2006年05月12日 12:00 [Edit]

プログラマ0x20歳元服説

さすれば、「プログラマ35歳元服説」の方がいいと思います。

仙石浩明CTO の日記: プログラマ 35歳 定年説
いえ、ですからプログラマの 35歳というのは、 医師や弁護士にとっての国家試験であり、 奨励会の棋士にとっての 23歳であり、 芸術家や料理人にとっては、師匠に認められるか否か、 ということなのではないでしょうか?

しかし、定年ではなく元服となると、こんな遅くていいのか?という感じはあります。確かに35歳ともなると、いくら晩婚葬祭の時代とはいえ、配偶者も子供もいる場合が多い。「失うべきものを持ってしまっている」年齢でもあります。やはり「冠」*0はその前に済ませておいた方がいいでしょう。

私はちょくちょく年齢を16進法で計った方が、昔のことわざとの互換性が取れていいと吹聴しまわっています(仕方なしに接待要因になった場合、使ってみてください)。それでいくと「冠」は0x20、すなわち32歳ということになる。寿命がのびた一方、職に要求される経験も増えた今では、これくらいが「おとしどころ」ではないでしょうか。ちなみにこれだと「人生0x50年」は80歳、ちょうどいい。立志が48歳、不惑が64歳というのは、現代の感覚に結構はまるかも。

確かにプログラマってのは、ピンからキリまでいて、キリのほうは際限がないなぁ。本当は 35歳といわず、もっと早い段階でプログラマには向いてないことを自覚したほうが幸せなのではないか、と思うような人もいるよなぁ。

ここの「キリ」は上の方?下の方?ちなみにことわざ辞典によると「下」のほうのようです。

ピンからキリまで - 語源由来辞典
ピンからキリまでの「ピン」は、「点」を意味するポルトガル語「pinta(ピンタ)」に由来し、サイコロやカルタの目の「一」を意味するようになり、転じて「初め」「最上」の意味となった。
ピンからキリまでの「キリ」は、「十字架」を意味するポルトガル語「cruz(クルス)」が転じた語で、「十」を意味するようになり、「終わり」「最低」の意味になったとする説と、「限り」を意味する「切り」を語源とする説がある。

私は未だに「うつぶせ」と「あおむけ」がどっち向きか迷うので、ピンキリも上下をしょっちゅう取り上げるので確認まで。

それで本題ですが、将棋の世界からは、もう一つ「年功序列はプロとなった時点で消滅する」というのも導入した方がいいでしょう。実力が切実に必要とされる世界で、それ意外の要素が判定材料になるほど実力の持ち主を傷つけることはないですから。

ところが、プログラマーに限らずコンテンツビジネスでそれはきちんと守られているのでしょうか?

ちゃんと若いのに負けた老兵が去らないと、若くてイキのいい奴らはクサりますぜ。

日本に老いては、失礼、おいてはこちらの方が「定年説」よりよっぽど問題にも思えるのですが。

Dan the 0x24-Year-Old Man


  1. 元服の事。冠婚葬祭の中で一番知られてないでしょう。

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あと僕は12月31日が誕生日で0x20歳になるので誕生日プレゼントもお待ちしています!! Amazon.co.jp: 荒川智則: phaのほしい物リスト(大事にします)
ニートだけどボーナスとかクリスマスプレゼントとかお年玉とか年末調整とか欲しいです【phaのニート日記】at 2010年12月24日 20:02
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50491138.html少なくとも弊ブログ子のような低能でへたれなプログラマにはそのままあてはまる35歳定年説。それでも楽しいからダメダメでもこの世界にしがみついているわけだが(笑)まあ、小飼さんのようなスーパー・プログラマ...
プログラマ35歳定年説【無量大数 − 10の68乗の世界】at 2006年05月12日 14:21
この記事へのコメント
室町時代には「ピン」は最初・最低、
「キリ」は最後・最高を意味していたという説が
紹介されていました。

http://allabout.co.jp/family/seasonalevent/closeup/CU20060110A/index2.htm
Posted by Daisy-web at 2006年05月12日 21:42
もちろん、下のほう、という意味で使っています。> キリ

上だって際限がないじゃないか、という突っ込みが来そう (^^;) なので、補足しておくと:

スーパーな人は確かに際限がないと思えるくらいスーパーですが、人数としては大した人数ではなく、その気になれば(大変だけど)数え上げることさえ可能ですよね? 一方、下は本当に際限がない。下には下がいて本当に数え切れない。

あと、「若いのに負けた老兵が去らないと」というのはまったく同感で、いろいろやってます。そのへんの話は「実力主義・能力主義」というエントリで書いてますので、参照していただけると幸いです。
Posted by 仙石浩明 at 2006年05月12日 15:23
>「冠」の儀式として、どのようなものを想定されているのでしょうか

合同筆おろし。
特にプログラマの場合、これは非常に大きな価値をもつ儀式となります。
Posted by boguspokesman at 2006年05月12日 15:15
そういえば何故か30才のときに、知合いで集まって「成人式」をやってAERAで恥を晒していたりしました。
http://opendoors.asahi.com/data/detail/4987.shtml
Posted by hiroyuki oyama at 2006年05月12日 15:08
弾さんは現代における「冠」の儀式として、どのようなものを想定されているのでしょうか?35にもなった人間集めて成人式というわけにはいかないでしょうし。
Posted by 北斗柄 at 2006年05月12日 13:59
あれ、昔同じ事を調べて、ピンキリは1と10だからどっちが上でも下でもないって記述を見つけた覚えがあるのだが、さてどこだったか。
Posted by kosaki at 2006年05月12日 13:49
「冠」が元服のことだということ知りませんでした。
勉強になりました。
ちなみに私は35歳でプログラマです。
ピンかキリか?
「ピリ」です。
Posted by もけけ at 2006年05月12日 13:11