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2020年の印象に残った新店を時系列でまとめています。
2020年は前半コロナで伺った新店が少ないように思いましたが、見直すとそれなりに訪問していました。
前半は純粋な新店。
後半は移転・復活・リニューアルな新店となってます。

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「麺屋 一燈」から独立 「鴨出汁中華蕎麦 麺屋yoshiki」にて鴨出汁つけそば 
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新小岩の「鴨出汁中華蕎麦 麺屋yoshiki」にて 特製鴨出汁手揉み醤油つけ麺
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「紫くろ㐂」に感銘を受け、鴨に特化して一燈から独立。
現時点でも旨いですが、更に良くなる可能性を相当感じます。

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栃木県小山の「YOKOKURA STOREHOUSE(ヨコクラ ストアハウス)」にて 醤油そば、Yokokura Blend
http://blog.livedoor.jp/dalesmivis/archives/1076667473.html
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「中華蕎麦 とみ田」リスペクトな「サンジ」の新業態は流行りの鶏清湯系。
広い店内にカフェも併設し、独特の世界を作り出しています。

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大塚の「らあめん あじるく」にて 秋刀魚節醤油らあめん
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和食店が二毛作で昼飲みラーメンを提供。
出汁の取り方がキレキレな煮干しラーメン系と違い、優しくアダルト向けな旨さです。

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すみれ出身 板橋の「あさひ町内会」にて 味噌らーめん
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「三ん寅」同様、「すみれ」出身の本格札幌味噌ラーメン。
横浜の「すみれ」より隅々が整っている気がします。

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幸手の「中華そば イデタ」にて ワンタン塩そば、限定和えそば
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有名なラーメンフリークな方が修業の上オープン。
麺線の整え方が美しく、やり過ぎていない煮干しが食べやすく美味しいです。

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巣鴨の「麺創庵 砂田」にて 白河手打ち中華そば
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「渡なべ」で修業した本場よりどっしり太い白河手打ちそばで、フリークの予想通りTRY新人賞「しょう油」部門1位。
同じく「渡なべ」で修業した「きつね」より断然好みです。

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世田谷の「タナカ ロボ(TANAKA.LOBO)」にて 鯛煮干しの塩そば 
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こちらもラーメンフリークな店主が「柴崎亭」で修業し、念願のラーメン店オープン。
モロ「柴崎亭」ではなく、鯛煮干しに大きなソーキを合わせる個性溢れる一杯です。

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西新宿五丁目の「らぁ麺や 嶋」にて 醤油らぁ麺 
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「支那そばや」出身でストレートにそれ系の味わい。
TRY新人賞「総合」1位・「しょう油」2位・「しお」2位・「つけ麺」4位と総なめなお店です。
TVでも少なくとも2回紹介されており、「支那そばや」ブランドの強さを感じます。

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中野の「LABO麺」にて 清湯豚骨白醤油らーめん
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フレンチの店主がレシピを作ったラーメン。
異業種からのラーメン参入も多いですが、ここは味の構成が独自かつちゃんと「ラーメン」。
満足度高いです。

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川口の「Noodle & Spice curry 今日の1番」にて 煮干ソバ、スパイスカレー2種セット
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出身は明かしませんが、煮干名店出身の王道モダン煮干ラーメンにスパイスカレーという変わり種。
早朝から営業し、限定も多数行っている意欲的なお店です。

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「流。」2号店「オールドラーメンショップ逆流」にて 野菜つけめん
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十条の人気店「流。」の2号店。
「流。」も昔ながら系煮干しですが、こちらはよりノスタルな感じで温故知新の旨さです。

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巣鴨の「○惠中華そば(まるえちゅうかそば)」にて 中華そば 
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「Japanese Soba Noodles 蔦」跡地に「恵本将裕」店主のお店がオープン。
レトロでアッサリな塩清湯に極上の焼豚が、ある意味新しいです。

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「背脂煮干中華そば 我武者羅(がむしゃら) 初台店」にて 中華そば
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新潟ラーメンに特化した幡ヶ谷「我無者羅」の系列店。
ここは燕三条系の背脂煮干しに特化しており、加水率高めのモチモチ麺が美味しいです。

