講習会の様子

2014年09月01日

嬉しい夏〜卒業生に感謝して〜その

卒業生の活躍「その2」の御紹介。

 8月12日からお盆を含む6日間。ロシアから若い振付家を招いて,コンテンポラリー作品の振付を行いました。国立モスクワバレエアカデミーの出身で、その後振付家コースで勉強され、現役のプロフェッショナルバレエダンサーでもある,Konstantin先生(コースチャー先生)。
 立脇バレエの卒業生が同学校在学中に交流があり、彼女が全日本コンクールで優勝したときの,コンテンポラリーも振付けていただきました。現役ダンサーとしてだけではなく、新鋭の振付家として世界各国で活躍の場を広げていらっしゃいます。

 これもまさに,卒業生の御陰で立脇バレエの子供達に繋がった嬉しいご縁でした。現役ダンサーの若い振付家の作品を勉強出来るなんて,子供達は幸せです。

 そしてもう1つ幸運だった事は、たまたまその彼女が9月からロシアのバレエ団に入団が決まり、ビザ待ちで松山に帰省している滞在期間中であった事。毎日 通訳、振付アシスタントとして手伝ってくれ、心底助かりました。
 
 私は無謀な事をしようとしていたのですね。
 コースチャー先生は,英語,日本語はあまりお得意ではなく,当然ロシア語。私はロシア語がわからず、、、。それでも何とかやれるかもと思っていました。今までもこういう経験は越えて来たように思ったので、、。でも今回はバレエレッスンではなく,作品の振付。ちょっと考えが甘かった様です。
 後から考えたら,彼女無しではどうなっていた事か、、、。
 照明の詳細や,衣裳の事,小道具の事,舞台監督,照明スタッフとの進行打ち合わせ、作品の意図の説明、,,何一つチンプンカンプンのまま、、、??!!無謀でした。
 
 コースチャー先生のご指導態度は、「子供だから,アマチュアだから」という妥協なく,子供達にとっては大変厳しい要求だったと思いますが、一人一人を尊重して接していただいているように感じました。

 そして時に,白熱した言葉があっても(きっと沢山あったと思います。)、彼女の後輩思いの優しい心遣いで,また皆がリラックス出来るような日本語訳で,振付けは進行しました。
 
 私は,端で 自分の教え子が自分をどんどん越えて行く嬉しさと,在学中の子供達が先輩に憧れ,そのエネルギーを感じて成長して行く姿を見ていました。自己満足ではありますが、心が満たされた夏の時間でした。


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2014年08月28日

嬉しい夏〜卒業生に感謝して〜その

 夏が終わりました!
 世間的には,まだ終わってないのかもしれませんが、立脇バレエでは、冬の発表会の大きな作品の振付けを夏休みを利用してすることになっているので、その全予定が昨日終了し、「夏が終わった」という気がしています。
 日頃から,立脇バレエは,在籍の子供達とその保護者の方々,そして,卒業生の皆とそのご家族の方々に支えられて今があるのですが、今年は特に,多くの卒業生の訪問があったり、大活躍があったりの教師冥利に尽きる嬉しい夏でした。
 
 まず「その1」の御紹介。

 7月21日から約1ヶ月間, ニューヨークから帰国した卒業生が、小学生の全クラスのレッスンを講習してくれました。「私の教えられない事を教えてやってね。私と教え方や考え方が違う程いいから、、』と約束した通り、子供達と友達のような存在に徹して存り,堅苦しくない,気さくなリラックスした雰囲気で、笑顔一杯のクラスを創ってくれました。
 
 ジョージバランシンの作品等を大学の授業や公演で学んだので、彼の振付けの特徴的な動き方の部分を取り入れたり、今N.Yのダンスシーンで何が起っているか等、私が学べていない事,新しい情報を,生徒達に還元してくれました。まさにアメリカ、N.Yの持つ"Entertain"をそのまま『松山!?』に持ち帰ってくれた感じがしました。
 
  バレエという教材をとうして 子供達に国際的感覚や広い価値観を身につけて欲しいと日頃思っている私にとって,これ以上誇らしく嬉しい事はありませんでした。
 
 終わりには,クラスそれぞれに,後援会に、私達スタッフや母に、心温まるお手紙をくれて、私には,こっそり「身体を少しでも休めてください」と整体診療のプレゼントまで!!
お世話させてもらってた3歳の彼女が,私をお世話してくれるように!!

