2006年06月09日 15:25 [Edit]

コマネチ大学数学科第8講

というわけで、ますます快調なコマネチ大学数学科。

薫日記: コマネチ大学「3.7%」達成!
制作会社のMさんからメールがきて、「たけしのコマネチ大学数学科」は、深夜帯にもかかわらず、前回の「必勝法」は、3.7%という高視聴率をマークし、同じ時間帯ではトップだったそうだ。

第8講は、トポロジョージ。顧問は中村先生。


まずは練習問題。

右はある立体を平面で表したものです。矢印と記号は、「ここから平面の外に出ると、ここから戻る」という意味。これはどんな立体でしょう?
    ↑○
    ○↓
←■  ←■
□→    □→
    ↑●
    ●↓

torus

番組では、回答者に年度粘土が配られ、これで実際の立体を作るという構成。答えは、球面。

で、本番問題。

これはどんな立体でしょう?
    ↑●
    ○↓
←■  ←■
□→    □→
    ↑●
    ○↓

torus

答えは、トーラス。マス北野のドーナツでもいいが、コマ大生の和式便器でもいい。女子東大生チームのみ不正解。

今回もコマネチフィールズ賞はマス北野の手に渡ったが、今回だけは異議を申し立てたい。「同じ程度正解」であれば、「ネタとして面白い」方に賞を出した方がいいのではないか。Totoの名にかけて、今回はコマ大生の方がマス北野より冴えてたと思う。

もっとも、今回は「数学ファン」にとっては最も物足りない講義だったかも知れない。上記の問題はあまりに有名すぎて、知識としてすでに答えを知っており、よって問題を解く愉しみが味わいにくいので。「美しき数学の世界」のコーナーで紹介された二つ穴トーラスの問題をいきなり出してもよかったのではないか?

ちなみに、最後に中村先生が紹介していたポアンカレ予想は、Clay Mathematics Instituteによるミレニアム懸賞の問題の一つで、解ければ賞金100万ドル。このミレニアム懸賞問題に関しては、↑で紹介したとおり中村先生ご本人によるブルーバックスが出ているのだが、ポアンカレ予想にさらに限定すると←の「ポアンカレの贈り物」が一番手に入りやすい入門だと思う。


Dan the Auditor Thereof

追記:

薫日記: 重版おめでとう!
コマネチ大学で交代で解説をしている中村先生の本が重版になったそうです。

というわけでTB。


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やっとこさ録画で確認したコマネチ大学数学科。 不変量とはなにか 今回は「美術館定理」。講師は中村先生。
コマネチ大学数学科第9講【404 Blog Not Found】at 2006年06月18日 00:05
この記事へのコメント
ポアンカレ予想は証明されたかもしれない
という垂れ込みが /. にありました。

http://science.slashdot.org/article.pl?sid=06/06/05/0440258&from=rss
Posted by Fomalhaut at 2006年06月10日 10:01
誤字さん、
粘土調整しました。最近の時間貧乏をことえりが見透かしたか?
Dan the Typo Generator
Posted by at 2006年06月09日 15:43
×年度→○粘土 ですよ。
Posted by 誤字 at 2006年06月09日 15:32