PLAT_mainhall
穂の国とよはし芸術劇場PLATは1月に入ってから怒濤のように検査が続いていましたが、1月末で一通り終了。2月1日から仮使用が始まって、職人さんたちが一気にいなくなり、豊橋文化振興財団の方が一部ですが、事務室に引っ越して来ました。なにはともあれ、建物が無事使われ始めるのは嬉しいものですね。
写真は先日撮影した主ホール客席の様子です。よく見ると、まだオーケストラピットまわりの調整などをしています。建物自体こんな風にまだ少しずつ手を入れているような状態なので、一段落ついたにしてはなかなか写真を撮るタイミングがなく、今回はとりあえずこれ一枚。

まだまだ外構工事などが残っていますが、これから劇場は本格的に開館準備段階にシフトしてきています。開館記念公演は野村万作さん・野村萬斎さんの「三番叟(さんばそう)」、狂言「棒縛」、小曽根真さんのジャズピアノコンサートです。こちらは市民応募の300名と、関係者のみ参加可能です。
5月24〜26日には蜷川幸雄さん演出の「ヘンリー四世」が来るなど、2013年上半期は豪華なラインナップが用意されているようです。豊橋周辺に住んでる方はもちろん、豊橋駅から歩いてすぐの場所にありますので、東京からでも新幹線に乗って気軽に来てくださいね。

本当にこれから穂の国とよはし芸術劇場が良く運営され、豊橋周辺の人びとの文化の核になって行ってほしいものです。

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昨日は、名古屋まで世界劇場会議という国際フォーラムに参加して来ました。劇場建築の設計者や技術者だけでなく、行政の方や運営に関わる方まで様々な劇場関係者が参加している会で、地域に密着した文化の拠点となる「公共劇場」のありかたとはどういうものか、についてとても熱い議論が交わされていました。
そうした「公共劇場」のビジョンの中で、劇場の建築家たちに対して、「劇場建築とはどうつくられるべきか」、という難しい問いも投げかけられました。
建築家の本質的な立場とはまず、モノとして良い劇場をつくることであり、良い劇場として運営することではありません。その建築自体によって、良く地域住民に愛され、良い運営がなされるような下地をつくるのであって、それ以上のことは実際には出来ないのです。
そのため、「公共劇場」が建築のみで直接つくられることはないのですが、そのような劇場を目指すことを設計・建設のプロセスの中で常に意識し、デザインするなら、建築家にも「公共劇場」をつくる手助けは十分にできるだろうと思います。

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そういえば、今日は国指定重要無形文化財の「豊橋鬼祭り」の日でした。特にノーマークだったのですが、江戸時代の武士みたいな「裃(かみしも)」を来た人たちがたくさん練り歩いて来て、奇妙な声を上げるので何の騒ぎかと思いましたよ。Σ(・ω・ノ)ノ
ウチの前にも来てなにやら白い粉のようなものを撒いていましたので、特に近寄らなかったのですが、さっきYouTubeにて学習しました。こういう事だったのですね。
起源も意味も全然違うようですが、仮装した上に色んなモノを投げていること自体、どこかヨーロッパで言う謝肉祭のノリと通じる物がありますね。。。時期も似てるし。むかし、謝肉祭中にスイスに旅行していたら、仮装した人に変な物を投げられて被害に遭ってトラウマになりましたので、あまり詳しいレポートができなくて申し訳ないですが。(笑)