ばらな観衆からは「ファイヤー・フランク」コールが・・・・・・

 ただネッツ的には今季はもともと再建のための「捨てシーズン」だったわけ
ですしね。ロースターを見てもとにかくカーター、ハリス、ロペス、ドゥーリ
ン以外は壊滅状態で、正直言ってこのメンツでよくここまでプレーオフ争いが
できたな、と。

 ここのフランクHCをけなす人は多いですが、完全にハリス中心の戦略にし
て成功したのはコーチの功績なわけで、そこまで批判するのも酷なのかもしれ
ません。でももう1年はどうやっても勝てないだろうし、いずれにしても来年
中にクビを切られる可能性は高いでしょうけどね。



 昨日に訪れたボストンは、もうプレーオフに備えてアイドリング状態でした。
シード権を挙げるより体調維持を重視。KGを休ませ、主力のプレー時間は少
なめ。ただそれでも勝ってしまう。
 いやー、強いチームは良いなあ。スターブリーもしっかりパス中心のPGに
なっていたし(笑)。
 地元チームが不甲斐ないため、今季もプレーオフ取材はボストン(&フィリ
ー)まで頻繁に来ることになりそうです。キャブスとの2年越しの決着戦が楽
しみですねえ(僕は6戦でキャブスが勝つと睨んでますが)。



 で、明日はフィリーに行く予定です。
 ここも何とか第5シードまで上がればプレーオフ初戦突破の目が出てくるの
でしょうが、さて?



 あと、今日は昼にヤンキースのシーズンパスもピックアップして来ました。
 写真はそのときのもの。いやー、新球場の威容は凄かったですよ。今季開幕
ももう間もなくですね。

 というわけで、また!

daisukesugiura at 14:50|Permalinkこの記事をクリップ!NBA 

2009年03月26日

Top of The World

66b39a94.JPG WBC取材を終えて、NYに戻りました。

 期間中はいろいろ言われた第2回大会ですが、最後の最後で盛り上がっ
て本当に良かったですね。

 技術レベル、気迫、試合内容のすべてが上質だった決勝戦は、久々に「
どっちも勝ち!」と言いたくなるような正真正銘の好ゲーム。

 もちろん日本チームも見事だったですが、最終回2死からダルビッシュ
の特に失投というわけでもないスライダーをレフト前に弾き返した韓国の
李机浩選手も尊敬に値します。
 普通はああゆう場面でヒットが出るのはピッチャーがあからまさにミス
したときだけなんですけどねえ。気迫が力量を凌駕する瞬間を見ると、ひ
いきに関係なく興奮させられるものです。

 正直言って技術レベルはやはり日本の方が上という気がしますが、それ
を集中力と勝負強さで埋めてのけるのが韓国野球。彼らのプレーを見れば、
スポーツにおける精神論をあざ笑う人も少しは考え直すのでは?

 あと、会場も素晴らしい雰囲気でした。
 この点でも最初から最後まで熱狂的だった韓国のファンに感謝せねばな
りません。WBCの体裁を整えてくれた陰の功労者ですね。


 さて、この名勝負を見て、遊び半分だった他国の連中も国際試合の面白
さに目覚めてくれれば良いのですが。。。
 無理かな?次はまた4年後だし、それまでに忘れるだろうし(笑)。

 冗談抜きに、しっかりとした権威を確立するまでWBCは2年に1度く
らいの間隔で行なっていった方が良い気もしますがね。それをしないと、
貴重感が出始める前に「たまに開催される珍しいもの」止まりで終わって
しまうように思うので。

 とにかく、今回に噴出した問題点を少しでも改正し、第3回がさらに高
品質なイベントになることを期待しましょう。

 開催時期が限られる野球の世界大会は、どうしても発展が難しいですが、
それでも未来は必ずある。あの決勝戦を見た人なら、誰もがそう感じたこ
とはまず間違いないのでしょうから。

daisukesugiura at 06:06|Permalinkこの記事をクリップ!MLB 

2009年03月22日

Future is Now

140b695f.JPG というわけで、LAにいます。
 いよいよ佳境を迎えたWBCは、今日から準決勝に突入。まずは韓国がベネ
ズエラに圧勝し、見事に決勝進出を決めました。

 これで彼らは五輪、WBCの連覇に王手をかけたわけで、「サッカーで言え
ばW杯と欧州選手権を連覇するようなもの?(知人記者/談)」。韓国の勝負
強さは本物ですね。

 まあ試合結果の報道は日本されているだろうし、内容に観るべきものはなか
ったのでくどくど述べることは止めますが。


 しかし改めて現場で眺めてみると、WBCは依然として本当に問題の多い大
会であることも実感いたします。けが人過多については下記リンクのコラムに
も記していますが、それよりもなによりもとにかく同じ相手とばかり対戦する
トーナメント方式だけは頂けない。
 
 これがあると試合は徐々に緊張感をなくし、せっかくの国際戦の醍醐味が半
減。日本対韓国戦をもう一度見たい人がどれだけいます?
 3年前にもまったく同じことを書いた覚えがありますが、肝心要(に思える)
部分が改善されていないのは残念ですね。

 ただ、中には凄まじい意気込みでこの大会に臨んでいる国があるのは事実だ
し、オランダのように発展の足がかりを掴んだ国もある。WBCは今後に改善
を重ね、巨大なオーソリティを誇るイベントに発展する可能性もないとは決し
て言い切れないのでしょう。

 スーパーボウルだって最初はしょぼかったらしいし。
 あるイベントが大きくなる過程を最初から目撃できるという意味で、私たち
は幸福な世代であるのかもしれません。そんな感慨を抱きながら、明日以降の
最後の2試合を見守ろうと考えています。

 ・・・・・・まあ逆に言えば、そのくらいに長い目で考えていないと観てい
るのが辛くなるような凡戦も非常に多いんですがね。今夜もそうだったし。
 
 せめて明日、明後日は好試合が観れることを祈りつつ。。。



========================


 ウェブ上のコラム

「スポーツコミュニケーションズ」
・第2回WBC 中間決算
http://www.ninomiyasports.com/sc/modules/bulletin/article.php?storyid=2451
・第2回WBC最終予想
http://www.ninomiyasports.com/sc/modules/bulletin/article.php?storyid=2423
・Aロッド薬物使用発覚で失われたもの
http://www.ninomiyasports.com/sc/modules/bulletin/article.php?storyid=2395


「スポーツアイESPN」
・カトラー移籍志願の真相
・ビルズはTOを使いこなせるか
・MVP級の活躍を続けるDウェイド
http://www.jsports.co.jp/mobile/index.html??


「ダンクシュート」誌 取材ブログ(だいたい2週間に1度更新)
 http://kmaga.jp/dunk/
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daisukesugiura at 16:30|Permalinkこの記事をクリップ!MLB 

2009年03月21日

(Just Like) Starting Over

112bd2d5.JPG ようやくNYに戻りました。

 日本では本当に多くの人にお世話になりました。
 まるまる3ヶ月以上にも及ぶ長い滞在でしたが、重病を煩った母は幸いにも
回復し、友人たちにも久々に再会し、仕事でお世話になっている人たちにも挨
拶できて、そしてビザ更新まで完了・・・・・・

 と、終わってみれば基本的にすべてが良い方向に行った気も?
 おそらく、帰るべき時だったのでしょう。

 身体を張って呼び寄せてくれた母親に感謝しなければいけませんね。
 昔から僕のためになることを最優先で考えて行動してくれる人でしたが、そ
の点は未だに変わっていませんでした。


 さて、3ヶ月振りのNYはというと?
 空港からのタクシーの乱暴運転に閉口させられ、やはり日本より一段寒いし、
平日だってのに飲み屋は深夜過ぎまで満員だし、今夜に取材に行ったらニック
スはぼろ負けだし・・・・・・そう、これがニューヨーク。
 ウェルカム・バック・トゥ・メジャーリーグ!


 明日朝よりWBC・決勝の地、LAに向かいます。

 今年は写真を付けずに更新する機会が増えるかもしれません。
 時間と手間がかかるためにアップが滞るし。どうせ撮るの下手だし。

 というわけで、今後ともどうぞよろしく!



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2009年03月08日

Big Daddy

b24aadfd.JPG 3月6日
 東京アパッチ77−85滋賀レイクスターズ

 ジョー・ブライアント(東京アパッチHC/コビー・ブライアントの実父)
 インタヴュー

 (写真は当日のものではありません)



――日本に来て4年がたち、この国ではバスケットボールの人気
が低迷していることに気付いたと思います。今後に改善していく
には何が必要ですか?

JB:人気スポーツにはファンタジーが欠かせない。観客を喜ば
せるには、ただ教科書通りにプレーするだけではなく、選手のパ
ーソナリティをアピールし、エンターテイメントの部分を強調す
るべきだろう。見ているものにファンタジーを感じさせるんだよ。
そしてもっとクリエイティブな日本人選手の登場を望みたい。ウ
チのチームのコーヘイ(青木康平選手)のようなね。

――人気の飛躍的向上には一人のスーパースターの出現を待つし
かないという声もありますが。「日本のコビー・ブライアント」
はやはり必要ですか?

