2009年03月11日

「五険一金」編

中国で人を雇うとき、常に考えなければならないこと、
それは労働契約とこの「五険一金」と呼ばれる福利厚生
のことです。


何をもって「五険一金」というのかというと、

1)養老保険
2)失業保険
3)医療保険
4)公傷保険
5)生育保険

1)住宅公共積立金


上記の6項目をもって「五保一金」といいます。


これらはそれぞれ「会社負担分」と「個人負担分」とに
分かれております。


通常、以下の通りです。パーセンテージは各人の基本給与額
に対しての数字です。

       会社負担分  個人負担分
1)養老保険    20%      8%
2)失業保険     1%       0.2%
3)医療保険     10%       0.2%
4)公傷保険     0.3%      -
5)生育保険     0.8%      -

1)住宅積立金   12%      12%


これらは結構な負担額になります。以前のように労働契約
もあやふやに雇用ができた時代とは違い、今では労働法で
しっかりと守られているため、上記の福利厚生は必ず設定
しなければいけない企業の責任です。


工場のような人数をたくさん必要とする業種ではこの契約
は非常に重くのしかかってきます。


飲食などの業種も同様にきついと言わざるを得ません。


過去に製造業が立ち行かなくなり、夜逃げ同然で撤退する
韓国企業などが取りざたされておりましたが、中国ビジネス
を取り巻く環境と世界的な金融危機は想像以上に企業に
ダメージを与えてきました。


とはいえ、この労働法は今まであまりにもいい加減だった
ので、少しまともになったと考えればいいと思います。


日本だってこれ以上の福利厚生が必要になりますし、
今までが異常だったと考えるべきです。


こうして発展途上国もすこしずつ体制が整い、先進国の
仲間入りを果たしていくのだと思います。今はその過程に
あるといえるでしょう。


政策に則り、遵法経営を常に念頭に置き、しっかりと
経営をしていきたいと思います。

damanguan at 16:54|PermalinkComments(0)TrackBack(0)中国進出-会社設立サポート 

「人民元基本口座開設」編

もうここまできたらほぼ全ての手続きは完了したと
いっても良いでしょう。


このほかには社会保障局、統計局、税関などなど
細々とした手続きが残っておりますが、ここでは
省略します。


さて、人民元口座には「基本口座」と「一般口座」と
二つ存在します。一番重要になるのがこの「基本口座」
です。一社につき一つしか開設できません。


主に振替決済、現金入出金、給与支払など幅広い業務
が行えます。ですので、この口座をどこに開設するか
はしっかりと考えた上で決定する必要があります。


開設後、変更したいとしてもなかなかスムーズに変更
できません。まず断られるでしょう。


弊社では中国銀行王府井支店にて開設しましたが、
場所柄大企業ばかりで肩身の狭い思いをしております。


事務所移転先の三元橋エリアの中国銀行に移行した
かったのですが、あっさりと断られました。面倒だから。


なので、業務によってはわざわざ王府井にいって手続き
をしないといけません。結構面倒なんですよね。


さて、この基本口座を開設したら以前外貨で送金した
ままの「資本金口座」内にある外貨をこの「基本口座」
に元転して移行しましょう。


この際に外貨を人民元に両替することを「JIE HUI」と
言うのですが、この手続きは銀行にとってとても大きな
収入源になります。ですので、銀行としては大きな資本
を持つ大企業の口座をとりたいのです。


その後の口座管理でも大きな収益をもたらすので、銀行
としてはもちろん資本が大きければ大きいほど大事な
お客様になるのは仕方がないですね。


もちろん、融資業務が一番の収益に繋がるのですが、
特に外資系の銀行にとって中国で融資するのは非常に
リスクが高いので、大企業相手でも日本側で預金担保
を取ったりすることもあります。


それほどカントリーリスクが高いということでしょう。
以前には本当に痛い目にあっていますからね。。


脱線しましたが、これで手元に人民元資金もできたし、
領収書も発行できるし、もちろん契約書にも押印できるし、
従業員との労働契約も問題なしです。企業運営に必要な
手続きはこれでほぼ完了です。


あとは営業に専念して利益をあげていくことに集中しましょう!


damanguan at 15:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0)中国進出-会社設立サポート 

