教師不祥事列伝

淡々と記録していきます
日頃人権にうるさい市民活動家たちは、政治家や警察に自衛隊の動向ばかり監視せず、学校教師の言動も監視してください。
それができないのは、その活動がニセモノだからです。
2013/5/22追記
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2013年03月

(朝鮮日報日本語版) 自著購入を強要した大学教授、抗議する学生に怒り

(朝鮮日報日本語版) 自著購入を強要した大学教授、抗議する学生に怒り
朝鮮日報日本語版 2013年3月26日(火)8時31分配信

 自身の講義を受講する学生に対し「著書を購入したレシートを提出するように」と要求した延世大学国文科の馬光洙(マ・グァンス)教授(写真)が今回は「本の検査をしてでも、偽のレシートを提出した学生たちを摘発する」と話した。馬教授は25日、延世大の公式ホームページに掲載した「学生たちの厚かましい受講態度に怒りを感じている」というタイトルのコメントを掲載し「前学期の受講生600人のうち、教材を購入した学生は50人程度に過ぎず、教育的所信として本を必ず購入するよう誘導したもの。教材は『戦場での銃』と同じなのに、教材を購入させたことに抗議する学生たちに対し、怒りがこみ上げる」とした。

 学生たちはさらに反発した。延世大の学生たちのインターネットコミュニティーには「本も内容次第だ。自分がした○○をなぜ学生たちが片付けなければならないのか分からない」「馬教授だけでなく、何とかして自分の著書を(学生たちに)売りつけようという教授たちは皆問題だ」という書き込みが寄せられた。3年前、馬教授が講義を行った「演劇の理解」を受講した大学院生キムさん(24)は「図書館で借りて読んだり、古本を譲り受けても特に問題のない授業だった」と話した。


(朝鮮日報日本語版) 学生に自著の購入を強要する大学教授
朝鮮日報日本語版 2013年3月25日(月)12時42分配信

ma_gansu

この馬光洙という教授は、ポルノ小説書いて問題になった人です。
これについては表現の自由の問題もありますので、ここでは問題にしません。
が、教え子の詩を盗作したというのは、表現者としても教育者としても大問題でしょう。
その盗作問題で、この教授は延世大学を2007年に一度クビになっています。
でも同じ年に復帰してしまうのが、いかにも韓国らしい話。

<北里大不正受給>元教授のNPO 文科省補助金もずさん

<北里大不正受給>元教授のNPO 文科省補助金もずさん
毎日新聞 2013年3月26日(火)23時57分配信

 北里大医学部の元教授(53)厚生労働省の科学研究費補助金を不正受給していた問題で、同大は26日記者会見し、業務委託先のNPO法人が、業務の大半を大学との契約条項に違反して複数の個人や会社へ下請けに出していたことを明らかにした。NPOの理事長は元教授が務め、委託分の9割近い約2154万円を再委託していた。この中には文部科学省の補助金も含まれ、同大は調査結果を文科省に報告する。

 NPOは「業務を第三者に譲渡委託してはならない」との契約書を大学と交わしていたが、研究関連のホームページやデータベース作成などを3社と個人6人に発注していた。下請け先には、NPOの副理事長の妻や、副理事長の友人が経営している会社も含まれる。

 元教授が事業責任者を務めるプログラムに交付された文科省の補助金は、07〜10年度で計2億4580万円に上る。会見で、大学を運営する北里研究所の藤井清孝理事長は「不正受給や私的な流用はなかった」としたうえで「このようなことを二度と起こさないよう再発防止策を作りたい」と述べた。【野田武】

<北里大>補助金2700万円を不正受給 昨年返還公表せず
毎日新聞 2013年3月25日(月)11時35分配信

aizawa

体罰放置で前校長、教頭を停職処分 教員総入れ替えは見送り 桜宮高2自殺

体罰放置で前校長、教頭を停職処分 教員総入れ替えは見送り 桜宮高2自殺
産経新聞 2013年3月26日(火)20時36分配信

 大阪市立桜宮高校のバスケットボール部主将の男子生徒が昨年12月、顧問の男性教諭=懲戒免職=から体罰を受けた後に自殺した問題で、大阪市教委は26日、生徒への体罰を未然に防げなかったとして佐藤芳弘前校長(59)=2月に更迭=を停職1カ月、岡山典史前教頭(55)を停職10日の懲戒処分にしたと発表した。処分は同日付。管理職の監督責任をめぐり、免職に次ぐ停職処分が下されるのは異例。