 そしてまた、彼女と同じ卒業生で同い年の、今助手として共に働いてくれているM先生とともに、作品指導や衣裳の段取りやとテキパキ心を込めてくれている,,。20数年前には想像もできなかった信じられない嬉しい光景でした。


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2014年02月13日

『カノン』

寒い毎日が続いています。1月のベーラ・クリコバ先生の講習会を終え、ヴィデオに収録した先生のお稽古を気を引き締めておさらいしている今日この頃です。
 先生は,生徒達に お稽古に必要な日本語(顔、手、足、右、左,伸ばして、等々)を駆使して上手に指導してくださいますが、基本的にロシア語でレッスンをされます。8月に来ていただいているLucy先生はベルギーの方で日常はFlemish(フラマン語?)をお使いですが,ドイツ語、フランス語、英語に堪能で,レッスンは英語でされます。
 立脇バレエの子供達は,1年生から卒業の年まで 毎年延べ2ヶ月弱程、国際色豊かな先生方と触れ合いますが、耳から、目から、心から、たくさんを吸収し、違う考え方や違う音や雰囲気を受け入れる柔軟性を養って欲しいと思っています。将来子供達の選択肢が広がって行くような教育を バレエを通し共に学びたいと思っています。
 1年生の子供達でも、ロシア語で問いかける先生に,「うんうん」うなづいています。分かってないと思うのですが,動いてみるとちゃんと分かって動いている時もあり,驚きます。コミュニケーションは伝える側と伝えられる側の熱意が不可欠といつも感じます。

 
 話題かわって,3月9日(日曜日)ひめぎんホール/メインホールにて 13:30開演で「第44回愛媛バレエ祭」が開催されます。県下のバレエ教室が集まって,それぞれ5分から15分程度の作品を発表します。
 立脇バレエは,第1回目から参加しておりますが、今年も小学校1年生から6年生までの子供達が参加します。前回12月のおさらい会で発表した作品ですが,衣装、構成の一部等を変えた作品もあります。
 小学校4、5、6年生の踊るパッへルベルの『カノン』は、私の大好きな曲です。9月頃振り付けを考えたのですが、私の創作メモには「優しさと力強さが1つに解け合い人の心に勇気を与える」と書いてあります。
 同じ旋律が他のパートへとそのまま受け継がれて行く様、特に盛り上がる派手な旋律部分はない繰り返しなのに(ラヴェル曲の「ボレロ」もそんな感じでこれまた好きです。)私には「命は続いて行く」と云う静かな強さと調和を感じ,いつ聞いても新鮮な感動と心の安定を与えてくれる曲です。
 お時間ございましたら,「いつも心は春」を予感させる子供たちの舞台をのぞいてみてください。

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2012年01月13日

新しい気持ちで

 あけましておめでとうございます。新しい気持ちで活動開始が始まり,もう2週間が過ぎようとしています。
 
 年末のおさらい会も無事終了。ひめぎんホール/サブホールの客席では、座る席がなく立って観ていただいていたお客様もいらっしゃったとかで,大変失礼致しました。年末の多忙な時期であり、平日の昼間という時間帯、おさらい会は子供達の家族の方々に楽しんでいただく内輪の会としていますので、これほど多くのお客様を期待していませんでした。本当に有り難い事です。ご来場くださった皆様本当にありがとうございました。
 今回も初舞台の子供達から卒業の子供達まで、夫々の思いを胸に年末しめくくりの舞台を創る事が出来ました。
 多くのお母様方のお手伝いや周りの方々の応援、、、一つの目標に向かって皆が心を込める時間を終えて、舞台に出た子供達だけでなく,忙しく働いていただいた方々の口からも「あ〜楽しかった。バレエってこんなに楽しい物なんですね〜。」という声を聞きました。
 私にとっても、ゲストの先生や男性ダンサーを迎えて大作品に挑戦する大きな発表会とは違い、「メインホールより全てがミニチュアの空間」がとても心地よく、いい具合の緊張感と幸せ気分で 充実した年末行事でした。