JB:もちろんそんな選手が出てくれば最高なんだけど、簡単な
ことではない。ユータ・タブセが自身の力でやり遂げたことは見
事だったが、再来を期待するのは難しいだろう。

――それでは世界に通用する選手を育てるにはどうすれば?

JB:私はまずやはり日本代表チームの強化が大切だと思うよ。
例えばアジア大会で番狂わせで中国代表を倒すようなことがあれ
ば、国民の目がバスケットボールに注がれるはずだ。良い選手が
生まれる土壌がそこからできていく。まだ時間はかかるだろうが、
しかし歩き出す前には這って進まねばならないし、走ることを覚
える前には歩いて進まねばならない。あとはやはりクリエイティ
ビティを阻害しないことだね。日本にも良いアスリートがいるか
ら、彼らにコート上で自由を与えてあげることはとても重要だと
思う。

――これまで見てきて、NBAに到達する可能性を感じた日本人
選手はいますか?

JB:自信を持って語れるほど他チームの選手をよく見ているわ
けではないが、あえて挙げるなら・・・・・・・



 ・・・・・・・ここから先はまだ次回!あるいはどこか別媒体
で!!(笑)



daisukesugiura at 15:08|Permalinkこの記事をクリップ!NBA 

2009年03月01日

Basketball Town

79b7a848.JPG 金曜はJBL、土曜はBJリーグ、と今週末は日本のバ
スケットボールの取材に行っておりました。


 アメリカで面識があった人々との再会、竹内譲次選手(
日立サンロッカーズ)のインタヴュー、コビー・ブライア
ント父(東京アパッチのHC)との邂逅・・・・・・など
個人的に収穫はいろいろ。

 もちろん普段取材しているNBAと比べればレベルが落
ちるのは当然。しかし初ライブ観戦した日本のゲームもな
かなかエキサイティングで、立派に金がとれるエンターテ
イメントとして成立している印象も受けました。


 バスケってやはり非常にとっつきやすいし、特にライブ
で見ればチームや選手に知識がなくともある程度は楽しめ
るもの。女性受けもおおむね良いし。ソフトとしては面白
いと思うんですけどね。
 近々2つのリーグが統合される可能性もあるとかで、日
本バスケ界もさらに盛り上がっていくことを期待したいと
ころです。

 昨日のBJの試合はサッカータウンの浦和で行われたの
ですが(写真)、いつか国内にバスケタウンと呼ばれるよ
うな場所も生まれてほしいですね。


 滞日中に時間があったら、コビー父に改めて取材をお願
いしようかとも思案中。そのときには、息子のことばかり
でなく、NBAを知る人間に日本バスケ界への提言なども
聞いてみたいと考えております。


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2009年02月25日

Layla

24df2b3e.JPG 2月25日 エリック・クラプトン@日本武道館


 10年以上ぶりの日本でのコンサート鑑賞。
 開演7時&終演9時半と早めなこと、セキュリティのボディチ
ェックがないこと(テロの心配はないのか?)、アリーナでビー
ルが飲めないこと、会場にマリファナの匂いが漂っていないこと(笑)・・・・・・などアメリカでのライブとの違いは多数。

 観客も非常に大人しく、曲と曲の合間の館内はまるで誰かが将
棋でも指しているかのように静かだったりして驚きましたが。
 しかしクラプトンのように年配のミュージシャンはこうやって
じっくり聴いてくれた方が嬉しいのかもしれませんね。

 「ワンダフル・トゥナイト」「いとしのレイラ」「コカイン」
「クロスロード」等、選曲もやはり日本のファンのツボを抑えて
くれている。
 ああ、新宿のバーでバイトしてた頃、自身のオリジナル・カク
テルを「レイラ」と名付けたのが懐かしいなあ。。。


 日本武道館に行くのも、大学の卒業式を寝坊して欠席して以来
だからずいぶん久々でした(なんのこっちゃ?)。

 学生時代にはここで数多くのボクシングの世界タイトルマッチ
を観戦したもの。しばらくぶりに訪れてみても、上から見下ろす
形になるから後ろの席からでもステージが近くに感じられ、実に
見やすい。
 古臭さも感じられず、良い会場だなと感じました。確か両国国
技館もこんな感じだったですよね。

 ニューヨークのマジソンスクウェア・ガーデンなんかは横長の
ため、安い席からだとボクサーやバスケ選手はかなり遠くに見え
てしまいます。
 やっぱり日本のアリーナは観客にやさしい丁寧な設計なのでし
ょうか。さすが日本。
 いや、でも横浜アリーナや大阪府立体育館は横長だったような・・・・・・


 と、無理やり軽くスポーツにも結びつけたところで、また次回!


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2009年02月19日

The Yankee Years

95fd7e9f.JPG おひさしぶりです。
 そう、まだ日本にいます。

 こちらでの日々ももう秒読みになっているはずなのですが(たぶん(笑))。


 最近は、仕事の合間に話題のジョー・トーリ本(写真)を楽し
く読んでました。
 発売前は「暴露本」とセンセーショナルに騒がれたこの作品で
すが、しっかり読んでみれば実は今どきまっとうな正統派ベース
ボール本。
 いろいろ言われた選手、フロントへの個人攻撃も、キャッシュ
マンに対して以外は特にどうという内容ではない(GМにだけは
かなり手厳しいです)。

 「トーリの本」という限定した呼び名もふさわしくないような。
実際にはステロイド問題やМLB各チームの戦力補強の変容など
も含め、トーリがヤンキース監督を務めていた12年間のメジャ
ーリーグ全体が綿密に語られています(まあもちろんメインはヤ
ンキースなんですが)。


 個人的に最もスリリングで面白かったのは、ヤンキース黄金期
(5年間に4度世界一)からの転換、衰退が描かれた前半から中
盤あたりまで。

 90年代のヤンキースが、あまりにも素晴らしいチームだった
ことはこれまで様々な場所でもう何度も書いてきました。しかし
あれほど献身的で我慢強かった勝負師軍団を、フロントはあっさ
りと崩し、2002年以降はエゴの強いスター買いあさり政策に
転換。

 いくら自前のテレビ局発動で目玉選手が欲しかったとはいえ、
なんで成功したやり型を捨ててまでこんなに愚かなチーム作りを
続けるのだろう?・・・・・というのは僕にとってかなり長い間
の疑問でした。
 そして、この「The Yankee Years」にはその問いへの答えも記
述されています。

 「スタインブレナー氏は、機転と粘り強さ、勝負強さを駆使し
て接戦を勝ち抜く90年代後半のヤンキース野球が本当は好きで
はなかった。大物スターを集め、相手を完膚なきまでに叩きのめ
すスタイルを望んでいた」


 ・・・・・・なるほど、ね。
 まあそのポリシーを完全否定するつもりはないです。勝てなく
ても、話題性はあるから儲かる。綺羅星のようなスターを毎年集
めるやり方のおかげで、現在のヤンキースは莫大な資産価値を誇
るチームになったのだろうから。

 プロ野球はビジネスです。勝てるチームと、儲かるチーム、ど
っちが成功なのか?
 この点が、例え勝てなくても、プロチームとしてのヤンキース
のやり方を僕が真っ向から批判しきれない根拠でした(もちろん
オールスター集めて豪快に勝てればNYではベストなのは言うま
でもないですけど、それは非常に難しい)。


 そんな2002年以降のヤンキースを象徴し、究極的に具現化
しているのがアレックス・ロドリゲスという選手。
 彼をはじめとするメガスターたちのニュースバリューのおかげ
で、ビジネスは拡大し、今季からオープンする豪華な新球場の建
設も可能になった。

 しかしその新ヤンキースタジアムの初年度に、チーム最大のス
ターであるAロッドがステロイド問題で大揺れ、というのもまた
あまりに象徴的で皮肉なシナリオですね。スターパワーの代償と
して、歴史的な年に泥を塗られることにもなってしまった。


 もしも02年以降の方向転換がなかったとしたら・・・・・・
ヤンキースは勝ち続け、現在ほどの資産価値がないがために旧ス
タジアムも保たれ、両方の伝統は守られていたのでは、なんて。
 ちょっと考え過ぎですかね。
 いずれにしても新球場は建っていたのかな?


 さて、「The Yankee Years 」からかなり離れてしまいました
が、とにかくこの本は非常に面白く、いろいろと考えさせられる
内容ではあります。
 500ページ弱の長編なのですが、トム・バードゥッチさんの
文章らしく非常に読みやすく、英語になじみのない方にもお勧め
かと。ただ松井秀喜に関する記述が極めて少ないのは残念でした
が(井川よりも少なかったような(笑))。


・・・・・・あと、Aロッドのステロイド問題について思うこと
は「スポーツコミュニケーションズ」で明日にアップされるコラ
ムでまとめていますので、そちらをよろしく。

というわけで、また!