「発票発行機」編

いよいよ「発票」についてのコーナーです。


この「発票」(領収書)ですが、中国では非常に
重要なアイテムの一つです。なぜならこの発票が
ないと経費処理できないからです。


中国では消費をしたとき、例えば身近な例ですと、
食事をしたとき、100元かかったとして、お会計の
際に100元のみ渡してこの発票をもらわなかったら
お店側は売上げがたたないし、お客側は経費処理
できません。


どういうことかと言いますと、まずお店側はお客
が領収書不要の場合、現金収入になり、売上げに
かかる営業税5%がかかりません。


お店側としては内心かなりラッキー!と思っている
ことでしょう。何故なら5%分利益が増えたような
ものですから。


しかしながらこれは厳密には脱税行為になります。
きちんとその後売上げ処理をすれば別ですが。

※ケースによっては店舗の大きさ、家賃などから
みなし売上げに対して課税する場合もあります。


税務署からすると頭の痛い問題だったのです。


ここで「だった」と書いたのには理由があり、税務署
も頭をつかい、なるべくお客さんがお店側に領収書を
欲しがらせるにはどうすればよいのか考えた結果、
領収書に宝くじを設定したんです。


中国の正式な領収書には必ず削りくじがついているん
です。まだ日が浅い方は気付かなかったかもしれま
せんが、お手元の領収書をよくご覧下さい。必ずある
はずです。


こうして、個人のお客さんが食事をしたあとでも
経費処理できないんだけど、くじを削りたいので
お店側に領収書を必要とすることが飛躍的に多く
なったそうです。


さすが、よく考えますね。


また、こうした日常的な取引以外でも、会社間の業務上
の取引でも必ずこの領収書が必要になります。


この領収書がないと支払う側は経費処理ができないのです。
ですので、一つの会社にとってこの領収書発行機は非常に
重要なアイテムの一つになるのです。


この領収書には必ず「財務専用印」が押されていることが
必須です。これがないと無効になりますので、よく確認
しましょう。


しかしながら、ここでまた一つ資金の少ない零細企業には
頭の痛い問題が残っております。


この税務署が管理する「発行機」ですが、値段が異常に
高いんです。。一台システムを組むのに総額5000元以上
かかります。ふーっ。。


中国の仕組み、本当によくできてますよね!取れるときに
しっかり取るこの仕組み、見習わねば。


damanguan at 15:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0)中国進出-会社設立サポート 

「営業許可書書換」編

はい、無事資本金も入金され、験資報告書も作成されたら
次はいよいよ「仮」の状態だった営業許可書を「正式」な
ものに変更しなければなりません。


資本が入って初めて正式に会社として運営していくことが
できるので、この作業は非常に重要です。


今までに手続きしてきた書類を持って工商局へ行き、書き
換えの手続きをします。書き換えられると正式に資本金が
入金されている証明がされた正式の許可書に変わります。


ここの段階までくればほぼ正常に企業活動を行っていく
ことが可能になります。入金もできれば契約書に押印する
ことも可能です。


ただし、まだこの段階では中国では必ず必要になってくる
「発票」と呼ばれる「正式領収書」の発行ができません。


次回はこの「発票」について詳しくご説明したいと思います。


damanguan at 15:48|PermalinkComments(0)TrackBack(0)中国進出-会社設立サポート 

「験資報告書」編

前回までは資本金の送金が完了したところまでお話しました。
この送金が完了しましたら続いては工商局から出ている「仮」
の営業許可書の変更、書き換えを行う必要があります。


その前に、この資本金についてその正当性を審査するために
「験資報告書」というものを作成しなければなりません。


この報告書は誰でも作成できるわけではなく、必ず会計事務所
にて行わなければなりません。会計士事務所のみが所有できる
判子が押してある報告書のみが有効になります。


この報告書を作成するために、銀行が発行する入金証明書、
外貨管理局が発行する証明書類などが必要になります。


また、この報告書作成にあたり、資本金の額に応じて手数料
金額などがかわってきます。


これらの書類を会計事務所に持ち込んで、証明書類を作成
してもらったうえで、次にいよいよ工商局へ書き換えに
いくことになります。


なかなか面倒ですよね。。


damanguan at 15:47|PermalinkComments(0)TrackBack(0)中国進出-会社設立サポート 

「資本金送金」編

前回は銀行口座開設までご説明しました。


ここまできたら次はいよいよ資本金の送金です。
現時点では何度も言いますが、あくまで仮の
営業許可証であり、資本金もない会社です。


資本金が入金されてはじめて正式な営業許可証
を申請することが可能になります。


さて、この会社は外資系企業ですので、資本金は
当然海外から外貨で送金しなければなりません。


ここでは日本円としましょう。日本から日本円で
海外送金する際、今では外為管理法が厳しいようで
本人以外では送金はできなくなっております。


また、送金に際し、その使途説明が義務付けられて
おります。今回は資本金としての送金になります
ので、全く問題なく送金できるはずです。


この際、注意事項としては、会社設立の前に準備
する必要書類の中に「日本の残高証明書」という
項目がありましたが、その際に準備した銀行の支店
から送金する必要があります。


