ダムカレーの多くは、ダムにより水没移転を余儀なくされた方々が考え出した商品である。
焼きそばやケバブを食べながら放流を楽しむという、完全に観光化されたイベントだ。
ダムマニア管理人のブログ
例えばテレビ局。
テレビに出してやるから無報酬で番組に協力しろ。
例えば映画撮影。
制作協力テロップに店の名前を出してやるから無料で店舗を使わせろ。
例えば雑誌。
名前を載せてやるからタダで記事提供しろ。
例えばイベント。
出演させてやるから無報酬で舞台に上がれ。
例えばグッズ製作。
名誉をやるからボランティアでデザインしろ。
素人に対するマスコミのやりかたは、数回テレビやラジオに出演したことがある人にはわかると思が、非常に一方的で、完全にボランティア的な仕事に過ぎない。
名誉と引き換えに、自分の時間(=報酬)を削ってゆく。
本来なら、マスコミはスポンサーから番組制作費をもらい、出演者などに配分する費用もあるはず。
しかしながら、出演者が素人となると、なぜか無報酬とされてしまう。
この素人に対するマスコミのやりかたは、私はどうしても賛同できない。
貴重な時間を割いて番組作りに協力しているのだから、最低でも交通費ぐらいは出してあげてもいいと思う。
グッズ製作。
販売するグッズ、もしくは、無料で配るグッズなのかもしれない。
いずれにせよ、グッズを作る費用があることは事実だ。
グッズ製作費の一部を削って、デザイナーに報酬を出す考えは毛頭ないのかも。
名誉をやるから無料で働けと言わんばかりに。
この風潮、どうにかならないかな。
矢木沢&奈良俣 | 83.4% |
矢木沢のみ | 12.1% |
奈良俣のみ | 4.5% |
駐車できた時間 | 矢木沢橋までの距離(天端駐車は除く) |
6:00開門並び組 | 天端駐車場〜150m |
6:00〜6:29 | 80〜240m |
6:30〜6:59 | 350m |
7:00〜7:29 | 240m〜500m |
7:30〜7:59 | 400m〜1000m |
8:00〜8:29 | 800m〜1600m |
8:30〜8:59 | 1300m〜1600m |
9:00〜9:29 | 1400m〜1700m |
9:30〜9:59 | 1600m〜2000m |
10:00〜 | あきらめ |
食事場所 | 距離(km) | 割合 | 備考 |
奈良俣ダム売店 | 0 | 25% | |
矢木沢ダム屋台 | 0 | 24% | |
持参 | 0 | 18% | |
ホテルサンバード | 1.1 | 13% | |
旅館たにがわ | 17.9 | 3% | |
宝川温泉 | 5.2 | 1% | |
すえひろ食堂 | 34.6 | 1% | |
森の茶屋 | 0 | 1% | |
谷川岳ドライブイン | 18.5 | 1% | |
水紀行館 | 17.8 | 3% | 奈良俣見ず |
GARBA Cafe | 14.3 | 1% | 奈良俣見ず |
食べず | 1% | ||
食べず | 4% | 奈良俣見ず |
ダム有るところ、熊もいる。ご自身の身を守るのは自分なのです!
ダムと熊はつきもの。
このアイテムがあれば、熊との遭遇の危険も大幅に低減されることでしょう。
製造は、鋳造歴60年以上の歴史を持つ老舗専門業者に委託。
熟練した技術を持つ職人達が、一つ一つ丹精をこめて作り上げた熊よけの鈴です。
美しい音色があなたの心を和ませると同時に、危険な熊を寄せ付けません。
鈴には「放流注意」と「ダム愛好家」のロゴが刻印されており、ダム愛好家の必須アイテムとなること間違いなし。 ダム好きならではのオリジナルアイテムの一つとなることでしょう。
鈴は真鍮製で、本体上部がねじ込み式になっており、ネジを回すことによって音が鳴らなくなります。
持ち運びの際に周りに迷惑がかかることがないので大変便利です。
サイズ 直径42mm/全長160mm
オリジナルの鋳型を作るのに相当お金を使っちゃったので、この鈴の販売価格はちょっと高いですが・・・
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昨年に引き続き、2015年5月17日(日)、群馬県の矢木沢ダム・奈良俣ダムにて点検放流がおこなわれます。
昨年は1200人もの見学客が訪れ、駐車場は満杯、管理用道路に駐車された車の車列は4kmにもおよびました。
4kmという長さは、矢木沢ダム下流にある須田貝ダムの方が近いというレベルです。
「上手に点検放流を見学するためのアドバイスを書かせてもらおうかな」などと思い、この記事を書きました。
1.激混みを覚悟しろ
矢木沢ダム
大きな駐車場はありません。朝6時に矢木沢ダム管理用道路が開通しますが、相当早い時間に行かないと駐車場に車を停めることはできないと思ってください。
駐車場が満車になると、管理用道路に車を停めることになります。道路が渋滞し始めたらそろそろ駐車するという指標です。誘導員の指示に従ってください。
ちなみに、昨年は8時に到着しても1kmほど歩いた記憶があります。放流開始の10時には、駐車列は3km以上となっていました。
奈良俣ダム
下流の特設駐車場と、天端脇の常設駐車場があります。見学者の多くは、矢木沢ダムからの移動となるので、矢木沢の放流が終わると同時に、先を争うように駐車場に押しかけます。昨年は、放流が始まる前の時点で、県道が路上駐車であふれかえっていました。