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 ウェブ上のコラム


「スポーツナビ」
・Aロッド、ドミニカ共和国代表で挑むWBC
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/jpn/text/200902040003-spnavi.html


「スポーツコミュニケーションズ」
・WBCアメリカ代表の本気度と勝算は
http://www.ninomiyasports.com/sc/modules/bulletin/article.php?storyid=2368


「スポーツアイESPN」
・ファーブが今度こそ本当に引退か
・プロボウルは必要なのか
・スパーズを侮るべきではない
http://www.jsports.co.jp/mobile/index.html??


「ダンクシュート」誌 取材ブログ(だいたい2週間に1度更新)
 http://kmaga.jp/dunk/
※会員登録しないとブログは読めません。



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2009年01月18日

Tokyo Nets

83389ad0.JPG 2009年一発目の更新がこんな時期になってしまいました。

 まだ日本です。おかげさまで母上の回復が素晴らしいため、最近
は羽根を伸ばし、仕事関係やら友人やら多くの人に逢っております。

 その過程でいろいろな場所に足を運ぶのですが、高島屋タイムズ
スクウェアとか六本木ミッドタウンとか、日本にもNYを彷彿とさせる
地名が結構あって懐かしい(?)。

 そして中野にある母が入院していた病院付近では、なんと東京・
中野ネッツというチームを発見(写真)!おおお!!
 ・・・・・・いや、バスケファンにしか面白くないネタで失礼いたしまし
た。。。


 そのネッツの昨日のセルティックス戦はウェブ上の配信で見まし
た。が、覇気のないプレーで大差がついたため後半はデビン・ハリ
スとV・カーターは出場なし。これで3連敗。

 健闘を続けてきたネッツですが、ちょっと息切れ気味?次の2試
合も相手が強いし、踏ん張りどころですね。


 あとマジック対ナゲッツも後半だけチェックしました。
 マジック、アウェーでスパーズ、レイカーズ、ナゲッツを連破はす
ごい。こりゃ本物か?「J・ネルソンにPGやらせてる限り上位進出
はない」なんて思ってましたが、考えを改めなければいけないかも?

 まあまだ前半戦なので、真の地力が問われるのはこれからです
が。とりあえず次のボストン戦が楽しみ。特に、最初の対戦じゃメタ
メタやられただけにね。


 さて、それでは明朝から5時から(涙)のNFL戦2試合を見るため、
今夜は早めに寝ることにします。寝付けるかどうかわかりませんが。

 しかしNFLプレーオフの番狂わせもこれだけ続くと少々興ざめで、
今期のスーパーボウルはどう転んでも地味な顔合わせになってし
まいますね。

 ここまで来たらフィリーかな(対レイブンズ)。去年のワールドシリ
ーズ中に「ボストンの次はフィリーの番」とか冗談半分で書きました
が、現実となる可能性が出てきました。76ersも勝ち始めたし。

 で、NYは?新球場に期待ですか(笑)。


  それでは、また!



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 ウェブ上のコラム


「アスリートバンク」
・悪の帝国ヤンキースが09年に本領発揮か?
・現代最高のトレーナー フレディ・ローチ
http://www.athlete-bank.jp/


「スポーツコミュニケーションズ」
・09年スーパーボウルに辿り着くのは?
http://www.ninomiyasports.com/sc/modules/bulletin/article.php?storyid=2334


「スポーツアイESPN」
・レッドソックスは動く必要はない?
・カーメロ故障でナゲッツに試練到来
・カージナルスが初の夢舞台へ
http://www.jsports.co.jp/mobile/index.html??


「ダンクシュート」誌 取材ブログ(だいたい2週間に1度更新)
 http://kmaga.jp/dunk/
※会員登録しないとブログは読めません。




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2008年12月31日

Historical Collapse

379f666e.JPG
 写真でお分かりの通り(?)、まだ日本にいます。

 連日、午前中にテレビ(ビデオ)かネットで米スポーツのゲームを
チェックし、昼にはたいてい仕事関係の誰かにお会いし、午後は母
の休む病院を見舞い、夕方にジムに行き、夜は原稿を書くか米メ
ディアの記事を読む・・・・・・といった日々を送っております。


 昨日、ジェッツ対ドルフィンズ戦も朝6時(涙)からCSの生中継を
観ました。
 ジェッツ、歴史的崩壊(Historical Collapse)でヘッドコーチが
解任!・・・・・・ってニューヨークのほかのプロスポーツチームにも
あったような結末?

 開幕前にブレッド・ファーブという大物エースを獲得しながら失速
とは、サンタナが加わって期待を持たせながらプレーオフ前に崩壊
したメッツとまさにそっくりですな。いやはや(まあファーブとサンタ
ナの修羅場での活躍度はだいぶ違いましたが)。

 あとチャド・ペ二ントンの根強いファンってNYには未だに多く、そ
の方々には随分と複雑なゲームだったんでしょうね。
 結果的には最終戦に勝ってもジェッツは敗退だったわけで、だっ
たらベリチック(&ペイトリオッツ)よりも好漢チャドがプレーオフに
進んで良かった?

 とにかく、今週末からNFLはトーナメント戦に突入で楽しみです。
日本でも全試合中継とか(!)。見る人そんなにいるんですかねえ?


 さて、ご心配おかけした母親の方ですが、まさかの急病(Historical
Collapse)のあと、おかげさまで順調に回復しております。
 今日は僕に対し「早くニューヨークに帰んなよ」と全盛期を思わせ
る突き放し発言も。
 ちっ。まあまだ入院中だから許してやるか。。。


 というわけで、皆さま、良い年をお過ごしください。


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2008年12月19日

Hope for the best

41d43fb5.JPG 突然ですが、家庭の事情(母の急病)にて現在日本に滞在
しております。

 緊急一時帰国に際し、沢山の人に多大なご迷惑をおかけし
てしまい、一方で多くの励ましの言葉を頂きました。

 ここ10日ばかりの間に、「できることがあったらなんで
も言ってくれ」と告げてくれた人が何人いたことか。
 非常事態にはそういった言葉が深く胸にしみいるものです
ね。月並みですが、本当にどうもありがとうございました。
 
 母の状態は、幸いにも良い方向に向かっています。
 おかげでこちらの方も徐々に落ち着いて来ました。

 もうしばらくは日本にいる予定ですが、そこでお逢いする
方々、かなり浦島太郎状態の僕を宜しくお願いいたします。。。


 で、食いぶちの米スポーツの方も、ネット、BS、CSな
どを駆使し、可能な限りチェックしてますのでご心配なく。
CSでNFLの放送が多いのに驚いたのですが(生中継も豊
富なこと!)、NBAも頑張って1日1試合は見てます。

 病院とジムから帰った今夜も、録画しておいたスパーズ対
マジック戦(BS1)を見ているところです。米の実況も聞
けるから良いですね。
 コアは歳を重ねているスパーズですが、控えの若手の層が
厚くなったぶん昨季より怖いかも。ガードが薄いマジックは
マーブリーでも獲ったら面白いかもしれませんね(いろんな
意味で)。


 ヤンキースは今日にサバシアとバーネットの記者発表をや
ったようですね。

 メールにてかなりの数の質問を頂いたバーネット獲得につ
いてですが、確かに失敗補強の可能性は少なくないでしょう。
元フロリダ、FAになる直前にキャリアイヤー、故障多し、
キャラにも疑問符・・・・・・と状況はパバーノのときと酷
似(まあバーネットのポテンシャル自体はパバーノより数段
上ですが)。

 ただ、ヤンキースにとっての「リスク」自体は大きいとは
思ってません。
 理由は詳しくは「NY摩天楼通信」の最新コラムを読んで
欲しいのですが(下記リンク参照)、簡単に言えば「来季は
先発投手のうち誰かがケガしても代わりがいるから」。
 バーネットがダメでも失うのはカネだけで、ヤンキースに
はカネは無尽蔵にありますもんね。

 あと、マニー・ラミレス獲得も悪くないんじゃないかと思
っております。
 3年契約でも結べばいずれ痛い目にあるだろうけど、でも
破局までに1,2度は優勝できるだろうし。獲りに行かなか
ったらずっと平和な代わりに一度も勝てないかもしれないし。


 ・・・・・・と、そんなわけで、またアップデートします。
 今後ともどうぞよろしく!


======================


 ウェブ上のコラム


「アスリートバンク」
・進化を続ける天才 コービー・ブライアント
http://www.athlete-bank.jp/


「スポーツコミュニケーションズ」
・意外にも筋の通ったヤンキースの大補強
http://www.ninomiyasports.com/sc/modules/bulletin/article.php?storyid=2297


「スポーツアイESPN」
・ウェイドの無鉄砲スタイルに変化なし
・スティーラーズが上昇気配
・サプライズ・ドルフィンズの行方
http://www.jsports.co.jp/mobile/index.html??