また、10万人民元の資本金の会社の場合、現在では
事前に送金すべき金額が決定されており、その金額
どおりに外貨を送金すればよいようになっております。


だいたい日本円で150万円前後で北京の場合は外資系
の会社を設立することが可能になっております。


送金が完了したら次はまた中国での手続きが必要です。
次なる手続きは「資本金験資報告」です。


damanguan at 15:46|PermalinkComments(1)TrackBack(0)中国進出-会社設立サポート 

「銀行口座開設」編

税務登記も完了し、次はいよいよ銀行口座の開設です。


が、実はこの口座開設が結構ややこしかったりします。
私も実際に味わったのですが、資本金が少ないと銀行側
が管理が面倒なことを理由に開設を断るケースが多いです。


確かに、同じ口座一つ開設するなら世界的に有名な大企業
のほうが取引が多いので手数料を多く取れるし、預金高も
多いでしょうけどねえ。


どんな会社だって最初は小さなところからはじめるんだから、
そんなこといわんと開設してくれればいいのに。。


どれだけ化けるかわからんぞっていうの!


とはいえ、開設することはできますので、ご安心を。ただ、
傾向として四大銀行と呼ばれる「中国銀行」「中国工商銀行」
「中国農業銀行」「中国建設銀行」はなかなか資本金10万元
では開設が難しい傾向にあります。特に都心部では。


うちは粘りに粘って中国銀行のしかも超一等地の王府井支店
で開設することができました。普通は無理なようです。


さて、開設する銀行と支店が決まったら、今まで申請して
受け取ってきた各行政機関の証明書を持って開設手続きに
向かいます。


ここではまず、

「資本金口座」
「人民元一般口座」

という二種類の口座を開設することになります。


「資本金口座」とはその名の通り、海外から資本金(外貨)
を送金するために使用する口座です。


増資などをしない限り、最初の一回しか使わない口座です。
必ず外貨の口座になります。ここで日本円か米ドルかを
選ぶことになります。


続いて「人民元一般口座」ですが、こちらは今後も継続して
使う大事な口座です。人民元の決済は全てこの口座を通して
行われます。


銀行振り込み、小切手での支払・受取、現金引き出しなど
に使われます。納税する際にもこの銀行口座を通して行われる
ことが一般的です。


「資本金口座」に入金された外貨はまずこの「一般口座」に
人民元で振り替えられ、この原資をもとに商売を始めていく
わけです。


ですので、資本金口座に入金され、一般口座に人民元が入金
されれば、すぐに使用することができます。


口座が出来たら次はいよいよ日本からの資本金送金手続きに
なります。


damanguan at 15:44|PermalinkComments(1)TrackBack(0)中国進出-会社設立サポート 

「月次会計処理」編

さて、「国税・地税登記」編でも簡単に説明しておりますが、
中国では月次で会計処理をして、毎月営業税、個人所得税を
納税しなければなりません。


毎月、経費として使ったお金を清算します。ここで経費処理
できるのはこの後の「発票発行機」編で詳しくご説明しますが
正式な領収書のみが経費処理可能です。


人件費、家賃、光熱費、交通費、広告費、交際費などの経費
をまとめて会計士に渡します。それをもって会計士は帳簿を
つけて、領収書をまとめ、納税額を計算します。


通常、月次で「B/S」「P/L」を作成します。弊社ではこの
財務諸表を中国語のもと日本語のものを両方ご用意します。
一般的な小規模な会社であれば代理会計処理サービスは
1500元/月からご提供しております。