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新宿ゴールデン街の「麺屋 我論(がろん)」にて 生姜香る淡麗醤油ら~めん
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新宿ゴールデン街のバーがコロナの影響もあってかお昼にラーメンの二毛作。
しかし気合の入った旨い無化調で、プロの手ほどきも感じる侮れない旨さです。

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松戸の「麺響 万蕾(ばんらい)」にて 醤油らーめん
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2019年12月オープンですが、煮干しと貝出汁で旨味のバランスも個性的。
こちらも「麵屋yoshiki」同様、今後の研鑽により今よりもっと凄いお店になりそうな気がします。

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「らぁ麺 やまぐち」新店「つけ麺 麦の香」にて つけ麺(少なめ)
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「らぁ麺 やまぐち」3号店 「つけ麺 麦の香」にて ラーメン
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「らぁ麺 やまぐち」3号店で場所は本店斜め向かいの「やまぐち」創業の地。
クラシカルな路線で「つけ麺」も凄く旨いのですが、「べんてん」リスペクトな「ラーメン」が更に強烈に凄いです。

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八王子の「麺笑 巧真(たくま)」にて 醤油らーめん
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西八王子「吾衛門」店主子息が柴崎亭系列「いしかわや」店長を務め独立。
柴崎亭系はプロデュース?も含め増えていますが、ここは味も接客も個人店ならではの温かさを感じます。

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「Japanese Ramen Noodle Lab Q」プロデュース グランスタ東京の「Nippon Ramen 凜 RIN Tokyo」にて 醤油らぁ麺
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札幌の「Japanese Ramen Noodles Lab Q」プロデュースで厳選素材の「飯田商店」ライクな旨い清湯。
これが東京駅構内で食べられてしまうとは、凄い時代です。

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十条の「NOODLE DINER アイアン麺」にて牛の旨味が詰まったワンコイン 醤油メン
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十条のアメリカンダイナー「キャプテンカウ」が限定で行っていたラーメンを専門店として開始。
贅沢な牛出汁で、ワンコインとは思えない満足感があります。

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東京駅構内のとみ田直営店「ラーメン雷 東京本丸店」にて 雷そばミニ
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日本No.1つけ麺「とみ田」の二郎系ブランドが東京駅構内にオープン。
本家より食べやすいチューンですが、ここや「凛」が東京駅構内で食べられるとは日本は凄いです。

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府中の「中華そば 心」にて 白中華そば
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2019年12月オープン。
上品ですっきりとした中に魚介の旨味がしっかりで旨いです。

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中野の「粉麺小屋(こめんこや)」にて 中華そば並
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中野の「武蔵野うどん」店が手打ちラーメンに業態変更。
うどん店らしい和出汁に武蔵伊らしいコシの強い麺が、不思議とラーメンになっています。

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「麺屋 一燈」幹部の独立店 「麺屋 鈴春」にて 醤油らーめん
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「麺屋 一燈」でも地鶏系の限定を出している様ですが、ここはデフォが地鶏系。
元幹部らしくさすがの出来栄えで、エッジの立った味わいです。

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豊洲市場の「ねいろ屋 豊洲店」にて 醤油ラーメン
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豊洲市場の商業施設にあるのでそれなりと思っていましたが、えらく旨い煮干し出汁。
荻窪の本店は「ミシュランガイド東京2021」でミシュランビブグルマンに選出されました。

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「Japanese Soba Noodles 蔦」公認のお弟子さん 函館の「Ramen Room 18(ラーメン ルーム ワンエイト)」にて チャーシュー味玉醤油Soba、味玉煮干Soba
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「蔦」初の卒業限定も作って卒業し、地元函館に戻ってのオープン。
スープ仕込みや製麺など一通り修業したので、完璧に当時の「蔦」で最高に旨いです。

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「中華そば 四つ葉」の新ブランド 「中華そば 深緑(ふかみどり)」にて白出汁、黒出汁 ※9月24日(木)グランドオープン決定
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「四つ葉」セカンドブランド 「中華そば 深緑(ふかみどり)」にて 白出汁
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「四つ葉」の数々の限定メニューから厳選素材のメニューを揃えた垂涎のラインナップ。
プレよりも出汁がブラッシュアップされ贅沢の極みで、自家製麺に「もろみ豚」チャーシューも最高です。