 一方、市教委は同校の4月1日付発令の教員人事の規模についても発表。橋下徹市長が求めていた教員の総入れ替えについては見送られ、41人中13人を転任させる。うち保健体育科の教員については、11人中5人が異動する。

 市教委によると、佐藤前校長は平成24年4月から同校長に就任したが、同校内で恒常的にあった暴力行為を一切把握せず、改善する措置もとらず放置。また、教員による生徒への体罰や暴力行為を調査するよう教員から進言されていたが、対応を取らなかった。さらに、以前に体罰で停職処分を受けたバレーボール部顧問が昨年11月に再び体罰を再発させた際、市教委に報告せず適切な対処を怠った。岡山教頭も佐藤前校長と同様、教頭に就任した20年4月以降、暴力行為を把握せず、改善措置を取らなかったなどとしている。

体罰教師はなぜ体罰を繰り返す 処分されても「更正しない」不思議

体罰教師はなぜ体罰を繰り返す 処分されても「更正しない」不思議
J-CASTニュース 2013年3月26日(火)19時36分配信

 部活動や生活指導での体罰が問題となって処分を受けた教師が、その後も再度生徒をたたく、蹴るなどしていた例が各地で報告されている。

 学校側の対応が甘いのか、教師自身に体罰がしみついているのか。専門家は、こうした教師にこそ生徒の「動かし方」をトレーニングする必要があると話す。

■体罰を受けて育った教師が生徒にも押しつける「暴力の連鎖」

 埼玉県教育委員会は2013年3月22日、県立高校の47歳の男性教諭を3か月間の停職処分にしたと発表した。部活中などに生徒8人に対してものを投げつけたり、足を蹴ったりしたという。別の4人の生徒には脅すような発言もしていた。報道によると、この教諭への体罰による処分は3回目だという。千葉県教委も3月6日、君津市立の中学の男性教諭(35)を戒告処分とした。野球部員6人に平手で頭やほほ、腹をたたいたのが理由だ。この教諭も2011年度に体罰で君津市教委から文書訓告処分を受けていた。

 京都市でも3月、男子バスケットボール部の顧問だった男性教諭(29)が、以前体罰で保護者に謝罪していたにもかかわらず再度部員をたたいたりしてけがを負わせ、懲戒処分となっている。

 バスケットボール部顧問による体罰が原因で2012年12月に生徒が自殺したとして問題になった大阪市立桜宮高校。それ以前にバレーボール部でも、顧問の男性教諭による体罰があった。NHKが2月12日に放送した「クローズアップ現代」では、当時の状況を振り返った。バレー部員が耐えかねて体罰の様子をメモにとり、学校側に訴え出たが状況が好転しなかったため、大阪市教委に談判。教諭は停職3か月となった。

 だが生徒側は、「復職後」に不安を覚える。校長は「自己反省は十分と見ている」と答えたものの、再発防止として教諭に行われた指導は「新聞記事や本を読ませた」程度。結局、根本的には何も解決しないまま、処分が明けて復帰した教諭はまたも、部内で体罰を再開したという。

 1度体罰で処分されていながら、なぜ同じ過ちを繰り返すのか。教師本人の資質の問題はあるが、東京学芸大学教育実践研究支援センターの小林正幸教授はJ-CASTニュースの取材に「暴力の連鎖、指導技術のなさ、子どもの集団の動かし方を学んでいない」といった要因を挙げる。「暴力の連鎖」とは、教師自身が体罰を受けて育ち、その「効果」で力や技術が身についたと信じていると、指導する立場になって今度は生徒に自分の「体験」を押しつけるのだ。


説明不足なのにイメージ通りにならないと手を出す
 子どもの集団に的確な指示を出すのは難しいと、小林教授は指摘する。例えば100人の子どもに対して「手をつないで校庭の真ん中で輪になってください」と命じたら、どうなるか。校庭の内側と外側どちらを向けばよいのか、手のつなぎ方はどうするのか、情報が不足していて子どもは混乱してしまう。指示を出した側の手落ちだ。

 体罰を繰り返す教師の場合、こうした言葉足らず、指示のミスは本人の責任にもかかわらず、「イメージした通りに子どもが動かず『お前たち、何をやっているんだ』と怒鳴りつけ、手を出してしまう」というわけだ。「でも子どもにとっては『ちゃんと説明されていないのに』と困惑してしまうのです」。


