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世界を駆け巡る「飯田商店」の飯田将太店主。
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先日は弟子と共にモナコでラーメンを作り、6月中旬からはロンドンに行くそうです。
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その飯田将太店主が2022年から計6回行っているのが、難民の方への「らぁ麺」提供。
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鎌倉の「NPO法人 アルペなんみんセンター」で「らぁ麺」を作り、無償提供しています。
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今までは一般のお客さんは対象ではありませんでしたが、6月4日(水)の第7回から一般来場者も募集。
定員120人で1人3000円となり、ラーメン、オリジナル手拭い、協力金が含まれます。
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毎回、この活動に賛同した会員のラーメン店が参加し、この日の参加は以下のとおり。

とものもと(千葉県船橋市)
中村麺三郎商店(神奈川県相模原市)
Ramen FeeL(東京都青梅市)
麺ふじさき(東京都江東区)
ラーメン雪ぐに(横浜市泉区)
中華そば 四つ葉(埼玉県川越市)
Japanese Soba Noodles 蔦(東京都渋谷区)

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「NPO法人 アルペなんみんセンター」は駅から遠く、鎌倉駅、金沢八景駅からバスで20分ほど。
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そこから階段の無い急勾配の坂を徒歩で登ると、公道からは見えない孤立した建物と庭が見えてきます。
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調理スペース、飲食スペース共に屋外で、名店の店主が調理をする様は圧巻。
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6月7日に「Ramen FeeL」とコラボするワシントンD.C.の焼き鳥料理人ジャスティンが炭火で鶏チャーシューを焼いています。
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麺は飯田翔太店主が自ら担当し、デポから平ザルに移してキレのある湯切り。
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そこに「中村麺三郎商店」中村店主、「とものもと」市原店主、「麺ふじさき」藤崎店主が具材を乗せていきます。
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「四つ葉」岩本店主、「Japanese Soba Noodlees 蔦」裕介シェフ、「麦づら」布施店主はタレと鶏油担当。
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「Ramen FeeL」渡邊店主と「雪ぐに」柴田店主がホールなどを担当しています。
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「らぁ麺」
澄んだ醤油清湯に鶏チャーシュー、メンマ、海苔、ネギ。
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宗教上の関係で豚がダメな難民もいるため、スープもチャーシューも鶏です。
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スープは醤油のアタックよりも芳醇な地鶏出汁がメイン。
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豚使用前の「飯田商店」とも違う味わいで、ちょっとクラシック寄りを上質に仕上げた感じです。
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麺はハルユタカ、キタノカオリ、チクゴイズミを使用した自家製のストレート細麺。
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モチモチでほんのり粘りがあり、屋外イベントと思えない美味さです。
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鶏チャーシューは現地の炭火で焼かれた焼鳥が2種。
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焼きたてなのでジューシーで柔らかく、本店と同じ佐賀産と思われる海苔も相当良いです。
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今回は一般の方も食べるものの、難民の外国人の事を考えて食べやすく仕上げた正統派。
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スープも具も全てが丁寧に作られ、特に麺が相当良いです。
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恐ろしいほどの豪華メンバーでも「つけ博」などのイベントと違い、ゆったり優しい空気感。
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飯田翔太店主も調理関連には真剣な目付きですが、難民や日本人の子供にはおどけて対応しています。
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元は教会であった「アルペンなんみんセンター」の館内ツアーもあり、知見を深めることも出来た貴重な一日。
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人里離れた高台にあるのも気持ち良く、今後もぜひ続けていって欲しいです。
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※後日のinstagramでは、約50万円の寄付をお渡しできたと報告がありました。