2017年05月31日

想いが繋がって PART 2  〜幸せとは「感じる」もの〜

 その後、その少年はどうなったか、前回のお話の続きです。想いが繋がってPART1〜ひたむきであること〜
 偶然読んだその方のSNSの投稿から広がり、個人的にメッセージを頂いた時、証拠写真(笑)も添付されていました。(写真説明は末尾にあります。)何せ40数年前のこと、当時、私も5歳から11歳の間だったので、「僕のことを忘れているかもしれないから」ということで。
 
その写真を見た瞬間、次々と当時の思い出が蘇ってきました。私も一緒にバレエのお稽古をしていた事。私より1学年、年上だった事。すごく体が柔らかかった事。ジャンプが高く軽かった事。紫のレオタードを(多分)着られていた事。母の振り付けで一緒に踊った踊りも思い出してきました。
 
 小学6年生までバレエを続けられたそうですが、中学生になると学校で全員坊主を強制され、「坊主頭でバレエをする(舞台に出る)」というのが、どうしても本人の美意識に合わず、泣く泣く断念されたそうです。今では考えられません。
 
 その後、踊りたい気持ちをずっと持ち続けながら約20年間、その情熱を封印していたそうです。
教師となって26年目の私の経験から、記憶にある当時の彼を照らし合わせても、相当優秀なダンサーになられていたと確信します。

 でもそこで終わらない素敵なお話は続きます。
 東京の大学を卒業後、就職をされましたが、夢を叶えたい!と何かが弾けた30歳の時!仕事を辞め 1年間ミュージカルの養成所に通われたそうです。夜はコンビニ、昼はドラマのエキストラ、ほとんど睡眠も取れずの毎日。
 そしてまた、バレエを始めた頃に似た周囲の反応。
『馬鹿なことして!30過ぎて無理だよ〜』

 
 以下、彼のメッセージを紹介します。(本人の了承を得ています。)

〜オーディションに一発合格、夢が叶いました!32歳の時です。審査員のジャズの大御所、名倉加代子先生にジャンプ力を気に入って頂いたことが、合格の要因でした。憧れの鳳さんとご一緒できたこと一生の宝物です。歌い、踊り、お芝居、大澄賢也さんとのダンスシーンも楽しみました!全国ツアーもあり、夢のような3ヶ月でした。
 その後数年、CMの仕事、少しテレビの仕事、レビューの仕事を経験しましたが、なかなか生活が安定せず、困窮していきました。
 15年前、バッグ店で働かないか?とのお誘いがあり、まだまだ、ステージに未練タラタラながら勤めることになりました。それから現在に至ります!
 今はお店が僕のステージと思っています。いつの日か、ひとりミュージカルをやってみようと企てます!また、周りから、いろいろ言われるでしょうか⁈ 〜


 現在、立脇紘子バレエには7人のちびっこ男子がバレエを習っています。『バレエを習っている』というと「カッコえ〜!」と言われる子もいるようです。少ない男子卒業生の中でも2名がプロのバレエ団に所属するチャンスを得ています。
 このお話の彼のような「純粋な魂」「踊りに対する想い」が繋がって今の子供達がいる。私がいる。立脇バレエがある。のだと思います。

今回の不思議な奇跡を経験して感じたこと。

今この瞬間を生きる事の大切さ。
幸せとは、「なる」ものでなく「感じるもの」であること。

好きな事がある。情熱を傾けるものがある。心が喜ぶ事を持っている。
それは、現実の世界とは結びつかないかもしれない。でもそれが現実。
そのバランスで、人は生きていくのでしょう。
どちらに重きを置くかという事こそが、その人の個性であり生き方だと思います。

写真1: 彼と私が映った集合写真。当時の発表会は学校の体育館だった。(この私の化粧、今なら、助手の先生に怒られて直される(笑))
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写真2: 第8回「愛媛バレエ祭」の看板の前で。この3月で47回目を終えた「愛媛バレエ祭」。今でも子供達が出演している。
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写真3:彼が踊ったトレパック(ロシアの踊り)振り付けを今でも覚えているそうです。(母:涙)
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写真4: 彼が32歳でオーディションに受かった時の公演のチラシ。
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2017年05月30日

