2007年02月24日 00:15 [Edit]
アマグラマーの時代
以下のように書いたけれども、私はシュミグラマーやタマグラマーを「下に見て」いるわけではない。
404 Blog Not Found:プロ^2グラマーは社交が8割趣味でプログラムをするシュミグラマーや、本職は別にあって、たまにプログラムするタマグラマーはとにかく、プログラミングそのものを職にしているプロプログラマー(以下プロ^2グラマー)の業務の8割は、実はプログラムを書く事ではない。
それどころか、現在においては、シュミグラマーやタマグラマー、まとめるとアマグラマーこそが、プログラマーの主流であるとも言える。
なぜLightweight Languagesが注目を集めるようになったかといえば、このことが背景にある。
例えば、perlがブレイクしたのは、システム管理者という、業務で電脳を扱ってはいるものの、プログラムそのものには給料が出ない人々が愛用したからだ。それがWebがブレイクした後、CGIを書くのにも便利なことに気がついた。このあたりからperlのプロ^2グラマーが成立するようにはなったが、perlの原点はあくまでタマグラマーであり、シュミグラマーであり、そしてアマグラマーなのである。
PythonとRubyにしてもそうだ。Perlはシュミが悪いと思った人々がPythonistasとなり、そしてPerlは自由すぎてアマにはついていけないという人々がRubyistsとなった。凡人・軍人・変人といった違いはあるが、対象とするユーザーの筆頭が「素人」だということは共通している。
多分これは、Lispが常にプロの絶賛されつつもブレイクしない一番の理由でもある。タマグラマーにはS式はきつすぎるのである。Lispは何でも出来るし、特に「はじめはどうやったらいいのか検討もつかない問題」をあれこれいじり回すには最高なのだが、「こうすればいい」がある程度分かっている問題をさくっと片付けるには取っ付きづらい。抽象を抽象のまま扱うのにS式は最高だが、ほとんどのユーザーが片付けたいのは、具象なのである。
こうしてツールが揃ってくると、かつてはプロ^2グラマーを必要とした仕事もアマグラマーで充分間に合うようになってくる。PHPもJavaScriptも、HTMLが「本業」の人々のための「アマグラミング環境」と言ってしまえば言い過ぎだろうか。
それ故に、プログラマーという職種は、間口が広くなっている代わりにプロとして認められるためのバーも上がっているように思う。日本ではSEとプログラマーというのは別の職種のように扱われることも多いようなのだが、その分類でいくともはやプログラマーはアマグラマーに入ってしまっているようにすら見受けられる。かつては仕様書をプログラムに翻訳するだけでプログラマーだったが、極論してしまえば今や仕様書はそのまま実行できてしまう。仕様書そのものを書く能力がないとプロ扱いしてもらえなくなりつつあるのだ。
そして仕様書とは何かを考えてみると、問題という具象を抽象化したものと見なせるし、そして問題によっては抽象をさらにまとめて「メタ抽象」化するのも有効な手段である。これらの抽象レベルを自由自在に行き来できることが、プロ^2グラマーには求められる。要するにメタグラマーである。
しかし、メタグラマーでなくても、解決できる問題はいくらでもある。というよりそうした問題が問題の大半を占めている。こうした問題を、プロ^2グラマーに依頼するまでもなく自分で解決できる今や、大半のプログラマーはアマグラマーであり、そしてこうしたアマグラマーたちの生活を快適にする道具を提供することこそがプロ^2グラマーの最重要の仕事となりつつある。
私はプロ^2グラマーはメタグラマーであるがゆえにメタ労働者であり、そうであるがゆえにメタ労働基準が適用されるべきだと思っているが、それは「プログラマー」扱いされている人々全てをメタ労働者扱いせよということではない。実はこうした人々の多くがアマグラマー、少なくともタマグラマーであり、タマグラマーである以上、彼らは通常の労働者と同様の労働基準を要求する権利がある。
メタグラマーはメタなだけに、自分の仕事環境もまたハックの対象である。というよりそれらをハックする権限が与えられていないのに責任だけ押し付けるのは本末転倒もいいところだ。環境をハックする権利があってはじめてメタグラマーは本領を発揮できる。裁量もないのに裁量労働制というのは、プログラムを禁じられたプログラマーも同様ではないか。
Dan the Codesmith
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メタグラマーじゃないと解決できない問題は、問題でないとされているのではないでしょうか。例えばgoogleは検索の精度を向上させるという問題を解決することで、検索の代名詞を得ましたが、google以前にはこうした問題は問題とされていなかったはずです。
メタ問題は、こうした氷山の下に隠れている問題を認識することじゃないでしょうか。
最近よくこの表示を見かけるんだけど、
ウザすぎ。別のサイトでは、マウス
ポインタをくわえて制御不能にする
鳥が表示された。気分悪。
これは「あるふぁぶろがーのサイト
を訪問すると気分を害する」ように
作られたくらっかーの嫌がらせでしょうか?
弾さんの技術力でもって非表示にしてほしい。
プログラマにとっておいしい仕事はアマグラミングにこそある。