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「饗くろ㐂」公認独立店 岐阜の「麺 㐂色(きいろ)」にて 塩そば手揉み麺、名物焼売
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大将が入院した際も「くろ㐂」を支えた「わっさん」待望の独立店。
地方らしく「くろ㐂」よりもややクッキリな味わいですが、スープも麺も正当な「くろ㐂」後継店と言える極上の旨さです。

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立川の「煮干鰮らーめん 八王子 圓 たま館店」にて 濃口煮干鰮らーめん
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八王子の名店「煮干鰮らーめん 圓」店主が引退し、立川「鏡花」が引き継ぎ「圓」を運営。
引継ぎ当初は良い噂を聞きませんでしたが、2号店のこちらではしっかり「圓」を感じる煮干しです。
ロースチャーシューや茎ワカメなど具は少し変わっていますが、オリジナルの良さも残っていて文句なしに旨かったです。

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蔵前の「蔵前中華そば 高ひろ」にて 煮干しとしらすのらーめん 塩
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コロナの影響を受けてかイタリアンからラーメン店に業態変更。
しかしこのラーメンが重厚で個性的です。
プロのアドバイスが入っているんじゃないかと思う位良く出来ています。

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渋谷の間借り営業『麺処「図鑑」』にて 淡麗 鴨だし中華そば 塩
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出自は明らかにしていませんが色々経験積んでると思われ、初っ端から間借りとは思えない完成度高い一杯に驚き。
スープも具の鴨も凄く美味しかったです。
「図鑑」の名のとおり色々なラーメンを出すらしく、現在は「牡蠣」です。

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立川の「横浜家系ラーメン ぱたぱた家」にて ラーメン(ロース)
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中野「五丁目ハウス」同様の系譜によるニューウェーブ系なマイルド家系。
直系の様な醤油の強さではなく、トロリとした動物系に極上チャーシューな一杯です。

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「覆麺 智」出身 東中野の「覆めん 花木」にて ラーメン
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がんこ系「覆麺 智」で5年修業し、独立オープンした若い店主のお店。
「がんこ」系らしくパンチの効いた出汁があまりにも美味しく、超久々に修業元の「覆麺 智」にも伺ったくらい好みです。

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東所沢の「ラーメンWalkerキッチン」にて くろ㐂&ソラノイロコラボ 黒木と宮崎の超中華蕎麦
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12/19(土)・20(日)の「ラーメンWalkerキッチン」は「中華そば 四つ葉」 ラーメンWalkerキッチン限定の薩摩本枯れ節の中華そば、四つ葉そば(東京シャモVer.)
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新店と言う扱いはふさわしくないかも知れませんが、東所沢に雑誌「ラーメンWalker」イベントスペースがオープン。
「くろ㐂」&「ソラノイロ」、「中華そば 四つ葉」特別営業など魅力あるイベントを含め毎日営業しています。
年明けは「麺魚」です。

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大宮の「手揉み中華そば 中村」にて 中華そば、特製塩中華そば
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埼玉の濃厚系で有名な「狼煙(のろし)」店主の新店は清湯&手揉み麺のお店。
丁寧に取られたスープと自家製麺は現時点で充分美味しく、更に良くなる余地も感じます。

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下北沢の「中華そば マルキ食堂」にて 中華そば
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「べんてん」等を思わせるノスタル系ラーメンのお店。
丁寧な仕事を感じます。

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饗くろ㐂監修 八王子みなみ野の「黄金拉麺 鶏のおかげ」にて 鶏塩らーめん、鶏焼売、生粒黒胡椒飯
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名店「饗 くろ㐂」監修の資本系ラーメン店。
資本なので若干それなりかと思っていたら、バリバリ「くろ㐂」でした。
黒木店主が関わるからには、一切手抜きは無いという証明です。

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高崎の「中華蕎麦 鳴神食堂(なるかみしょくどう)」にて 塩中華蕎麦、中華蕎麦
http://blog.livedoor.jp/dalesmivis/archives/1078158803.html
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柴崎亭で修業し、自家製麺で高崎にオープン。
スープは柴崎亭と違い、和を感じる優しく出汁中心。
引き出しかなり多そうです。

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所沢の「麺屋 幸生(こうせい)」にて 辛味噌ラーメン、味噌ラーメン(小)
http://blog.livedoor.jp/dalesmivis/archives/1078162174.html
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「花道」で修業し、荻窪では「楓」の店長も務めた方の独立。
鶏主体で濃厚でも優しく、幅広い年齢に受ける味噌ラーメン。
チャーシューや炒め野菜も良いです。