想いが繋がって PART 1 〜ひたむきであること〜

「昔につながっていたご縁が、何十年の時を経て、再び繋がる」という奇跡。
経験されたことのある皆さんも多いのではないでしょうか。
お互い、最初の出会いの時には 思いもよらなかった現在の環境や心境。
それぞれの人生を重ねた後、再びふっと繋がった不思議。

時に、「一期一会」の精神が、「一期二会!?」を導いてくれるような、一人一人の人生の営みの尊さを改めて感じさせるような、そんな出来事がありました。

一つのことを長く続けていたり、何かを愛する気持ちを心の奥に持ち続けていると、時々起こる奇跡があるのですね。

 先日私が、あるSNSの投稿を何気なくチェックしていると、偶然下記のような投稿を見つけました。(本人の了承を経て、その投稿の一部と写真を紹介します。)


手の平に乗る小さなバレエシューズ。
僕は5歳の頃バレエを習い始めました。
女の子達はピンク、僕だけが男の子で…白い革のバレエシューズ、ホントはピンクがよかった
でも今では特別な物。
「あの子がバレエやってる子!」
いろいろと残念な言葉、浴びせられました…
まず、
「男女」
そして、ある日
「おかま」
なんか嫌ーな響き!だな〜と幼いながらにも気づきました。
母は職場の人に
「息子さん、変態⁉︎」と悪気もなく?
自然に⁇言われたと…
「あの悔しさは一生忘れん…」と
大人になってから教えてくれました。
ずっと僕を応援してくれた母
40年以上も前、男の子がバレエを続けるという事は、純粋にバレエを好きと言うことよりも、差別、偏見との闘いでした…
それでもバレエを続けた自分の強さが
僕の原点!
(以下省略)


「へえ〜」と他人事のようにこの投稿を読んでいると、個人的なメッセージが入りました。
 その方は、何と“立脇紘子バレエ研究所 初の男性生徒”さんでした。現在75歳の母が30代の頃の生徒さんです。懐かしいのと驚いたので、それはそれは心が震えました。

 50数年前、母は近永(北宇和郡鬼北町)という場所にある実家に、現在のバレエ教室を創立したのですが、その頃の方です。こんな田舎(近永の皆さん、ごめんなさい)で「バレエ」なんて、知っている人も少なかった時代です。
 
 投稿の様な状況は容易に想像できます。バレエ、踊り、舞台に対する気持ちが、彼を強くしたのだと思います。
 
 何か打ち込める事を持つこと。自分の価値観にないものを認めることが出来る誰かが居る事。自分を信じてくれる誰かがいる事(彼のお母様のように)。そういった状況は 幼少期には特に大切ですね。
 
 今日も、子供たちのレッスンを前に 私は改めて考えさせられました。
 大切な事を思い出させてくださってありがとうございます。

PART 2 に続く。
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2017年05月09日

「変化」を味方につける!

「環境の変化」の大切さ、、。子供達と毎日接していて、4、5月の此の時期になると特に感じます。

 就学前のリトルクラスの子供達(3歳〜6歳)は、ゴールデンウィークのお休み後、たった1週間会わなかっただけで、目で分かるほど背が伸びていたり、顔つきが変わっていたりします。
 急にスクスク伸び始めた部屋の観葉植物や、一斉に咲き始めた桜や藤の花のようです。
 幼い子供達は、春の変化、自然の変化と同調しているかのよう。

 子供達の中でも、一番大きく変化するのは小学1年生のグループ。クラスが始まると、目を大きく見開いているのが、はっきりわかるんです。
 新しいことを学ぶ事、新しいクラスメート、先生の使う新しい言葉遣い、新しい雰囲気、、への好奇心や驚きで一杯。
 目は心を表すというのは本当ですね。
 それで一層集中力が増す子と、それにあまりにも心を奪われてキョロキョロ、、。すっかり授業内容が頭に入らない子とがいますが、それもお愛嬌でしょう。(暫くは、、)

