2006年10月17日 17:30 [Edit]

RTFM今昔

昔netnews今mixiといったところか。

IT戦記 - mixiの[C言語とC++言語コミュニティ]が酷すぎる件に付いて
  • 教えてください
  • 助けてください
  • 誰か力になってください
などなど、その 8 割が課題の丸投げのために建てられたトピックなのだ。

この話題にいかに歴史があるかといえば、ネットにコミュニティなるものが出来てから今に至るまでずっとあることからもわかる。FAQという言葉は、WWW以前から存在してたんだから。

こういう初心者による質問がそのコミュニティにおける発言の一定量を超えてくると、必ず"RTFM!"という言葉が飛んでくる。Read the Fu.king Manualの略だが、そのためのマニュアルを集めた場というのもやはりWWW以前からあって、ずばりrtfm.mit.eduというftpサイトがあったぐらいだ。いや、今もある。

ftp://rtfm.mit.edu/
今も健在
http://rtfm.mit.edu/
別サイトにリダイレクト

だから、amachangのentryを見て懐かしく思ったと同時に、しかしそれでも時代が変われば状況も変わるということを思い知らされた。

まず一つは、RTFM!発言の頻度。オープンな場においては、これは格段に減っている。今や質問する前にググるのは当然になり、RTFM!は"did you google that?"という発言に置き換えられつつある。しかもWikipediaのおかげで、あちこちにばらけていたマニュアル置場もだいぶ整理が進んだ。専門的なものに関してもそうで、たとえばPerlならsearch.cpan.orgがある。Javascript用のそれが欲しいなあ、とほほレベルでなくてsearch.cpan.orgレベルのそれが、というのは余談だが、何かを学ぶ、特にcomputer science系統に何かを学ぶという点において、初心者が初心者を卒業するのに必要な通過儀礼は格段に楽なものになっている。中級者以降となっても、学習欲はblogでかなり満たせるし、そこまでくれば開発者MLでも恥ずかしがらずに発言できる。今どきの「Geekのたまり場」の快適さは、隔世の感がある。

しかしその一方で、amachang報告の

コミュニティの説明
プログラミング言語CやC++についての、授業・講義・実験の課題を丸投げしちゃおう!きっとヒマジンの誰かがといてくれます。 仕事も研究も丸投げ問OK (☆゜-^)b

とまで「ひどい」のも存在しなかった。初心者に対するRTFM!の厳しいかけ声がある一方、Geekをヒマジン呼ばわりすることもまたなかったのだ。オープンソース成金のヒマジンですがなにか?

とはいえ、

日本のITの未来がとても心配なのです。

mixiのコミュだけ見て、いくらなんでもこれはないべ。気持ちはわかるが。amachang自身の存在がそれを証明しているではないか。昔はamachangやAudreyのように「ネットに育まれた」という経験そのものがありえなかったんだから。

おっさんの繰り言は以上。

Dan the Man with too Many Communities to Belong


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この記事へのコメント
失礼します。

通過事例⇒通過儀礼
Posted by yabu at 2006年10月17日 19:58
yabuさん、
あれま、ほんとだ。ありがとうごじゃいます。直しました。
「がぎぐげご」が「がぢぐげご」になる癖が実はあります。英語の影響かしらん。
ダン コジャイ ダ タイポ ゲネレーター
Posted by at 2006年10月17日 20:06