「すず喜」出身 調布「しんせん」が店名新たに移転オープン 雑司ヶ谷「らーめん護什番（そじゅばん）」にて 濃厚真鯛塩らーめん

雑司ヶ谷に4月13日オープンした「らーめん護什番（そじゅばん）」。

三鷹「すず喜」出身で調布に2022年「一番だしラーメン しんせん」として出店し、店名新たに移転オープンです。

最寄り駅は護国寺になり、徒歩7，8分ほど。

大通りからちょっと入った、落ち着いた住宅街にあります。

主なメニューは以下のとおり。

「濃厚真鯛塩らーめん（並）」1000円

「濃厚真鯛醤油らーめん（並）」1020円

「真鯛の昆布水つけめん（並）」1170円
「お子様らーめん（塩 or 醤油）」500円

「まさお（うずらの味玉3ケ）」60円

「はるさめごはん」200円

ラーメンは並180g、大280g、つけめんは並250g、大350gです。

店内は広くてキレイでカウンター14席のみ。

店主さんがワンオペで調理し、配膳をスタッフが行っています。

「濃厚真鯛塩らーめん（並）」1000円

濁りあるスープに巨大な肉塊。

ほうれん草に海苔3枚、ざく切りネギになるとと具沢山です。

スープは粘度が無くも濃厚な味わいで、塩気がキリっとするも塩ダレはわりと上品。

鯛メインと言うよりは、濃厚動物出汁に鯛の旨味をプラスした感じです。

食後に聞くと真鯛、鶏、豚を200k突っ込んだそうで寸胴はパンパン。

濃厚なのに脂の重さが控えめで、フワっと飲みやすくジャンクでは無いです。

麺は自家製のストレート細麺。

低加水のホクホクとした食感で美味しい麺です。

チャーシュー代わりの肉塊は肉付き豚軟骨（沖縄料理の軟骨ソーキ）の煮込み。

長さ15センチ近く、厚みも1センチくらいあって迫力あります。

食べてみると赤身部分はモチモチに柔らかく、軟骨は良く煮こまれてトロトロ。

濃すぎず適度な味付けも申し分なく、1000円のラーメンで食べられる肉としては最高です。

ほうれん草もたっぷり入っており、厚めにカットされたネギがアクセント。

麺量が180gあるので、デフォでも満足度が高いです。

濃厚スープでも上品さと飲みやすさがあり、そこに肉塊の迫力と言うオリジナリティ。

同じく真鯛の「麺魚」とは全然別物で、オープン当時に食べた「しんせん」とも全く違った旨さでした。