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2014年08月01日

PSSS-77S リミットブレーカー

PSSS-77S リミットブレーカー
発売まで残すところあと一月ほどとなりました。
基本スペックは以下の通り。
PSSS-77S
The”LimitBreaker”
Length:7'7"
CastingWeight:0.5〜10g
PELine:0.2〜0.4号 (FC:1.5〜4lb)
_DSC2668
ソリッドティップの限界を超える。
リグやシステムの進化に伴い、沖合でも近距離のような繊細な釣りを展開することが可能になりつつある。これまでチューブラーに任せきりであった重量級リグの遠投力を持つソリッドティップさえあれば成立するのである。
長期に渡るテスト期間を経て、ソリッド部のテーパーや長さ、チューブラー部のパワーバランスを徹底的に調整し、これまでの常識をくつがえすソリッドティップが完成した。
10gを超えるリグを楽にキャストし、40cmを超えるアジを一気に仕留めるパワーと、沖合で潮の流れや魚の気配など違和感程度の変化に反応するソリッド特有の繊細な感度を併せ持つ、ソリッドティップの限界を超えるソリッドティップ。
そのアドバンテージは計り知れない...

黒原祐一がリミットブレーカーに求めた性能は、
・3g以上のいわゆる重量級ジグヘッドを激流の中でも繊細に操作できること。
・40cmを越えるアジに主導権を渡さず、余裕を持ってランディング出来るだけのパワーがあること。
以上の2点。
リミットブレーカーを開発しようと思ったきっかけは、3年前の春。
私達が主にアジを狙うエリアでは、わずかな期間ではあるものの、40cmを越えるアジが狙えるポイントがあります。
そのポイントは、水深が深く、潮流が速い。
普段アジングで良く使用されるアンダー1g〜1.5g程度のジグヘッドでは、ボトムを取ることも出来ないような流れ。
40cmを越えるでかアジは、その激流のボトムに潜み、流下物を捕食しています。
付き場を探る手がかりは、ティップに感じる潮流の変化。
アジに口を使わせるには、ジグヘッドを激流にドリフトさせながら、ティップにかかるテンションの強弱で潮の変化を探し、積極的に食わせのアクションを入れていく必要があります。
また、流れに乗って抵抗するアジに主導権を与えることなくランディングに持ち込む為には、ただただ棒の様に硬いだけではなく、適度なしなやかさとパワーが必要になってきます。
40cmを超えるアジに主導権をとられないパワーと、遠距離、激流の中でもジグヘッド単体を繊細に操作できる感度、操作性を併せ持ったロッド。
それがリミットブレーカーの開発コンセプトです。
DSC_3705
また、リグやシステムの進化、ポイントの多様化に伴い、アジング、メバリングはもはや足場の良い波止場周りだけの釣りではなくなりました。
遠浅でレンジが狭いサーフ、着き場を絞り込みにくい闇磯、遠投が必要な遥か彼方の本流筋など・・・
それらのポイントから、魚の居場所を探し出し、ルアーを送り込み、口を使わせるには、わずかな潮流の変化を感じ取り、重量級リグの先端にある軽量ジグヘッドを繊細に操る必要があります。
リミットブレーカーがもつ繊細さとパワーは、ジグヘッド単体のみならず、10gを超えるようなキャロライナリグやフロートリグを意のままに操作する為の、必要不可欠な要素でもありました。
_DSC2604

プロトロッドのテストをしていく過程において、様々なリグを使用し、色々なシチュエーションで数多くの魚をキャッチしましたが、PSSS-77Sの完成を意識したのは、2013年12月の愛媛釣行。
その釣行の様子をちょっとご紹介します。

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40cmを超えるアジを狙って愛媛県へ。
予定していたポイントには、餌でアジを狙っている方が多くいましたが、運良く先端付近が開いていたのでエントリー。
タックルを準備しながら横目で餌師の方の釣果を確認すると、40cmを超えるようなアジをキャッチされており、これからの展開に期待が膨らみます。

ポイントのサーチがてら、5gのスプリットリグをキャスト。
波止の先端、ミオ筋、湾内とあちこちキャストを繰り返し、大体のボトム形状は把握できたものの、肝心のデカアジからの反応は一切ありません。