「ダンクシュート」誌 取材ブログ(だいたい2週間に1度更新)
 http://kmaga.jp/dunk/
※会員登録しないとブログは読めません。




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2008年11月30日

cocktail

42cbdaff.JPG アメリカは感謝祭ウィーク中ーーー。

 毎年この時期のニューヨークの街中にはアメリカ人がめっきり減少。
しかし日本の事情で動くライターには余り関係なく、当日以外はけっこ
う普通に働いています。

 店々は休むところが多くても、スポーツイベントだけは特に変わりな
く行なわれてますからね。


 というわけで、昨日はまたボストンに行ってました。
 セルティックス対76ers。

 やはり米メディアの数が普段より大幅に少なかったためやり易く、お目
当ての取材は試合前に軽く終了(近日中にウェブ上でコラムを書きますの
でお待ちを)。おかげで試合はのんびりと見ることができました。


 さて、個人的に開幕前から注目していた76ersですが、今季出だし
は不調。今夜もセルティックスに24点差をつけられて大敗し、これで7
勝9敗となってしまいました。

 ノドから手が出るほど欲しかったゴール下の得点源としてエルトン・ブ
ランドが加入し、上位進出に準備万端と思えたんですがね。
 ブランド、ミラー、イグダーラといったベテランに、タデウス・ヤング、
ルイス・ウィリアムスら好素材の若手がほど良くブレンドされたロースタ
ーは改めて見てもバランスが良いし。
 
 しかし、蓋を開けてみればヤング以外の主力は成績が軒並みダウン。キ
ャラの立ったスターが集まったセルティックスやレイカーズと違い、76
ersは性格的にも選手のタイプ的にも間違いなく上手く行くだろう!
 ・・・・・・と誰もが思わされながら、なぜか上手く行かない珍しいケ
ースとなってしまいました。

 バスケファンの知人が「バスケはカクテルのようなもので、1人選手が
加わるとまったく違った味になる」と上手いことを言っておられましたが。
76ersの場合、味が悪い方に変わってしまった?

 昨季終盤〜プレーオフでみせた爽快なランゲームは影を潜め、今夜も見
るに耐えないような酷いプレーを見せてしまっておりました。


 まあそうは言っても、シーズンはまだ始まったばかり。故障上がりのブ
ランドもまだ全開には至っていない感があるだけに、新体制でのケミスト
リー構築は難しかったのでしょう。ヤングに話を聞いても、「ウチにはも
うすこし時間が必要だ」と言っておりました。

 実際にこのチームはなぜか例年スロースターターの傾向が強いだけに、
浮上始めるのは今後になるのかもしれません。

 ただ・・・・・・徐々に地力を付けたとして、今夜にメチャクチャやら
れたセルティックスに追いつくのは並大抵のことではなさそうなんですが
ねえ。



================================

 ウェブ上のコラム


「アスリートバンク」
・メジャーを虜にした岩村明憲
・アメリカを席巻する女性ボクサー・中村千香
http://www.athlete-bank.jp/


「スポーツコミュニケーションズ」
・デラホーヤ対パッキャオ戦の挙行は正しいのか
http://www.ninomiyasports.com/sc/modules/bulletin/article.php?storyid=2246


「スポーツアイESPN」
・一段レベルを上げたキャブス
・NFLでは珍しい引き分け試合の余波
・サブウェイスーパーボウルの実現はなるか?
http://www.jsports.co.jp/mobile/index.html??


「ダンクシュート」誌 取材ブログ(だいたい2週間に1度更新)
 http://kmaga.jp/dunk/
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2008年11月23日

Pursuit of Happiness

f29b677e.JPG 11月20日 サンノゼ・HPパビリオン
 中村チカ 6R判定 ティファニー・ジュノ


 ボビー・パッキャオがメインの興行のセミファイナルに登場した
チカさんは、相手のパンチをときに浴びながらも、最終的には明白
な判定勝ち(ジャッジ3者とも58−56)。

 ここまで4勝1敗だったジュノも地力のある選手で、そんなボク
サーとのせめぎ合いを制せた価値は大きいでしょう。NY時代と比
べ、コンビネーションのスムーズさ、パンチを打つ際のバランスに
格段の進歩が見られました。
 これで8戦8勝(3KO)。そろそろなんらかのタイトル戦も? 

 こうやって良い内容の試合を続ければ、マッチメークもどんどん
楽になるはず。そして頻繁に試合をこなせれば、実力もついていく。
まさに好循環。やはり西海岸移住は正解でしたね。

 そして以下は、試合後のインタヴュー時の彼女のコメントーーー。

 「ボクシングは、私を幸せにしてくれました。なにか夢を見つけ
て、それに向かってまっすぐに努力することが、幸せになる鍵なの
だと思います」

 ・・・・・・良いことを言ってくれますね。
 これからももっと頑張って、自身だけではなく周囲の人たちも、
もっともっと幸せにして欲しいものです。



daisukesugiura at 16:43|Permalinkこの記事をクリップ!ボクシング 

2008年11月21日

California Dreamin'

e525919c.JPG 現在、カリフォルニア州のサンノゼ(サンフランシスコのお隣り)に来
ております。

 この街に住まわせている隠し子(写真)に逢うために・・・・・・

 というのはもちろん冗談で(笑)、昨夜は友人家族の邸宅にお世話にな
りまして、今夜はこれからボクシングの取材。拠点を西海岸に移した日本
人女性ボクサー・中村チカさんがプロ8戦目を行ないます。

 ニューヨークでデヴュー以来6連勝(2KO)を続けたチカさんは、今
夏よりLAに移住。名トレーナー・フレディ・ローチ氏の指導を受け、9
月には半年振りの試合で6RTKO勝利を収めました。

 そして今夜に2ヶ月連続の自身8戦目。やはり西海岸は頻繁に試合が組
めて良いですね。僕の取材活動はより大変になりましたが(笑)、彼女に
とってゴー・ウエストは最良の選択だったのでしょう。

 今回はデラホーヤ戦を目前にしたマニー・パッキャオのトレーニングの
ため、ローチ氏がセコンドには付けないというのが残念。
 しかし晴れやかなカリフォルニアの空のもと、そんな不安要素を吹き飛
ばし、ぜひとも3試合連続となるKO勝利を飾って欲しいもの。
 ゴー・ガール!

 この試合&チカさんの近況レポートは、明日のこのページ、そして来週
更新の「アスリート・バンク」内で詳しく書く予定です。
 お楽しみにしておいてください。  

daisukesugiura at 10:02|Permalinkこの記事をクリップ!ボクシング 

2008年11月17日

Rough Weather

0ef28d53.JPG 最近はNBA、ボクシングなどの取材をのんびり(?)こ
なしております。

 とにかく毎日ゲームを行なって怒濤のように時間が過ぎる
MLBシーズンと違い、この時期は良いですね。
 せいぜい週3、4試合なので、ジムに行ったり、人に逢っ
たり、本を読んだりする時間もあります。

 今日は日曜なのでジムには行かず、友人と昼食を頂き、ロ
バート・B・パーカーの「Rough Weather」(スペンサーシ
リーズ最新作)を読みながらNFLジャイアンツ戦をTVで
チェック。そして夜はニックス対マブス戦を取材。
 いやあ、なんて人間らしいゆとりのある生活なんだ!


 ・・・・・で、夜のMSG。
 試合前にイタリア人記者に紹介してもらってニックスの新
人ダニロ・ガリナリと話したら、6月のドラフト時より英語
がかなり上手くなっていて驚いた。あれから5ヶ月弱しか経
っていないのに。

 まだ20歳ですもんねえ。頭の柔らかいその年頃なら、3
0代の我々の数倍のスピードで言語も上達するのでしょう。
羨ましいぜ。
 とは言っても僕もNYに来たときは20代前半だったんで
すが(笑)。

 ドラフト1位で入団しながら今季は背中のケガで離脱し、
厳しい形でNBAキャリアをスタートさせたガリナリ。しか
しRough Weatherの後にはえてして快晴が待っているもの。

 戦列復帰後には、英語を上達させたのと同じくらいのスピ
ードでNBAにも適応し、ニューヨーカーを喜ばせて行って
欲しいものです。



================


 ウェブ上のコラム


「スポーツナビ」
・松坂大輔、抜群の好成績の裏で求められるもの
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/mlb/text/200811070004-spnavi.html


「アスリートバンク」
・松坂大輔の2年間は正しかったのか(後編)
・田臥でも通用しないNBAの凄さ
http://www.athlete-bank.jp/


「スポーツコミュニケーションズ」
・ワールドシリーズ中立地開催の勧め
http://www.ninomiyasports.com/sc/modules/bulletin/index.php?storytopic=43&tmid=53


「スポーツアイESPN」
・FAの目玉CCサバシアの行方
・ワーナーは2度目の奇跡を起こせるか
・不振ブラウンズがクインをQBに登用
http://www.jsports.co.jp/mobile/index.html??


