フジソーテックス株式会社

資本金:7億7,000万円
発行済み株式の総数:38万5,000株
本社
〒107-0062
東京都千代田区東神田1-11-4
TEL:03-5833-9130


今日は、フジソーテックスその後について。
さて、フジソーテックスが臨時株主総会を開きその後の展開が決まった。
例によって書類の添付は出来ないが、

1.社名がフジ・ビジネス・ソリューションに変更
2.本店が東京都中央区日本橋浜町3-41-4に移転
3.筆頭株主から21万株を3000万円で取得。持ち株比率55%となりGIDが筆頭株主となる。
4.事業拡大、株式価値増大を目指し、GIDと合併。その後株式上場を目指す。
5.被害額は30億〜40億円となるが、告発相手がいないため現在の状況では告発等はしない。

まとめると以上のような感じである。
株主保護のため自ら株を取得し、経営を引き継ぎ発展させていこうとする姿勢は立派であり、株主のためにもぜひ頑張って欲しい。

しかし、疑問点がある。
まず、株の取得価格と取得方法。
GIDはフジソーから販売代理店契約ということで5000万円を受け取っており、この5000万円を株主保護に当てている。
3000万円は株取得にあて、2000万円は当面の運転資金。
21万株を3000万円で取得ということは
3000万円÷21万株=142.857・・・(割り切れないのもどうかと思うが)
となり1株約143円で取得したことになる。社長が逃亡した株を買い取るのだから、これは適正価格かもしれないが、そもそもこの未後悔株は1株5万円で売られていたのである。
143円は割安感が否めない。
これを見る限りGIDは自腹ではなにも払っておらず、ほぼタダでフジソーを取得。運転資金という事で2000万円は自由に使えることになってしまう。
次に、販売代理店契約。
この販売代理店契約は去年の11月に締結している。
特にフジソーとGIDが販売代理店契約を結ぶことに問題はないのだが、株主総会の議事録の中に「フジソーは事業実態のない、全くの幽霊会社であることが判明している。また売上、債権債務はないと思われ・・・」と書いてある。
さて、事業実態がない幽霊会社と販売代理店契約を結ぶ会社があるだろうか。
しかもその幽霊会社からGIDは5000万円と言う大金を受け取っている。
この販売代理店契約がどのようなものか分からないが、5000万円の大金が動く契約である。通常、自社製品を販売するのであればその製品の名前に傷が付かぬよう念入りに調べてから契約を結ぶのが企業というものではないか。詳しいことは分からなくとも、幽霊会社であることぐらいはすぐに分かるはずである。
(ちなみに、余談ではあるが、去年の12月に確認したところフジソーHPには「フジソー社を名乗り株を販売している業者があるので気をつけて下さい。株は業者ではなく当社でしか販売しておりません」と掲載されている。GIDも販売代理店契約を結ぶのであればHPぐらいは確認しているだろうから知っているはずであり、株を販売していることは知っていたことになる。)
単純に考えると、GIDはお金をくれるのであればどことでも契約を結ぶということになってしまう。
また、この2月時点で売上、債権債務がないと分かっていることをなぜたった3ヶ月前に分からなかったのだろうか。
そもそも幽霊会社であるフジソーがどのようにして5000万円を作ったのか。普通に考えると株を売って作ったお金と考えられるが、フジソーは社長が逃亡しているのである。こんなことを書くと不謹慎かもしれないが、どうせ逃げるのであればその5000万円も持っていくだろう。


ながくなってしまったので続きはまた明日。
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