ここが駐車場になる
2.ダム上流から下流の移動は困難
矢木沢ダム
天端横、もしくは下流に車を停めることになりますが、天端横から下流の移動は非常に大変です。ダムの高さ分の高低差を登り降りすることになります。降りの場合20分、登りの場合30分は要することでしょう。
奈良俣ダム
天端横、もしくは下流に車を停めることになりますが、天端横から下流の移動は非常に大変です。ダムの高さ分の高低差を登り降りすることになります。降りの場合30分、登りの場合40分は要することでしょう。
この遊歩道を昇り降りします
3.トイレは無いものだと思え
矢木沢ダム
昨年は、スキージャンプ放流を良いアングルで眺められる矢木沢橋付近に仮設トイレがありました。
多分、今年も設置されると思いますが、期待しないでおきましょう。
また、矢木沢ダム管理所となりの資料館にもトイレはありますが、数が少ないです。
昨年はこの辺りに公衆便所が設置されていました
奈良俣ダム
記憶によると、昨年はダム天端横の、資料館となりにしか無かったように思います。
もしかしたら、下流駐車場にも仮設トイレが設置されていたかもしれませんが記憶にありません。
この先にトイレあり
また、間違っても立小便などをしてはいけません。この場で立小便をすると、利根川に流れ込み、首都圏の皆様に飲んでいただく事になります。
4.昼食は高競争率
矢木沢ダム見学と奈良俣ダム見学の合間に昼食を食べることを考えている人が多いと思います。
昨年は、矢木沢ダム資料館の前で、みなかみ町商工会さんによる、豚汁とおにぎりの販売がおこなわれていました。今年も販売してくれるそうです。ちなみに、昨年は160食販売されましたが、放流終了時には売り切れていました。
また、矢木沢橋より下流に車を停めた場合、資料館に行くのは大変困難となります。ですので、ここでの食事をお考えの方は計画的に行動して下さい。
矢木沢ダム見学終了後、近隣の飲食店で昼食をとろうと考えているかたもいらっしゃると思います。
おすすめの飲食店を列挙させていただきますので、ご参考にどうぞ。
■宝川温泉
群馬県利根郡みなかみ町藤原1899
ダムカレーが食べられます。
■ホテルサンバード
群馬県利根郡みなかみ町藤原4957
ダムカレーが食べられます(昨年は要予約でした)。また、ダムかき氷も昨年は販売されていました。
■水上高原ホテル200
群馬県利根郡みなかみ町藤原6152-1
ランチバイキングを楽しめます。ちょっと高級です。
■ならまたサービスセンター
奈良俣ダム天端横
ダムカレーが食べられます。昨年は売り切れてしまいました。
下流駐車場に車を停めた場合、ここに行くのは困難になります。
■ラーメン武尊
群馬県利根郡みなかみ町藤原2055-1
スタミナラーメンがおすすめです。
提供に時間がかかる場合がありますので、余裕をもってご来店下さい。
■森の茶屋
群馬県利根郡みなかみ町藤原5893-1
うどんがメインの様です。
提供に時間がかかる場合がありますので、余裕をもってご来店下さい。
なお、コンビニエンスストアは、みなかみ温泉郷付近まで戻らないとありませんのでご注意ください。
5.ゆずりあえ
ダム見学の絶景ポイントは決まっています。写真撮影が終了したら、後ろの人に場所をゆずってあげましょう。特に、奈良俣ダムの導流部に架かる橋ではなおさらのことです。
6.ぜひマナーを守ってください
ゴミは持ち帰る、地元の人に迷惑をかけない、係員に文句を言わないなど、ぜひマナーを守ってください。
この放流に関与する人はダム関係者だけではなく、地元の人がボランティアで協力しています。ですので、「ありがとう」という気持ちを持って接してあげて下さい。
以上、昨年の見学体験をもとに書いてみました。
ご参考になれば幸いです。
ダムを愛する4名が作ったダム写真集。
十人十色、十基十色。それぞれの感性で語ったダム達をお楽しみください。
書籍を発売させていただくこととなりました。
近年急速に増えつつあるダムファンに向けて、ダムの基礎知識や見どころを豊富な写真とマニア心をくすぐる文章で伝えるガイドブックらしいです。
宮島咲
1972年、東京都生まれ。(一財)日本ダム協会認定元ダムマイスター、老舗割烹料理店「割烹三州家」5代目ダム事業部長。脱サラした28歳頃からダムめぐりを始め、関東地方を中心に600基ほどのダムを訪問、生涯の目標は国内のダム約2700基の制覇。
2002年ウェブサイト「ダムマニア」を開設後、ダム関係者に注目されることとなる。(一社)ダム工学会や(一財)日本ダム協会主催の講演や、フォトコンテスト審査委員などを務め、NHK「熱中夜話」やMONDO21「山田五郎のマニア解体新書」などテレビやラジオなどに多数出演してダムマニアとしての地位を確立する。著作に、「ダムマニア(オーム社)」や「ダムカード大全集(スモール出版)」「ダムを愛する者たちへ(スモール出版)」、日本ダム協会「月刊ダム日本」やオーム社「水と水技術」、井上よしひさ氏著の「ダムマンガ」にコラム連載など。
本業では各型式のダムを模したダムカレーを提供。全国からカレー目当てにダムファンが訪れる他、群馬県みなかみ町や、愛知県豊根村の町おこしにダムカレーが導入されるなど、さまざまな角度からダムや水源地をプロモーションする事業を展開し、ダムへの理解促進とダムファンの拡大に尽力している。