「ダンクシュート」誌 取材ブログ(だいたい2週間に1度更新)
 http://kmaga.jp/dunk/
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daisukesugiura at 16:10|Permalinkこの記事をクリップ!NBA 

2008年11月11日

worldS Will Collide

dd6b35be.JPG 統一Lヘビー級タイトル戦 @ マジソンスクウェア・ガーデン
 ジョー・カルザギ 12R判定 ロイ・ジョーンズ


 かなり忙しい時期にて(まだそうなんですがね)、更新遅れました。。。
 結果はもうご存知と思いますが、ちまたで予想されていた以上のカ
ルザギの圧勝。 

 初回にロイがダウンを奪った際には「おお!」と色めき立ち、調子
もよく見え、2回まではかなりハイレベルの攻防。その時点では名勝
負の予感にMSGの記者席も沸き立ったのですが(「ハグラー対ハー
ンズの再来だ!」なんて騒いでいる輩までおりましたよ)。

 しかし特に効いたパンチがあったようにも見えなかったのに、3回
以降にロイが一気に急激に失速したのは??

 ・・・・・・まあこれが衰えというやつなんでしょうね。身体のエ
ネルギーが長持ちせず、おかげで良い角度でパンチを当てても効かせ
切れない。反射神経も衰え、いつかは楽にかわせたパンチを貰ってし
まう。

 中盤以降のロイは動きも顔つきも完全に年老いたファイターの典型
で、派手に倒されて危険な事態にならないかと心配になってしまいま
した。いやいや、これで引退してくれないですかねえ。
 しないんだろうなあ(笑)。


 さて、試合後の記者たちの間で話題だったのは、全盛期のロイが今
のカルザギ(彼はずっと学んで来てここ1年が全盛でしょう)と戦っ
ていたら・・・・・・というお決まりの仮想ファイト。

 基本的に黒人を中心とする多数のアメリカ人記者たちは、みんな「
今日の第1ラウンドみたいな展開が続いてロイの楽勝だ」という答え。

 そして案の定、UKから参上した記者さんたちは「全盛のロイは強
敵とまったく対戦しなかったから強さばかりが目立ったけど、カルザ
ギのような底力がある変幻自在の相手に一端ペースを取られたら二度
と変えられなかったはずだ」と。

 さてさて、どうなんでしょう?
 僕は前にも書いた通り全盛のロイは史上最強だと思っていたので、
ここでもそれを貫いておきます。

 しかし確かにカルザギの適応能力も見事なものですよね。米国で2
度もダウンを跳ね返して勝ったのもたいしたこと。
 パンチをまともに貰わない距離、体勢を試合中に学習する能力に長
けているようなので、誰にとってもやりにくいあいてであることは間
違いないです。
 先ほどの仮定通り全盛にぶつかっても、両者のパンチがなかなか当
たらないまま、ロイもかなり苦戦していたかもしれませんね。


 というわけで、NY久々のビッグファイトは終わりましたーーー。
 次はコットの再起戦まで待たなきゃいけないのでしょうか?

 この夜も記者会見まですべて終わったのはAM2時近くで、あの悲
惨だったワールドシリーズ第3戦を思い出させられるほどシンドかっ
たのですが・・・・・・
 でもやっぱりMSGでの世界戦で聴くアメリカ国歌はシビれるんで
すよね。。。
 

daisukesugiura at 16:34|Permalinkこの記事をクリップ!ボクシング 

2008年11月06日

The Times They Are A-Changin'

6ee1b36a.JPG 今週末にはマジソンスクウェア・ガーデンにて久々にボクシングの
ビッグファイトが行なわれます。

  統一・Lヘビー級タイトル戦 
 ジョー・カルザギ (45−0(32KO))
   対 
 ロイ・ジョーンズJr (52−4(38KO))

 2月にクリチコ弟とイブラギモフが「ザ・ガーデン」で大ナマクラ
戦をやってくれて以来、ボクシングはこの場所から嫌われていたので
すが、再び戻って来てくれて良かったです。


 で、今日はタイムズスクウェアのBB・キング・バーにて恒例の最
終記者会見が開催されたのでした。

 まあ会見自体はいつも通り出席したボクサーたちが「俺が最高だ!」
「あいつはクソだ!」を連発するばかりで(笑)、なんら目新しいこ
とはなかったのですが。

 しかしオバマ大統領が誕生した直後で、会場の大半を占めたマイノ
リティの人々が非常に元気だったのが印象に残りましたね。
 ロイも「この国に変化のときが来たんだ。そしてカルザギにも初黒
星だ!」とか悪のりしたりして。

 あとトイレで小便していたら、隣で同じように用を足していた黒人
青年から「なあ、こんな日が来るなんて思わなかったよなあ、おまえ
の家族は元気か?これからも一緒にがんばろうな」とか突然笑顔で話
しかけられたりして。。。

 政治には疎い僕にも、新たなムーブメントが生まれ始めているのは
確かに感じられます。
 さて、これからこの国はどんな方向に向かって行くんでしょうか。


 で、ボクシングに話を戻すと、大方の予想に反し、実は僕は今回の
タイトル戦はロイ・ジョーンズが勝つんじゃないかと思っています。

 なぜなら、スピーディな小刻み連打が武器のカルザギ(写真)は、
これまで自分よりスピードがあって、そのスピードを保てる選手とは
戦ったことがなかったんじゃないかと思うから。

 僕自身もそうでしたが、スピードが武器のボクサーにとってなにが
嫌だって、自分より速い選手なんですよね(おまえごときを引き合い
に出すな、という突っ込みはご堪忍を)。

 まあカルザギはテクもスタミナあるし、僕的にもそれほど自信のあ
る予想じゃないんですけど。
 しかしとりあえずザ・ガーデンは大試合独特の雰囲気に染まりそう
で、とても楽しみな週末ではあります。

daisukesugiura at 17:07|Permalinkこの記事をクリップ!ボクシング 

2008年11月04日

Summer of Love

d05af8a7.JPG 今日は取材はない日ーーー。

 朝から昨日に録ったインタヴューを起こしていたら、傍らのテレ
ビからスティーブン・A・スミスの耳障りな声が聞こえて来て、N
BAを揺るがす大型トレードが成立寸前なことを知った。

 アイバーソン⇄ビラップス!

 いやいやいや、開幕から1週間の時期にこのマグニチュードの移
籍劇は珍しいですよねえ?
 


 詳しくは別媒体で書くと思うのでここではやめておきますが、し
かし良く考えてみれば両者にとって理に叶った良質トレードに思え
ます。
 
 「カーメロ&AI」のデュオが上手くいかないことがすでにはっ
きりしたナゲッツは、2人のうち歳をとった方を放出して、代わり
にピュアPGをゲット。
 自分で点獲りたくてたまらない選手ばかりのチームにとって、ビ
ラップスは司令塔として最適の存在でしょう。
 
 一方でマンネリが続くピストンズは、高額契約も最終年を迎えた
一級スコアラーを獲得。
 この補強でプレーオフでの決め手の無さの解消を目論み、しかも
もしも上手く行かなかった場合には今季終了後に再契約せずに再建
すれば良い(アイバーソン&ラシードの契約切れで浮く金額は30
ミリオン超)。

 特にピストンズ側には一見するとギャンブルに見えますが、でも
実際はアイバーソンはいわば「レンタル」なわけで、リスクはそれ
ほど大きいわけではない。

 まあ6年続けてきた東ファイナル進出が今季に絶たれる可能性は
より大きくなりましたが、しかしファイナルに進まない限り成功シ
ーズンとみなさないのであればコアを崩すのは理解できます。
 旧メンバーではもうどうやってもセルティックスとキャブスには
勝てなかったでしょうしね。



 それにしても、人気&実力を兼ね備えたスターが、FA権を得る
寸前のシーズン中に伝統チームに移籍して活性化を担う・・・・・・
 という意味で、アイバーソンの移籍は昨季中のマニー・ラミレス
のドジャース行きによく似ていますね。
 
 少し前ですが、「スポイラ」ウェブのArash Markaziさんが、ラ
ミレスとドジャースの関係をこんな風に表現していました。

 In the end, Ramirez's time with the Dodgers may be remembered as nothing more than the beautiful summer fling you look back fondly at years later. A magical, no-strings attached relationship that you knew was too good to last, but too good to pass up. It might not have been marriage material, but it was probably the best time you'll ever have.
(Arash Markazi)


 ・・・・・・さて、アイバーソンもマニーと同じように、誰もが
人生で一度は味わう「一夏の恋」を、デトロイトのファンに再体験
させてあげられるかどうか(NBAの場合は「一春の恋」か?(笑))。