 クラスが変わらない学年の生徒達も、自分より年下のお友達が入ってきた事で、やはり「変化」を感じているようです。
 「自分達は先輩なんだ。」という意識、「甘えてられないぞ、かっこいいとこ見せたい。」などの意識が高まり、新しい変化への反応が必ずあります。
 先輩としてお手本になることを怖がらず、その責任というのも少し感じるようになる、そういう心の変化があります。
 考えてみれば、「学年が上がった」と言っても、周りが3月で区切りを付けただけ。前の学年から今の学年への移行は、新しいクラス編成の1日目に起こっただけなのですが、その日から、「ピピピ」って子供達の脳が動いているのをいつも感じます。

 残念ながら、環境の変化に対応できない「大人子供」のような子供も増えてきていると言います。が、それは、大人が、大人の考え方で、子供にプレッシャーを与えたり、「できなくてはいけない」と脅したりする事も原因の一つではないかと考えます。
 私は、子供達にとって、「環境の変化」はとても大切だと心底思います。
 
「5月病」とかいう言葉もあり、「環境の変化」は、歳をとってくると、それがストレスになったり、鬱になってしまう要因にもなるとも言われています。
 年齢を重ねるごとに環境の変化が怖くなり一歩踏み出すのが億劫になったり、環境を変えてみたものの、対応できなくなったりすることもありますが、私は(無理はしないにしても)こういう勇気と希望に溢れた子供たちにいつも励まされ、人生どう生きるべきかのヒントを学ばせてもらっています。  

 「子供」に関しては、または、「若く強い心」関しては、その変化に驚きと期待と喜びをもって、その時を楽しむ「今を生きる強さ」があるのでしょう。
 それは、シワやシミや、体力の衰えや、という変化にあまり惑わされず、新しいものに感動する心を持ち続けること。
 私も子供たちのように、「環境の変化」を味方につけて成長したいです!!

 写真は立脇紘子バレエ研究所庭、藤の花とバラ。DSC_0097



dancingbutterfly at 15:28|PermalinkComments(0)TrackBack(0)mixiチェック Clip to Evernote 生徒達の様子 | 雑記

2017年02月15日

輪は広がって、、。

先日の日曜日、母と一緒にフラメンコ教室の発表会を観に行きました。
主宰の先生は、立脇バレエ卒業生のお母様。

子育てが終わり、趣味として始められたフラメンコが、自分の人生や生活に深く影響するようになり、教室の主宰や舞台を創られるまでになられたそうです。
 
舞台がお客様の前に披露されるまでの過程が どんなに大変でご苦労のあるものか、どんなに多くの思いが込められているか、ということがわかるだけに、私も母も感動して自然に涙が出てしまいました。
 
出演者の中のお一人も、卒業生のお母様で、魂を込めて練習された作品を生き生きと表現されておられました。
「娘のバレエの舞台を観ていたあの頃の、舞台への憧れが、ここに実現したのかもしれません」とおっしゃっていて、そのお顔はキラキラ輝いていました。

客席には、そのかつてのママ友を応援するママ友達が沢山おみえでした。
いつも立脇バレエの行事に足を運んでくださっている皆様から、20年ぶりにお会いする方まで、今よりもっと未熟だった私、そして立脇バレエ、を育ててくださったお母様方です。

そして、この公演にお誘いくださったのも、お嬢様3人が当所を卒業後、ご本人は今も大人バレエをされているお母様。
「立脇バレエとなんとなく疎遠になっていて、今更挨拶するきっかけがないまま、、」と感じていらっしゃる方々と、ご無沙汰している私達側の、架け橋となっていただいたのでしょうか?
さりげなくニコニコと見守っていただいておりました。

 そして舞台で踊る母親の代わりに、「今日は 母の為に、お忙しい中起こしくださってありがとうございます。」と私達に精一杯のお接待とごあいさつをしてくれた、二人の卒業生。
 かつては、母親にしてもらっていたことをちゃんと返しているのですね。今や立派な社会人。
 いつまでも教師面をするのもどうかと思いますが、やっぱりかつての生徒が、こうやって立派な女性になっているのを見る幸せは、この上ないのです。