 今は国立モスクワバレエアカデミーからイリーナ先生(イリーナ スイロワ先生のレッスン)が来られて、講習会が始まっています。踊りばかりの練習で緩んだ心と身体を、私も子供達も引き締めていただき,感謝しています。同時進行で四国バレエコンクールの稽古も始まりました。月末に先生が帰られてからは、3月のバレエ祭のお稽古も始まります。

 また忙しい一年の始まりですが、同じ行事の繰り返しも、当然全てが新しい時間、楽しみながら元気に前に進んで行きます!!

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2011年07月13日

第2回 バレエコンディショニング お知らせ

 来週の7月22日(金)、23日(土)、24日(日) 立脇紘子バレエ研究所卒業生トーレーナーによる第2回バレエコンディショニング講習会が開かれます。
 
 当研究所では、研究生のシニアクラス(中学生以上クラス)と6年生を対象にしていますが、前回も卒業生が数人参加してくれました。これからも講習会を定期的に継続し、当研究所所属以外の方や大人/一般の方でも 身体つくりに興味のある方が参加できるようなメニューにしたいと思っています。
興味がある方はのぞいてみてください。
 22日(金) 19:00〜20:30
 23日(土) 19:00〜21:00
 24日(日) 10:00〜12:00 
 
費用等詳しくは お問い合わせください。info@tatewakiballet.com

参考:
 
3月に行われた第1回講習会の様子はこちらのblog参照。
 第1回 バレエコンディショニング

 講師について書かれたblogはこちら、、。

 新しい関係


 教室今日の玄関の花:

  写真-3


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2011年03月17日

第1回 バレエコンディショニング

 先日、3日間に渡り、第1回 バレエコンディショニング(バレエ身体つくり)講習会を、シニアクラスと新中1年生対象に行いました。
 
 講師は 立脇紘子バレエ研究所卒業生です。アメリカの大学で4年間 専門を学んだ後、帰国し、現在日本でアスレティックトレーナーとして活躍しています。以前にもこのBLOGで彼女について一度紹介しました。(2009年4月BLOG「新しい関係」)
 私達の発表会では毎回、子供達を始め、ゲストのプロのダンサーの方々にも頼りにされる存在で、身体的にも精神的にも 施術を提供してくれています。
 
 
 プロ・アマチュアを問わずどれだけ多くの日本のダンサーが身体の故障や誤った練習法、筋肉の使い方で苦しんだり悩んだりしているかということを現場で感じる日々の中、仕事をしております。
 怪我や故障で整形外科へ行っても、バレエの筋肉の使い方を理解して治療や指導をしてもらえる事は少ないのが現状です。
 海外の状況や日本の状況をよく知る彼女の話しを聞くにつけても、日本はこの分野で大変遅れていると思います。
 
 
 私がこの仕事を始めてから20年が経とうとしていますが、このバレエ教室でやりたかった事,夢がいくつかあります。
 
 その一つ目が クラシックバレエを学ぶ教室という軸は守りながら、子供達にはコンテンポラリーダンス,モダン、ネオクラシックダンスなど、他の分野のダンスに対しても敬意を払う事、興味を持たせる事でした。そして、頭でっかちの踊り手になるのではなく、色々な身体の使い方や頭の使い方,表現の広がりを勉強する事が たとえダンスの道に進めなくても、そして進むならなおさら、子供達の人生に役に立つだろうと考えたからです。
 今では、その私の夢が少しずつ実現定着し、石原完二先生、ルーシー先生など多くの先生方のおかげで、クラシックバレエ以外の踊りも勉強出来、新しい自分を発見する良い機会となりつつあります。
 