 とりあえずピストンズは金曜日にさっそくニュージャージーに来
るのでちょっと楽しみですね。

 
 (写真はハロウィーン時のもので記事に関係ありません)

daisukesugiura at 16:27|Permalinkこの記事をクリップ!NBA 

2008年11月02日

Light My Fire

7c5c3251.JPG フィリーから戻り、さっそくNBAの取材が始まっています。

 毎年のことですが、この新陳代謝の早さがアメリカンスポーツの魅
力ですよね。いちいち感傷や安堵に浸る間もなく、次から次へと新た
なステージが幕を開ける。そして猛烈な勢いで歳を取って行く(笑)。

 実はワールドシリーズの雨天中止日(第5戦がサスペンデットにな
った翌日)にもNBA開幕戦の取材にボストンに行っていたのでした。

 写真はそのときのものです。ポール・ピアースの涙を始め、やっぱ
り幸福なセレモニーは素晴らしかったです。Wシリーズの合間に無理
して行った甲斐がありました。


 そして今夜は地元ニュージャージー・ネッツのホーム開幕戦。
 ネッツはウォリアーズに完敗。タレントが少ないながら(それゆえ
に?)非常に一生懸命プレーしてくれているので好感は持てますが、
しかし攻撃の武器の少なさはいかんともし難い。ニックス、ネッツと
もにNYエリアには厳しいシーズンとなりそうです。

 野球、バスケともにNYは東海岸ではすっかり取り残されてしまい
ましたなあ(救いはNFLのジャイアンツのみ)。まあ今季は熱いフ
ィリーやボストンにまで頻繁に足を伸ばそうと思っているから良いん
ですがね。


 で、ここで今季の大予想をしておくと、ファイナルのカードはキャ
ブス対レイカーズ。

 開幕戦で見たキャブスは去年とまったく変わってませんでしたが、
しかしシーズン中に大補強があることを想定しています(ビンス・カ
ーター、アイバーソンあたり?)。
 レブロンは2年後に間違いなく出て行くだろうし、とするとキャブ
スは来季までに勝てなかったら一生勝てないだろうから、ここで何か
大胆な動きをするでしょう。

 ちなみに今夜の試合前にクリス・シェリダン氏(ESPN.COM)
に話を訊いたら、氏はファイナルはロケッツ対セルティックスになる
だろうと。。。
 ロンアーテストを獲得したロケッツはここまで3試合は出来が抜群
に良いですからね。確かな楽しみなチームです。


 さて、いずれにしても今シーズンも昨季に劣らない良い1年になっ
て欲しいもの。NYからも、どっちか片方くらいプレーオフに進んで
くれないかなあ(笑)


=================


 新たに開設したウェブスポーツマガジン「アスリートバンク」に先週
のvol.2から寄稿させて頂くことになりました。
 記念すべき第1稿は、「松坂大輔の2年間は正しかったのか(前編)」。

 http://www.athlete-bank.jp/

 「米4大スポーツのメインライターで」と有り難いお言葉を編集から
頂き、今後もMLB、NBA、NFLなどについて書かせて頂く予定で
す。こちらの方もどうぞ宜しくお願いします。


================

 その他のウェブ上のコラム


「スポーツコミュニケーションズ」
・セルティックス連覇なるか? 〜08`09年シーズン展望
http://www.ninomiyasports.com/sc/modules/bulletin/index.php?storytopic=43&tmid=53


「スポーツアイESPN」
・タイタンズがコルツの地区連覇に終止符を打つか
・チームワークで浮上を目指すネッツ
・08年ワールドシリーズ大胆予想
http://www.jsports.co.jp/mobile/index.html??


「ダンクシュート」誌 取材ブログ(だいたい2週間に1度更新)
 http://kmaga.jp/dunk/
※会員登録しないとブログは読めません。



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2008年10月30日

tough bunch

6bf2c779.JPG ワールドシリーズ第5戦(の続き)は、誰もが生まれて初めて見る
であろう「3イニング・ベースボール」となりました。

 開始直後にいきなりクライマックスのスピーディさは、普段は「
進みが遅過ぎる」と野球を批判する人々にも楽しんで頂けたんでは
ないでしょうか(笑)。

 で、今夜はエキサイティングで濃密な3イニングの攻防戦の末に、
結果はフィリーズが4−3で勝利。
 これで4勝1敗でワールドシリーズ制覇決定!!

 
 今年のシリーズは一般受けは悪かったのかもしれませんが、好対照
なスタイルの対決という意味で興味深い5試合ではありました。

 簡単に言うと、同じようにランナーが2人出たとして、チームバッ
ティングでその2人を返しに行くのがレイズ、スリーランホームラン
で3点取るのがフィリーズ。
 見た目にはレイズの方が良い野球に見えるんだけど、でも結果的に
3−2で勝ってしまうのはフィリーズ。

 とにかく大雑把で強引なので、基本や戦略重視でうんちく好きの日
本人の中には、フィリーズの野球を気に入らん人は多いでしょうね。

 ただ、このやり方で2年連続地区優勝し、今季は世界一。立派に結
果を出しているのだから、もう「白痴の野球(マニエル監督はよく「
白痴」とか呼ばれてました。。。)」とかつべこべ言うべきではない
でしょう。


 今シリーズにしても、王手をかけてから雨で1,5日のブランクは、
普通に考えれば勢いに乗るフィリーズの方に痛かったはず。
 それでも第5戦(の続き)では主導権を渡さなかったのだから、「
流れを掴んだだけ」とか「運が良かった」とか言い訳は通用しない。
 フィリーズは明らかにレイズよりも優れたチームでした。


 もっと具体的に突き詰めると、このシリーズではfamiliarityが重要
な要素だったように思います。

 すでに指摘したシチズンズ・バンク・パークの優位性に加え、ハメ
ルズのチェンジアップ、リッジのスライダー、マイヤーズのカーブは
レイズ選手たちにとって文字通り生まれて初めて見る球だったはず。
それらはルーキーや経験不足の選手に簡単に打てるボールではない。

 逆にレイズの投手陣の中でクセ球を投げるのはJP・ハウエルくら
い(ブラッドフォードは元メッツでほとんどのフィリー選手が体験済
み)。若手先発投手たちは確かにタレント揃いですが、オーソドック
スな本格派が多いため、初対面の優位性はそれほどでもない。

 といったわけで、初顔合わせの短期決戦ではよりクセの強い選手が
多いフィリーズの方にアドバンテージがあったのは事実でしょう。


 しかしだからといって「慣れられてないこと」だけが勝因だったわ
けでももちろんないです。
 メッツの宿敵ということでフィリーズの試合を見ることはここ数年
間は多いのですが、彼らを形容するのによく使われ、僕的にも適切だ
と思うのは「タフ」という言葉。

 以前に「メッツよりもフィリーズが優れているのは「戦いに臨む姿
勢」」と書いたことがありますが、それはつまりフィリーの方がより
タフだということ。

 少々点差をつけられても諦めず、競り合いでもビビらず、酷い負け
方をしても落ち込みすぎずにすぐに巻き返す。
 選手同士はそれほど仲が良いように見えないし、ケミストリーとい
う言葉を使うのは憚られるけど、それでも試合が始まると全員が真っ
すぐに「勝利」という目標に向かう。

 なんだか「古き良き時代」を感じさせる無骨なチーム(ってそんな
時代を語れる歳でも僕はないのですが(笑))。GMがオールドファ
ッションな人だっていうのも関係あるんでしょうね。
 
 今季のフィリーズはメッツやドジャースよりも、そしてレイズより
も強かった。本当に2008年のベストチームだったのかと問われた
ら答えは難しいけど(ボストンに勝てていたと思います?)、しかし
最もタフなあんちきしょうだったことは間違いないでしょう。


 ・・・・・・それにしても、やっぱり地元で優勝が決まるのは良い
ですね。
 今夜に最もジーンときたのは、試合後に記者席からワークルームに
向かう途中、売店で働く年配のおばちゃんが真っ赤になった顔でボロ
ボロ涙を流している姿を見たとき。

 その他、選手はもちろん球団職員もファンもみんな本当に嬉しそう
で、地元が一体となった祝祭が体感できました。そしてその騒ぎは、
帰り道の地下鉄構内や電車の中まで延々と続いたのでした。
 非常にうるさかったが(笑)、まあこんな夜くらいは良いでしょう。

 フィリーの皆さん、おめでとうございます。
 
 そして、今シーズンも終わったのですーーー。

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2008年10月27日

You were meant for me

 第4戦中です。
 フィリーズがシリーズを2勝1敗とリードし、フィラデルフィア
の街も盛り上がって来ていますね。

 今日の昼、ホテルの近くのレストランに行ったら、そこはジュエ
ルの「You were meant for me(あなたは私の運命の人)」が流れ
ている粋な場所だった。
 そして多くの従業員は「ハメルズ」「ロリンズ」とか、「アブレ
イユ」「トーミ」とか(笑)、新旧のフィリーズ・スターたちのT
シャツを着て働いておりました。

 そして球場行きに乗ったタクシーの運ちゃんによると、特に今日
はワールドシリーズ、イーグルス戦(NFL)、ザ・フーのコンサ
ートが同地域で行なわれる大忙しの日なのだとか。
 「もし今夜フィリーズが勝ったら、明日でワールドシリーズは終
わりだ。そしたら街は凄い騒ぎになるぜ。パレードだ、ベイビー!」
 ・・・・・・だそうで。

 実際にフィリーズは良い感じになっているし、イーグルスも例年
確実にプレーオフ戦線に絡んでくるし、76ers(NBA)もエ
ルトン・ブランドを獲得して上昇気配。
 昨今のフィリーは、昨年にタイトルタウンとなったボストン(レ
ッドソックス、セルティックスは優勝、ペイトリオッツもスーパー
ボウル進出)に雰囲気が似て来ている気がします。

 さて、フィリーズはここでその先陣を切れるかどうか?
 嗚呼、同じ東海岸なのにNYはどこへ?