まず、営業税ですが、こちらは毎月の売上高に対し5%が課税
されます。例えば、当月の売上げが10万元だとしたら営業税
は5000元ということになります。


この売上げとは要するにどれだけ「領収書」を出したか、
また銀行送金を受けたか、小切手などを通じて口座に入金
されたかによって算出されます。


次に個人所得税ですが、これは給与額に応じて課税率が変動
します。累進課税方式です。最大で45%課税されます。


これらの税金を会計士により「納税申告書」に記載し、、
それをもって毎月10日前後までにメインバンクの口座から
支払うことができます。


会社内部で自身で会計資格をもった人材を雇用して処理
させてももちろん問題ございません。それは費用対効果で
考えればよいと思います。


次回ご説明いたしますが、中国も労働法がどんどん厳しく
なってきているので、初期の段階ではあまりやみくもに
人員を増やすのはリスクが増えるので控えたほうがよいと
思います。


アウトソーシングで解決できることであれば、なるべく
それを利用するのも一つのリスクヘッジになるのでは
ないでしょうか。

damanguan at 15:42|PermalinkComments(0)TrackBack(0)中国進出-会社設立サポート 

「国税・地税登記」編

外貨管理局での登記が完了したら次は税務登記をしなけれ
ばなりません。


ここで気をつけなければならないことが一つあります。
中国の場合は設立後、毎月納税をしなければなりません。


毎月どんな税金を納めるかというと、まずは営業税です。
これは普通の業種ですと5%で売上に対して課税されます。
この辺につきましては奥が深いのでまた後で詳細に説明
します。


続きまして、個人所得税ですね。これも毎月納税する
義務があります。


これらの税金を納めるために何が必要かというと、そう
会計士さんが必要になるんです。


ですので、何を気をつけないといけないかというと、
会社設立の手続きと同時進行で会計士さんを探さないと
いけないのです。


で、この税務登記の際に、税務署に予めこの設立される
会社の会計士を登録しなければいけないのです。


この会計士はもちろん誰でもいいというわけではありません。
中国の正式な「会計証」と呼ばれる資格を持っている人に
限られます。


この会計証の情報をもとに税務署で登記を行うのです。
これは覚えておいて下さい。


もちろん、弊社でも設立代行の際に最初に説明させて
いただいております。また、この会計士の登録代行も
もちろん可能です。


最初から信頼出来る会計士さんなんかいるわけない
ですから。。最初はうちの会計士で登録して、慣れて
きてから自分で探した会計士さんに変更登録すること
も可能です。


ですので、この税務登記の際にはこの会計士登録も
必要ということをここでは覚えておいて下さい。


damanguan at 15:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0)中国進出-会社設立サポート 

「外貨登記」編

企業番号が取得されたら続いては「外貨登記」です。
外国人が開く会社ですので必ず「外貨」と関連が出て
くるので、必ずここで登記をする必要があります。


外資系と呼ばれる会社は必ず自国から「外貨」でその
資本金を送金することになります。日本からであれば
日本円かもしくは米ドルが多いと思います。


人民元はまだ国際通貨ではないので、日本からは送金
することができません。


中国は現在でも厳しく外貨の扱いを制限しております。
自由に出し入れできないようにここ「外貨管理局」が
厳しく管理を行っております。


今後もお世話になることの多い「外貨管理局」です。
とはいえ、現在では銀行でほとんどの外貨業務を代行
してくれるので外貨管理局と直接やりとりすることは
あまりないと思いますが。


私も銀行員時代には大変な苦労をしました。本当に
厳しいところです。銀行にとってのお上みたいなもの
ですから。銀行にとってはあと一つ怖いところがあり
ます。それは「銀監会」と呼ばれるところです。


まあ、それらは個人的にはほとんど関わりを持つこと
がないと思いますので、ここでは説明しません。


いずれにせよ、外資系の会社は必ずここで外貨登記を
しなければいけません。こうすることで中国は外貨の
流れをしっかりと把握し、管理しているわけです。


よくいわれる「外貨準備高世界一」もここでしっかり
管理しているのであんなに貯まっていったのです。


ここでは若干時間が長くかかります。覚えておきましょう。


damanguan at 15:38|PermalinkComments(0)TrackBack(0)中国進出-会社設立サポート 

「組織機構代碼証」編

工商局で仮の営業許可証が発行されたら次は
「組織機構代碼」というものを取得しなければ
なりません。


これが結構重要な番号で、今後その企業を代表
する管理番号になりますので、税務登記や銀行
口座開設の際にも必ず必要になります。


北京市の場合には通常8桁の数字とハイフンで
もう1桁の数字、全部で9個の数字で構成される
番号です。


「北京市質量技術監督局」というところで総括
管理されております。


正本と副本の二部作成されます。それからICカード
が一枚作成されます。


会社版の身分証明書番号のようなものですので、
しっかり覚えておきましょう。


damanguan at 15:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0)中国進出-会社設立サポート 