 そして2つ目が、この今回の試みでした。そして更に嬉しいことはそれが、私の教え子の協力で実現出来たという事です。
 この講習会を継続的に開くことで、より強い筋肉やよりしなやかな身体を作る事、自分の身体を良く知り、コントロールし、自分の身体を自分で守る事を学んで欲しいと思います。
 自分の性格を知る事は難しくもありますが,またとても大切な事であると同じように、自分の身体を知ることは 踊る事だけでなくそれから離れた日常生活でもとても大切だと感じています。
 
 「前後開脚は出来るのに、飛んだ時 開脚が十分でないのはなぜ?」「『ふくろはぎ』ばかり太くなって悩んでるのですが、、、」「脚がもっと開くようになりたい」「アラベスクがあがらない」「横にあげた脚がキープできない」「体力が無くて、部分練習は出来るのに,続けると最後まで踊りきれない、、」「アレグロ(速い動き)になると 音に遅れてくる」、、。
 もちろん、それを魔法のように、薬を飲むように、すぐに改善する事は出来ません。夫々の生まれ持った身体の性格というものがあります。
 
 でも、最も大事な事は、自分の身体を知る事。そして、もっと良くなりたいという動機が芽生え、自分で自主的にしなければならないトレーニンングへの意欲が湧く事だと私は考えています。
 
 そしてそれは、今回成功したのではないかと思います。この講習会の3日間、2時間の講習会の後は多くの子供達が質問の列を作りました。個人的に皆残って、自分の悩みを相談したり、やるべきトレーニングを教えてもらったり、ノートを取ったりしていました。講師の彼女も後輩のために、何時になっても一生懸命指導してくれていました。

 子供達がこれからどれだけ、このモチベーションを持ち続けられるかが鍵ですが、ゆっくり時間をかけて、こういう考え方や試みが定着していく事が,私の夢の一つです。次回は7月を予定しています。
 
 

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2009年01月19日

イリーナ スイロワ先生 のレッスン

 
 発表会の興奮もさめやらぬまま、1月7日から 毎年恒例の イリーナ先生講習会が始まっています。先生は現在モスクワ国立バレエ学校の副校長先生で、多くの世界トップのダンサーを育てられています。(余談ですが、以前ウラジーミルマラーホフが jokeで先生をフィッシュダイブ(パートナリング、リフトの1つ)している写真を大事にお財布に入れられていました!私もいつか教え子の男の子にリフトしてもらおうかな?!))

 日頃先生は、入学の時から厳しい検査をパスして、プロフェッショナルになる事を目標にした生徒さんだけを(そして優秀な選抜的クラスをもたれているそうですが、)教えていらっしゃるので、うちの子供達に(しかも1年生以上のクラスを全て教えてくださっています)途方にくれられる事や、ご苦労がおありと思いますが、8年来 来てていただいているので、日本のバレエ環境、私達の状況や立場,子供達の事を良く理解していただき、素晴らしいレッスンを戴いています。決して声を荒げず、いつも笑顔で、それでいて生徒の集中力をそらさず、バレエの基本にはとてもとても厳しく、、の指導です。

 とかく、日本でしか通用しないような踊り方や,日本の異常な程の“バレエコンクール熱”(特に年少の子供達の)に踊らされたバレエ。”これはどうなのかしら?”と思うようなバレエに対する姿勢に戸惑いを感じる昨今 ですが、’バレエ’ってこういうもの。というイメージを正しく修正していただいている、また伝統ある芸術としての’バレエ’に対する真摯な誠実な姿勢を思い出させていただいている貴重な時間です。先生の品のいい雰囲気やご指導方に毎回大変気が引き締まり、ビデオに記録し,ノートに残して毎年勉強させていただく喜びをかみしめています。

 モスクワボリショイ学校の生徒さんさえもなかなか先生のクラスには入れないと聞いています。うちの子供達、それをわかっているのかしら!!??? 高価なチケット代を出してお母様が連れて行ってくださった「白鳥の湖」で2幕と4幕はぐうぐう寝ていた○○ちゃん!!先生のレッスンも眠そうで目がうつろでしたよ!(先生は笑って許していただいていたけど、、)この幸せに感謝して 起きてね!(笑)

dancingbutterfly at 14:52|PermalinkComments(2)mixiチェック Clip to Evernote