 ・・・・・・とそんなことを書いている間に、4回裏にライアン・
ハワードが得意の左翼席ギリギリへのホームラン!
 走者が2人いるときにこれが出たのは大きい。
 フィリーの必勝パターンがまた炸裂。

 このまま短期シリーズに終われば、MVPはカルロス・ルイーズ?!
 まあ明日にハメルズが好投すりゃ彼になるなんでしょうけどね。

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2008年10月26日

welcome to the bandbox

 フィラデルフィアにてワールドシリーズ第3戦の取材中です。
 
 今旅にはデジカメを持ち忘れまして、シリーズ中は写真はなしです。
 すんまそん。

 大雨で一時はどうなることかと思われた今夜の試合ですが、なんとか
91分遅れでPM10時(!)に開始されました。
 現在は3回裏でフィリーズが2−1とリード。
 
 僕はこのシリーズは4勝2敗でフィリーズ勝利と予想しているのです
が(詳しくは先週の「スポーツアイESPN」コラムをよろしく)、そ
の理由の1つがフィリーズの本拠地シチズンズ・パーク・スタジアム。
 
 ポップフライみたいな飛球が軽々と本塁打になるこの球場は、フェン
ウェイパークと匹敵するほど「慣れたもん勝ち」の場所。
 当然ながらフィリーズはここで戦うためにに作り上げられたチームで、
経験不足なレイズ投手陣は特にレフト方向への打球の伸びに驚くことで
しょう。レイズ自慢の身体能力の威力もこの狭さでは半減されてしまう。。。

 そしてさっそく出ました!
 2回裏に、カルロス・ルイーズが当たり損ねの左越えホームラン!こ
れがフィリー名物!!

 強力打線というイメージが強いフィリーズですが、しかし基本的に状
況に応じた打撃はできないチーム。走者が出ても小細工は使わず、一発
ドカンが飛び出すのを持つ。

 このWシリーズ1,2戦のチャンスでの脆さはちょっと極端でしたが、
でもまあ基本はあんなもん。今年のプレーオフでも本塁打の得点ばかり、
あるいは再三の好機を逃し続けながらそれでも勝った試合もかなりあり
ましたもんね。

 この大ざっぱな野球がすでに全体に浸透していて、その方法での勝ち
方を知っている。特に本拠地で戦っている以上、強引な戦法も正当化さ
れる。

 さて、レイズがこの短期決戦中にフィリーの乱暴野球(誉め言葉です)
に適応できるかどうか?
 まあこれまで様々な否定論を乗り越えて来たチームですから、立派に
やり遂げても驚くべきではないんでしょうけどね。



daisukesugiura at 13:14|Permalinkこの記事をクリップ!MLB 

2008年10月20日

Forever Young

daadc432.JPG Lヘビー級12回戦 @ アトランティックシティ
 バーナード・ホプキンス 12R判定 ケリー・パブリック


 試合前、僕の周囲の人間は例外なく全員が「パブリック判定勝利」
と予想していたこのカードですが・・・・・・

 しかし蓋を開けてみれば、誰もが驚くホプキンスのパーフェクト
ゲーム!
 2001年のティト・トリニダード戦とそっくりの展開(前評判
まで含め)で試合は進んで行きました。
 
 まあホプキンスが攻撃的な選手を封じ込める能力に長けているの
は百も承知でしたが、ただここ数年は以前にも増してダルなファイ
トが増えてましたからねえ。
 前回のカルザギ戦も1発振っては抱きついての繰り返しで、年齢
によると衰え、スタミナ不足を感じさせたもの。

 最後に好試合をみせたのは2年以上も前の話(06年6月のター
バー戦)。そんな今のホプキンスではJ・テイラー相手の2戦でス
キルとスタミナを証明したパブリックには押し切られると思ったの
ですが。。。

 それが昨夜は、ホプキンスの動きはビックリするほど軽快でスム
ーズ。パブリックの不調を差し引いても出来の良さは出色で、「テ
ィト、ターバー戦よりも上で自身のベストファイト」と本人も試合
後に語っておりました。
 43歳にして自己最高のコンディションを作り、ベストファイト
を魅せられたのはなぜ??常識ではあり得ないことだと思いますが・・・・・・

 それにしても、テイラーがホプキンスに2連勝→パブリックがテ
イラーに2連勝→ホプキンスがパブリックに圧勝、という見事な循
環構造が成立してしまうから、やっぱりボクシングは分からない。

 昨夜の動きを見る限り、ホプキンスはあと2、3年は一線級でや
れそうですね。
 来月のカルザギ戦でロイ・ジョーンズが勝ったら、ホプキンスと
の15年振り(!)の再戦実現も現実味を帯びて来るかも。
 いやはや。。。




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2008年10月15日

Unstoppable

e0b50164.JPG 今日はケリー・パブリック対バーナード・ホプキンス(Lヘビー級
12回戦)の最終記者会見と、夜はNBAニックスの今季初の地元プ
レシーズン戦ーーー。


 さて、まずはNYエリアでは久々となる(ですよね?)今週末のビ
ッグファイト。

 「白人」「ビッグパンチャー」「試合が常にエキサイティング」「
親しみ易い性格」と人気が出る要素を数多く備えたパブリック(写真)
は、やっぱり今週は様々な形でメディアに露出してます。

 「ESPN」マガジンにも両質なフィーチャー記事が掲載されてお
りました。
 http://sports.espn.go.com/espnmag/story?section=magazine&id=3633736

 この好漢パブリックが、スターボクサーの登竜門的存在になってい
るホプキンスをKOする初めてのボクサーになれるか、というのがこ
の試合最大の見どころ。

 勝利はかなりの確率で手に出来るとは思いますが、実際にKOは難
しいでしょうね。ホプキンスは倒されない距離、間を知り尽くしてい
るし。パブリックは初めてのウェイトだし。やはりホプキンス得意の
凡戦は必至?僕の予想は中差判定でパブリックです。

 しかしスーパースターとなるボクサーは時に予想や想像を超えたパ
フォーマンスで魅せてくれるもの(デラホーヤはそれができなかった
がゆえに、「人気王者」ではあっても「英雄」の域にまでは到達でき
ませんでした)。

 パブリックがその素養を備えているかどうか、乞うご期待といった
ところ。厄介なホプキンスを完全KOできれば、パブリックは一躍現
代ボクシングの寵児に躍り出るかもしれませんからね。楽しみにした
いものです。



 で、夜は久々のニックス戦。

 これについては・・・・・・「ダンクシュート」誌の取材ブログの方をチェックください!
 http://kmaga.jp/dunk/
※会員登録しないとブログは読めません。



daisukesugiura at 10:55|Permalinkこの記事をクリップ!ボクシング 

2008年10月14日

Sometimes It Be That Way

a7518290.JPG しばらく仕事ばっかりしていて更新が滞りましたが、皆さまご機嫌い
かがでしょうか?