狙うレンジやワームの形状、カラー、リグやそのウェイト等をとっかえひっかえ変更してはキャスト。
そんな1時間を過ごしていると、同行者に強烈なヒット。
PSSS-70Sをひん曲げて浮かんできた魚は一目で40cmクラスとわかる魚体です。
念のためタモを使用し、無事にランディング。
42.5cmの良型アジでした。
同時に別の同行者にもおそらく同サイズと思われるアジがヒット。
こちらは惜しくもバラしてしまいましたが、どうやら時合い突入のようです。
何がスイッチになったのかは分かりませんが、経験上、こういったタイプの時合いは長く続いてくれません。
すぐにPSSS-77Sにスプリットをセットし、キャスト。
ボトム周辺を丹念に攻めているとロッドに本日最初の生命反応。
フッキングを入れると、たっぷりの重量感で底を這うように走ります。
強引に浮かすと首を振りながら激しく抵抗。
これは間違いなく良いサイズ。

ただ・・・魚種が違う。

案の定、上がってきたのはゴン太のエソでした。
すり身にしても刺身にしても美味しい魚ですが、今回は丁重にお帰りいただくことに。

時合い突入と言えど、アジの数は決して多くはない様子。
ボトムは捨てて、中層付近に狙いを絞ります。
リグのウェイトやさびくスピードなどを変更しながら何度も何度も中層を通すと、ようやく手元に生命反応が。

フッキングを叩き込むと同時にPSSS-77Sが大きく弧を描きます。
今度はアジ。そしておそらく40アップ。
ドラグをフルロックし、ロッドパワーだけでアジの突っ込みを止めますが、ロッドにはまだまだ余裕が感じられます。
やや強引にやりとりし、水面まで浮かせたアジは45mに迫る勢い。
バット部分をしっかり曲げて、そのまま抜き上げ。
ロッドに重さが乗ったかなと思ったところで、あっけなくアジが宙を舞い、そのまま波止の上へ。
メジャーを当てると、40cmを大きく超える44.5cmのアジでした。
_DSC0598
その後は同じ様なパターンで2本ヒットさせるもランディング時に痛恨のフックオフ。
うなだれる暇なくキャストを繰り返しますが、そのまま辺りが完全に暗くなったところでパタッと時合いが終了。
同行者の最初のヒットから、わずか1時間ほどの出来事でした。

最後の2匹のバラシで少なからず悔いの残る釣行となりましたが、なんとか目標を超えるサイズをキャッチ。
また、PSSS-77Sが当初の目的通り、繊細さと感度を備えつつ、40cmを超えるアジでも余裕を持ってやりとり出来るだけのパワーを兼ね備えたロッドに仕上がったということを実感できた釣行でした。
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IMG_1321

重量級リグを使用した際の、感度、操作性、飛距離、パワー・・・
いままでのソリッドモデルの「あともうちょっと」を超えていくロッド。
PSSS-77S”リミットブレーカー
もう間もなく発売です。


※プロトロッドを使用したテスト釣行では、ロッドの耐久性チェックの為に抜き上げを行いました。
ブランクのパワーを十分に使うことが出来れば、40cmを越えるアジを危なげなく抜き上げるだけのパワーを持っていますが、高弾性ロッドは僅かな傷からも折損することがあります。
ロッド保護の為にも無理なランディングはせず、ランディングネット等を使用されることをお勧めします。

dakaizura at 09:00│Comments(6)TrackBack(0) ロッド 

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この記事へのコメント

1. Posted by 名無し   2014年08月06日 12:26
はじめまして。急な質問すいません。PSSS 77Sの購入を考えている者なのですが、同時にリールも購入しようと思っています。77Sにピッタリなバランスの番手は何番くらいなのでしょうか?
2. Posted by Daizu   2014年08月06日 13:26
名無しさん>
はじめまして。
PSSS-77Sのご購入を検討していただき、ありがとうございます。
リールの件ですが、私はテスト時から、ずっとシマノの2500SもしくはC3000Sを使用しています。
ロッドの長さもありますし、使用用途としても遠投が多くなりますので、1000番台の軽い小型のリールよりも、2500番台の大きさのリールがちょうど良いと思います。
3. Posted by 名無し   2014年08月06日 23:03
返答ありがとうございます、参考になりました。77Sの発売たのしみにしています。
4. Posted by Daizu   2014年08月07日 12:11
お役に立てて何よりです。
よろしくお願い致します。
6. Posted by LEE DAE JIN   2016年11月22日 16:24
メバル向けに使用しようとしている。

可能だろうか。
7. Posted by Daizu   2016年11月22日 17:36
LEE DAE JINさん>

メバルも色々な狙い方が出来る魚ですので、リグやシチュエーション毎に使いやすい、使いにくいというのはありますが、使えないということはありません。
ちなみに私は、PSSS-77Sでフロートリグやミノー、メタルジグ等を使用してメバリングを楽しんでいます。

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