子供の頃見てた番組で「タモリのジャングルTV」というのがあった。
関根さんやタモさんナイナイのお二人などが出演しておりにぎやかな放送だった。
料理したりスポーツみたいなことをしてたのだけれども、番組最後のほうで
既存の歌の歌詞を自分たちでテーマに沿って考えて作り変える、という
コーナーがあった。
ここのパートをあなた、こっちのパートはあなたが考える、と示され
ここに7文字、ここに8文字といった具合で分量を示され、
全員とも元の歌および歌詞は知らされない。
書き終わったら一人ずつフリップを開けていく段取りだった。
見せあい話合いなどは禁止で、出されたテーマに沿ってそれぞれがバラバラに
一人で書いていくので通して読むと文章になっていなかったり、
反対にうまいことなってたりしておかしい。

最後はなんと歌手本人が登場してその歌詞で歌ってくれるのだ。
その中でやけに印象に残ってて面白かったのが、知らなかったのだけれど
松崎しげるさんの愛のメモリーという歌の替え歌だった。
どういう歌詞だったか、洗い物をして皿の泡を流しつつ思い出してみたところ、
終りまで思い出せてしまった。自分でもびっくりである。
検索してもネットに替え歌の歌詞はなかったので、忘れないうちに残しておきたい。
以下その歌詞である。メロディーは愛のメモリー、テーマは紳士かジェントルマン。


紳士 それはおいらさ
YOU ARE MY LOVERY
長い影つれ 夢の角から
だから男の子

紳士 だけど狼
スコッチウイスキーで
UNDER THE MOON
UNDER THE MOON
寂しいな~

微笑はセレナーデ
君の瞳を逮捕
俺のトレンチコートカシミヤ
片手にシャム猫を抱き夜空の下で君を
岡田真澄は紳士さ

微笑はセレナーデ
君の瞳を逮捕
俺のトレンチコートカシミヤ
片手にシャム猫を抱き夜空の下で君を
岡田真澄は紳士さ

OH...OH...UNDER THE MOON


3行目まではそれほど怪しくないですね。
4行目からもう笑いの予感が避けられない。
「だから」が前の文と全くつながらない。笑いを予期させる鋭いジャブである。
くどいようだが、考えてる人が部位ごとにバラバラだからこうなってしまうのだ。

俺のトレンチコートカシミヤ、の部分がサビというのだろうか。一番力入る部分で
実際歌われると聞いてて心地よかった。ご本人の歌唱力がすごかった。
いや、岡田真澄は紳士さ、がサビだろうか?この時に出演して歌ってくれたご本人が
「僕も岡田真澄さんが好きなのでこの歌が歌えてうれしい」というようなコメントを
なさっていた記憶がある。

この番組は料理がメインになり、最初のうちは全員で料理を作るが
途中でトラブル発生したり料理が失敗したりとてんやわんやになるのが常であり、
子供心に大人たちが料理で大騒ぎしながら失敗するのが楽しかった。
番組の終りごろは長くこのコーナーをやったために料理の場数を踏んでしまい、
みんな料理の腕が上がってしまったので普通に失敗もなく、
普通に出来上がるようになり大喜びするようなこともなく、意外性もなく・・・。
そんな感じでスっと終わってしまっていった。
今思うと懐かしい番組である。