 MLBプレーオフも佳境に入っておりますね。

 まずはアリーグ。
 松坂投手に関してはスポナビコラムに書いている通り(下記リンク参
照)。本当によくまとめていると思います。
 「カウントを悪くするな」「走者をためるな」と僕も投手時代にはコ
ーチ陣に口を酸っぱくして言われましたが、そんな定石を覆す松坂の投
球。これでどこまで行けるかお手並み拝見です。


 初戦を落とした時点ではレイズはスイープ負けするかと思いましたが、
第2戦は踏みとどまりました。ただあの試合は最後の最後で審判の判定
が釈然としなかったのが残念でしたね。

 11回表1死、1、2塁、デービッド・プライスが打者マーク・コッ
ツェイに大した場面で、外角にボール2つは外れた球をストライクにさ
れてコッツエイは見逃し三振。
 ↓
 11回裏の先頭打者ナバーロは外角にボール1つ外れた球で四球(こ
れは正しい判定ですが、コッツェィの見逃した球よりストライクに近か
っただけに。。。)。
 ↓
 続いてゾブリストを打席に向かえ、カウント0−1から真ん中低めの
明らかなストライクをボールと判定。
 
 1球が勝負を左右する場面で、これだけ不利な判定が続けばレッドソ
ックス側が怒るのは当然(投手コーチが退場になってましたね。僕でも
暴れていたと思います)。特にコッツェイとゾブリストの打席の判定は
際どくすらない明らかなミスコールでしたからねえ。

 三振コールはもちろん、カウントが1−1になるのと0−2になるの
では投手の攻め方&心理は大幅に変わる。僕はどちらかと言えばレイズ
に肩入れしてましたが、しかしあの表裏は見ていて途中で「こりゃ間違
いなくここで決まるな」と興ざめしてしまいました。

 審判の仕事が大変なのは百も承知ですが、しかし金をもらっているプ
ロなのだからミスをすれば批判されて当然。勝負所でのミスコールは、
チャンスに打てない打者や、大事なゲームで良い原稿が書けないライタ
ーと同じ。せっかくの熱戦の結末を速めてしまった(変えてしまった)
罪は大きかったと思います。

 まあだからといってレイズの粘り強さを貶めるつもりはないですけど
ね。
 あと、やはりボストンが断然有利だという印象も変わりません。まだ
余力を残して戦っているように見えるし。もうタンパに戻ることなくシ
リーズが終わっても驚くべきじゃないでしょう。


 ナリーグの方は・・・・・・疲れて来たのでまた今度書きます(笑)。

 ではではまた!


=================

ウェブ上の記事


「スポーツナビ」
・[ダイスケ・スタイル]でレッドソックスの快進撃は続く
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/mlb/playoff/2008/text/200810110001-spnavi.html
・松坂の投球術と絡み合うレッドソックスの強さ
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/mlb/playoff/2008/text/200810040003-spnavi.html
・岩村の二遊間[イワーレット]は必見
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/mlb/playoff/2008/text/200809300003-spnavi.html
・松坂の真価、常勝軍団が問われるとき
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/mlb/playoff/2008/text/200809300004-spnavi.html
・[勝利の使者]田口、職人技で魅了するか
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/mlb/playoff/2008/text/200809300002-spnavi.html


「スポーツコミュニケーションズ」
・ニューヨークで勝つことの難しさ 〜メッツ2年連続崩壊の原因
http://www.ninomiyasports.com/sc/modules/bulletin/article.php?storyid=2178


「スポーツアイESPN」
・生まれ変わったヒートの未来
・レイズ対レッドソックスの行方は
・豪腕オーナーとレイダースの今後
http://www.jsports.co.jp/mobile/index.html??


「ダンクシュート」誌 取材ブログ(だいたい2週間に1度更新)
 http://kmaga.jp/dunk/
※会員登録しないとブログは読めません。



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2008年10月03日

Gonna Fly Now

a618efaf.JPG 現在、隣町のフィラデルフィアまでプレーオフ戦の取材に来ています。

 昨日はハメルズの快刀乱麻でフィリーズが勝利。
 ここに辿り着くまでにすべての力を使い果たした感ありありのブリュ
ワーズ(メッツにとって最大の誤算は彼らが最後の6戦で5勝したこと
でした。僕は精々3勝3敗だと思ってて、実際にその成績だったらメッ
ツが行けたのにね。パイレーツさまさまですな)は今後も厳しいでしょ
うね。いま元気なのはサバシアとライアン・ブラウンくらい?

 実は僕は今年はナリーグからはこのフィリーズがワールドシリーズに
進むと予想しています。
 投のハメルズ、リッジ、打のハワード、ロリンズ、アトリーと軸がし
っかりしていて、脇役のビクトリーノ(僕はこの選手の隠れファンです。
走、守、ハッスルの3拍子揃った人が好きなもので)、ワースらも好選
手。バカ狭いホームでの戦い方を知っているし、昨プレーオフの経験も
ある。

 あと鍵は先発2番手のマイヤーズ。彼の縦に割れる大きなカーブが完
全復調すれば、フィリーが世界一をかっさらう可能性もゼロではないか
と。 とりあえず今夜のマイヤーズ対サバシアの対決が楽しみですな。

 ちなみに、確かに穴はないけどインパクトも少ないカブスはそれほど
評価していません。
 特にメッツと対戦したシーズン最終週、ザンブラノ、ハーデンの状態
の悪さに愕然。86マイルの直球(!)を投げてたハーデンは本来は登
板できる状態ではないのでは?
 ただ逆に言えばこの2人が劇的に復調すれば一気にインパクトが生ま
れ、僕の予想も変わるかもしれんですがね。

 アリーグはやっぱり勝ち方を知ったレッドソックス。
 で、Wシリーズはボストン対フィリーとなり(ボストンin6)、取材
に行くにも近くて万々歳!(笑)
 まあLA対決となる可能性も少なからずあるとは思いますが。シカゴ
決戦はないでしょう。嗚呼、ニューヨークの2チームはどこへ?(涙)



 さて、仕事の空き時間には近場で旅気分が味わえるフィリーの街を微
妙に満喫しています。

 昼食にチーズステーキの店に入ったら、食い切れないほどでかいサン
ドウィッチが出て来て、しかも壁には巨大な「ロッキー」のポスターが
貼ってあった(写真)。おおお!

 昨夜に訪れたバーのバーテン・エリカ嬢(米国人)は元ニューヨーカ
ーで、「フィリーはNYのみすぼらしくなったヴァージョンよ」と酷評
していた(笑!)。

 そう、これがフィラデルフィア・ペンシルバニア。兄弟愛の街ーーー。

 明日にはニューヨークに戻ります!
 


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2008年09月30日

Final Day in Shea

d0689539.JPGそして、今シーズンも終わりました。
 最後は不安定だった今季のメッツを凝縮したような内容のゲーム
でしたね。先発投手は踏ん張るも、プレッシャーに負けた打線が点
を取れず、ブルペンが打たれて敗退・・・・・・・

 2−2のまま6回以降ブルペンに勝負が委ねられた時点で、この
試合がNYにとってハッピーエンドで終わる可能性は薄いと確信し
ました。
 
 慢心の末に敗れた昨季とは違い、今シーズンの敗因はブルペンと
プレッシャー。 
 連日6回までに勝負を決めねばならない重圧は余りにも重かった。
打線が序盤に点を取れなかったとき、先発が7回まで投げれなかっ
たとき、今季のメッツの終盤イニングはすべて泥試合に。
 こんな戦い方で長持ちはしない。遅かれ早かれ破局がやって来る
ことは明白でした。

 流れとしては、グロッギーのボクサーが判定に逃げこもうと懸命
に粘ったものの、ついに最終ラウンドに力つきたような感じ(イメ
ージは先日のコット対マルガリート戦)。

 ワグナーとメインの故障は確かに痛かったですが(特にメインは
秋用に後ろに廻すには最適の人材だっただけに)、しかしけが人な
どどのチームにも出て当然だし、その穴埋めまで含めてチーム力。
結局、プレーオフに進むべきチームではなかったということなので
しょう。


 ただもちろん去年も今年もあと1試合勝っていれば少なくともポ
ストシーズンに進出は出来ていただけに、チーム全体が極端な勝負
弱さを指摘されて当然。これほどの失敗を繰り返してしまい、新球
場に移転するこれから先はどうなるのですかねえ?

 今年も最後の1ヶ月はメディアがしつこいくらい昨季の崩壊につ
いて選手たちを質問攻めにし、悪夢の記憶が鮮明なファンたちもこ
とあるごとに大ブーイング。
 こんな中でのびのびやれと言うのは難しい注文で(まあもともと
昨季に手を抜いたためにすべては始まったのだから同情の余地はな
いのですが)、しかも来季は同じ現象にさらに拍車がかかることで
しょう。まさに悪循環。

 そして問題は現在のコアメンバーを動かし難いところ。ペイロー
ル&契約年数的に大物野手の補強は難しく、来季もライト、レイエ
ス、デルガド、ベルトランといったこの2年間で失敗の刻印を刻ま
れた選手たちが主力になるより仕方ない。

 まあブルペンをそう取っ替えし、あとサンタナがもう1人いれば
投手陣の方の問題はある程度解決するから、頑張ってサバシアでも
獲るか?そうなったら完全ヤンキース化ですね。まずないとは思い
ますが。

 
 ・・・・・・さて、昨日に指摘した通り、シェイ・グッドバイの
セレモニーは終戦直後の失望の中で行なわれる羽目になってしまい
ました。

 僕が仕事を終えて最後にスタジアムを離れた8:30頃には、外
はどしゃぶりの大雨(写真)。これほどこの球場に相応しい終焉が
あっただろうか?!(笑)

 さらばシェイスタジアム。
 NYで僕が最初に訪れたスタジアム(その試合ではチッパー・ジ
ョーンズに2発喰らって負けたのですが(笑))。様々な思い出が
詰まった場所。多くの人に出逢った場所。

 来季にオープンするシティフィールドでも、もっと良いことが待
っておりますように。
 そして来年こそはシーズン最終日に敗退が決まらないように(笑)。



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