「40の手習いで、お恥ずかしいです。」と謙遜しておっしゃっていましたが、プログラムには 「自分にとってフラメンコは 苦しみと喜び、まさに人生」、「求めているものがある限り、いくつになっても成長する」という言葉がありました。
そこには、今を生きる女性らしい自由な精神と美しさを感じました。

 立脇バレエでの思い出や出会いがきっかけになって、仲良しの輪が広がっていくようなことが、これからもたくさん起きたらいいなあ。私もがんばろ!
 いい日曜日を母と過ごせました。
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dancingbutterfly at 23:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0)mixiチェック Clip to Evernote 卒業生 | 雑記

2017年01月27日

お礼の夕食会◆組しいものは強い!〜

〜2017.1月 blog お礼の夕食会,茲蠡海〜
 
連絡係、進行係、衣装総括、受付、会場整理、楽屋責任者、保護者の会役員、、、。

立脇バレエの長い歴史の中で、会をよりよくするために、作られてきた係です。
こういった係のお母様は、自分の子供以外の生徒達のために働いていただいています。
このご好意が、立脇バレエの強さです。

毎年この夕食会には、40人以上の方々が出席くださいますが、中心になって働いて頂いたにもかかわらず、お仕事やお家の所用で都合がつかず、欠席される方も多々いらっしゃいました。そこで、僭越ですが、私がこの夕食会で述べさせていただいたspeech原稿をこのblogに掲載いたします。(個人名など、一部割愛)

〜(始めの挨拶省略)〜
今回の発表会も、のべ1400人余りのお客様に入場いただき、子供達も、私もまた一つ楽しくかけがえのない思い出が増えました。みなさまのおかげで、幸せな時間を過ごすことができました。
本当に有難うございました。
 係のお仕事を勤めてくださったお母様方、そして、何ヶ月も前から、段取り、準備をしていただいたリーダーの方々、そして、保護者の役員の皆様、本当にお疲れ様でした。有難うございました。

子供達との舞台作りと同じように、いつも完璧を目指して精魂込めて、お仕事を進めてくださり、ほんとうにありがたいことと感謝の気持ちで一杯です。

また、お怪我で、お嬢様が出演できなかったAさんは、親子で進行係を務めていただきました。

3年前に卒業されたC.Tさんのお母様は、親子とも愛媛にはいらっしゃらないのに、頭飾り作りを手伝っていただいたりしました。

また、多くの卒業生のお母様方が「自分のお子さんの舞台を少しでもゆっくり見られるように」と、ご配慮くださり、当日駆けつけてお手伝いいただきました。

社会人となった卒業生たちも遠方から、仕事のスケジュールを工面して、実家に帰らず直接会館に駆けつけてくれました。
いつものことながら大変有り難い事と感謝しております。

また、卒業生の和田瞬くん、竹本玲奈さん、福井望海さんが舞台に花を添えてくれ、一層舞台に厚みが出ましたし、後輩たちも喜んでおりました。有難うございました。
会の数日前に、急に休みが取れて、ロシアから帰国した上村悠さんも第2部を見てくれたようです。
客席からゆっくり座って立脇紘子バレエ研究所の発表会を見たのは初めてだったけれど、後輩たちの裏での頑張りが伝わってとても感動し、立脇バレエの卒業生だということを改めて誇りに感じた。とメッセージをくれました。

それから、今回が卒業の舞台となった、Tさん、Fさん、Mさん、3人とも幼稚園の頃から、今日まで、いろいろなことがありましたが、すべてを乗り越え、一度始めたことを最後まで、やり遂げてくれました。心から敬意を表します。
こういう目に見えない経験は、失ったり、奪われたりするものではないので、これからもそれを大切に頑張って行って欲しいと思います。

本当に信じられないほど、皆さんの好意と愛に包まれた発表会でした。

毎年、私の沢山の友人達も、舞台を観に来てくれるのですが、感想をメールや電話でいつも知らせてくれます。
それが私にはとても励みになり、また頑張ろうという気持ちにさせてくれます。
 
