10年ほど前、ダムはとても閉ざされたところでした。

ダムはムダだ。

ダムは環境破壊だ。

ダムがあっても役に立たない。

そんな事を言われ続けたダムやダム管理者は、人々の訪問を拒み、見学の機会も与えてはくれませんでした。


そんな中、ダム愛好家の先人たちは、ホームページ等でダムの魅力を伝え、ダムの役割を少しづつ人々に伝えてきました。

やがてその活動は広がり、ダムのトークライブや、ダムの写真集、ダムのDVDなどが発売されるほどになりました。

ダム管理者は、ダム愛好家の活動を見て、卑下され続けたダム管理という仕事に自信を持つようになりました。

それとともに、ダムは少しづつ開放的になりました。

立入禁止は解除され、見学会も開催されるようになったのは、つい数年前の話です。


基本的にダムは危険が多い所です。

管理者なら、できるだけ人を入れたくないことでしょう。

しかしながら、ダムの働きを知ってもらうため、できるだけその危険を排除し、人々を受け入れるようになりました。


ダムは好意で見学者を受け入れてくれています。

このことを肝に銘じていたいと、私はいつも思っています。


自分の行動がきっかけで、再びダムが閉ざされてほしくはないですから。

名称未設定 1のコピー