 教師には、「子どもが間違えるのは、自分の指示ミスが原因」という事実を体感して分からせるような研修が必要だと、小林教授は話す。何かアクションを起こさせるにも細かく分かりやすい指示を与え、それをクリアするたびに「いいね」「OK」と声をかけて生徒の動きに「承認」を与える。教師自身が間違えたら「ごめん」と素直に謝り、成功すれば「ありがとう」と感謝するのも大切だ。また一流の指導者は、試合で負けた部員に「何が悪かったと思う」「どんな練習をすればいいかな」と本人に考えさせ、答えをみつけさせるという。

 2月12日放送の「クローズアップ現代」でも、早稲田大学スポーツ科学学術院長の友添秀則氏が同様の指摘をしていた。顧問教師が部員に「どうすればできるか」を説明せずに「やれ」と命令するだけ、言葉が足りないのに自分のイメージが伝わらず部員が力を出せないと体罰に走る、という構図だ。友添氏は、顧問教師に集中する権限を生徒に委譲して練習メニューを自分たちで考えさせるなど自主性を育み、指導の際は「ここをこうしたらどうか」と具体的なアドバイスを送るのが大事だと述べた。

奈良・支援学級暴行:指導か暴力か 調査委設置指示→市教委が保留 市長の対応と温度差 /奈良

奈良・支援学級暴行:指導か暴力か 調査委設置指示→市教委が保留 市長の対応と温度差 /奈良
毎日新聞 2013年3月26日(火)16時38分配信

 ◇報告書「事実と違う」 両親が憤慨
 奈良市立小学校の特別支援学級に通っていた発達障害の男児(13)への暴行容疑で、元担任の50代の男性教諭が書類送検された事件を巡り、市長と市教委との間で、対応に温度差が出ている。市教委は10年度に暴行や体罰ではなく「行き過ぎた指導」として処理。一方、警察は「暴力を振るった」として送検し、事実関係が大きく異なっている。仲川げん市長が送検直後、市教委に調査委員会の設置を指示したが、市教委は「地検の判断を待つという選択肢もある」とし、具体的な動きをみせていない。【伊澤拓也、千脇康平】
 「意見の相違があるので、できるだけ早く第三者に調査してもらうよう(市教委に)指示した」
 仲川市長は今月7日、報道陣に事件の対応を問われ、外部有識者による調査委の設置を明言した。しかし、市教委は「地検が不起訴処分とした場合、調査の必要性はどうなるのか。有識者の中には地検の判断を待つという意見もある」として、調査委の設置を保留。設置する際は、今年度から始まった「学校支援プロジェクト」の弁護士や臨床心理士らに調査を依頼する考えを示している。
 市教委の対応の背景には、当時の校長が10年7月16日付で学校に提出した報告書の存在がある。報告書は、教諭の行動について「足を払った」と記しただけで、暴行や体罰を否定。受理した市教委は当時、詳細な調査を行わずに「行き過ぎた指導」として処理した。市教委は「教諭が現在、『殴った』と認めているのなら即座に調査するが、そうした情報もない」と説明する。
 男児の両親は第三者から報告書を入手し、「事実と違う」と訂正請求を数回出したが、訂正されたのは男児と父親の年齢だけだった。また、報告書には事件翌日の職員朝の会で「力をもって制する指導は慎むよう指導した」と記載されたが、取材に対し、複数の職員が「指導は一切なかった。報告書があることも知らされていなかった」と証言。母親は「うそで固められた報告書。早く調査して訂正してほしい」と憤る。
 また、11年5月、教諭の1人が報告書を見せるよう校長に求めたところ、保管されていないことが判明したという。
 いまだに正式な謝罪がないことも両親の怒りを増幅させている。当時の校長が自宅を訪問し、教諭が書いた謝罪文を手渡した。しかし、宛名が両親や男児でなく元校長で、元校長へ謝罪する体裁だったため、両親が書き直しを求めたところ、元校長は謝罪文をポケットにしまって持ち帰ったという。その後、謝罪文は提出されていない。市教委もこの事実は確認しており、「謝罪文を両親に渡すよう指示した」とするが、元校長は毎日新聞の取材に「話すことはない」としている。
3月26日朝刊


