創業6年目に突入した早稲田の人気店「ラーメン巌哲(がんてつ)」。
大阪の名店「麺哲」出身で、麺哲由来の個性的なメニューを出すお店です。
その「巌哲」の真骨頂が毎週金曜・土曜の夜に提供される「創作塩つけ麺」。
旬の魚貝を使用した麺料理で、この日は「初夏の冷しつけ麺(うすい豆腐・鰹・雲丹・じゅん菜)」1800円です。
創作塩つけ麺は具材が多く、時間がかかるのも毎度のこと。
「どて」100円に「日本酒」800円でゆっくり待ちます。
日本酒は店主さんのお任せで、可愛いラベルの出羽桜。
あては、いぶりがっことクリームチーズです。
あても良いですが、ボリュームある「どて」が最高のつまみ。
噛みごたえある煮豚にジューシーな脂身でサービス価格です。
創作つけ麺は200gと300gが選べ、200gで。
カツオが乗った麺皿に雲丹が乗ったつけ汁で盛り付けも綺麗です。
麺に乗った勝浦産生カツオはフレッシュでサッパリ。
つけ汁にはカツオの藁焼きも入っています。
雲丹はモノがよく新鮮で濃厚。
また、雲丹、とろろ芋の下には「うすい豆」で作った自家製豆腐。
自家製ならではの豆の香りと味が贅沢で、何気にこれが今回の主役かもしれません。
つけ汁は煮干に昆布、サバ節、アゴなど。
エグミはなく魚の旨味が凝縮され、冷やしでも出汁が効いてキリッとした味わいです。
つけ汁が冷やしなので、自家製麺はいつもより細め。
小麦の香りが芳醇で、細麺なので量も多く感じます。
細麺に淡麗つけ汁ですが、とろろ芋やじゅん菜の粘りでつけ汁の絡みは文句なし。
一般にはトロトロの「昆布水つけ麺」が流行ってますが、そのトロミをトロロとじゅん菜でやってしまうのが憎い。
最後は温かいカツオだしのスープ割り。
1800円でも安いと思わせる、豪華絢爛な「創作塩つけ麺」でした。
日本ならではの旬のモノを、店主さんの技で堪能出来る素晴らしいお店です。
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