教諭ら3人停職・減給 飲酒運転や死亡事故など
読売新聞 2014年12月19日

 県教委は18日、飲酒運転したとして鹿児島地区の男性教諭(41)を停職6か月の懲戒処分とした。このほか、死亡事故を起こした大隅地区の県立学校の女性教諭(43)を停職3か月とし、特別休暇を不正に利用した県教委の出先機関の50歳代男性職員(係長級)を減給1か月の処分とした。

 発表によると、男性教諭は11月22日未明、鹿児島市内で知人と飲酒後、同市上之園町の市道で、乗用車を運転し、巡回中の警察官に職務質問された。今月4日、鹿児島簡裁から罰金30万円の略式命令を受け、既に納付した。教諭は18日付で依願退職した。

 女性教諭は3月31日、垂水市内を乗用車で運転中に、信号機がない横断歩道を渡っていた80歳代女性をはね、死亡させた。

 男性職員は2012年8月頃、特別休暇を7日間取得し、実際は3日間で用件を終えたにも関わらず、残りの4日間を私的に使ったという。