中2のCD(仮)(Is)

数日前のツイッター…
 「シェア」とか「レンタル」ってやっぱりポイントな気がする。
 【わざと借りる口実つくるために持たない】って振る舞いが一般化するのでは?
 僕も昔から好きな女の子に対してとか、今だと実家に対して、そうしてるかも…笑

>>RYMが以前から注目してる「持たない暮らし」のコンセプト。
何のため?ってのがまだ積極的には言えなかった。
この題目だけだと、まだ中野孝次『清貧の思想』的、疑問が残る。
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ホントは欲しいんじゃないの〜、ガマンしてんじゃないの〜って、

しかし、「借りる(=関係性を創る)ための口実づくり」…のために
あえて積極的に「持たない」ってのは、腑に落ちた。
これだと、物質的な豊かさを目指す成長時代から、
コミュニケーションの豊かさを目指す成熟時代へってのにも合致する。

友人や家族関係だと、これは成り立つし、昔からたくさんあったのだと思う。
実家から、米だ味噌だ醤油だ送ってくるのも、一種のシェアのような気もする。
(醤油足りないからお隣さんから…の遠い版)

そう考えていくと
「ダンパー定数」の示す「親密な関係性の上限はせいぜい150人程度」
ってのがリアルに思い出される。
人間の生きられる時間の上限は思ってる以上に有限である。
休日が忙しいってのは、ある意味で幸せなことである。
忙しくて休日が取れないってのは、
ある程度はシステムの皺みたいなモノでしょうがないけど
それが、10年、20年と続くと、考えざるを得なくなる。

思い返すと、子供の頃はモノをよく貸し借りしてた気がする。
マンガ本や、ゲームカセット、
中学生くらいになると、異性意識してCDとか(笑)。
それが、バイトできるようになり、社会人になり…
いわゆる「大人買い」できるようになり、
気づくと、モノの貸し借りするより、買っちゃうほうが早い生活になっている。
アリエッティ…「借ぐらし」ってなんかいいですね〜。

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  1. 1.
    • RYM
    • 2010年08月26日 23:52
    「借り暮らしたい!」という願望もあるってことだね。これは面白い発想!!
    「ものを所有するお金や場所がないから持たない」のではないと。

    そういえば小学生の頃、ファミコンソフトを貸し借りしまくったな〜お互いの家を行き来したり、大事なソフトだと友達の親とかお兄ちゃんとかに許可をとって借りたりとかしたっけ。今思うと、コミュニケーションだらけでした。

    自らに空白(void)をあえて用意することで、他者とのコミュニケーションを誘発させる・・・それが借り暮らし!
    買い暮らしは無言で出来るけど(そしてそれも便利だから失いたくないけど)、借り暮らしは世間話したり、自分がそれを必要な理由を説明したり、相手によっては機嫌がいい時を見計らったり(笑)、なかなか全脳フル活用だよね。

    買い暮らしと借り暮らしの対比、これは優劣ではなくコミュニケーションコストをお金で解決するか、それをコストと捉えず楽しむか・・・の違いなのかも。
    うーん、aha体験な発想です!
  2. 2.
    • Is
    • 2010年08月27日 07:40
    なるほど、
    「買い暮らしvs借り暮らし」ね。

    なんかこんな話してると、
    真木悠介『旅のノート』に出てくる
    メキシコでの市場(いちば)の売り買いの
    話を思い出す。

    「近代≒所有」ってスキームが
    いろいろ欲望を喚起したと同時に、
    いろいろ関係性を消滅させたのね。

    小学生…貸し借りしまくったよなー。
    懐かしい。まだ近代化されてなかったよね。
    持ち物に名前書かせるってのは、
    近代人化させる儀式なのね。

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