男たるもの、自分を通すためには、利用すべきものは利用したい。だからこそ、デフレ時代の象徴のような存在である『100円ショップ』すらも、とことんしゃぶり尽くしてやらねばなるまい。
 まぁ、安物を安物として愉しみ、かつ安い以上の価値を見つけ出し、自分の悦楽に役立たせることを目標にしているブログだ。私以外には役に立たない情報が多いはずなので、気に留める必要もない。

セレクト25-02










 今日の逸品は、『銅板入パイプ セレクト25』だ。これは私の一服のための必需品と言える。煙草趣味が行き着くところはと言えば、『より純に、煙を愉しむこと』に落ち着く。それゆえに葉巻やパイプの存在価値が失われる事はない。
 しかし、一本吸うのに1時間もかかる葉巻や、1ボウルで30分もかかるパイプなどは、何かと忙しい人間には常用しづらい。そのため、紙巻のシガレットに出番が回ってくるのだが、その気安さのために、スッパスッパとスピーディーに吸いすぎて、肝心の美味さのスウィートスポットを逃してはいないか? 特に癖のない吸い味の葉っぱに、せっかくの味を濾し取ってしまうフィルターの組み合わせの煙草など、存在理由が判らん。
 それ故に私はもっぱら両切り煙草を選んでいる。…のだが、両切りと言うヤツは慣れても吸いづらいものだ。乾きがちな唇ならいいが、私のようなジューシィな唇では、巻紙が無用に湿り、葉っぱが口内を犯す。
 だからこそ、シガレットホルダーの出番なのだが、アレはハンパに高額で、しかも紛失しやすい。ダンヒルのシガレットホルダーを紛失するという事は、諭吉先生と一葉先生をまとめて捨てることと同義である。さすがにそれは辛すぎるではないか。
 そこで薦めたいのが、上記の『銅板入パイプ セレクト25』である。100円ショップで売っているので、税込み105円。それで25個も入っている。煙草屋やコンビニで売っている同種品は、10個や5個で105円である。これは得だ。
セレクト25-01
 






 伝え聞くところによれば、民主党政権は、煙草の大増税を画策していると云う。ど許せぬが、このパイプは、いざそうなってしまった時にこそ効く品であるとも言えようか。現在20本入り140円のゴールデンバットだが、この安さは年金生活者や生活保護者のために、特別に低く抑えられた煙草税の税率によるもの。まさか友愛を謳い、異常なほどの弱者優先の政策を目指す、鷺(サギ)…もとい…鷽(ウソ)…またまたもとい、鳩山政権が、よもやゴールデンバットまで大増税の犠牲にするとは思えぬ。否、これまで無体な税率を仕掛けるならば、友愛とやらは、単なる詐欺であることが露呈しよう。