特別支援学級児に暴行容疑 外部調査委設置を 奈良市長が要請
産経新聞 2013年3月8日(金)7時55分配信

長井南中体罰:09年に暴力指摘の投書 学校、事実確認できず /山形

長井南中体罰:09年に暴力指摘の投書 学校、事実確認できず /山形
毎日新聞 2013年3月26日(火)16時30分配信

 長井市議会の全員協議会が25日開かれ、加藤芳秀教育長は、市立長井南中の男子バレーボール部顧問の男性教諭の体罰問題について、09年秋に差出人不明で「南中男子バレー部指導者による暴力が恒常的に行われていることを知り心を痛めている」と指摘した投書があった、と報告した。この日閉会した3月市議会の一般質問(8日)で同投書の指摘を受け調査していた。
 報告によると、この投書は当時長井南中校長だった加藤教育長と置賜教育事務所長あて。当時、加藤校長は同教諭や部員の保護者に聞き取りをし、体罰の事実を確かめたが事実確認はできず、体罰はしないよう指導した。加藤教育長は「当時の校長として責任を痛感しており、差出人不明で対応に甘さがあった。当時もっと丁寧な調査をしていれば今回の体罰を防げたかと思うと大変申し訳なく思う」と陳謝した。9日に市長と教委委員長に進退伺をしたが慰留され「体罰根絶に心を尽くしたい」と述べた。
 投書の内容は当時指導をしていた今回の体罰問題と同じ教諭の名を明記し「真実なのか複数の方に確認した」としている。「仮に暴力による指導があることを父兄(原文のまま)が把握していても、今後の我が子への不利益を案じ泣き寝入りしているのが現状でしょう」と指摘。「早急な調査をお願いいたします」と書かれていた。【近藤隆志】
3月26日朝刊

「先生は僕を殴るとクビになるんでしょ」と挑発の小学生存在

「先生は僕を殴るとクビになるんでしょ」と挑発の小学生存在
NEWS ポストセブン 2013年3月26日(火)16時6分配信

 今、新聞、テレビなど大手メディアの大半は体罰全否定論に傾いている。だが、体罰を必要とする場面は本当にないのか。現場を知る教師からは正直な異論も出ている。

 体罰は学校教育法第11条によって禁止され、さらに2007年、文科省が全国の教育委員会教育長らに出した「通知」で、「殴る」「蹴る」ばかりか、「正座・直立等特定の姿勢を長時間にわたって保持させる等」も体罰に該当し、「いかなる場合においても行ってはならない」とされた。

 また、昔と違って親も家庭のしつけで体罰を施すことが少なくなった。そうしたことから教師はいっそう体罰を施しにくくなったという。あるベテランの現役小学校教師が嘆く。

「ゲンコツで頭を叩くと、理由の如何を問わず親から抗議されるようになり、教師は萎縮し、自己規制するようになりました。『児童に厳しく注意する時には、間違っても手を出さないよう手を後ろに組む』と言う教師もいます。それに対して、高学年になると教師の弱みを知っていて、『先生は僕を殴るとクビになるんでしょ』『殴れる?』と挑発する児童もいますからね」

 まして中学生、高校生ともなれば、もっと教師を見くびることもある。今回の一連の事件を受けてメディアの間に体罰厳禁論がさらに強まり、教師は以前にもまして萎縮している。
 
「文科省は授業中、教室内で生徒を起立させることは体罰には当たらないと解釈していますが、それすらやめようという空気が生まれています。これでは教師が生徒と深く関わるのは難しい」(前出・小学校教師)

 「日教組系の先生が今回の事態をチャンスと捉えているのか、私のいる現場では、厳しい言葉で叱責することも『生徒を言葉で傷つける』という理由で禁じようとしています」(現役中学校教師)

※SAPIO2013年4月号

教育次長を戒告処分=大津いじめ自殺―市教委

教育次長を戒告処分=大津いじめ自殺―市教委
時事通信 2013年3月26日(火)19時42分配信

 大津市で2011年10月、いじめを受けていた市立中学2年の男子生徒=当時(13)=が自殺した問題で、同市教育委員会は26日、十分な背景調査をしなかったなどとして、教育次長(57)を戒告の懲戒処分とした。次長は依願退職の意思を示しており、市教委は受理する方針。当時の教育長と教育部長も本来は懲戒処分の対象だが、既に退職しており処分できないという。
 市教委はまた、学校教育課の課長(56)と課長補佐(52)を文書による厳重注意とした。