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西日暮里の「えどもんど」にて 富士丸リスペクトのラーメン(豚2枚・半玉子)+生玉子 ※麺半分 ヤサイ・ニンニク・アブラ
http://blog.livedoor.jp/dalesmivis/archives/1078151808.html
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大門「いずる」2号店は「富士丸」リスペクト。
国産豚とアブラが上質で、スープも優しく食べやすい。
お店の雰囲気やスタッフの接客も良く、緊張せず食べられるお店です。

移転・リニューアル・復活としての新店

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大阪豊中から移転 自由が丘の「中華そば 堀川」にて 醤油そば 
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新たな評価を求めて2020年1月大阪から東京自由が丘に移転。
TRYでは「いりこそば」がめでたく「にぼし」新人部門1位となってます。
僕は「醤油そば」を食べましたが、元が関西だからか独特な旨さでした。

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梅ヶ丘の「世田谷 磯野」にて 醤油支那そば
http://blog.livedoor.jp/dalesmivis/archives/1077012902.html
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数年前に閉店した神田の人気店が世田谷にて復活。
神田時代より相当ブラッシュアップされており、お店の雰囲気も以前より柔らかくなっていると思います。

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5周年と同時に移転オープン 「とものもと」にて 醤油らーめん
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移転と共に自家製麺になり、スープもオープン当初のアッサリ流行系鶏×貝清湯とは別物。
太くて旨い貫禄ある一杯は満足度抜群で貫禄を感じます。

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東十条から移転オープンの「麺処 ほん田 秋葉原本店」にて 特製醤油
東十条の名店が秋葉原に移転とともにメニューを完全リニューアル。
自家製麺になりスープ、チャーシューも相当旨くなりました。
最近は水曜定休日の限定メニューも復活してます。

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初代店主さんが復活 埼玉県伊奈町の「博多長浜らーめん 楓神(ふうじん)」にて らーめん 
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一時期資本経営になり短命で閉店しましたが、店主さんが復活して改めて再オープン。
店主さんは名店「田中商店」出身なので、間違いなく旨い長浜豚骨です。

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鷺ノ宮から横浜青葉台に移転 「らぁ麺 すぎ本」にて 醤油特製らぁ麺
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ミシュランビブグルマンが東京から横浜に移転オープン。
スープは明らかに出汁素材が贅沢になり、チャーシューの質も上がりました。
文句なしに旨い一杯です。

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大井町の「のスた」にて 守 細麺 塩 ※日・月は細麺の日が多いです
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リニューアルにより、曜日限定で「守 細麺」の提供が始まり素晴らしい旨さ。
今は無き神保町「さぶちゃん」で修業経験もあり、ノスラーメンのモダン再構築のレベルが抜けている旨い一杯です。

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店内改装&自家製麺にリニューアル 麹町の「ソラノイロ本店」にて 特製中華そば
「ソラノイロ ARTISAN NOODLES」と店名新たにリニューアル。
今までにもリニューアルしてきましたが、今回は内装も完全に変えて基本宮崎店主が調理&自家製麺。
「べジソバ」等革新的なラーメンを作ってきたお店の新機軸は、90年代っぽい濃厚系です。

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人形町の「noodle art gallery Ryota Tezuka」にて 地鶏・塩
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「麺画廊 英」が移転し店名も変えてオープン。
デフォの具はちょっと寂しいですが、清湯でも旨味濃密なスープが良いです。

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鴻巣の「東京環七ラーメン じょっぱり」にて キャベツラーメン(正油) ※下赤塚「じょっぱりラーメン」の移転
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下赤塚にあった「じょぱりラーメン」がまさかの埼玉鴻巣に移転。
「土佐っ子」系背脂なラーメンですが、チェーンと違い店主が仕込んで作るので嫌みなく丁寧な一杯です。

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「麺屋はなび 南新宿店」にて 台湾まぜそば ※「紅とん」の昼営業二毛作
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台湾まぜそば元祖の「麵屋はなび」が居酒屋「紅とん」昼営業で二毛作。
東京初出店となる新宿店(2020年春閉店)進出以降、亜流が星の数ほど生まれましたが、やはり本流はキレがあって格別な旨さです。