ビスコってご存知ですか。赤い箱入りのビスケットです。白いクリームが挟んであるあれです。
何年前だったかスーパーのおかし売り場を通り抜けるさい、ふと目を惹いたものがそれであった。
今だけおまけで〇ティちゃんのミニ絵本が入ってます。と書かれている。買ってしまった。
ビスケットの箱の中に、絵本が入ってるっていうだけでワクワクしたんですね。
で、ワクワクして絵本を読んでみたんだけれども、うーん、という。
残念ながら期待通りにはいかない。

笑顔がいっぱいみたいなタイトルだっただろうか?内容はというと、朝起きておはよう
笑顔で一日はじめよう、金魚さんにも笑顔でごはんあげたよ。べんきょうも笑顔でがんばったよ、
おうちにお友達がきたみんなで笑顔、みたいなお話であった。うーむ。

僕はなんで面白いと思わなかったんだろう。せっかくだし考えた。時間はあるしね。
〇ティちゃんの一人語りで終始してるから、退屈に感じるんだろうか。
〇ティちゃんがひとりで納得するだけになっている。
とはいえ人物のひとり語りで構成されてる物語もあるし、それで成功しているものもあるので
これが原因ではなく別にあるに違いない。
ここは逆にどうだったら自分は興味をもったのだろうか。
やっぱり誰か入ってきてほしい。笑顔でおはよう、お外に行ったらお隣のおばちゃんに会って
お菓子をもらいました。喜んで持って帰る途中、転んでしまいました。泣いてたら・・・
まあ面白くはないけどとりあえずどうなるのかなって期待は持てたかもしれない。

それに僕自身勉強が出来なかったので共感が非常にむずかしい。
そんな。笑顔でおべんきょうのりこえたなんて。
ダメな子だったらぐんと感情移入できたのに。
出来た人から先生に持ってきてね。〇くん一番に出しました。友達の〇ちゃんもいきました。
わたしは最後まで残ってました。できた。先生にもっていこう!答えが違うね。もう一回席に戻って。
みんなおしゃべりしてて、問題といてるのはわたしだけでした。教科書のとおり何回やっても
さっきの違った答えになります。わたし、ばかなのね。涙が出ました。
悲しい話になりますね。そんな絵本読ませてどうするのであろう。

僕が友達いないから〇ティちゃんも1人でいさせたいところだが、やはり物語的には
友達がいないとしょうがない。よしとしよう。

友達のどうぶつがおうちに来ました。
ねえ、知らない子が倒れてるの。どうしよう。
えっ!2人で野原に行くと見たことのない姿の子が倒れていました。
その子は目をさまして体を起こすとびっくりして言いました。
なんてこと、ここには人間がいないのね。
知らないところに来ちゃったみたい、わたしのおうちに帰る方法を一緒にさがして。

絵本5・6ページにおさまる内容じゃないですね。
どういう原理でこっちに来たのかもわからないのに帰る方法って。没ですね。

規模が大きすぎるからせめてもうすこしこじんまりとしよう。一日で終るくらいの長さで。
こう、やんちゃな感じの男の子のどうぶつがいて・・・
知ってる?森の入り口に血の付いた刃物が落ちてるんだって、見にいこうぜ!
ダメですね。小さい子供向けのミニ絵本だと言ってるのに。

でもまあ、考えてみればおまけである。本体はお菓子でそのおまけ、付録としてもらえるのだから
それに僕の求める期待がずうずうしいまでに高すぎただけなのであろう。
僕は基本的にものを捨てないのであの絵本、絶対にまだあるはずなんだけれども・・・
あとで探してみようか。