女子生徒のいじめ記述 学校が公表せず 和歌山の中1自殺未遂でアンケート

女子生徒のいじめ記述 学校が公表せず 和歌山の中1自殺未遂でアンケート
産経新聞 2013年3月26日(火)14時51分配信

 和歌山県田辺市立中で、1年の男子生徒(13)が昨年12月に自殺を図り、寝たきりの状態になっている問題で、全校生徒を対象に学校が行ったアンケートに別の女子生徒が「いじめを受けた」と記載していたことが26日、分かった。学校側はアンケート結果などについて説明する記者会見を行っていたが、女子生徒のいじめについては明らかにしていなかった。田辺市教委は「(学校は)男子生徒の件とは関係ないとして公表しなかった」と釈明。近く設置する第三者委員会で「公表しなかったことの是非も審議する」としている。

 学校側は、男子生徒の自殺未遂を受け、2月13日に全校生徒対象のアンケートを実施。同月26日に校長らが記者会見し、アンケート結果や昨年10月ごろに男子生徒へのいじめを確認したことなどを説明していた。

 関係者によると、アンケートには、今月同校を卒業した女子生徒がいじめを受けていたと記載があったという。女子生徒は「クラブでいじめられ続け死のうと思って線路に入り、泣き崩れた」「教師に訴えても『誤解かもしれない』などと逃げるばかりだった」などと、自身のいじめ体験や学校の対応を批判する内容をつづっていたという。

 学校側は公表しなかったことを認め、男子生徒の保護者に謝罪。「隠すつもりではなかった」などと説明したという。

<相模原いじめ>「同じ目に遭わないように」被害生徒証言

<相模原いじめ>「同じ目に遭わないように」被害生徒証言
毎日新聞 2013年3月26日(火)2時30分配信

 相模原市中央区の市立中で3年の男子生徒(15)がいじめを受け、同級生3人が傷害容疑などで逮捕された事件で、被害生徒が毎日新聞の取材に応じ、3年間にわたる過酷ないじめについて語った。本人と母(43)は何度も学校に被害を訴えたが、抜本的な対策は取られなかった。生徒は「いじめられている子が自分と同じ目に遭わないようにしてほしい」と訴えた。【宗岡敬介】

 「お前の死刑は確定した」。昨年10月17日の昼休み、生徒は学校の図書室前の廊下で男子同級生に言われ、顔を膝蹴りされた。さらに頭を抱えられ、廊下の壁に数回打ち付けられた。鼻の骨が折れ廊下に血が滴った。

 いじめは1年生の時に始まった。最初は同じクラスの男子にささいなことで言いがかりを付けられた。10年10月ごろ、サッカーの部活動中に同級生部員とトラブルになり、倒れたところを複数に囲まれ顔などを蹴られた。前歯が欠け、頭を強く打ち病院に運ばれた。

 2年でさらにエスカレートし、理由もなく殴られ蹴られた。バッグを踏まれたり教材をばらまかれたりし、靴や上履きは少なくとも5、6足無くなった。

 いじめに関わったのは同級生数人。生徒と母は1年の時から、担任教諭らに何度も被害を訴えたが、学校側は学年会で話し合うことはあっても「けんか」「トラブル」と判断して抜本的な対策は取らなかった。市教委にも報告しなかった。

 生徒は「何かが変わると期待して訴えているのに何も変わらなかった。がっかりするくらいなら、何も言わない方がましだ」と思った。諦めから11年9月ごろ以降、担任に被害を訴えるのはやめた。担任は被害が無くなったと思い込み「感情のコントロールができるようになった。成長した」と生徒を褒めた。

 事態は悪化し、3年生の昨年9月7日、同級生に腹を回し蹴りされた。10月11日、トイレで別の同級生2人に殴ったり蹴られたりした。母子が神奈川県警相模原署に被害を相談したのは同17日の暴行の3日後だった。

 学校側は9月の暴行で警察に被害届を出すよう母に勧めながら、「警察が学校に来て初めて事態の深刻さに気づいた」と主張。さらに市教委が継続的ないじめを把握したのは同級生が逮捕された12月になってからだった。

 生徒は4月からは高校生になる。「周りにも1年の時から不登校になった子がいる。自分と同じような子が、もう出ないようにしてほしい」。中学生活最後の願いとして、学校の体質改善を求めた。

 ◇相模原市の中学3年生いじめ事件とは…

 学校内で昨年9〜10月に3回、男子生徒(15)に殴る蹴るの暴行を加えたなどとして、神奈川県警相模原署が昨年12月、同級生3人を傷害や暴行の容疑でそれぞれ逮捕。横浜家裁相模原支部は3人を保護観察処分とする決定を出した。市教委は今年2月に調査結果を公表し、学校から市教委への報告基準があいまいなことや、学校全体として組織的・継続的な取り組みを十分に行っていなかったことなどを指摘した。
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