
吉祥寺に4月29日オープンした「迂直(うちょく)」。

「迂直」小坂店主は経歴非公開ですが、2018年「大つけ麺博」では「飯田商店」でお手伝い。
荻窪店オープン時は「飯田商店」飯田将太店主からお祝いの花が届いていました。

店舗の前に並べるのは10人で、以降は階段から外に並ぶシステム。
並ぶ階段は裏手なので、裏から行った方が分かりやすいです。

開店初日はオープン時150人くらい並んだそうですが、2日目も開店時50人ほどの行列。
ちなみに階段一番上から並んで、開店から食べ終えるまでは1時間20分ほどでした。

メニューは主に以下のとおり。
「醤油つけ麺」1200円
「特製つけ麺」1700円
※味玉・海苔・チャーシュー追加
「割りスープ(温鶏スープ60cc)」50円
「ゴロ肉ご飯」450円
麺量は並で220g。
「大盛り」200円で330gとなります。

店内はオシャレな雰囲気で、半円のように作られたカウンターのみ12席。
小坂店主は厨房に居るのですが、厨房が見えない作りになっています。

また、卓上には「おすすめの食し方」が置かれ、塩と一味も。

オススメは麺をそのまま→塩→つけ汁→割りスープの順となっています。

「特製つけ麺」1700円
麺は自家製の中太ストレートで鰹昆布出汁に浸かり、味玉、ライム、海苔2枚。

つけ汁の容器から大判のチャーシューがはみ出て迫力あります。

まず麺だけを食べてみると、粘度ある鰹昆布出汁を纏ってモチモチ食感。

あえてキンキンに冷やしてない感じで、ヨコクラ系のガチガチ食感と違います。

そのままで十分美味しいし、卓上の塩を乗せても美味しい。

たっぷりな鰹昆布出汁も美味しく、「昆布水つけ麺」のお手本のような麺です。

続いて色の濃いつけ汁に浸けてみると、醤油感は色よりも控えめ。

パンチでは無く、穏やかで上品なバランスです。

チャーシューは厚さ5ミリほどの大判肩ロース。
国産豚を使用していると思われ、モチモチでブリンブリンで美味しい肉です。

しかも「特製」はこのチャーシューが4枚入り、「満来」「ほりうち」レベルのボリューム。

「特製」は数量限定の様ですが、肉好きなら迷わず「特製」がオススメです。

メンマは乾燥から戻したと思われるコリコリ食感。


味玉はやや硬めの半熟で、海苔は香り良く美味しいです。

なお、つけ汁は濃厚な鰹昆布出汁の効果もあり、後半はやや味が薄めに。
なので、また塩と麺に戻って麺を堪能しました。

「割りスープ(温鶏スープ60cc)」50円
割りスープは好きなタイミングでスタッフに伝えるスタイル。


鶏ガラの出汁感が増され、更に残った鰹昆布出汁も加えれば最後まで満足です。

また、スタッフが多数居て、列の案内や接客も凄く丁寧。

資本絡みなのかも知れませんが、このレベルならしばらく行列が続くと思います。
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