「実印作成」編

はい、続いては営業許可証が発行されてからの手続きに
ついて説明していきます。


会社の実印の作成です。


この実印、勝手には作成できません。実印を作成しても
良いという許可を得た上で、公安局指定の印鑑作成業者に
作成を依頼しなければなりません。


最初に作成する主な印鑑は、

1.実印
2.契約書専用印
3.法定代表人印

の三つです。これらは非常に重要な印鑑です。設立後も
この印鑑をずっと使っていくことになりますので、十分
注意して保管していきましょう。


銀行口座の開設の際にもこの印鑑が必要になります。
銀行口座登録印に使用します。


また、契約書専用印は従業員と雇用契約書を結ぶ際に
必要になります。実印も必要です。


ここまでの段階までくれば従業員も雇え、仮とはいえ
営業活動も出来て顧客との間で契約書に押印すること
も可能になります。


ただし、まだ銀行口座はありませんので、入金及び
領収書の発行は出来ません。ご注意くださいませ。



damanguan at 15:33|PermalinkComments(0)TrackBack(0)中国進出-会社設立サポート 

「工商局」編

続きましては、そう工商局です。


この機関はいわゆる「営業許可証」を出してくれる
ところです。ですので、非常に重要な行政機関です。


この営業許可証がなければ当然中国国内で営業活動を
行ってはいけないわけで、これがなく活動する場合は
違法行為とみなされ罰金などが科せられます。


必ず取得しましょう(笑


昨日紹介した商務局の批准証書があればここ工商局
で申請することができるようになります。


ここでは通常5営業日あれば受理されます。受理される
と「仮営業許可証」が発行されます。仮とはいえ営業
許可証ですので、この日から営業活動を開始すること
ができるようになります。


ただし!この段階ではまだ資本金(外貨)が入金されて
いないため、というより銀行口座さえ開設されていない
ため、まさに仮の状態ということをよく覚えておいて
ください。


ですので、お客様より入金を受ける際に、銀行振り込み
や小切手での支払いを受けることができません。また、
北京市の正式な領収書を発行することもできません。


また、この段階では実印などもまだ作成されていない
ので、契約書にサイン&押印することもできません。


まだまだ生まれたての赤ちゃんのような状態です。


これからすこしづつ大きくくなっていきましょうね。
次回は「実印作成」です。

damanguan at 15:31|PermalinkComments(0)TrackBack(0)中国進出-会社設立サポート 

「商務局」編

名称登記が完了したら続いては「商務局」での手続き
となります。


軽くおさらいをしておきますと、ここまでの段階で
既に必要資料が整っている、イコール不動産契約も
完了しており、企業名称も登記完了していなければ
なりません。


さて、この「商務局」ですが、この部門は主に外資系
企業、対外貿易などの管理をしているところと大枠で
覚えておけばよいでしょう。


外商投資企業と呼ばれる外資系企業は工商局などの
営業許可証を発行する機関で申請を始める前に必ず
ここ「商務局」(投資額によっては商務部の管理)で
「外資による投資の批准」を行わなければなりません。


ここで本当にこの外資系企業は北京市に投資するに
あたりふさわしいかをチェックするわけです。


中国には外資に対し、「奨励」「許可」「制限」「禁止」
の大枠四つに大別しており、この企業の投資がどの部類
に属するのかをチェックし、独資で進出可能か、合弁
でないといけない、などの細かいチェックが行われます。


続いて、F/S(フィージビリティスタディ)と呼ばれる
投資計画書をチェックします。本当にこの投資は見込み
があるのか?要するに北京市に対し納税する実力がある
のかどうか=メリットがあるかをチェックされます。


ですので、このF/Sの作成にはある程度のノウハウが
必要になってきます。


これらのチェックをかいくぐり、問題がないと判断
された場合には「批准証書」というものが出てきます。


ここでの審査には若干時間が多めにかかります。特に
朝陽区に関しては外資の進出案件が多いためもあり、
他の区よりも多く時間がかかります。


次回は「工商局」について説明します。


damanguan at 15:29|PermalinkComments(1)TrackBack(0)中国進出-会社設立サポート