その中の感想の一つはこうでした。

立脇バレエの舞台を見て一番強く感じたことは
「美しいものは強い」ということ。

私はその言葉がとても嬉しかったです。

見えるものにあてがっても、見えない心の問題にあてがっても、本当に(「美しいものは強い」というの)それは言えるな〜と思って、、。これからもこの言葉、使わせてもらおうと思いました、、。(笑)

これからも美しく強く子供達と学んで行きたいと思います。

ささやかな夕食会ではありますが、今日はこの集まりを楽しんでください。ありがとうございました。

2017.1.22
立脇紘子バレエ研究所 
河野自由美


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dancingbutterfly at 15:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)mixiチェック Clip to Evernote 舞台を終えて | 立脇紘子バレエ発表会

発表会 お礼の夕食会

 新年2017年、もう1ヶ月が過ぎようとしています。
1月8日に行われた立脇紘子バレエ研究所発表会も感動のうちに終了しました。お客様をはじめ、携わって頂いた全ての皆様に、遅ればせながら、お礼申し上げます。ありがとうございました。

 毎年発表会が終了すると、ご好意で係の仕事をお手伝い頂いたお母様方にお礼の気持ちを表する機会を設けさせていただき、ささやかなお礼の夕食会を開いています。
 立脇バレエのお稽古場を会場に、各テーブルのお花のアレンジメントも、お料理も司会進行もすべて手作りの会です。
 
 お食事の合間には、毎年レベルの高い声楽、楽器の演奏などが披露されます。今年は、卒業生のお母様のピアノ演奏と、そのお弟子さんで、特別支援学校の教師をしながら音楽活動も続けていらっしゃる女性のサクソフォン演奏でした。
 ピアノ伴奏によるサクソフォン演奏は、「ホールニューワールド」、ピアノ独奏は、リストの「愛の夢」でした。「「愛の夢」の「愛」とは、人間愛の「愛」だと思います。」とおっしゃってから、演奏を始められました。
 2曲が演奏されている間、亡くなった父のこと、発表会のこと、子供達の事、卒業生のこと、これまでの喜びや悲しみ全てが昇華され、ご支援の皆様の愛情に抱かれたような何とも言えない幸せを感じ、涙がこぼれました。

 幼稚園から今日までバレエを続けてきた卒業生のお母様方も、それぞれの思いを、涙あり笑いありでspeechされました。
 「お友達とのトラブルもあり、バレエ熱が下がる時期もあったけれど、『バレエが好きだ』という気持ちだけを大切にして、誇りを持って最後までバレエを続けられました。」
 「発表会が終わった日、『お母さん、私に最後までバレエを続けさせてくれて本当にありがとう。』という言葉が。こんなことが言えるような娘に成長させてもらった立脇バレエに感謝いたします。」(涙)(〜それは、ご家庭が素晴らしいからです!!〜)
 姉妹二人を卒業まで応援されたお母様は、「もう今回は寂しくありません。なぜなら、自分が生徒になったからです!」(笑)(〜二人のお嬢様が卒業されましたが、大人クラスにお母様が在籍!そうです。みんなこのコースで行きましょう!!!子供卒業後=お母様入所(笑))

人の善意は、こんなにも生きる力をくれるんですね。
〜2017.1月 blog お礼の夕食会 △愨海〜

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dancingbutterfly at 14:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0)mixiチェック Clip to Evernote 舞台を終えて | 立脇紘子バレエ発表会

2016年12月19日

「見えないもの」まで映し出してくれるような舞台を

 新年、1月8日(日曜日)ひめぎんホール・メインホールにて 立脇紘子バレエ研究所発表会が開催されます。

 当教室の数ある行事の中でも、生徒全員参加の一番大きな舞台です。
この2年に1回の発表会を、子供達も私達スタッフも 特別な情熱と決意で準備し、本番を迎える催しです。

