第48回 「えひめバレエ祭」のお誘い第25回ヴァリエーションの会 のご案内

2018年05月24日

信じる道

昨日は、嬉しいことがありました。
 もしかして、25年余りの私の授業時間の中でも、忘れられない感動の瞬間だったのかも。
 でも言葉にしてしまえば、
「ある足の動きに関して、ずっと出来なかった生徒が出来るようになった。」ってこと。
 
 火曜日JBクラス(小学1、2、3年生クラス)での出来事。
 
 その日は、男の子3人、女の子2人(女の子1人病欠)の少人数なクラスではありましたが、全員が揃って(←ココ重要!)とても上手に、「パ・ド・ブレ」を見せてくれました。
 
 すごい技をマスターした訳ではありませんが、バレエを学んでいる私と子供達にとっては、大したことでした。私は本当に泣きそうになってしまって、心から嬉しかった。
 きっと子供の方は、私ほどセンチメンタルに、頭で色々考えておらず、自分達がやった事のそれに気づいていないので、私が大げさに褒め称え、喜んだことに、「これ位で???」と逆にびっくりしたかもしれません。

 「素晴らしい!(と拍手をして)ありがとう。先生泣きそうなくらい嬉しいよ!」と子供達に言いましたが、子供達は、「そうなんだあ〜。」という感じでした。
 でも授業最後のバレエのご挨拶の時は、確実にいつもと違う感じで、とても誇らしげな心が子供達にはあるように見えました。

「長時間かかって何を成し遂げたの?」と聞かれると、映像で見せる以外には、バレエをご存じない方に説明し難いのですが、とにかく、すごい技ができるようになったのではありません。

「バーにつかまった状態で、膝がよく伸びて立ち、曲げたシュルルクドピエという足が「鎌足」にならず、かつ正しいポジションに置かれている。体重移動もうまく行われている。」
ということ等が同時にできて、「パドブレ」というバレエの足の動きが、5人全員できたのです(出来たと言っても、その子達なりなのですが
 
 舞台での踊りの中で、もしこの「パドブレ」を発表するとしたら、気付かないくらいの移動の動きで、時間にしたら1〜2秒位の動きです。
 
 次回、バーにつかまらずやれば、できなくなるかもしれないし、この私の「嬉し泣き」が「悲し泣き」になる程に出来なくなっているかもしれません。(経験済(笑))
「ガックリ」という言葉がぴったりのような状況になるかも。「私はあの時夢を見ていたのかなあ?」という状況になるかも。
 それでも、くじけず頑張ります。それが、教育だし、育ち育てるという事。学ぶという事。
 
 すぐ結果が出ないこと、出来ないことから逃げようとする。見える利点、将来の保険(それはとてもあやふやなのに)にすぐ繋がらないものには興味を示さない。飽きる。そして「この「パドブレ」が出来て将来なんの役に立つの?」というような考え方。
 当然あると理解していますが、そういう考え方と戦わずしても、私は、バレエ教育を通して、信じる道を進みたいです。
 
 結果が見えないものに対して進むことは、勇気がいることですが、そんな決意に勇気を与え、後押しをしてくれるような素晴らしい時間を昨日は子供達がくれたのでした。


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dancingbutterfly at 00:25│Comments(0)mixiチェック Clip to Evernote 生徒達の様子 | 独り言、創作中の様子。

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