daiwa の社長ブログ

印刷会社2代目社長の日々の出来事

2016年08月31日

Category :
ダウンロード

 






最近よく使われる言葉に「エビデンス」があります。数年前からは「ソリューション」が多かったように記憶していますが、一般的になったのか頻繁には耳にしなくなりました。

言葉にも流行り廃りがあり、 定着するものもあればいつの間にか使われなくなるものもありますね。

Wikipediaによるとエビデンスとは、 証拠・根拠、証言、形跡などを意味する英単語 "evidence" に由来する、外来の日本語。 一般用語として使われることは少なく、多くは、学術用語や業界用語としてそれぞれに異なる意味合いで使われているということですが、業界用語が一般化している見本でしょう。

エビデンス、即ち「根拠」や「証拠」が求められる時代とは、 選択肢が多すぎる昨今を象徴しているように感じます。選択肢が多いが故に「何を選択するか」が重要に思えるわけですが、やってみなくちゃわからないものも多いでしょう。しかし、費用対効果と労働時間の短縮が求められる現在では、根拠がなければ実行しにくいものです。

このままいくと、すべての選択をAI(人口知能)に頼らざるを得ない時代になるのではないかとさえ思えます。ここ数年でマーケティングやプロモーションは、ウエブというインフラにデータベースやAI技術というツールによって飛躍的な進歩を遂げましたが、人間の予知能力や予測する感性は退化していくのではないでしょうか。

通販でモノを購入する際にはレビューを見る人が多いと思います。確かに大多数意見に従えば安心ではあるし、大きな失敗は防げるかもしれません。けれど、カテゴリー分けされた属性の中のみでの購買や行動は、未来の可能性を閉ざしているようにも思えます。こういう僕も本の購入はアマゾンが8割ですが、週に1度や2度は書店に足を運んで、自分の感性を信じて選択しています。まぁ、失敗も多いですが・・・(笑)

クライアントや周囲に納得感を与えるにはエビデンスが大切ですが、実は大きな落とし穴もあります。世の中の新規で成功した事業には、社長以外全員反対したものも少なくないようです。誰もが賛同するビジネスモデルは、既にライバルがひしめいていたり、市場に出回っていなくとも大手が参入してくる可能性が高い。新しい事業は、やっと採算が取れ出した頃を見計らって虎視眈々と狙ってくる大手企業も少なくありません。

やはり、コア・コンピタンスの確立が大切ですね。これが、なかなか難しいんですけどね。


コメントする

名前
URL
 
  絵文字