 初舞台の3歳児から、卒業を迎える乙女達まで。再び舞台に戻ってきてくれた卒業生から、プロフェッシナルダンサーまで。様々な想いの詰まった舞台です。

 そして、舞台には、姿としては見えないけれど、裏方として お母様方、卒業生、そして卒業生のお母様達まで お手伝いを申し出てくださいます。

ある卒業生のお母様。
娘はフランスへ留学中。ご本人も他県に引っ越していらっしゃるにもかかわらず、『何かお手伝いすることはないか』と問い合わせていただき、頭飾りの作成をお手伝いいただいています。

ある卒業生のお母様。
娘は大学受験の真っ只中。『リハーサル ゲネブロを見せていただいて、本番の舞台は、自分の子供が出演しているお母様がゆっくり舞台が見れるように、受付等のお手伝いさせていただきます!』と、立脇バレエのスケジュールに合わせて、段取りしてくださっています。

怪我で出演できなかった在校生の親子お二人。
「前回と変わらず、お手伝いはさせていただきます。娘もお手伝いを楽しみにしています。」と親子で、係りをしてくださいます。


 裏方のお母様たちは、大体の所、年長の生徒のお母様方が、小さい生徒たちのお世話をしていただくことになっているのですが、自分の子供も差し置いて、他のお子さん達のお世話をしていただくこと、毎年、ありがたいことと感謝しています。

それに加え、お子さんが、既に卒業されたり、出演されていなかったりするにもかかわらず、立脇バレエをお手伝いしてくださる方々の思い。『有り難い』とはこのことです。

 衣装作成、頭飾り作成、舞台では気付かれない細部の仕掛け作成、どれを取っても、誰かの思いと労力があります。
 体調不良があったり、介護があったり、家庭の事情があったり、、、。

 このような中で舞台が作られているということ、子供達はこの「見えないもの」までを映し出してくれるような舞台を作ってくれると信じます。

いつも感謝の心で一杯になりながら、最後の追い込みをさせていただきます。

私は、「忙しい、忙しい、」と人に言って同情を買うのが癖で、最近自分を戒めているのですが、これからは、「有り難い、有り難い、楽しい、嬉しい、、、。」という思いを詰めながら、進んで行きます。

日 : 2017年1月8日(日)
場所: ひめぎんホール/メインホール

『プログラム内容』

*11:00~  (約50分)
    第1部「バレエコンサート」:3歳から小学6年生までの子供達出演。
                全出演生徒90名による「プロローグ」から始まる17の小作品集。
 
* 13:00~ (15分)+(90分)
   第2部 コンテンポラリーバレエ「Les Signes」とクラシックバレエ「シンデレラ」全幕
         :高学年の生徒達、卒業生、プロダンサーの出演で、ゲスト振付家による作品。 




dancingbutterfly at 14:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)mixiチェック Clip to Evernote 立脇紘子バレエ発表会 | お知らせ

2016年10月14日

発表会準備その2 〜コンテンポラリーダンス作品〜

 発表会準備 その2 のお話。
 9月後半には、前回の発表会に続き、ロシアの振付家Konstantin Semenov先生を招いて、1週間、コンテンポラリーダンス作品の振り付けを行いました。
 “振付家は、台風と共に来日、台風と共に去って行かれました。”ので、作品も最初のOvertureは『風(台風)』のイメージとなりました。
 クラシックバレエの古典作品と違い、振り付けや音楽があらかじめ決まっているわけではなく、ルールや動きもすべて振付家の頭の中にあるもの。
 1日目に何時間もかけてやった振り付けは、次の日すっかり変ったり、ダンサーの動きを見ながら、自分とも対話しながら、作品が出来上がって行きます。
 毎年、子供達には大変難しい課題であると共に、いろんな意味で「ドキドキ」する興味深い課題です。
「舞台作品の成功」という以上に、“芸術家と触れ合い、創ることのプロセスを体験する “ 
”踊ることのみならず、自己の考え方や動き方の可能性を知る“ ことこそが目標なので、教育の一環として指導していただくことをお願いしています。(ちょっと固いですが、そうなんです、、。)
 
 コースチャー先生(と呼ばせていただいています。)は、国立モスクワバレエアカデミー卒業後、国立スタニスラフスキ−・ネミロヴィッチ=ダンチェンコ記念音楽劇場に入団の現役ダンサー。国立モスクワバレエアカデミー舞踊振付教師コースでも勉強されました。
 国内外で、自己作品をプレミア発表し、今のっている若手振付家と聞いています。楽しく、厳しく、とてもいい授業をしていただきました。
 本当にありがとうございます。そして、5年ほど前に、先生との素晴らしい出会いをつないでくれた卒業生の上村悠さん!ありがとうございます。

「見えないもの」をまた沢山にいただいた気がします。 
 
 発表会は、2017年1月8日(日)開催。このコンテ作品は15分の上演時間です。ぜひご覧ください!
 
