(写真は2016リニューアル直前の「Japanese Soba Noodles 蔦」の「醤油そば」。)
あけましておめでとうございます。
昨年、当ブログを読んでいただいた方には大変感謝しております。
今年もよろしくお願いいたします。
さっそくですが、2016年も美味しい麺をたくさん食べることが出来ましたので、振り返っていきます。
まずは新店、限定以外で美味しかったラーメンのお店。
限定ではないデフォメニューを今年も味わいたいお店です。
「Japanese Soba Noodles 蔦」
2015年末にラーメン部門として世界初の「ミシュラン一つ星」。
そこからもとどまること無く進撃し、8月には大幅リニューアル。
出汁の美味さと厳選素材の具材がアップし、貫禄を見せつけました。
大西店主は厨房に立つことが少なくなりましたが、味は全く落ちていません。
一つ星の影響はやはり大きく、色々と影響与えていると思います。
相次ぐ和風佇まいな淡麗ラーメン店のオープン。
名店のリニューアルが相次いだのも無関係では無いでしょう。
「饗 くろ㐂」
魚介乾物中心だったメインメニュー「塩そば」を完全リニューアル。
鶏の豊潤なお出汁に贅沢な具材。
洋の食材を使用しても独自の解釈でまとまりがあり、こちらも唯一無二。
動物系不使用なのに濃厚な「味噌」も凄いです。
「鳴龍」
「Japanese Soba Noodles 蔦」に続きラーメン部門で世界2番目の一つ星。
メインメニューの担担麺は、高級中華の坦々麺には無い出汁の旨味が最高。
坦々麺の旨い中華店は1000円以上しますが、ここは値段も1000円未満。
醤油や塩の清湯も美味しく、僕は今年もそちらの注文が多いでしょう。
夜のみ提供アラカルトのCPも半端ありません。
当然の一つ星です。
「らぁ麺屋 飯田商店」
こちらは味だけでは無く、お店の内装のリニューアルも相当話題になりました。
ます、スープは衝撃の「鶏と水だけ」を始めたお店。
リニューアル以前もひと通り食べていますが、劇的に旨くなりました。
鶏清湯では間違いなく抜けてます。
看板メニューはもちろん醤油らぁ麺。
醤油の旨味と香ばしさ、自家製麺をバンチで味わうには「つけ麺」。
しかし、一番驚きなのは「塩らぁ麺」かもしれません。
鶏と水でこの立体感は凄いです。
「中華蕎麦 とみ田」
今年は色々な限定や出店があった「とみ田」。
しかし、デフォメニューの旨さも格別です。
「濃厚」だけで押し切る訳では無い「中華そば」。
スープ、自家製麺、具の全てがご馳走。
本店のみつけ麺のお土産が生麺で、こちらも大好物です。
「ラーメン屋 トイ・ボックス」
ここは限定も外さないのですが、デフォの「醤油ラーメン」は都内の鶏清湯ではトップクラス。
最近、鶏清湯の新店も増えましたが、完成度はここが一番だと思います。
その醤油ラーメンも創業当時から色々ブラッシュアップ。
今年から「鶏と水」のスープに変わります。
これは昨年8月の限定でいただいたのですが、驚きのキレと旨味。
早く食べたいです。
「中華そば しば田」
過去に煮干しやつけ麺も食べましたが、ここで一番好きなのは「中華そば」。
ここも行くたびに味がブラッシュされており、最近食べたものはスッキリかつ粒が立った旨味。
効くとここも鶏&鴨+水のみだそう。
素朴なルックスですが、味は上品で高級なお出汁。
今年も楽しみです。
「中華そば 四つ葉」
昨年3周年を迎え、もはや貫録漂う埼玉の名店。
元祖の「蛤そば」、個性ある「煮干しそば」も旨いですが、やはりメインは「四つ葉そば」。
鶏清湯としてはパンチよりもスッキリと上品な旨味。
埼玉だけでなく関東全体でも名店と言っていいレベル。
昨年から限定等で自家製麺も始めており、今年の飛躍も楽しみです。
「柳麺 呉田」
「鳴龍」「麺屋 Hulu-lu」と同じ「ちゃぶ屋」出身のサラブレッド。
自家製麺は開店当初から抜けた旨さです。
スープはブラッシュアップを重ね、今は厚みも。
麺の旨さを活かした「ざるつけ麺」はもちろんのこと、「醤油らーめん」もかなり旨くなりました。
「中華そば べんてん」
昨年、成増でまさかの復活を遂げた高田馬場にあった名店。
ラーメンの食べ歩きを始める直前、一番通っていたお店です。
高田馬場に比べると「塩ラーメン」のキレは穏やかになった気がしますが、「つけ麺」は前より旨くなった気がします。
麺は田中店主が製麺しており、高田馬場以上の旨さ。
世の濃厚豚骨魚介とは違い白湯では無く、魚介の味も格別。
「麺処 ほん田」
8周年を迎えた老舗と言える名店。
昨年、久しぶりに訪れリニューアルした手揉み中華そばを食べて驚き。
鶏に魚介の旨味あるスープで、麺はしっかり手揉みされてます。
流行りのオシャレ路線では無く、ローカル感も感じる旨さ。
常に味をいじっているそうで、次食べる時も楽しみです。
「麺処 篠はら」
開店から1年ちょっとでミシュランビブグルマン掲載となったお店。
「麺処 ほん田」公認の1番弟子です。
開店当初から旨かったですが、鯛や貝を加えており、ブラッシュアップされた今は格別。
限定も色々やっていますが、デフォの「醤油そば」が他にはない格別な出来。
一期一会の限定よりも、この「醤油そば」を何度も味わいたいです。
と言うことで、今年も食べたいラーメンででした。
コメント
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。