2007年01月26日

席替え黙示録カイジ

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1月26日・・・某J高校2年X組で席替え・・・

我がクラスの席替えシステムはまずクラス人数分の番号札を作り、それぞれがその札をくじびきの要領で引く。その後担任が黒板にランダムに1番はここの席、2番はここの席、と書き、決めるシステムとなっている。これは「何番を引いたら良い席」という状況を無くし、イカサマができないしくみだ。

クラスの人数は34。我が担任Mの癖からして1〜9あたりの数字を引くことはとても危ない、というのはMは最初に前の方の席から書こうとするからだ。調子に乗って1〜5を前の列に書いた月もあり、後半の数字の連中の勝ちゲームになってしまったこともあるほどだ。

俺の今回の数字は26。かなり良い。今の俺の席は二列目、なんとしても現国の時間に本の読める5、6列目が欲しいところだった。

ついに担任が数字を書き出すか、という時、担任は成績の著しく悪い者や遅刻の多い者を前の席にすると言い出し、そのメンバーを読み上げていった。俺は内心びくびくして聞いていた。というのは、3,4日前の送別会の日に集合に送れてしまい、(それでも2,3分だったが)そのことで呼ばれてしまうのではと心配していたからだった。

・・・・・セーフ。呼ばれていない。呼ばれたメンバーは男女あわせ4人。6列目を除き一列に6人並ぶ形になっているため、一列目は残り30人中の二人。相当減った。だが狙うは5,6列目なのだ。ついに担任の席決めが始まった・・・・・!!

決まってしまった四人を除いた30の数が次々と書き記されて行く・・・

拷問・・・・・まさに拷問・・・・・!! 自分では何もできない運命にただ身を任せるしかないという苦痛・・・・・神経を切り裂くチョークの不協和音が鳴り響く・・・・これだけで人を狂わす道具・・・・・・・・・!!!

俺は・・・伏していた顔を・・・上げた・・・頼む・・・後ろ・・・なんとしても5、6列目に・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あった。あったのだ、26という数字が6列目の端に間違いなく、堂々と、書かれていた。

オッシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

俺は勝利の雄たけびを上げた。周りの男子から飛び交う罵声。まったく気にならない。6列目を取れただけでなく端の方だ。完璧すぎて逆に怖いぐらいだった。俺は周囲に自慢をしまくった。二つしかない一列目になってしまった奴は特に馬鹿にしてやった。意気揚々と後ろの方に席を動かす。至福・・・・・至福の時。

後ろのほうに仲の良い奴も集まり楽しく会話していた。その次の瞬間・・・・

「ああ、ブチャラティとFは送別会の時遅刻してたよな〜・・・・」

俺は斜め前の席にいるFと顔を見合わせた・・・

大切な送別会に遅刻した二人が後ろの席にいるってのはどうなのかな?みんな!

ふ・・・・ふざけるなっ・・・・・!てめぇっ・・・・・・!!んなこと通るか・・・・俺たちを後ろの席にする気がないのなら・・・・最初から前にしとけっ・・・・・・!!それじゃああの26番のチケットは何のためにあったんだっ・・・・・何のためにくじを引いた・・・・何のためにっ!!!! 許せるかっ・・・そんなペテン・・・・・・!!!!!

前の奴等は「チェンジ!チェンジ!」と連呼している。いつもの俺ならここで何もやらずにあきらめるだろう。だが今回は違った。俺はやるしかないと思い、思いっきり変な顔をして「ユルシテクダサアイ」と一発やった。クラスに笑いが起きた。担任も笑っている。この雰囲気なら・・・行けるか・・・・・!!!??

「じゃあ、私とジャンケンをして勝ったならその席、負けたのなら・・・前の端の席と交代だ

なんとも複雑な心境・・・・ネタをやったのに席の交換を要求・・・しかしまだ勝機はある・・・・・許してやろうじゃねえか・・・・寛容な精神で・・・・・・!!!!

俺とFは立ち上がった。まずFと担任の勝負・・・・・俺は心の底からFを応援した。Fも勝ち、その流れに俺も乗りたかった。担任とFが手を振りかぶる。「さーいしょーは・・・・・」

「パーだあ、アハハハハハハ」

担任は最初にパーを出した。クラスの奴等は笑ったが俺たちは逆に奴に対して心底怒りが沸いた。畜生、あの野郎・・・・・俺たちは本気でジャンケンしてるんだぞ・・・・・それをからかいやがって・・・・・!!

「すまんすまん、次はちゃんとやるって」

担任は今度は真面目にやるようだった。「さーいしょーはグー、じゃーんけーん・・・」

次の瞬間Fはグー、担任はチョキを出していた。Fは勝った、勝ったのだ。喜びの感情とともにやる気が沸いてきた。俺もツキの流れに乗る・・・・・!!

次は俺の番という時、「負けろ!負けろ!」という声が聞こえた。さっき一列目、二列目になり俺が馬鹿にした連中だった。他人をも地獄に引きずり込もうという悪魔の囁き・・・負けれるかっ・・・・・そんなことでっ・・・・・!!

ここぞという場面で使ってきた「悪運のグーにすべてを賭けようと思った。俺は手をきつく握り締めた。「最初はグー、じゃーんけーん・・・」

グーだ!!!!!奴の手は・・・・グー! あいこ・・・・・・・すかさず次戦・・・・!!

「あいこで・・・・ショッ!!!!

俺はもちろんグー、奴は・・・・・・パー!!!!!

ま、負けた・・・最後のジャンケン・・・・・・・・負けた・・・・・・

暗黒へ・・・・・ 気がつけば・・・・俺は地の獄・・・・・!!! どこだかわからぬ・・・・地中の底の底・・・・・亡者巣食う 一番前の列にいたっ・・・・・・・・!!

座るっ・・・・・ 座り続けなければならないっ・・・・・! この地の獄で一ヶ月間っ・・・・・・!!

一ヶ月だと・・・・? くそっ・・・! 悪夢だ・・・・・ 悪夢・・・・・ これが悪夢でなくてなんだっ・・・・・・・・!!!

 

続かない (つうかもうちょっとまとめようね

 



damdfang at 22:44│Comments(0)TrackBack(0)日々の出来事 

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