 作品に参加したシニアクラス全員と先生とで撮った、とっても素敵な写真があるのですが、公開しかねるので、私と先生の写真を。本当に悪しからず、、。
 ここは第2レッスン場の勝手口。コースチャー先生のお気に入りの場所です。この田舎の田んぼ風景を愛でながら、『ごはん、綺麗』(笑)とおっしゃってました。

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発表会、準備の季節がまた巡ってきました!

 夏のヴァリエーションの会が終わると同時に、冬の発表会の準備が始まりました。
 今はその真っ只中。私たちスタッフにとっては、1年で最高に忙しい時期です。
 年少の子供達にとっては、地道な基本レッスンばかりの日々から解放された楽しい期間。(なぜか、見学やお休みも少ない!?)
 年長の子供達にとっては、学業や部活、バレエとの両立や板挟みで、楽しいやら、辛いやら、、、。でもとにかく横道にそれる暇はありません。多感な時期を、多感に過ごしているようです。
 
 夏休みには、ゲスト振付家の先生と、プロフェッショナルダンサーを迎えて、『シンデレラ全幕』の振り付けがなんとか終了。
 この作品には、小学4年生以上の生徒が参加します。先輩のお姉さんやプロのダンサーの方々の踊りやお芝居に、笑ったり、悲しんだり、音楽に合わせて首を振ったり、思いっきり感情移入して見学する一人一人の顔を見ていると、暫し、これからの練習や舞台準備の不安を忘れさせてくれました。

 今私個人は、もっと小さい子供達、3歳から小学6年生までの子供達の為の16の作品に取り掛かっています。夏のカフェでの音楽決めから始まったこの作業も、終盤です。
 早く終わらせて、衣装決めのお手伝いやプログラム原稿に進まねば!!と思うのですが、1度に16作品もオリジナルを作るのは、苦しい、、、と言わないことにしています。
 今年も楽しんで、子供達と共に頑張ります!!心配しなくても、いつも子供達がパワーをくれるから、大丈夫。

 写真は、8月に完成した第2レッスン場!の玄関です。
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2016年08月04日

ふるさとの愛〜第23回ヴァリエーションの会を終えて〜

 前回のblogに続きno.◆―弍蕕梁感叛牽蛙佑悄
今回のヴァリエーションの会は、特別プログラムとして、卒業生によるエキシビションがありました。
 この催しを始めてからの23年間で、卒業生が踊った事は2回程ありましたが、海外在住の3人のスケジュールが合ったのは今回初めて。
 3人とも、お互い競争するでなく、でも自己顕示がはっきりして、個性ある見応えある舞台でした。
 出演者3人と同年代で活躍されたお子様を持つお母様方が、我が子の事のように懐かしんで 惜しみない拍手をくださいました。
 立脇バレエを離れて、もう10年以上経つというのに、驚くほど沢山の支援者の方々が、足を運んでくださいました。
 在籍の生徒達は、憧れと尊敬の目で舞台を観ていたのがわかりました。
 3人の卒業生が、日頃それぞれの国で味わっている厳しさに比べれば、リラックスして舞台に臨めるのかと思いましたが、周りの期待の大きさに、かなり緊張もしていたようです。
 が、本番は皆、魂を込めて、本当に「いい踊り」をプレゼントしてくれました。これまでの、人生への態度が見えるような舞台でした。
 忙しいスケジュールの中、本当にありがとう。あなた達は立脇バレエの誇りです!
「ふるさと」の愛情、家族の愛情を胸に、これからも精進し、真の幸せな人生を送ってください。
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